高級腕時計の月額制レンタルサービスとして知られる「カリトケ」を運営するクローバーラボ株式会社が、新たな試みに打って出ました。大阪市に本社を置く同社は、2019年08月21日より、いよいよスマートウォッチの貸し出しサービスをスタートさせます。これまで機械式の高級時計をメインに扱ってきた同サービスが、ついにデジタルデバイスの領域へとその翼を広げることになりました。
今回、ラインナップの主役として白羽の矢が立ったのは、世界的に圧倒的なシェアを誇る米アップル社の「アップルウォッチ」です。最新のテクノロジーが凝縮されたこのデバイスは、今や腕元の定番として確固たる地位を築いています。これまでは購入するのが当たり前だったガジェットを、あえて「借りる」という選択肢が加わったことは、多くの時計ファンにとって新鮮な驚きを持って迎えられるに違いありません。
なぜ、あえてスマートウォッチのレンタルに踏み切ったのでしょうか。同社は、製品の進化スピードが極めて速いという点に着目しました。伝統的な機械式腕時計は、適切なメンテナンスを施せば一生モノとして愛用できるのが魅力です。一方で、電子機器であるスマートウォッチは、短期間で次々と高性能な新機種が投入されるという特性を持っており、常に最新モデルを追いかけたいというユーザーの要望が非常に高い分野といえます。
インターネット上のSNSなどでは、この発表を受けて「高価な最新モデルを気軽に試せるのは嬉しい」「購入前に自分の生活スタイルに合うか確かめてみたい」といったポジティブな反応が相次いでいます。やはり、数万円から十数万円もするガジェットを、手頃な定額料金で利用できる仕組みには、賢い消費を求める層から熱い視線が注がれているようです。所有から利用へと、価値観がシフトしている現代らしい動きだと言えるでしょう。
私は、今回のクローバーラボの決断を、単なる品揃えの拡充以上の意味があると感じています。高級時計の世界はこれまで、やや敷居が高いイメージがありましたが、スマートウォッチという身近な入り口を設けることで、若年層を含む幅広い世代が「腕時計を楽しむ文化」に触れる絶好の機会になるはずです。トレンドを柔軟に取り入れる同社の姿勢は、今後のレンタル市場のスタンダードを塗り替えていく可能性を秘めています。
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