「札幌デート、どこへ行こう…?」 大切な人との時間は最高にハッピーにしたいけれど、いざプランを立てようとすると、魅力的なスポットが多すぎて逆に迷ってしまう…。そんな経験はありませんか? 北海道の中心都市・札幌は、四季折々に美しい表情を見せる豊かな自然と、洗練された都会の雰囲気が見事に調和し、訪れるカップルを飽きさせない、まさにデート天国とも呼べる街です。
春には可憐な花々が雪解けの喜びを告げ、夏には爽やかな風が吹き抜ける大通公園で開放的なビアガーデンを楽しみ、秋には燃えるような紅葉が街を彩り、そして冬にはすべてが真っ白な雪とキラキラ輝くイルミネーションに包まれる…。どの季節に訪れても、そこには忘れられないロマンチックな瞬間が待っています。
そして、札幌デートの魅力は美しい景色だけではありません。新鮮な海の幸、濃厚なラーメン、奥深いスープカレー、こだわりのジンギスカン、そして夜を締めくくる魅惑のシメパフェまで、食いしん坊な二人のお腹も心も満たしてくれる絶品グルメの宝庫でもあります。おしゃれなカフェでのんびり過ごしたり、美術館でアートに触れたり、あるいは少し足を延ばして大自然の中でアクティビティを体験したり…。札幌なら、どんなデートスタイルも叶えてくれるはずです。
でも、だからこそ悩んでしまうのがデートプラン。「定番スポットは押さえておきたいけど、人とは違う穴場も知りたい」「雨の日でも楽しめる場所は?」「予算は抑えたいけど、満足度は高くしたい!」「記念日だから、とびきりスペシャルな一日にしたい!」そんな、カップルごとに異なる様々な願いや状況があるでしょう。
ご安心ください!この記事は、そんなあなたの札幌デートに関するあらゆる悩みや疑問を解決するために作られた、まさに「究極のデートガイド」です。札幌の超定番&殿堂入りスポットの徹底解説はもちろん、食いしん坊カップルも大満足のグルメ情報、ロマンチックな雰囲気に浸れる感動スポット、アクティブに楽しめる体験型デート、知的好奇心を満たすアートや文化施設、そして心身ともに癒されるリラックスプランまで、目的や好みに合わせて深掘りした情報が満載。
さらに、雨や雪の日でも安心のインドアプラン、予算重視の無料&格安アイデア、大切な記念日を彩るスペシャルプラン、免許がなくても楽しめる公共交通機関活用術、そして時間帯や二人の関係性に合わせたデートの選び方まで、あらゆるシチュエーションに対応できる具体的なモデルコースも豊富にご提案します。
それだけではありません。デートを成功させるための予約テクニック、失敗しない服装選び、必須の持ち物リスト、賢い予算管理術、複雑な交通機関の完全ガイド、そしてデート中の「困った!」を解決するマニュアルや、会話がもっと盛り上がる豆知識まで…。「正直、ここまで教えてくれるの?」と思っていただけるような、リアルで実践的なお役立ち情報も惜しみなく詰め込みました。
この記事を読めば、もう札幌デートのプランニングに迷うことはありません。お二人の大切な時間が、最高に楽しく、そして忘れられない思い出でいっぱいになるように、私たちが全力でサポートします。さあ、この究極ガイドを手に、最高の札幌デートを探す旅へ、一緒に出かけましょう! きっと、お二人にぴったりの、心ときめくデートプランが見つかるはずです。
Table of Contents
札幌デート究極ガイド!定番から超穴場まで網羅!おすすめスポット&プラン300選

「札幌でデート、どこ行こう?」その悩み、この記事が完全に解決します!最新情報に基づき、札幌のデートシーンを徹底的にリサーチ。定番中の定番スポットはもちろん、「え、こんな場所あったの?」と思わず声を上げてしまうような超穴場スポット、さらには具体的なデートプランまで、なんと300選という圧倒的な情報量でお届けするのが、この「札幌デート究極ガイド」です。
正直、これさえ読めば他の情報はもう必要ないかもしれません。なぜなら、単なるスポットの羅列ではないからです。私たちは、実際にカップルが札幌で最高の時間を過ごすために何が必要か、という視点から情報を厳選し、深掘りしました。「ロマンチックな雰囲気に浸りたい」「美味しいものをとにかく食べたい」「アクティブに楽しみたい」「雨の日でもがっかりしたくない」「予算は抑えたいけど満足度は高くしたい」…そんな、カップルごとに異なるであろう、わがままな(でも、とっても大切な!)願いを叶えるための情報が、ここには詰まっています。
札幌という街が持つポテンシャルを最大限に引き出し、お二人の関係がさらに深まるような、忘れられないデートを実現するためのお手伝いをさせてください。膨大な情報量に最初は驚かれるかもしれませんが、必ずやお二人にぴったりのデートが見つかるはずです。さあ、最高の札幌デートを探す旅へ、一緒に出かけましょう!
札幌がデート天国な理由とは?【最新トレンド分析】

なぜ、これほどまでに札幌はデートスポットとして魅力的なのでしょうか?「観光地だからでしょ?」なんて、そんな単純な話ではありません。札幌がカップルにとって「デート天国」と断言できるのには、もっと深くて、そして納得できる理由があるのです。それは、この街が持つ独自のバランス感覚と、時代に合わせた進化にあります。
まず、圧倒的なグルメの魅力。新鮮な海産物はもちろん、ラーメン、スープカレー、ジンギスカン、そしてシメパフェ文化に至るまで、食の選択肢が無限大で、デートの目的に合わせてお店選びをするだけでもワクワクします。次に、都会的な利便性と豊かな自然の見事な融合。洗練されたショップやカフェが立ち並ぶすぐそばに、大通公園や中島公園のような広大な緑地が広がり、少し足を延ばせば藻岩山や定山渓の雄大な自然に触れられます。このギャップが、デートに多様な彩りを与えてくれるのです。
さらに、四季の変化が明確なことも大きな魅力。春のライラック、夏のビアガーデン、秋の紅葉、冬の雪景色とイルミネーション…季節ごとに全く異なる表情を見せるため、いつ訪れても新鮮な感動があり、再訪する楽しみも尽きません。そして、これらの魅力をコンパクトなエリアで楽しめる都市構造も、デートには最適と言えるでしょう。
最新トレンドとしては、再開発による新しい商業施設やホテルの誕生、体験型アクティビティの充実、そして、よりパーソナルなニーズに応える隠れ家的なお店の増加などが挙げられます。札幌は、訪れるカップルを飽きさせない、常に進化し続けるデート天国なのです。
他の都市にはない札幌デートの魅力5選
数ある都市の中でも、札幌がデートで際立った魅力を持つ理由を、もう少し赤裸々に、そして具体的に5つのポイントに絞ってお伝えしましょう。まず第一に、やはり「食のレベルが桁違い」であること。正直、札幌で食事が美味しくなかった、なんて経験はほとんどありません。新鮮な海鮮丼から濃厚な味噌ラーメン、奥深いスープカレー、そして夜を彩る美しいシメパフェまで、デートのどのシーンにおいても、味覚を最高に満たしてくれる選択肢が豊富すぎます。これがデートの満足度を確実に底上げしてくれるのです。
第二に、「都会と自然の距離感が絶妙すぎる」点。例えば、デパートで買い物を楽しんだ30分後には、緑豊かな公園でピクニック気分を味わえる、なんてことが普通に可能です。この緩急自在な環境が、デートプランに無限の可能性を与えてくれます。
第三は、「四季のコントラストがドラマチック」なこと。特に冬の雪景色は圧巻で、真っ白な世界に輝くイルミネーションは、どんなカップルもロマンチックな気分にさせずにはいられません。もちろん、春のライラック、夏の爽やかな空気、秋の燃えるような紅葉も、それぞれが最高のデートシーンを演出してくれます。
第四に、「宝石のような夜景」の存在。藻岩山やJRタワーから望む光の絨毯は、言葉を失うほどの美しさ。特別な日のデートを、忘れられないものにしてくれるでしょう。
最後に、意外と見落とされがちなのが、「街がコンパクトで移動が楽」なこと。主要なスポットが中心部に集中しており、地下鉄や市電を使えば効率よく回れます。デートで移動に疲れ果てる、なんて心配が少ないのも、札幌デートの隠れた、しかし重要な魅力なのです。
カップルのタイプ別・札幌デートの楽しみ方
一口にカップルと言っても、その関係性や好みは千差万別ですよね。だからこそ、札幌デートの楽しみ方も、お二人のタイプに合わせてカスタマイズすることが大切です。ここでは、いくつかのカップルタイプ別に、おすすめの楽しみ方を赤裸々にご提案します。まず、「付き合いたての初々しいカップル」。定番スポット巡りがおすすめです。さっぽろテレビ塔や大通公園、円山動物園など、誰もが知る場所なら会話も弾みやすく、自然と二人の距離も縮まるでしょう。少しドキドキ感をプラスするなら、藻岩山の夜景や、白い恋人パークのお菓子作り体験も良いかもしれません。
