2019年冬、マンネリ解消!家族の絆を深める「我が家流クリスマスツリー」の飾り方とプロの秘訣

街中が煌びやかなイルミネーションに包まれる季節がやってきました。2019年11月30日現在、多くのご家庭でクリスマスツリーの準備が始まっていることでしょう。しかし、毎年同じ飾り付けで、どこか新鮮味に欠けると贅沢な悩みを抱えている方も少なくないはずです。

SNSでは「センス良く飾るのが難しい」「子供が適当に付けてごちゃごちゃになる」といった声が散見されます。そんなマンネリを打破し、家族の思い出に残るツリーを作るためのポイントを、おもてなしの専門家である斎藤みずほさんに伺いました。

斎藤さんによれば、家庭での飾り付けは「引き算」が重要だそうです。百貨店のような豪華さを自宅で再現しようとすると、空間に対して圧迫感が出すぎてしまいます。枝葉の緑が美しく映えるよう、オーナメントは表面積の2割程度に抑えるのが、洗練された印象を与えるコツです。

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テーマ設定と色彩設計で決まる「大人のツリー」

美しいツリーへの第一歩は、飾り始める前に「今年のテーマ」を決めることです。2019年の1年間を振り返り、誰のために、どんな思いを込めて飾るのかを家族で話し合う時間こそが、クリスマスの真の醍醐味と言えるでしょう。

テーマが決まれば、自然と使う色も定まります。大人らしい落ち着いた雰囲気を演出したいなら、色彩を3色以内に絞り、少し「くすんだ色合い」を取り入れるのがおすすめです。小さなお子様がいる場合でも、5色以内にまとめると、賑やかでありながら調和の取れた美しさが生まれます。

ここで専門用語の解説ですが、「テーブルコーディネート」とは、食卓を中心とした空間全体を演出する技術のことです。斎藤さんはこの視点から、ツリーも単なる置物ではなく、家族のコミュニケーションをデザインする装置として捉えていらっしゃいます。

例えば、斎藤さんご自身の2019年のテーマは「巣立ち」だそうです。大学卒業を控えた息子さんとの最後の家族団らんを意識し、ブルーやシルバーを基調とした気品ある色使いで、成長の喜びと一抹の寂しさを表現されています。

プロが教える「ひと手間」でツリーが息を吹き返す

具体的な手順として、最初に行うべきは枝の準備です。箱から出したばかりのツリーは枝が固まっていますが、一本一本に空気を含ませるように丁寧に広げるだけで、ボリューム感が劇的に改善されます。軍手を着用すれば、怪我の防止だけでなく、積もったホコリを掃除できる一石二鳥のテクニックです。

オーナメントを飾る際は、大きなものから順に、下から上へ「ジグザグ」に配置していくのが鉄則です。重心が上に偏ると不安定に見えるため、足元をどっしりと構えるのがバランスを保つ秘訣となります。時折、ツリーから離れて全体を俯瞰し、隙間を調整する冷静さも忘れてはいけません。

さらに、意外と見落としがちなのが「根元」の処理です。鉄製のスタンドやプラスチックの台座がむき出しだと、一気に生活感が出てしまいます。お洒落な布で覆ったり、プレゼントに見立てた空き箱を配置したりするだけで、まるで高級ホテルのような格調高い仕上がりへと変貌します。

高さが1メートルに満たない小型のツリーであれば、床に直置きせず、出窓やキッチンカウンターなどの高い位置に設置してみましょう。視線が上がることで存在感が増し、部屋全体に華やかさが広がります。

「我が家らしさ」を隠し味に添えて

最後にご提案したいのが、市販の飾りだけでなく「思い出の品」を一つだけ混ぜることです。旅行先で見つけた小さな雑貨や、お子様が大切にしていたおもちゃなどを「隠しアイテム」として忍ばせることで、世界に一つだけの物語が宿るツリーが完成します。

一方で、スペースの関係でツリーを置けない場合も、諦める必要はありません。2019年のトレンドとして、LED内蔵のスノードームや小型のオブジェが人気を集めています。東急ハンズの田中耕介さんによれば、これらを「三角形」を意識して配置するだけで、限られたスペースでもクリスマスらしい立体感を演出できるそうです。

私個人としては、完璧に整えられたツリーよりも、少しだけ生活の匂いや家族の歴史が感じられる飾りの方が、冬の夜を温かく照らしてくれると感じます。ルールに縛られすぎず、最後は「家族が笑顔になれるかどうか」を基準に、2019年のフィナーレを彩ってみてはいかがでしょうか。

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