神戸空港の空が劇的に変わる!FDA新規就航とスカイマーク増便で加速する関西3空港の利便性向上

2006年の開港以来、関西の空を支えてきた神戸空港がいま、大きな転換期を迎えています。2019年05月に開催された「関西3空港懇談会」において、1日の発着枠が60便から80便へと引き上げられ、運用時間も23時まで延長されることが決定しました。この歴史的な規制緩和を受けて、航空各社が具体的な動きを加速させています。SNS上でも「神戸からの選択肢が増えるのは嬉しい」「夜遅くまで飛べるようになるのは便利」といった期待の声が続々と寄せられており、地域の熱気は高まるばかりです。

こうした追い風の中、静岡市に拠点を置くフジドリームエアラインズ(FDA)が、2019年10月27日から神戸空港へ新規就航することを発表いたしました。同社の三輪徳泰社長は2019年07月05日の記者会見で、神戸を「憧れの空港」と表現し、ビジネスと観光の両面で大きな魅力を感じていると語っています。FDAは地域間を結ぶ「リージョナル航空」として定評があり、76席から84席程度の程よいサイズの機体を用いることで、きめ細やかなサービスを提供することが期待されています。

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FDAが狙う新路線とスカイマークの攻勢

FDAが検討している路線には、信州の玄関口である松本線や、四国の高知線が含まれています。これまで関西圏からアクセスに時間を要したエリアが、空路で結ばれることによる経済効果は計り知れません。専門用語で「リージョナル航空」とは、比較的小規模な都市間を中小型機で結ぶ航空輸送を指しますが、FDAはこの分野のエキスパートです。関西学院大学の上村敏之教授も、同社のネットワークが札幌から鹿児島まで広がっている点に触れ、今後の路線拡大に太鼓判を押しています。

一方、神戸空港を拠点とするスカイマークも負けてはいません。同社は2019年08月01日から、那覇、長崎、茨城の3路線で合計6便の増便に踏み切ります。市江正彦社長によれば、今回の増便によって年間30万人規模の利用者増が見込めるとのことで、特に関心の高かった日中時間帯の利便性が飛躍的に向上するでしょう。同社はこれまでも「手軽な空の旅」を象徴する存在でしたが、今回の増枠によってその立ち位置はより強固なものになるに違いありません。

編集者の視点から申し上げますと、今回の神戸空港の規制緩和は、単なる便数増加以上の意味を持っています。これまで「伊丹・関空」の影に隠れがちだった神戸が、独自のカラーを持つFDAを迎え入れることで、関西全体の空の競争力が一段引き上げられるのは間違いありません。特に、大型機では採算が合いにくい地方都市へのルートを開拓するFDAの戦略は、神戸空港のポテンシャルを最大限に引き出す最適解と言えるのではないでしょうか。

さらに、視線はその先にある2025年の大阪・関西万博へと向いています。スカイマークの市江社長が「国際便を飛ばせれば一番いい」と意欲を示す通り、将来的な国際化への期待も現実味を帯びてきました。国内線の充実が国際化への足掛かりとなり、神戸が世界と繋がる日はそう遠くないのかもしれません。まずは2019年10月のFDA就航が、どのような新しい風を神戸に運んでくれるのか、その記念すべき第一歩を私たちもしっかりと見守っていきたいところです。

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