次に、「付き合って長いマンネリ気味?なカップル」。いつもと違う体験で刺激を加えてみましょう。例えば、定山渓でカヌー体験や日帰り温泉、札幌芸術の森でアートに触れる、あるいは、少しマニアックな工場見学や隠れ家的なバーを開拓してみるのも新鮮です。「最近デートがワンパターンかも…」と感じているなら、思い切って非日常的なプランに挑戦するのがおすすめです。
そして、「アクティブ派カップル」。モエレ沼公園でのサイクリングや、滝野すずらん丘陵公園での各種アクティビティ、冬ならスキーやスノーボードが最高です。体を動かすことで、より一体感が生まれるでしょう。一方、「インドア派・まったり派カップル」なら、おしゃれなカフェ巡りや、美術館・博物館めぐり、水族館デート、あるいはカップルで利用できるスパでリラックスするのも良いでしょう。
札幌はどんなタイプのカップルでも、必ず心地よい過ごし方が見つかる街なのです。お互いの好みを尊重しつつ、新しい発見を楽しんでみてください。
【重要】失敗しないデートスポット選びの視点
せっかくの札幌デート、絶対に成功させたいですよね。でも、残念ながら「場所選びを間違えた…」という失敗談も後を絶ちません。ここでは、そんな悲劇を避けるための、本当に重要なデートスポット選びの視点を、少しだけ赤裸々にお伝えします。まず、大前提として「相手の好みを徹底的にリサーチする」こと。当たり前だと思うかもしれませんが、意外とこれができていないケースが多いのです。「自分が夜景が好きだから」と、アウトドアが苦手な相手を寒い中、長時間連れ回したり、「SNS映えするから」と、人混みが苦手な相手を人気カフェに連れて行ったり…。ぶっちゃけ、これは最悪のパターンです。相手が何に興味があり、どんな雰囲気が好きで、何が苦手なのか、事前にしっかりヒアリングするか、普段の会話から探っておきましょう。
次に、「TPO(時・場所・場合)をわきまえる」こと。例えば、初デートでいきなり高級フレンチは相手にプレッシャーを与えかねませんし、逆に記念日にファストフードではがっかりさせてしまうかもしれません。その日の目的、二人の関係性、そして予算感を考慮した場所選びが不可欠です。
さらに、「当日の天候と季節を考慮する」こと。札幌の天気は変わりやすいですし、季節によって営業状況や楽しみ方が大きく変わるスポットも多いです。特に冬は、防寒対策や交通状況も重要。必ず事前に天気予報を確認し、代替プランも考えておくと安心です。「移動時間とアクセス方法」も意外な落とし穴。魅力的な場所でも、アクセスが悪く移動だけで疲れてしまっては元も子もありません。無理のないスケジュールで、移動手段も考慮してプランを立てましょう。
最後に、「口コミや最新情報を鵜呑みにしすぎない」こと。情報は参考程度に留め、最終的にはお二人の価値観で判断することが大切です。これらの視点を忘れずに、最高のデートスポットを選んでください。
この究極ガイドでわかること&使い方ナビ

さて、ここまで札幌デートの魅力やスポット選びの重要性についてお話ししてきましたが、「情報が多すぎて、どこから読めばいいの?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください!この「札幌デート究極ガイド」は、圧倒的な情報量を誇りますが、同時にお二人が必要な情報へスムーズにたどり着けるよう、様々な工夫を凝らしています。このガイドを使いこなせば、もうデートプランに悩むことはなくなるでしょう。
まず、このガイドでは、札幌のデートスポットを「定番」「目的・気分別」「シチュエーション別」「季節別」「エリア別」といった多角的な切り口で分類し、紹介しています。ですから、「ロマンチックな夜景が見たい」「雨でも楽しめる場所は?」「円山エリアでおしゃれなカフェを探している」といった具体的な目的や状況に合わせて、該当するセクションから読み進めることができます。各スポット紹介では、見どころや楽しみ方はもちろん、アクセス、営業時間、料金、予約の要否、そして「正直なところ…」といった編集部ならではのコメントまで、具体的で役立つ情報を盛り込みました。
さらに、ニッチな好みや特定のカップルタイプに向けた提案、そして最新トレンド情報も網羅しています。「私たちのための情報だ!」と思えるような、パーソナルな発見がきっとあるはずです。特に忙しい方や、プランニングが苦手な方のために、「モデルコース集」も豊富に用意しました。半日コースから1泊2日コース、予算別、テーマ別など、そのまま真似するだけでも充実したデートが実現可能です。記事全体が長大ですので、まずは目次を眺めて、気になる見出しからチェックしてみてください。
ブックマークやお気に入り機能を活用して、後でじっくり読み返すのもおすすめです。このガイドが、お二人の札幌デートを最高のものにするための、信頼できる相棒となることを願っています。
【まずはココ!】札幌デートの超定番&殿堂入りスポットBEST15

札幌デート、どこから攻めるべきか迷ったら、まずはこの「超定番&殿堂入りスポット」からチェックするのが間違いありません!なぜこれらが定番として愛され続けているのか?それは、誰もが楽しめる魅力と、デートを特別なものにしてくれる確かな実力を兼ね備えているからです。
初めての札幌デートはもちろん、久しぶりのデートや、どこに行くか決めきれない時にも、これらのスポットは力強い味方になってくれるでしょう。正直、「定番なんてつまらない」と思う方もいるかもしれませんが、侮ってはいけません。長年多くのカップルに選ばれてきたのには、それだけの理由があるのです。
アクセスが良い、景色が抜群、美味しいものが食べられる、ロマンチックな雰囲気に浸れる、季節ごとの楽しみがある…など、デートに必要な要素が高次元で満たされています。ここでは、そんな札幌デートの「王道」とも言える15スポットを厳選し、それぞれの魅力を余すところなく、そして時には「ぶっちゃけ、ココはどうなの?」という本音も交えながらご紹介していきます。
きっとお二人の心に響く、最高のデートスポットが見つかるはずです。さあ、札幌デートの輝かしい第一歩を踏み出しましょう!
(1) さっぽろテレビ塔:札幌のシンボルから街を一望

札幌の中心、大通公園の東端にそびえ立つ「さっぽろテレビ塔」。これぞ札幌!という iconic な存在ですよね。デートでここを訪れる魅力は、何と言ってもその分かりやすさと、札幌の街並みを一望できる特別感にあります。「とりあえずテレビ塔行っとく?」なんて会話から始まるデートも、なんだか札幌らしくて良いものです。
展望台に登れば、眼下には四季折々の表情を見せる大通公園がまっすぐに延び、遠くには手稲山や藻岩山、そして札幌の街並みが360度広がります。昼間の開放的な景色も素晴らしいですが、やはりデートなら夜景がおすすめ。キラキラと輝く街の灯りは、二人の距離をぐっと縮めてくれる魔法のようです。
正直、ものすごく目新しい施設があるわけではありません。でも、この「定番感」が逆に安心感を与え、気負わないデートを演出してくれるのです。札幌に来た実感を最初に味わう場所としても、デートの締めくくりに訪れる場所としても最適。
テレビ塔の赤い鉄骨を見上げるだけでも、なんだかワクワクしてきませんか?札幌デートのスタート地点として、あるいは象徴的な思い出作りの場所として、さっぽろテレビ塔は外せない存在と言えるでしょう。
展望台徹底ガイド【昼景・夜景・料金・混雑回避】
さっぽろテレビ塔のメインは何と言っても地上約90mにある展望台です。ここからの眺めを最大限楽しむための徹底ガイドをお届けしましょう。まず景色ですが、昼は開放感あふれるパノラマが魅力。大通公園の緑、遠くの山々、そして碁盤の目状に広がる札幌の街並みをクリアに見渡せます。特に新緑の季節や紅葉の時期は格別です。一方、デートのハイライトとして人気なのはやはり夜景。大通公園のイルミネーション(季節による)や、オフィスビル、車のライトが織りなす光景は息をのむほどロマンチックです。
正直、他の高層ビルからの夜景と比べると高さは控えめですが、大通公園を正面に見下ろせるアングルはテレビ塔ならでは。料金は、2025年5月現在、大人1名あたり1000円程度ですが、変動する可能性もあるため公式サイトで最新情報をご確認ください。お得なセット券なども時期によって販売されることがあります。
さて、気になる混雑ですが、やはり土日祝日や、ライラック祭り、雪まつりなどのイベント期間中、そして日没後の夜景タイムは混雑しがちです。特にエレベーター待ちは覚悟が必要な場合も。混雑を避けるなら、平日の昼間、あるいはオープン直後や閉館間際を狙うのがセオリーです。
