【2019年6月・7月公演ガイド】必見の舞台芸術を深掘り!ミュージカル、バレエ、室内楽、そして注目の来日オーケストラ

2019年6月と7月にかけて、東京の舞台芸術シーンは非常に賑わいを見せており、ミュージカルからクラシックバレエ、室内楽、さらには海外オーケストラの公演まで、多様なジャンルの注目作品が目白押しです。このガイドでは、感動と興奮を約束する選りすぐりの公演を深掘りしてご紹介いたします。劇場での体験は、私たちの日常に新たな視点や豊かな感性をもたらしてくれることでしょう。

まず、ミュージカルの分野から、文学作品を舞台化した意欲作「てだのふあ」をご紹介します。児童文学作家・灰谷健次郎氏の小説『太陽の子』を原作としており、神戸の沖縄料理店を舞台に展開する心温まる物語です。この作品は、イッツフォーリーズと東京ヴォードヴィルショーという二つの個性的な劇団がタッグを組んでミュージカル化し、脚本・作詞はタレントとしても活躍するラサール石井氏が担当しています。出演者には、井上一馬氏やあめくみちこ氏といった実力派が名を連ねており、2019年7月10日から15日まで、新宿の紀伊國屋サザンシアターで上演されます。チケットは7,000円で、オールスタッフ(電話:03-5823-1055)にて取り扱い中です。SNS上では、原作のファンを中心に「あの感動的な物語がミュージカルになるなんて!」といった期待の声が多く聞かれ、特に沖縄の文化や歴史がどのように表現されるかに注目が集まっているようです。

次に、クラシックバレエの華やかな世界にご案内しましょう。新国立劇場では、デヴィッド・ビントレー氏の振付による「アラジン」が上演されます。これは、19世紀の著名なバレエ音楽作曲家であるカール・デイヴィス氏が作曲した作品で、2008年に初演された現代的な解釈のバレエです。おとぎ話『アラジンと魔法のランプ』を題材としており、エキゾチックな世界観とダイナミックな群舞が魅力の演目として知られています。今回の公演では、アラジン役に福岡雄大氏(6月15日と22日夜公演)、奥村康祐氏(6月16日と23日公演)、福田圭吾氏(6月18日と22日昼公演)という人気ダンサーたちが日替わりで配役されるのも見どころの一つです。公演は2019年6月15日、16日、18日、22日、23日に初台の新国立劇場にて開催され、チケット料金は12,960円から3,240円まで設定されています。問い合わせは新国立劇場(電話:03-5352-9999)までどうぞ。ビントレー版の「アラジン」は、その独創的な演出がバレエファンの間で非常に評価されており、「今年の公演も楽しみ」という声が多数投稿されています。

👑バレエの名作『シルヴィア』と室内楽・邦楽の粋を集めたコンサート

さらにバレエ公演では、井上バレエ団による「シルヴィア」も見逃せません。この作品は、フランスの作曲家レオ・ドリーブ氏の音楽による、ギリシャ神話を基にした傑作バレエです。愛の神エロスに仕える狩りの女神シルヴィアと羊飼いアミンタの恋物語が描かれています。井上バレエ団による公演は、石井竜一氏が構成・演出・振付を手掛けたバージョンで、シルヴィア役は田中りな氏(7月20日)と源小織氏(7月21日)、アミンタ役は荒井成也氏(7月20日)と浅田良和氏(7月21日)がそれぞれ務めます。公演は2019年7月20日午後6時30分と21日午後3時に、後楽園の文京シビックホールにて行われます。チケット料金は9,500円から4,000円で、井上バレエ団(電話:03-3416-3656)が窓口です。『シルヴィア』の美しい音楽と、石井氏の洗練された演出が組み合わさることで、観客は古典バレエの持つ普遍的な魅力に引き込まれることでしょう。

クラシック音楽の分野では、室内楽の老舗アンサンブル「アール・レスピラン」の公演があります。この楽団は1985年に結成された、比較的小規模な編成で演奏する室内オーケストラです。2019年6月12日午後7時から、上野の東京文化会館小ホールで公演が予定されており、曲目にはバッハの息子であるC.P.E.バッハ氏の「4つのシンフォニアより第1番」などが含まれています。加えて、池田哲美氏の「《エレマン・クロワゼ》」や加藤真一郎氏の「室内オーケストラのための《紡ぎ歌》」といった、今回が世界初演となる現代曲も披露されるとのことです。新しい音楽に触れたいという方にとっては、貴重な機会になるに違いありません。チケットは4,000円で、ミリオンコンサート協会(電話:03-3501-5638)にて予約を受け付けています。

また、日本の伝統音楽である邦楽にも耳を傾けてみましょう。「絹の会」は、1980年に結成された箏(こと)合奏団で、箏の合奏を中心とした活動を行っているグループです。2019年6月14日午後7時より、水天宮前の日本橋劇場にて演奏会が開催されます。島津秀雄氏が編曲した「平成音物語り」など、日本の美しい響きを堪能できるプログラムとなっています。チケットは3,500円で、日本コロムビア(電話:03-3387-3926)にてお求めいただけます。繊細かつ力強い箏の音色は、私たちの心に静かな感動をもたらしてくれるでしょう。

🇫🇷ベルギー屈指のオーケストラが奏でる珠玉の響き

さらに、国際色豊かな公演として、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演が予定されています。この楽団は、ベルギーのフランス語圏ワロン地域を代表する名門オーケストラであり、その洗練された演奏スタイルで知られています。2019年7月1日午後7時、六本木一丁目のサントリーホールという最高の会場で、指揮者クリスティアン・アルミンク氏のもと、壮大な響きを届けてくれる見込みです。特に注目すべきは、若手ピアニストの小林愛実氏が独奏を務めるモーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番」です。ピアノ協奏曲とは、オーケストラとピアノ独奏者が対話するように演奏を繰り広げる楽曲形式で、この第20番はモーツァルトの数ある協奏曲の中でも特にドラマティックで人気が高いことで知られています。チケット料金は15,000円から4,000円までとなっており、カジモト・イープラス(電話:0570-06-9960)にて発売されています。名門楽団の重厚なサウンドと、日本の若き才能である小林氏の瑞々しい演奏が織りなすハーモニーは、クラシックファンにとって至福の体験となるに違いありません。この機会にぜひ、世界最高峰の音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

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