2019年7月1日の未明、多くの人々が眠りについている時間帯に、静寂を切り裂くような痛ましいニュースが飛び込んできました。広島県三原市本郷町船木付近の山陽自動車道上り線にて、車両4台が関係する大規模な多重衝突事故が発生したのです。警察の発表によれば、事の発端は午前3時15分ごろとのこと。最初は乗用車と大型トラックの衝突から始まり、そこへさらに別のトラックとバスが次々と乗用車に追突するという、まさに悪夢のような連鎖が起きてしまいました。
この事故により、現場は一時騒然とした状況に陥ったようです。大型トラックを運転していた広島市西区新庄町にお住わいの大町五月さん(67)が、出血性ショックにより尊い命を落とされました。「出血性ショック」とは、怪我などによる大量の出血で全身に血液が回らなくなり、臓器が機能不全に陥る極めて危険な状態を指します。また、乗用車に乗っていた男性も搬送先の病院で死亡が確認されており、県警が現在、身元の特定を急いでいます。
路上に投げ出された命、二次被害の恐ろしさ
県警高速隊の調べによると、亡くなられたお二人は路上に倒れている状態で発見されたといいます。これは、最初の衝突後に車外へ出たところを、後続車に巻き込まれてしまった可能性を示唆しており、いわゆる「二次被害」の恐ろしさを物語っています。高速道路上でのトラブルは、車内に留まるべきか、ガードレールの外へ避難すべきか、瞬時の判断が生死を分けることがあり、改めてその過酷な現実を突きつけられた思いです。
ネット上のソーシャルメディアでは、この事故に対して早朝から多くの反応が寄せられています。「山陽道で大きな事故があったみたいで全く動かない」「夜中の高速は視界も悪いし、本当に怖い」「亡くなった方が気の毒すぎる」といった、事故の悲惨さを嘆く声や、通行止めによる交通への影響を心配する声が相次いで上がっている状況です。現場周辺を通行予定の方は、最新の交通情報をこまめに確認する必要があるでしょう。
編集後記:明日は我が身、ハンドルを握る責任
私自身、このニュースに触れて胸が締め付けられる思いです。深夜の高速道路は物流を支えるプロドライバーの方々や、遠方へ向かう人々にとって重要なライフラインですが、一瞬の油断や不運が取り返しのつかない事態を招く場所でもあります。特に夜間は周囲の状況把握が難しく、停止車両への対応も遅れがちになります。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、私たち一人ひとりが「明日は我が身」と捉え、より一層の安全運転を心がけていきたいものです。
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