また、意外と知られていないのが、展望台への階段を登る「階段のぼり」イベント(不定期開催)。体力に自信があれば、達成感と共に景色を楽しめるかもしれません。展望台にはお土産ショップや、「テレビ父さん神社」なるユニークなスポットもありますので、景色以外もチェックしてみてください。
周辺の楽しみ方【大通公園・グルメ・イベント連携】
さっぽろテレビ塔の魅力は、展望台からの景色だけにとどまりません。その立地自体が、デートプランを豊かにしてくれるのです。まず、目の前には広大な「大通公園」が広がっています。テレビ塔で景色を楽しんだ後は、そのまま公園を散策するのが王道コース。四季折々の花壇を眺めたり、ベンチで休憩したり、名物のとうきびワゴンで焼きとうもろこしを頬張ったり…とのんびり過ごせます。春にはライラック祭り、夏にはビアガーデン、秋にはオータムフェスト、冬には雪まつりやホワイトイルミネーションと、年間を通して様々なイベントが大通公園で開催されるため、テレビ塔とセットで楽しむのがおすすめです。
イベント期間中は、テレビ塔からの眺めも一層華やかになりますよ。グルメに関しても心配無用。テレビ塔のすぐ近くには、お洒落なカフェやレストラン、札幌ラーメンの人気店などが点在しています。特にテレビ塔の地下には、ちょっとした飲食店街「テレ地下グルメコート」もありますし、少し歩けば「二条市場」で海鮮を楽しむことも可能です。
さらに足を延ばせば、狸小路商店街での食べ歩きやショッピングも楽しめます。このように、テレビ塔を起点として、公園散策、イベント参加、グルメ、ショッピングと、多彩なデートプランを組み立てることができるのです。正直、テレビ塔単体で長時間過ごすのは難しいかもしれませんが、周辺エリアとの組み合わせ次第で、半日、あるいは一日中楽しめるポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
アクセス&基本情報【2025年最新】
さっぽろテレビ塔へのアクセスは非常に便利で、デートプランにも組み込みやすいのが嬉しいポイントです。公共交通機関を利用する場合、札幌市営地下鉄の「大通駅」が最寄りとなります。南北線、東西線、東豊線の全路線が乗り入れているため、札幌市内のどこからでもアクセスしやすいです。大通駅の27番出口から地上に出ると、もう目の前にテレビ塔が見えますので、迷うことはまずないでしょう。JR札幌駅から向かう場合は、地下鉄南北線で一駅、あるいは「札幌駅前通地下広場(チ・カ・ホ)」を歩いて15分ほどで到着します。地下歩行空間を使えば、天候に左右されず快適に移動できるのも魅力です。
車で訪れる場合は、残念ながらテレビ塔専用の駐車場はありません。周辺のコインパーキングを利用することになりますが、都心部のため料金はやや高め、かつ満車の場合も少なくありません。公共交通機関の利用がスムーズでおすすめです。営業時間については、通常は9時頃から22時頃までですが、季節やイベントによって変動することがあります。
特に年末年始やイベント開催時は特別営業となる場合があるので注意が必要です。展望台の最終入場は閉館時間の少し前になります。料金も変動の可能性があるため、訪れる直前に必ず公式サイトで最新の営業時間と料金を確認するようにしてください。2025年5月現在の基本的な情報を元にしていますが、情報は常に更新されるものとご理解ください。
(2) 大通公園:四季を感じる広大なアーバンオアシス

札幌の中心部を東西に横切る、全長約1.5kmの広大なオアシス「大通公園」。ここは単なる公園ではなく、札幌市民の憩いの場であり、数々の大規模イベントが開催される街のシンボルです。デートスポットとしての大通公園の魅力は、その開放感と、訪れるたびに違う表情を見せてくれる多様性にあります。
芝生に座ってのんびりお喋りしたり、美しい花壇を眺めながら散策したり、名物のとうきびワゴンで小腹を満たしたり…。気取らず、自然体で過ごせる心地よさが、二人の距離を自然に縮めてくれるでしょう。
春にはライラックやチューリップが咲き誇り、夏には緑豊かな木陰とビアガーデンが開放感を演出し、秋には美しい紅葉が公園を彩り、冬には一面の銀世界とイルミネーションがロマンチックな雰囲気を醸し出します。正直、特別なアトラクションがあるわけではありません。でも、この「何もない贅沢」と「四季の移ろい」こそが、大通公園デートの醍醐味なのです。
都会の喧騒から少し離れて、ゆったりとした時間を過ごしたいカップルには最高の場所。さっぽろテレビ塔や周辺のデパート、カフェなどと組み合わせて、デートプランの軸にするのもおすすめです。季節ごとのイベントに合わせて訪れれば、さらに特別な思い出が作れるはずです。。
イベントカレンダー完全版【ライラック祭り~雪まつり】
大通公園の魅力を語る上で絶対に外せないのが、一年を通して開催される多彩なイベントです。これに合わせてデートプランを組めば、楽しさが何倍にも膨らみますよ!まず春の訪れを告げるのが、5月下旬に開催される「さっぽろライラックまつり」。約400本のライラックが咲き誇り、園内は甘い香りに包まれます。ワインガーデンも登場し、昼から優雅なひとときを過ごせます。初夏の6月には「YOSAKOIソーラン祭り」。大通公園がメイン会場となり、大迫力の演舞が繰り広げられます。熱気あふれる雰囲気を味わいたいカップルにおすすめです。
夏本番、7月中旬から約1ヶ月間開催されるのが「さっぽろ大通ビアガーデン」!国内最大級のビアガーデンで、開放的な雰囲気の中、各社のビールや世界のビール、美味しいおつまみを楽しめます。夏のデートの定番ですね。秋、9月上旬から下旬にかけては「さっぽろオータムフェスト」。北海道各地の旬の味覚が大集結する食の祭典です。美味しいものを食べ歩きするグルメデートには最高でしょう。
そして冬。11月下旬からクリスマスまで(会場による)は「さっぽろホワイトイルミネーション」。無数の光が公園を彩り、ロマンチックな雰囲気に包まれます。寒さも忘れるほどの美しさです。そしてフィナーレを飾るのが、2月上旬の「さっぽろ雪まつり」。言わずと知れた冬の一大イベントで、大雪像・氷像が立ち並ぶ光景は圧巻です。
ただし、正直、雪まつり期間中は国内外からの観光客で大変な混雑となります。人混みが苦手なカップルは覚悟が必要です。イベント情報は変更される可能性もあるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
名物とうきびワゴン&噴水周辺での過ごし方
大通公園でのんびりデートを楽しむなら、外せないのが名物の「とうきびワゴン」と、公園内に点在する噴水周辺での過ごし方です。とうきびワゴンは、例年4月下旬から10月上旬頃まで、大通公園の西3丁目と西4丁目の間に登場します。香ばしい醤油の匂いが漂ってきたら、それがワゴンの目印。メニューは主に「焼きとうきび」と「ゆでとうきび」の2種類。どちらも北海道産の甘くて美味しいとうもろこしを使用しています。正直、どちらを選ぶか迷うところですが、香ばしさを楽しみたいなら焼き、素材本来の甘さを味わいたいならゆで、といった感じでしょうか。アツアツのとうきびを二人で分け合って食べるのも、なんだか微笑ましいデートシーンですよね。ワゴンではじゃがいも(バター付き)なども販売されていることがあります。
とうきびをゲットしたら、近くのベンチや芝生に座って食べるのが定番。特におすすめなのが、公園内に設置されている噴水周辺です。西3丁目と西4丁目には大きな噴水があり、水の音を聞きながらの休憩は心地よいものです。特に夏場は涼を感じさせてくれます。夜にはライトアップされる噴水もあり、昼間とは違ったロマンチックな雰囲気に。
ただ座ってお喋りするだけでも、とうきびを片手に人間観察するだけでも、不思議と満たされた気持ちになれるのが大通公園の魅力。ただし、カラスが食べ物を狙っていることもあるので、そこだけは少し注意が必要です(笑)。気取らない、素朴で平和なデートを楽しみたいなら、とうきびと噴水は最高の組み合わせですよ。
おすすめ散策ルート&フォトスポット紹介
全長約1.5km、西1丁目から西12丁目まで広がる大通公園。端から端まで歩くだけでも良い運動になりますが、デートで効率よく楽しむためのおすすめ散策ルートと、思い出に残る写真が撮れるフォトスポットをご紹介しましょう。まず、定番はやはり「さっぽろテレビ塔(東端)からスタートするルート」。テレビ塔をバックに記念写真を撮ったら、西へ向かって歩き始めます。西1丁目にはテレビ塔と花壇、西2丁目には夏にビアガーデン会場となる広場、西3・4丁目には大きな噴水ととうきびワゴン(季節限定)。このあたりが最も賑わいのあるエリアです。
