芸術の秋が深まる2019年10月21日現在、アートファンの間で大きな話題を呼んでいるイベントをご存知でしょうか。東京都渋谷区広尾に位置する山種美術館にて、移転開館10周年を記念した素晴らしい特別展が、いよいよ来月より幕を開けます。
本展覧会のテーマは、ズバリ「色」です。日本画家たちが生涯をかけて追究し、カンヴァスの上に表現してきた色彩の力に焦点を当てています。選び抜かれた約50点の傑作を通して、画家と色の切っても切れない深い絆を読み解くことができるでしょう。
SNSでも話題沸騰!天才画家たちが操る「色彩」の秘密
今回特に注目すべきは、東山魁夷が描く「年暮る」などの静謐な青と、奥田元宋の「奥入瀬(秋)」に見られる燃えるような赤の対比となります。SNSのTwitter上でも「あの魁夷の青を間近で見られるなんて最高」「元宋の赤は絶対に生で体感したい」と、開催を待ちわびる声が続出している状況です。
ここで少し専門用語である「日本画」について解説させてください。日本画とは、岩絵具と呼ばれる天然の鉱物を砕いた顔料を主に用いて描かれる伝統的な絵画のことです。この岩絵具のザラザラとした質感や、光の反射によって変わる独特の輝きが、他にはない奥深い発色を生み出しています。
だからこそ、印刷物やスマートフォンの画面越しでは伝わらない、本物の圧倒的な美しさがそこには存在するのです。東山魁夷の「青」は見る者の心を静め、奥田元宋の「赤」は生命のエネルギーを感じさせてくれます。ぜひ実際に足を運び、鉱物が放つ本物の煌めきをご自身の目で確かめてみてください。
現代人にこそ必要な、色に癒される特別な時間
個人的な意見を申し上げますと、慌ただしい現代社会を生きる私たちにこそ、このような色彩にどっぷりと浸る時間が必要不可欠だと感じています。情報が溢れかえる日常から少しだけ離れて、静かな美術館で美しい色と対話することは、心のデトックスに繋がるのではないでしょうか。
開催期間は2019年11月2日から2019年12月22日までとなっております。開館時間は午前10時から午後5時までで、ご入館は午後4時30分まで可能です。休館日は毎週月曜日ですが、2019年11月4日は祝日のため開館し、翌日の2019年11月5日がお休みとなりますのでご注意ください。
秋から冬へと季節が移り変わる美しいこの時期に、ぜひ広尾の山種美術館へお出かけしてみてはいかがでしょうか。色鮮やかな日本画の世界が、きっとあなたの心に忘れられない豊かな感動を刻み込んでくれるはずです。
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