2019年07月04日、警視庁組織犯罪対策5課は、覚醒剤を自らの体内に隠して密輸しようとしたとして、ポルトガル国籍のアンドラーデ・マルコ・アウレリオ容疑者を逮捕したと発表しました。42歳の同容疑者にかけられているのは、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いです。国境を越える犯罪の手口は年々巧妙化していますが、今回の事件はまさに「命がけ」とも言える異様な実態を浮き彫りにしています。
警察の調べによると、容疑者の体内からは長さ約4センチから5センチほどのプラスチック製容器が、なんと69個も発見されました。これらの容器の中には、合計で約673グラムもの覚醒剤が詰め込まれていたというから驚きです。こうした手法は、専門用語で「ボディパッキング」と呼ばれています。これは、密輸品をパッキングした袋や容器を飲み込んだり、直腸などの体腔内に隠したりして運ぶ非常に危険な密輸方法を指します。
万が一、体内で容器が一つでも破損してしまえば、致死量を遥かに超える薬物が血中に流れ出し、即座に命を落とす危険性があるのです。SNS上ではこのニュースに対し、「人間を運び屋にする非道な手口に恐怖を感じる」といった声や、「これだけの量を見抜いた税関や警察の捜査能力がすごい」といった驚きのコメントが相次いでいます。自分の命を危険にさらしてまで犯罪に手を染める背景には、巨大な犯罪組織の影がちらつきます。
私個人の見解としては、こうした「人間を道具として扱う」密輸手口は、決して許されるものではないと強く感じます。一度に600グラムを超える多量の薬物が国内に流入すれば、それだけ多くの人々の生活が破壊されることになったでしょう。今回の逮捕劇は、水際対策の重要性を改めて世間に知らしめる結果となりました。今後、背後にある供給ルートが完全に解明され、二度と同様の悲劇が繰り返されないことを願ってやみません。
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