西5丁目から西7丁目あたりは、遊具や彫刻などが点在し、少し落ち着いた雰囲気。西8丁目には特徴的な「ブラック・スライド・マントラ(イサム・ノグチ作の滑り台)」があります。アート好きなカップルはぜひ。西9丁目には水遊びができる「マイバウム」があり、夏は子どもたちの歓声が響きます。
西10丁目から西12丁目にかけては、さらに緑が深くなり、バラ園(西12丁目)などもあります。時間があれば、西12丁目にある「札幌市資料館」まで足を延ばすのも良いでしょう。フォトスポットとしては、やはり「テレビ塔を背景にした一枚」は外せません。西3丁目あたりの噴水を前景に入れると、より華やかな写真になります。季節の花壇と一緒に撮るのも定番。特に春のチューリップやライラック、秋の紅葉は見事です。
冬のイルミネーションや雪まつりの雪像も絶好の被写体。正直、どこを切り取っても絵になる公園ですが、おすすめは人混みを避けて、少し西側のエリア(西7丁目以降)で、緑を背景に自然な雰囲気の写真を撮ること。お気に入りの場所を見つけて、二人だけの素敵な一枚を残してくださいね。
(3) 藻岩山:日本新三大夜景!ロマンチックデートの聖地

札幌デートで「ロマンチック」を求めるなら、絶対に外せないのが「藻岩山(もいわやま)」です。標高531mの山頂から望む夜景は、「日本新三大夜景」にも認定されており、その美しさはまさに圧巻の一言。眼下に広がる無数の光は、まるで宝石箱をひっくり返したかのようで、言葉を失うほどの感動を覚えるでしょう。
札幌には他にも夜景スポットはありますが、藻岩山から見る夜景のスケール感と美しさは格別です。山頂へはロープウェイとミニケーブルカー「もーりすカー」を乗り継いでアクセスするため、その道中も非日常感たっぷりでデート気分を盛り上げてくれます。山頂には展望台だけでなく、プラネタリウムやレストランもあり、夜景鑑賞以外にも楽しめる要素が揃っています。
特に「幸せの鐘」はカップルに人気のフォトスポット。二人で鐘を鳴らせば、永遠の愛が誓えるかも…?昼間に訪れても、札幌市街や石狩湾まで見渡せる雄大な景色を楽しめますが、やはり藻岩山の真骨頂は夜。
記念日や誕生日など、特別な日のデートにはもちろん、普段のデートを忘れられないものにしたい時にも、藻岩山は最高の舞台を提供してくれます。少しアクセスに手間はかかりますが、それを補って余りある感動が待っていますよ。
ロープウェイ&もーりすカー完全ガイド【料金・時刻表】
藻岩山山頂へ行くには、まず山麓駅からロープウェイに乗り、中腹駅でミニケーブルカー「もーりすカー」に乗り換えるのが一般的です。この二つの乗り物を楽しむのも、藻岩山デートの醍醐味の一つ。山麓駅までは、市電(路面電車)の「ロープウェイ入口」停留場から無料シャトルバスを利用するか、路線バス、タクシー、または自家用車(駐車場あり)でアクセスします。ロープウェイは約15分間隔で運行しており、大きな窓からは徐々に高度を上げていく景色を楽しめます。約5分で中腹駅に到着。ここからは、世界初の駆動方式を採用したミニケーブルカー「もーりすカー」に乗り換えます。森の中を駆け上がるような感覚で、約1分40秒で山頂駅に到着です。
料金は、2025年5月現在、ロープウェイともーりすカーの往復セットで大人1名2100円程度ですが、こちらも変動の可能性があるので公式サイトでの確認が必須です。市電とセットになったお得なチケットなども販売されている場合があります。時刻表については、季節や曜日によって運行時間が異なります。特に最終便の時間は要チェック。通常、ロープウェイの最終上りは21:30頃、最終下りは22:00頃ですが、夏期は延長されたり、悪天候時には運休することもあります。
夜景が目当てなら日没後の時間帯が最も混雑します。特に週末や連休、イベント期間中は、ロープウェイに乗るまでに長い待ち時間が発生することも覚悟しましょう。時間に余裕を持ったプランニングが重要です。公式サイトでは現在の運行状況や混雑状況が確認できる場合もあるので、事前にチェックしておくとスムーズです。
山頂レストラン「THE JEWELS」【予約・メニュー情報】
藻岩山の山頂で、息をのむような夜景を眺めながら特別なディナーを楽しめるのが、レストラン「THE JEWELS」です。ここは、札幌で最も高い場所にあるレストランの一つであり、まさに天空のダイニングと呼ぶにふさわしい空間。店内は大きな窓に囲まれており、どの席からも札幌の街並みを一望できます。特に夜は、眼下に広がる宝石のような夜景が、食事を一層引き立ててくれます。記念日や誕生日、プロポーズなど、人生の特別な瞬間を演出するのにこれ以上の場所はないかもしれません。メニューは、北海道の旬の食材をふんだんに使用したフレンチのコース料理が中心です。ランチタイムには比較的リーズナブルなコースやアラカルトも提供されていますが、やはりデートで訪れるならディナーコースがおすすめ。美しい夜景と共にいただく料理は格別です。
正直、お値段はそれなりにします。ディナーコースは1万円を超えるものが中心となるため、特別な日のための奮発が必要かもしれません。しかし、そのロケーションと雰囲気、料理の質を考えれば、十分にその価値はあると言えるでしょう。予約は必須です。特に窓際の席は人気が高く、早めの予約が推奨されます。
公式サイトからオンライン予約が可能なので、計画が決まったらすぐに席を確保しましょう。服装については、カジュアルすぎない、少しお洒落をしていくのがおすすめです。一生の思い出に残る、極上のディナーデートを体験してみてください。
夜景鑑賞のベストタイム&穴場ビューポイント
藻岩山の夜景を最大限に楽しむためには、訪れる時間帯と場所選びが重要です。まずベストタイムですが、これは季節によって変動する日没時間に合わせて考えるのが基本です。おすすめは、空がまだ少し明るい日没直前から訪れ、徐々に街の灯りが増えていき、完全に夜景へと移り変わる「マジックアワー」を体験すること。空の色の変化と街の光のコントラストが最も美しい瞬間です。完全に日が暮れてからの煌びやかな夜景ももちろん素晴らしいですが、この移り変わりを見ることで感動がより深まるでしょう。日没時間は事前に調べておくことをお勧めします。山頂展望台は広々としており、基本的にはどこからでも美しい夜景を眺めることができますが、やはり最も人気なのは「幸せの鐘」周辺。鐘を鳴らすカップルや記念撮影をする人で賑わっています。
少し落ち着いて夜景を鑑賞したい場合の穴場としては、展望台の端の方や、レストラン「THE JEWELS」の入口付近(レストラン利用者でなくても少し見られるスペースあり)、あるいは中腹駅の展望スペースなどが挙げられます。中腹駅からは山頂ほどの高さはありませんが、それでも十分に美しい夜景を楽しめますし、比較的空いていることもあります。
ベストポジションは混雑しがちなので、少しずらした場所からゆっくり眺めるのも一つの手です。また、展望台には有料の双眼鏡も設置されています。遠くのランドマークを探してみるのも楽しいですよ。寒さ対策は忘れずに。特に冬場や風の強い日は、山頂は想像以上に冷え込みます。暖かい服装で、最高の夜景体験を満喫してください。
冬の樹氷・霧氷情報(条件による)
冬の藻岩山は、美しい夜景だけでなく、条件が揃えば神秘的な「樹氷」や「霧氷」が見られることでも知られています。これは、空気中の水分や霧が木の枝などに凍り付いてできる自然現象で、まるで白い花が咲いたかのような幻想的な光景が広がります。真っ白に雪化粧した木々が並ぶ姿は、夜景とはまた違った感動を与えてくれます。特に、日中に太陽の光を受けてキラキラと輝く様子や、夜にライトアップされた姿は格別です。ただし、樹氷や霧氷が見られるかどうかは、その日の気象条件(気温、湿度、風など)に大きく左右されます。必ず見られるという保証はありません。一般的に、気温が氷点下になり、湿度が高く、風が弱い日などに見られやすいと言われています。特に冷え込みが厳しい早朝などはチャンスが高いかもしれません。
もし冬に藻岩山を訪れる予定があるなら、当日の天気予報や、藻岩山の公式サイト、SNSなどで最新の気象情報や目撃情報をチェックしてみるのがおすすめです。もし運良く樹氷・霧氷が見られたら、それは本当にラッキーな体験となるでしょう。正直、これを狙って訪れるのは難しいかもしれませんが、冬の藻岩山デートの際には、夜景だけでなく、こうした自然が織りなすアートにも少し期待してみるのも良いかもしれません。
もちろん、冬の山頂は非常に寒いので、樹氷・霧氷が見られなくても、防寒対策だけは万全にしてお出かけください。白い雪と澄んだ空気の中でのデートも、それはそれで素敵な思い出になるはずです。
(4) 円山動物園:自然に近い展示で動物たちに接近!

