秋田・角館に新たな息吹!築100年の「蔵」が高級古民家ホテルへ変身【2019年秋開業予定】

みちのくの小京都と称され、風情ある街並みが人気の秋田県仙北市角館町。ここに2019年秋、驚きの宿泊施設が誕生するというニュースが飛び込んできました。なんと、JR東日本秋田支社が、築100年を誇る歴史ある「蔵」を、高級古民家ホテルとして再生させるというのです。

計画によると、2019年07月01日現在、田町武家屋敷通りにある「あきた角館 西宮家」の敷地内に佇む2つの蔵をリノベーションするとのこと。この「リノベーション」とは、単なる修繕にとどまらず、建物に新たな機能や価値を与えて再生させる大規模な改修のことを指します。

歴史を肌で感じる、贅沢な滞在空間

今回改修されるのは、1919年(大正8年)に建てられたという、まさに歴史の生き証人とも言える建物です。具体的には「前蔵」と、漬物などを保管していた「ガッコ蔵」の2棟が対象となります。それぞれの蔵は2階建てで、延べ床面積は95平方メートルと70平方メートルという広さを誇ります。

内部には浴室やトイレ、ベッドなどの現代的な設備が整えられ、1棟につき最大5名から10名が宿泊可能になる予定です。歴史ある重厚な外観はそのままに、快適な滞在ができる空間へと生まれ変わるなんて、想像するだけでワクワクしてきませんか。

「通過型」から「滞在型」観光地への転換

このプロジェクトの背景には、角館を単なる観光地から「滞在型観光地」へと進化させたいという狙いがあります。これまでの角館は、日帰りで武家屋敷を散策するスタイルが主流でした。しかし、夜の静寂や朝の清々しい空気を味わえる宿泊施設を作ることで、より深い地域の魅力を発信しようとしているのです。

ターゲットとして想定されているのは、近年増加の一途をたどる「インバウンド」、つまり訪日外国人旅行者や、富裕層の方々です。宿泊料金は1泊1人数万円を想定しているとのことで、ハイクラスな層に向けた極上の「和」の体験が提供されることでしょう。

SNSでの反響と今後の展望

この発表を受け、SNS上では早くも話題沸騰中です。「歴史的建造物に泊まれるなんて夢みたい!」「古い建物を壊さずに活用するのは素晴らしい取り組み」「秋田への旅行のきっかけになる」といった、期待と称賛の声が数多く上がっています。一方で、「予約が取れない人気宿になりそう」といった嬉しい悲鳴も聞こえてきそうです。

私自身、編集者としてこのニュースには強く心を動かされました。地方には活用されていない素晴らしい古民家や蔵が数多く眠っています。JR東日本という大企業が、地元自治体や観光協会と連携してこうした再生事業に取り組むことは、日本の観光産業における重要なモデルケースになるのではないでしょうか。

なお、JR東日本は角館エリア内でもう1軒の古民家ホテル開業も目指して交渉中とのこと。2019年5月には仙北市や観光協会との連携協定も結ばれており、今後の展開から目が離せません。歴史と現代が融合する新しい角館の姿、今から秋の開業が待ち遠しいですね。

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