2019年5月29日付の報道は、未来の食糧危機を救う可能性を秘めた、ユニークな新製品の登場を伝えました。MNH(東京都調布市)が発売したのは、昆虫を使ったヘルシーなおつまみ**「スーパーコオロギおつまみ」**です。これは、高タンパク質で、必須アミノ酸、オメガ3脂肪酸、鉄分などが豊富なコオロギを、こんがりローストして味付けしたもので、私たち日本の食卓に新しい選択肢を提案するものです。
この商品の最大の魅力は、その栄養価の高さと、サクサクとした食感です。味付けは「ガーリック」「ピザ」「カレー」「わさび」の4種類が用意され、ビールや日本酒など、お酒に合うよう濃いめの味付けに仕上げられています。しかし、やはり「昆虫食」というジャンルであるため、その見た目のインパクトは無視できません。SNS上では当時、「ついにコオロギが食卓に」「最初は抵抗があるけど、高タンパクなら試してみたい」といった、好奇心と抵抗感が入り混じった反響が寄せられていました。
ここで言う必須アミノ酸とは、人間の体内で合成できず、食事から摂取しなければならない重要なアミノ酸のことです。コオロギは、牛肉や鶏肉よりも環境負荷が低く、効率よくタンパク質を生産できるため、未来の食糧として世界的に注目を集める**「昆虫食」**の代表格です。内容量は3.7グラムで税別320円と、気軽に試せる価格設定でした。
コラムニストとしての私の意見ですが、MNHのこの挑戦は、単なるゲテモノ食いではありません。これは、「フードテック」という最先端の技術と、「食糧の持続可能性」という地球規模の課題を解決しようとする、非常に重要な試みです。まずは「おつまみ」という手軽な形から市場に投入し、消費者の昆虫食に対する心理的なハードルを下げていくという戦略は、理にかなっているでしょう。私たち消費者は、この「スーパーコオロギおつまみ」を通じて、食の多様性と地球の未来について考える機会を得るべきではないでしょうか。
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