動物園デートって、なんだか童心に帰れて楽しいですよね。札幌の「円山動物園」は、ただ動物を見るだけでなく、その生息環境を再現した展示方法に力を入れており、動物たちのより自然な姿に出会えるのが大きな魅力です。広々とした園内を二人で散策しながら、愛らしい動物たちの仕草に癒されたり、迫力ある姿に驚いたり…。会話が自然と生まれ、和やかな時間を過ごせること間違いなしです。
特に、動物好きのカップルにはたまらないデートスポットでしょう。ホッキョクグマがダイナミックに泳ぐ姿や、大きなアジアゾウの優しい瞳、元気いっぱいのレッサーパンダなど、見どころがたくさんあります。新しい施設も続々とオープンしており、訪れるたびに新しい発見があるのも嬉しいポイント。
動物園は子供向けというイメージがあるかもしれませんが、円山動物園は大人でも十分楽しめる工夫が随所に凝らされています。動物たちの生き生きとした姿を見ていると、日頃の悩みなんて忘れて、心が洗われるような気持ちになりますよ。隣接する円山公園の豊かな自然と合わせて、のんびりとした一日を過ごすのに最適な場所です。
お互いの好きな動物について話したり、動物の意外な一面を発見したりと、二人の新たな共通点が見つかるかもしれませんね。
見どころ徹底解説【ホッキョクグマ・アジアゾウ・新施設】
円山動物園には魅力的な動物がたくさんいますが、デートで訪れたなら絶対に見逃せないスターたちがいます。まずは、何と言っても「ホッキョクグマ館」。ここでは、ホッキョクグマがまるで北極にいるかのように、水中トンネルや陸上からダイナミックに泳いだり、歩き回ったりする姿を間近で観察できます。正直、ガラス越しに見るその迫力は想像以上!運が良ければ、豪快に水へ飛び込む瞬間も見られるかもしれません。
次に、2019年にオープンした「ゾウ舎」。ここでは4頭のアジアゾウが、広い屋内プールや砂場、緑豊かな屋外放飼場で、群れでのびのびと暮らす様子を見ることができます。特に、長い鼻を器用に使う姿や、仲間とコミュニケーションをとる様子は見ていて飽きません。タイミングが合えば、飼育員さんによるガイドやトレーニングの様子も見学できます。
そして、レッサーパンダやユキヒョウなども人気者。愛らしい姿に癒されること間違いなしです。近年では、動物福祉の観点から、より動物たちが快適に過ごせるような施設改修も進められています。例えば「オランウータンとボルネオの森」では、高さのある遊具でオランウータンが空中散歩する様子が見られます。他にも、北海道ならではのエゾシカやエゾヒグマなどがいる「エゾシカ・オオカミ舎」も必見。
訪れる前に公式サイトでイベントスケジュール(「どきどき体験」など)をチェックしておくと、動物たちの食事タイムや特別ガイドなど、より深く楽しめるチャンスが広がりますよ。
デートにおすすめの効率的な回り方&所要時間
広々とした円山動物園をデートで満喫するには、ちょっとした回り方のコツを知っておくとスムーズです。まず所要時間ですが、じっくり見て回るなら最低でも2~3時間は欲しいところ。お昼休憩やカフェタイムを含めると、半日くらい見ておくと余裕を持って楽しめるでしょう。効率的な回り方としては、まず入園したら園内マップを手に入れるのが基本。そして、お目当ての動物や、見たいイベント(どきどき体験など)の時間に合わせて、大まかなルートを決めるのがおすすめです。例えば、ホッキョクグマやゾウなど人気の動物は混雑しやすいので、午前中の早い時間帯や、お昼時を狙って見に行くという手もあります。園内は坂道も多いので、歩きやすい靴は必須です。正直、全てを完璧に見ようとすると疲れてしまう可能性も…。
デートなら、無理せず二人のペースで、気になる動物を中心に見て回るのが良いでしょう。「こっちの動物、見てみない?」なんて、自然に会話しながらルートを決めるのも楽しいものです。おすすめのルートの一例としては、正門から入ってまず人気の「ホッキョクグマ館」へ。その後、「アジアゾーン」でレッサーパンダやユキヒョウに癒され、「ゾウ舎」へ。そこから「アフリカゾーン」でキリンやライオンを見て、最後に「は虫類・両生類館」や「世界の熊館」を巡る、といった流れでしょうか。
もちろん、これはあくまで一例。動物たちの活動時間(午前中が活発なことが多いです)や、お二人の興味に合わせて自由にアレンジしてくださいね。休憩を挟みながら、無理なく楽しく回るのがデート成功の秘訣です。
動物園周辺のおすすめカフェ&ランチスポット
円山動物園デートを満喫したら、ちょっと一息つきたくなりますよね。嬉しいことに、動物園のある円山エリアは、札幌でも屈指のおしゃれなカフェやレストランが集まるグルメスポットでもあるのです。動物園の周辺には、デートの続きにぴったりの素敵なお店がたくさんありますよ。まず、動物園の正門を出てすぐの場所にも、軽食やお土産を扱っているショップがあります。手軽に済ませたい場合はこちらも便利です。もう少し足を延ばして、円山公園駅方面へ向かうと、選択肢はぐっと広がります。裏参道と呼ばれるエリアには、隠れ家的なカフェや、こだわりのコーヒーが飲めるお店、美味しいパン屋さんなどが点在しています。
例えば、古民家を改装した雰囲気の良いカフェで、動物園の感想を語り合いながらまったり過ごすのはいかがでしょうか。ランチなら、本格的なイタリアンやフレンチ、スープカレーの人気店、あるいはヘルシーな定食屋さんなど、ジャンルも様々。正直、どのお店もお洒落でレベルが高いので、どこに入るか迷ってしまうほどです。事前にいくつか候補をリストアップしておくとスムーズかもしれませんね。
予約が必要なお店もあるので、特に週末は確認しておくと安心です。また、円山公園自体も散策に最適。天気が良ければ、テイクアウトしたコーヒーやパンを持って、公園のベンチでピクニック気分を味わうのもおすすめです。動物園の興奮をクールダウンさせつつ、美味しい食事と素敵な空間で、デートをより充実させてください。
(5) 白い恋人パーク:お菓子のテーマパークで夢の世界へ

北海道銘菓「白い恋人」の世界観を体感できるテーマパーク、「白い恋人パーク」。ここは、お菓子好きはもちろん、ロマンチックな雰囲気が好きなカップルにもたまらないデートスポットです。レンガ造りの建物や美しい庭園は、まるでヨーロッパの街並みのようで、一歩足を踏み入れた瞬間から非日常の世界へと誘われます。パーク内では、「白い恋人」の製造ラインを見学できるだけでなく、お菓子作り体験ができたり、チョコレートの歴史を学べたりと、楽しみ方が盛りだくさん。
単なるお土産屋さんの延長線上にある施設ではありません。エンターテイメント性が高く、大人も子供も、そしてデート中のカップルも夢中になれる要素が満載なのです。特に、二人で協力してお菓子を作る体験は、共同作業を通して自然と距離が縮まるのでおすすめ。また、季節ごとに表情を変える庭園は絶好のフォトスポット。特に冬のイルミネーションは幻想的で、ロマンチックな雰囲気を最高潮に高めてくれます。
カフェで限定スイーツを味わったり、レストランで優雅に食事を楽しんだりするのも良いでしょう。お土産選びも、種類豊富な限定品を前にすれば、きっと盛り上がるはずです。甘い香りに包まれながら、まるでおとぎ話の世界に入り込んだような、メルヘンチックでスイートなデートを楽しんでみませんか?
人気の体験工房【お菓子作り予約・種類・料金】
白い恋人パークの大きな魅力の一つが、「ドリームキッチン」で開催されているお菓子作り体験です。デートで訪れるなら、ぜひ挑戦してみてほしいアクティビティ。二人で協力して世界に一つだけのお菓子を作る時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。体験メニューはいくつかありますが、一番人気はやはり「私の白い恋人 焼き上げコース」。約14cmのハート型の白い恋人に、チョコペンで好きなメッセージやイラストを描いて焼き上げるというもの。所要時間は約1時間20分ほど。お互いにメッセージを書きあったり、共同でデザインを考えたり…想像するだけで楽しそうですよね。
他にも、クッキーにお絵描きするコースや、チョコレート作り体験など、様々なコースが用意されています。料金は、2025年5月現在、「私の白い恋人 焼き上げコース」で1800円程度ですが、コースによって異なります。こちらも最新情報を公式サイトでご確認ください。そして重要なのが「予約」。これらの体験工房は非常に人気が高く、特に週末や連休は早い段階で予約が埋まってしまうことが多いです。
正直、当日フラッと行って体験できる可能性は低いと考えた方が良いでしょう。体験希望の場合は、必ず事前に公式サイトからオンライン予約をしておくことを強くおすすめします。予約時間に合わせてパークを訪れる計画を立てましょう。エプロンなどは貸してもらえるので、手ぶらで参加できるのも嬉しいポイント。甘い香りに包まれながら、童心に帰って楽しめるお菓子作り体験、デートプランに加えてみてはいかがでしょうか。
フォトジェニック庭園&イルミネーション詳細(冬季)
白い恋人パークは、建物だけでなく、その美しい庭園も大きな見どころです。約1万4千平方メートルもの広さを持つ「ローズガーデン」は、季節ごとに色とりどりの花が咲き誇り、まるでおとぎの国のよう。春から秋にかけては、約200種類ものバラをはじめ、様々な草花が庭園を彩ります。レンガ造りの建物と色鮮やかな花のコントラストは、どこを切り取っても絵になる美しさ。二人で散策しながら、お気に入りの場所で記念写真を撮るのが定番の楽しみ方です。庭園内には、可愛らしいミニチュアハウスや噴水、からくり時計塔「チョコレートカーニバル」などもあり、歩いているだけでもワクワクします。正直、写真映えスポットが多すぎて、データフォルダがいっぱいになってしまうかもしれません(笑)。
