【家電IoT】シャープ・KDDI・セコムが手を組む!経産省主導の異業種連携で実現する「つながる家電」の新・見守りサービスに迫る

近年、インターネットと家電を連携させる「つながる家電」、すなわち**IoT(アイオーティー:モノのインターネット)技術が注目を集めています。これは、テレビやエアコン、冷蔵庫といった身の回りの電化製品を無線ネットワークで接続し、生活をより便利で豊かなものにする仕組みです。このIoT家電の普及と、それによって可能となる新しいサービスの創出を目指し、経済産業省が異業種の企業連携を促す事業に、強力な企業連合が参加することが明らかになりました。

その中でも特に注目されるのが、シャープ、KDDI、セコム、オムロンヘルスケアなどによって構成される企業連合です。このグループは、空調機器や調理器具などの利用状況に関するデータを無線で集約し、生活者の動きを細かく把握する「見守りサービス」を新たに始める計画を発表しました。これに、セキュリティサービスの大手であるセコムの高齢者見守りサービスも加わることで、家族が離れて暮らす高齢者の日々の安否確認や異変の早期察知が、より高精度で実現されると期待されています。

経済産業省が2019年6月3日に発表したこの事業は、IoT家電のデータ活用における大きな一歩となります。他にも、大阪ガスは西部ガスやアイシン精機などと連携し、給湯器から得られる詳細なデータを分析することで、高齢者の入浴状況を見守るなど、生活に密着した新しいサービスを開始する予定です。さらに、IT技術を扱うキーウェアソリューションズはテルモと、東芝映像ソリューションは東芝ライフスタイルと組むなど、多様な分野の企業が連携を深めています。

これらの企業連合は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンといった多岐にわたる家電機器から収集される膨大なデータをAI(人工知能)**技術で解析し、それを基にした革新的な新サービスの開発に注力していく方針です。AIとは、人間の脳が行うような学習、認識、判断といった作業をコンピューターで実現する技術のことであり、複雑な生活データを分析し、パターンを見つけ出す能力に長けています。

現状の「つながる家電」市場では、複数の企業が協力してデータを持ち寄り、それを活用して新しいサービスを提供するという動きは、まだ活発とはいえませんでした。経産省の狙いは、まさにこの「異業種連携」の場を提供することにあります。企業間の垣根を越えたデータ共有と技術の融合こそが、ユーザーの真のニーズに応える、付加価値の高いサービスを生み出す鍵となるでしょう。

この異業種連携の取り組みは、SNSでも大きな反響を呼んでいます。「家電とセキュリティが連携するのは心強い」「遠方に住む親のことが心配だから、こういうサービスはぜひ実現してほしい」といった声が多く聞かれ、特に高齢者の見守りに対する社会的な関心の高さを感じさせます。私の意見としても、テクノロジーの力で家族の安心・安全をサポートするサービスは、現代社会において最も求められる分野の一つだと考えます。各社の得意分野を融合させ、生活者の「困った」を解決する新サービスの誕生が待ち遠しい限りです。

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