ブレグジットが医薬品に与える影響とは?エーザイ内藤社長が明かす英国EU離脱への万全な備えと供給リスクへの懸念

イギリスの欧州連合、いわゆるEUからの離脱がいよいよ現実味を帯びてくる中で、医療業界には大きな緊張が走っています。エーザイの内藤晴夫社長は2020年1月9日、医薬品の承認審査や品質管理における両者間の連携について、早急かつ綿密な調整を求める声明を発表しました。新薬の誕生には極めて厳格な国のチェックが必要不可欠であり、現状のルールが急変することは患者さんの命に関わる重大な問題だからです。

もし十分な話し合いがないまま離脱が強行された場合、イギリス向けとEU方向けの製品で、それぞれ個別に厳しい品質検査を行う必要性が生じます。この二重の手間は流通の停滞を招きかねず、ネット上でも「必要な薬が届かなくなったらどうするのか」といった不安の声が相次いでいました。私たちはこうした国際政治の動向が、日常の医療に直結している事実を重く受け止めるべきでしょう。

これに対し、日本の大手製薬企業であるエーザイは、極めて迅速で頼もしい防衛策を講じています。内藤社長は、現地の工場における生産ラインの強化や、十分な流通在庫の確保をすでに完了していると明かしました。どのような不測の事態が起きても供給を途絶えさせないという、企業の強い使命感が伝わってきます。政治の混迷に左右されず、患者の安心を最優先する姿勢は高く評価されるべきです。

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