そして、この庭園が最もロマンチックに輝くのが、冬に開催されるイルミネーションです。例年、11月頃から翌年の3月頃まで(期間は要確認)、庭園全体が約10万球以上の光で彩られ、幻想的な世界が現れます。雪が積もれば、光と雪のコントラストがさらに美しさを増し、寒さも忘れるほどの感動的な光景が広がります。メインツリーの点灯式や、光と音のショーなども行われることがあり、冬のデートを特別なものにしてくれます。
ただし、冬のイルミネーション期間中は、日没後を中心に大変混雑することが予想されます。特にクリスマスシーズンや週末は覚悟が必要。防寒対策をしっかりして、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。幻想的な光の中で、二人のロマンチックな思い出を刻んでください。
限定スイーツ&レストラン・お土産完全リスト
白い恋人パークを訪れたら、ここでしか味わえない限定スイーツや、充実したお土産選びも楽しみの一つです。甘いもの好きカップルにはたまらない時間が待っていますよ。まず、パーク内の「チョコレートラウンジ・オックスフォード」では、大きな窓から庭園を眺めながら、優雅なティータイムを楽しめます。ここでぜひ味わいたいのが、「白い恋人パフェ」や、季節限定のスイーツプレート。見た目も美しく、味も格別です。正直、少しお値段は張りますが、特別な空間でいただくスイーツは格別な美味しさ。デートの雰囲気を盛り上げてくれること間違いなしです。
テイクアウト専門の「ソフトクリームハウス」では、「白い恋人ソフトクリーム」が大人気。ホワイト、ブラック、ミックスの3種類があり、濃厚ながらも後味さっぱりの美味しさは必食です。レストラン「カフェ・レストラン あんとるぽー」では、食事メニューも充実。北海道産食材を使った洋食メニューなどが楽しめます。そして、お土産選びも白い恋人パークの醍醐味。「ショップ・ピカデリー」には、定番の「白い恋人」はもちろん、ここでしか買えない限定パッケージ商品や、ISHIYAの様々なチョコレート菓子、オリジナルグッズなどがずらりと並びます。限定のクッキー缶や、チョコレートドリンク、バウムクーヘンなどは、お土産に喜ばれること間違いなし。
正直、種類が多すぎて目移りしてしまいますが、二人で相談しながらお土産を選ぶ時間も楽しいものです。試食ができる商品もあるので、味を確かめながら選ぶのも良いでしょう。思い出と一緒に、美味しいお土産もたくさん持ち帰ってくださいね。
(6) モエレ沼公園:アートと自然が織りなす壮大な景観

札幌市街から少し足を延ばした場所にある「モエレ沼公園」。ここは、世界的な彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手がけた、まさに「大地を彫刻した」壮大なアート作品のような公園です。広大な敷地には、幾何学的な山や噴水、遊具などがダイナミックに配置され、自然とアートが見事に融合した独特の景観が広がっています。
デートで訪れる魅力は、その圧倒的な開放感と、他では決して味わえないアーティスティックな雰囲気にあります。公園全体がアート作品なので、ただ散策しているだけでも感性が刺激され、新鮮な驚きや発見があるでしょう。シンボルであるガラスのピラミッドや、ダイナミックな海の噴水は必見。モエレ山に登れば、公園全体と札幌の街並みを見渡すことができます。
正直、アクセスが良いとは言えず、園内も非常に広大なので、気軽に立ち寄るというよりは、「今日はモエレ沼公園を楽しむぞ!」と目的を持って訪れるタイプのスポットかもしれません。しかし、その分、日常の喧騒から離れて、ゆったりとした特別な時間を過ごすことができます。アート好きのカップルはもちろん、広い空の下でリフレッシュしたい、いつもと違うデートがしたいという二人にもぴったり。
季節ごとに表情を変える景色も美しく、特に新緑の季節や、雪景色に覆われる冬は格別です。二人でアートな空間を散策しながら、非日常的なデートを楽しんでみませんか?
必見!ガラスのピラミッド&海の噴水【プログラム時間】
モエレ沼公園を訪れたなら、絶対に見ておきたい二大シンボルが「ガラスのピラミッド HIDAMARI」と「海の噴水」です。まず、公園の中心に位置するガラスのピラミッドは、その名の通りガラスで覆われた斬新なデザインの建物。内部はアトリウムになっており、太陽の光が降り注ぐ開放的な空間が広がっています。中にはレストランやギャラリー、ショップなどがあり、休憩や情報収集の拠点となります。特に何があるわけではないけれど、この建築空間自体がアート。光と影が織りなす美しい写真を撮るのも楽しいでしょう。
そしてもう一つの目玉が「海の噴水」。最大25mまで吹き上がるダイナミックな水のショーは圧巻です。1日に数回、約40分間の「フルプログラム」と約15分間の「ショートプログラム」が開催され、夜にはライトアップも行われます。正直、この噴水ショーは必見!水の動きとスケール感に、思わず「おおっ!」と声が出てしまうはずです。
ただし、注意したいのがプログラムの開催時間と期間。例年4月下旬から10月中旬頃までの開催で、時間も決まっています(夜間プログラムは期間が短いことも)。訪れる前に必ず公式サイトで最新のプログラム時間を確認し、それに合わせて園内を回る計画を立てるのが重要です。風の強い日は水しぶきがかかることもあるので、少し離れて見るのが良いかもしれません。
この二つのシンボルは、モエレ沼公園の芸術性を象徴する存在。ぜひ時間を合わせて訪れ、その迫力と美しさを体感してください。
広大な園内の楽しみ方【レンタサイクル・ピクニック・遊具】
モエレ沼公園はとにかく広大です。その広さは約189ヘクタール、東京ドーム約40個分にも及びます。そのため、園内を効率よく、そして楽しく回るには工夫が必要です。まずおすすめなのが「レンタサイクル」。園内にはレンタサイクルがあり、普通自転車からタンデム(二人乗り)自転車、電動アシスト付き自転車まで借りることができます(冬季休業)。広大な敷地を自転車で駆け抜けるのは爽快で、効率的に各スポットを巡るのに最適です。正直、徒歩だけで全てを回ろうとすると、かなりの時間と体力が必要になるので、特にデートなら自転車の利用を検討するのが賢明でしょう。
また、これだけ広い公園ですから、「ピクニック」にも絶好の場所です。園内の芝生広場はどこも開放的で気持ちが良いので、お弁当やテイクアウトした軽食を持ち込んで、のんびりランチタイムを楽しむのは最高の過ごし方。レジャーシートは必須アイテムですね。さらに、園内にはイサム・ノグチがデザインしたユニークな「遊具」も点在しています。カラフルで彫刻的なデザインの滑り台やジャングルジムは、大人でも思わず遊びたくなる魅力があります。二人で童心に帰って遊んでみるのも楽しいかもしれません。
他にも、夏には水遊びができる「モエレビーチ」がオープンしたり、冬にはクロスカントリースキーやソリ遊びができたりと、季節ごとの楽しみ方も満載。広さを活かして、思い思いのアクティブなデートを楽しんでください。
アクセス方法(バス・車)&駐車場情報
モエレ沼公園へのアクセスは、札幌中心部から少し離れているため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。公共交通機関を利用する場合、主にバスを利用することになります。地下鉄東豊線「環状通東駅」または地下鉄南北線「北34条駅」から、モエレ沼公園行きの路線バス(中央バス)が出ています。乗車時間は約25~30分ほど。バス停は公園の入口付近にあります。ただし、バスの本数はそれほど多くないので、事前に時刻表を調べておくことを強くおすすめします。
正直、公共交通機関でのアクセスは少し手間がかかると感じるかもしれません。時間に余裕を持った計画が必要です。一方、車でのアクセスは比較的便利です。札幌中心部からは約30~40分程度。公園には複数の無料駐車場が完備されており、合計で1500台以上駐車可能です。駐車スペースは広いので、満車で停められないという心配は少ないでしょう。
ただし、大きなイベント開催時などは混雑することもあります。カーナビを利用する場合は、「モエレ沼公園」または「ガラスのピラミッド」で検索すると良いでしょう。タクシーを利用する場合は、札幌中心部からだと料金がそれなりにかかることを覚悟しておきましょう。
どちらのアクセス方法を選ぶにしても、公園の広大さを考えると、到着してからの移動時間も考慮に入れておくことが大切です。アクセス方法をしっかり計画して、スムーズにモエレ沼公園デートをスタートさせてくださいね。
(7) 北海道大学:緑豊かなキャンパスで知的な散策

札幌駅の北側に広がる「北海道大学」のキャンパス。ここは、日本有数の広さを誇るだけでなく、豊かな自然と歴史的建造物が調和した、非常に美しい場所です。観光客にも人気のスポットですが、実はデートにもぴったりな魅力がたくさん詰まっています。
広大なキャンパスを二人でゆっくり散策するだけで、なんだか知的な気分になれて、普段とは違う落ち着いた時間を過ごせるでしょう。有名なポプラ並木やイチョウ並木はもちろん、緑の芝生、小川のせせらぎ、レトロな校舎など、歩いているだけで絵になる風景が広がっています。博物館やカフェなど、立ち寄れる施設も充実。アカデミックな雰囲気に触れながら、お互いの興味や関心について語り合うのも素敵です。
