2020年(令和2年)に迫った東京オリンピック・パラリンピック競技大会を記念して、飲料大手が華やかなデザインの缶やペットボトルを続々と市場に投入しています。特に、アサヒビールと日本コカ・コーラという業界の巨頭が仕掛ける限定デザインは、大会への期待感を一層高めてくれることでしょう。これは単なる商品のリニューアルではなく、国民的なお祭りの機運を醸成する重要な役割を担っていると私は感じています。
アサヒビールからは、2019年(令和元年)7月2日から8月31日までの期間限定で、特別デザインの缶ビール「アサヒ ゴールドラベル」が発売されます。この商品は、五輪のラベルに金メダルをモチーフとした、その名の通り「ゴールド」に輝く特別な装飾が施されているのが特徴です。この専用デザインは、消費者の東京五輪に対する熱狂と期待を刺激する狙いがあると考えられます。アサヒビールは、この記念すべき商品で25万ケース(大瓶20本換算)という大きな販売目標を掲げており、その力の入れようが伺えます。
「アサヒ ゴールドラベル」は、単にパッケージが豪華なだけでなく、中身の品質にもこだわり抜いています。より「コク」の深い味わいを追求するため厳選された麦芽を使用し、さらに華やかな香りを演出するファインアロマホップなどの原料が贅沢に使われています。「ファインアロマホップ」とは、ホップの中でも特に香りが良く、ビールの風味を豊かにする最高級品種のことで、これを使用することで、まさに金メダル級の特別な味わいが楽しめるのではないでしょうか。生産は、福島県本宮市にある福島工場と名古屋市の名古屋工場で行われます。
一方、日本コカ・コーラからは、緑茶ブランド「綾鷹」(あやたか)の五輪エンブレムを活用したデザインボトルが、2019年(令和元年)6月17日からすでに販売を開始しています。「綾鷹」は、伝統的な「にごり」のある味わいが特徴の本格的な緑茶飲料ですが、この記念ボトルは、オリンピックの会場や選手村で実際に提供される予定となっているため、大会の象徴である「エンブレム」をラベルに用いることで、まさに大会公式飲料としてのムードを盛り上げています。
記念ボトルとして用意されているのは、525ミリリットル入りと2リットル入りの2種類で、中でも525ミリリットル入りのボトルには、エンブレムの色が異なる4種類のデザインが展開されており、コレクター心をくすぐる仕様となっています。この取り組みに対し、SNS上では「デザインがカッコいいから全種類集めたい!」「アサヒのゴールドラベルは絶対ビール党にはたまらない」「綾鷹のエンブレムボトルで、もうオリンピックが始まる気分!」といった、限定デザインへのポジティブな反響や購入意欲を示すコメントが多く見られ、消費者の盛り上がりは確かなものだと感じられます。
「アサヒ ゴールドラベル」はコンビニエンスストアの店頭で1缶350ミリリットル入りが225円前後、そして「綾鷹」の525ミリリットル入りは151円と、どちらも手に取りやすい価格帯です。この限定商品の発売は、単に喉を潤すための飲料という枠を超え、世界的なスポーツの祭典への期待を形にした「飲む記念品」と言えるでしょう。この夏は、これらの特別なドリンクを片手に、来るべき東京2020オリンピックに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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