大学のキャンパスなので、華やかなアトラクションがあるわけではありません。でも、その穏やかで落ち着いた空気感が、大人なデートを演出してくれるのです。入場は無料で、予約なども必要ないので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。ただし、あくまで教育・研究の場であることは忘れずに。学生や教職員の方々の迷惑にならないよう、マナーを守って静かに散策を楽しむことが大切です。
知的好奇心を刺激されたいカップルや、のんびりと美しい景色の中を歩きたいカップルにおすすめの、穴場的デートスポットと言えるでしょう。
ベストシーズンは?ポプラ並木&イチョウ並木の見頃
北海道大学のキャンパスは一年を通して美しいですが、特にデートで訪れるなら、その魅力が最高潮に達する「ベストシーズン」を狙いたいですよね。まず、北大のシンボルとも言える「ポプラ並木」。天に向かって真っ直ぐに伸びるポプラの木々が並ぶ風景は圧巻です。このポプラ並木が最も美しいのは、やはり新緑の季節(5月下旬~6月頃)と、紅葉の季節(10月中旬~下旬頃)でしょう。特に、夏の緑が濃くなり、青空とのコントラストが眩しい時期は、歩いているだけで清々しい気持ちになります。
ただし、2004年の台風で大きな被害を受け、現在は一部立ち入りが制限されている区間もあるのでご注意ください。そして、もう一つのハイライトが「イチョウ並木」。約380mにわたって続くイチョウのトンネルは、秋になると黄金色に染まり、息をのむほどの美しさです。見頃は例年10月下旬から11月上旬頃。この時期に合わせて開催される「北大金葉祭(こんようさい)」の期間中はライトアップも行われ、幻想的な夜の散策デートを楽しめます。
正直、このイチョウ並木の黄葉シーズンは、一年で最も観光客が多く訪れる時期。写真を撮るのも一苦労するほどの混雑になることもあります。人混みが苦手なカップルは、少し時期をずらすか、平日の早い時間帯を狙うのが良いかもしれません。もちろん、春の桜の季節や、雪景色の冬もそれぞれに風情があります。お二人の好みに合わせて、ベストな時期を選んで訪れてみてください。
北海道大学総合博物館の見どころ&カフェ情報
北海道大学キャンパス内には、無料で入館できる「総合博物館」があり、知的なデートにぴったりのスポットです。旧理学部本館を利用した重厚な建物自体も見応えがありますが、その展示内容は想像以上に本格的で、大人も十分に楽しめます。館内は3フロアに分かれており、北大の研究成果や、北海道の自然史、科学技術に関する様々な標本や資料が展示されています。特に見どころなのが、巨大なマチカネワニの全身骨格化石や、マンモスの骨格標本。その大きさと迫力に圧倒されること間違いなしです。また、美しい鉱物コレクションや、精巧な昆虫標本、アイヌ文化に関する展示など、多岐にわたる分野をカバーしており、知的好奇心をくすぐられます。
博物館というと少し堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、北大の博物館は展示方法も工夫されており、分かりやすく興味深い内容になっています。二人で展示を見ながら、「これすごいね!」「知らなかった!」なんて会話をするのも楽しいでしょう。所要時間は、じっくり見ると1時間半~2時間ほど。見学に疲れたら、博物館の1階にあるミュージアムカフェ「ぽらす」で休憩するのがおすすめです。
明るく開放的な雰囲気のカフェで、コーヒーや軽食を楽しむことができます。窓からはキャンパスの緑が見え、落ち着いた時間を過ごせるでしょう。博物館もカフェも無料で利用できるエリアがあるので、気軽に立ち寄れるのも魅力です。アカデミックな雰囲気に浸る、いつもと少し違うデートを楽しんでみてください。
一般利用可能な学食&購買部ガイド
せっかく大学のキャンパスを訪れたなら、「学食(学生食堂)」でランチをしてみるのも面白い体験かもしれません。北海道大学にはいくつかの食堂があり、その一部は一般の人も利用可能です。代表的なのは、キャンパス中央部にある「中央食堂」。メニューが豊富で、定食や丼もの、麺類などがリーズナブルな価格で提供されています。正直、味や雰囲気はまさに「学食」といった感じで、過度な期待は禁物ですが、学生気分を味わいながら安くお腹を満たせるのは魅力です。ただし、お昼時は学生で大変混雑します。席の確保も大変ですし、一般利用者は少し時間をずらすなどの配慮が必要でしょう。メニュー選びで二人でワイワイ悩むのも楽しいかもしれませんね。他にも、北部にある「北部食堂」や、クラーク会館内の食堂など、いくつか選択肢があります。営業時間は食堂によって異なり、土日祝日は休業の場合も多いので、事前に大学のウェブサイトなどで確認が必要です。
また、学食だけでなく、「購買部(生協)」を覗いてみるのもおすすめです。北大のロゴが入ったオリジナルグッズ(文房具、Tシャツ、お菓子など)が販売されており、記念やお土産にぴったり。特に「北大牛乳」や関連する乳製品は人気があります。ただし、こちらもあくまで学生・教職員向けの施設なので、節度を持った利用を心がけましょう。
学食ランチや購買部での買い物は、THE・デートスポットという感じではありませんが、ちょっと変わった体験として、二人の会話のネタにはなるかもしれませんよ。
(8) 赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎):歴史と美しさ

札幌の中心部に佇む、風格あるレンガ造りの建物「北海道庁旧本庁舎」、通称「赤れんが庁舎」。明治時代に建てられたこの美しい建築物は、国の重要文化財にも指定されており、札幌の歴史と開拓のシンボルとして多くの人に親しまれています。
デートスポットとしての魅力は、まずその圧倒的な存在感と美しさ。アメリカ風ネオ・バロック様式の建物は、どこか異国情緒が漂い、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。建物の前で記念写真を撮るだけでも、素敵な思い出になるでしょう。館内は無料で見学でき、北海道の歴史に関する資料などが展示されています。
展示内容は少し固いと感じるかもしれませんが、建物の内部装飾や、当時の雰囲気を残す部屋など、建築物そのものに見応えがあります。特に、二階にある「記念室(旧北海道庁長官室)」は、豪華な装飾が施されており必見です。また、赤れんが庁舎の魅力は建物だけではありません。庁舎の前には手入れの行き届いた美しい前庭が広がっており、池や季節の花々が彩りを添えています。ベンチに座って、歴史的な建物を眺めながらのんびり過ごす時間は、都会の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。
アクセスも良く、入場無料なので、気軽に立ち寄れるのもポイント。札幌の歴史に触れながら、落ち着いた雰囲気の中で過ごしたいカップルにおすすめのスポットです。
建物内部の見学ポイント&歴史解説
赤れんが庁舎の内部は、誰でも無料で見学することができます。外観の美しさもさることながら、建物の中にも見どころがたくさんありますよ。まず注目したいのが、その建築様式と内部装飾。明治時代の洋風建築の特徴が随所に見られます。例えば、重厚な造りの階段や、アーチ状の窓枠、美しい天井の装飾など、細部にまでこだわったデザインは見応えがあります。館内には、北海道の開拓の歴史や、赤れんが庁舎の歩みに関する資料が展示されている「北海道開拓記念館」の展示室(一部機能)や、「樺太関係資料館」、「赤れんが北方領土館」などがあります。
正直、歴史にあまり興味がないと少し退屈に感じてしまうかもしれませんが、当時の資料や写真を見ていると、北海道の厳しい自然の中で人々がどのように開拓を進めてきたのか、その苦労と情熱が伝わってきます。デートで訪れるなら、全ての展示をじっくり見るというよりは、興味のある部分をピックアップしたり、建物の雰囲気を楽しんだりするのが良いかもしれません。
特に必見なのが、2階にある「記念室」。ここはかつての北海道庁長官室で、歴代長官が執務をとった場所です。豪華な絨毯や調度品、美しい装飾が施された天井など、当時の威厳と華やかさを感じさせる空間となっています。ここで記念写真を撮るのも良いでしょう。ボランティアガイドさんがいる時間帯もあるので、解説を聞きながら見学すると、より深く建物の歴史や魅力を知ることができますよ。
前庭での四季の楽しみ方(花・紅葉・雪景色)
赤れんが庁舎の魅力を語る上で欠かせないのが、建物の前に広がる美しい「前庭」です。ここは、歴史的な建物を引き立てるだけでなく、それ自体が四季折々の表情を見せる癒しの空間となっています。春には、チューリップやムスカリなどの花々が咲き誇り、庭園をカラフルに彩ります。新緑とレンガ色の建物のコントラストも美しい季節です。夏になると、緑が一層濃くなり、池の周りでは水鳥たちが羽を休める姿も見られます。木陰のベンチに座って、涼を取りながらのんびり過ごすのに最適です。
そして秋。前庭の木々、特にイチョウが鮮やかに色づき、赤れんが庁舎を背景にした紅葉は見事な美しさ。正直、札幌市内でも有数の紅葉スポットと言えるでしょう。黄金色に輝くイチョウとレンガの組み合わせは、絶好のフォトスポットです。冬になると、庭園は一面の雪景色に覆われます。雪化粧した赤れんが庁舎は、まるで童話の世界のような幻想的な雰囲気を醸し出し、これもまた格別な美しさです。冬期間はライトアップされることもあり、ロマンチックな夜の散策も楽しめます。
このように、前庭は一年を通して訪れる人々を楽しませてくれます。特別なイベントがない日は比較的静かで、落ち着いた時間を過ごせるでしょう。庁舎の見学と合わせて、ぜひ前庭の散策も楽しんでください。季節ごとの美しい景色が、二人のデートを彩ってくれるはずです。
周辺立ち寄りスポット【時計台・道立文書館】
赤れんが庁舎は札幌の中心部に位置しているため、周辺には他にも魅力的な立ち寄りスポットがたくさんあります。デートプランを組む際に、これらを組み合わせることで、より充実した一日を過ごすことができますよ。まず、赤れんが庁舎から歩いて数分の距離にあるのが、同じく札幌のシンボルとして有名な「札幌市時計台」です。正式名称は「旧札幌農学校演武場」。白い壁と赤い屋根が特徴的な可愛らしい建物で、こちらも人気のフォトスポット。内部は資料館になっており、時計台の歴史や札幌農学校について学ぶことができます。正直、外観のイメージに比べて内部は意外とこぢんまりしていますが、札幌に来たなら一度は見ておきたい場所ですよね。赤れんが庁舎とセットで訪れるのが定番コースです。
また、赤れんが庁舎のすぐ隣には「北海道立文書館(もんじょかん)」があります。こちらは、北海道の歴史に関する公文書や古文書などを保存・公開している施設です。少しマニアックかもしれませんが、歴史好きのカップルなら興味深い発見があるかもしれません。閲覧室では貴重な資料を閲覧することも可能です(手続きが必要な場合あり)。
さらに、赤れんが庁舎から南へ向かえば「大通公園」もすぐそこ。ショッピングを楽しみたいなら、札幌駅方面へ戻れば「JRタワー」や駅ビルがありますし、少し歩けば狸小路商店街にもアクセスできます。このように、赤れんが庁舎周辺には、歴史、文化、自然、ショッピング、グルメと、様々なジャンルのスポットが集まっています。お二人の興味に合わせて、自由に組み合わせて札幌散策を楽しんでください。
(9) JRタワー展望室 T38:駅直結!アクセス抜群の都市型展望台

JR札幌駅直結という、これ以上ない抜群のアクセスを誇るのが「JRタワー展望室 T38」です。地上38階、高さ160mから札幌の街並みを360度見渡せるこの場所は、まさに都会のオアシスであり、デートにぴったりの洗練された空間と言えるでしょう。
最大の魅力は、やはりその利便性。電車の時間調整や、ショッピング、食事の前後など、デートのプランに非常に組み込みやすいのが嬉しいポイントです。わざわざ遠くまで行かなくても、気軽に非日常的な絶景を楽しめるのは大きなアドバンテージですよね。展望室内は、落ち着いた照明と心地よい音楽が流れ、大人な雰囲気が漂います。大きな窓に面したカウンター席やソファ席に座って、眼下に広がる景色を眺めながら語り合えば、自然とロマンチックなムードに。
藻岩山のような自然の中の夜景とはまた違った、都市ならではの煌びやかでダイナミックな景色が楽しめます。昼間の開放的な眺望も素晴らしいですが、やはりデートなら夕暮れ時や夜景の時間帯がおすすめ。札幌駅を発着する電車の光跡や、碁盤の目状に広がる街の灯りが幻想的です。カフェも併設されているので、景色を楽しみながらゆっくりお茶をするのも良いでしょう。
アクセス抜群で、天候に左右されず、洗練された空間で絶景を楽しめる。JRタワー展望室 T38は、スマートで都会的なデートを好むカップルに特におすすめしたいスポットです。
地上160mからの絶景【時間帯別比較・おすすめ方角】
JRタワー展望室 T38の魅力は、何と言っても地上160mから見渡す360度のパノラマビューです。時間帯や方角によって全く異なる表情を見せるので、それぞれの魅力を知っておくと、よりデートが充実しますよ。まず昼間の景色。遠くの山々や石狩湾まで見渡せる開放感が魅力です。碁盤の目状に整備された札幌の街並みがくっきりと見え、まるでミニチュアの世界を眺めているかのよう。特に晴れた日の青空と街並みのコントラストは最高に気持ちが良いです。次に、夕暮れ時(マジックアワー)。空がオレンジ色から深い青へと移り変わり、街に少しずつ灯りがともり始めるこの時間帯は、息をのむほどロマンチック。刻一刻と変わる景色を二人で眺めるのは、忘れられない思い出になるでしょう。
そして夜景。札幌駅周辺のビルの明かりや、車のヘッドライトが織りなす光の海は、まさに都会の宝石箱。藻岩山からの夜景とは異なり、より街の息遣いを近くに感じられるダイナミックさが特徴です。おすすめの方角ですが、南側は大通公園やテレビ塔、すすきの方面を望む、札幌の中心部ビュー。最も華やかで夜景らしい景色が楽しめます。西側は手稲山など山並みが美しく、夕暮れ時は特に綺麗です。北側は広大な北海道大学や石狩湾方面、東側はサッポロファクトリーなどが見えます。
どの方向もそれぞれに魅力がありますが、デートならやはり南側の夜景が一番人気でしょうか。展望室には各方角の案内表示もあるので、それを見ながら「あそこが〇〇だね」なんて話すのも楽しいですよ。時間帯や方角を変えて、何度か訪れてみるのもおすすめです。
T’CAFE & T’SHOP【メニュー・限定グッズ】
JRタワー展望室 T38には、「T’CAFE(ティー・カフェ)」と「T’SHOP(ティー・ショップ)」が併設されており、絶景を楽しみながら休憩したり、思い出の品を探したりすることができます。まず「T’CAFE」。展望室の南側に位置し、大きな窓から札幌の街並みを眺めながら、ドリンクや軽食を楽しめるカフェです。メニューは、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどの定番ドリンクに加え、ビールやワインなどのアルコール類も提供しています。昼間はサンドイッチやケーキセット、夜はカクテルなども楽しめます。
メニュー自体は特別凝ったものではありませんが、この絶景を目の前にしてお茶ができるという付加価値は絶大です。特に窓際のカウンター席は人気が高く、席の確保が難しい場合もあります。もし空いていたらラッキー!ゆっくり景色を眺めながら、二人だけの時間を過ごすのに最適です。カフェはセルフサービス形式なので、気軽に利用できるのもポイント。
次に「T’SHOP」。展望室の北側にあり、JRタワーオリジナルのグッズや、北海道・札幌に関連するお土産品などを販売しています。ポストカードやキーホルダー、文房具といった定番アイテムから、T38限定デザインのお菓子や雑貨など、ここでしか手に入らないものも。展望室からの景色をモチーフにしたグッズは、訪れた記念にぴったりです。
旅の思い出や、デートの記念に、二人でお揃いのものを探してみるのも楽しいかもしれませんね。カフェでの休憩やお土産探しも、T38でのデートを彩る大切な要素の一つです。
組み合わせにおすすめ!駅ビルでのショッピング&グルメ
JRタワー展望室 T38の最大の利点の一つは、JR札幌駅直結というその立地。つまり、展望室での絶景体験の前後に、駅ビルでのショッピングやグルメをシームレスに楽しめるということです。これはデートプランを考える上で非常に大きな魅力となります。JRタワー内には、「札幌ステラプレイス」「大丸札幌店」「パセオ」「アピア」といった大型商業施設が集結しており、ファッション、雑貨、コスメ、書籍など、ありとあらゆるジャンルのショップが揃っています。ウィンドウショッピングを楽しむだけでも十分ですが、お互いにプレゼントを選んだり、ペアルックを探したりするのもデートならではの楽しみ方ですよね。お店が多すぎてどこを見るか迷ってしまうほど。事前に相手の好きなお店やブランドをリサーチしておくと、よりスムーズに楽しめるかもしれません。
そして、グルメに関しても選択肢は無限大。各商業施設内には、カフェ、レストラン、フードコートなどが多数入っており、和食、洋食、中華、イタリアン、スイーツまで、どんな気分の時でも必ずお気に入りのお店が見つかるはずです。展望室で夜景を見る前に、少し早めのディナーを駅ビルで済ませる、あるいは展望室の後に、カフェで感想を語り合う、といったプランが可能です。
映画館「札幌シネマフロンティア」も併設されているので、映画デートと組み合わせるのも良いでしょう。天候に左右されず、移動の手間なく、絶景、ショッピング、グルメ、映画まで楽しめる。JRタワーとその周辺は、まさに一日中デートを満喫できるパーフェクトなエリアなのです。
(10) 札幌芸術の森:広大な敷地でアートと自然を一日満喫

札幌市南区、豊かな自然に囲まれた広大な敷地に広がる「札幌芸術の森」。ここは、美術館、野外彫刻公園、クラフト工房、アートホールなどが点在する、まさに芸術の複合施設です。
デートスポットとしての魅力は、アート鑑賞と自然散策を同時に、しかも一日がかりでゆったりと楽しめる点にあります。園内はとにかく広く、緑にあふれているので、ただ歩いているだけでもリフレッシュできます。そして、いたるところに設置されたユニークな彫刻作品たちが、散策に驚きと発見を与えてくれます。「これは何を表現してるんだろうね?」なんて、二人で作品について語り合う時間は、知的な刺激と楽しさに満ちているでしょう。美術館では質の高い企画展が開催されることも多く、アート好きなカップルなら見逃せません。
陶芸や木工などのクラフト体験ができる工房もあり、一緒にものづくりに挑戦するのも素敵な思い出になります。正直、アクセスは札幌中心部から少し距離があり、園内もアップダウンがあるので、歩きやすい服装と靴は必須です。また、屋外展示が多いため、天候に左右されやすい点も考慮が必要かもしれません。
しかし、その広大さと自然環境、そして多様なアート体験は、他では得難い特別なものです。日常を離れて、アートと自然の中で感性を磨き、ゆったりとした時間を過ごしたい。そんなデートを求めるカップルにとって、札幌芸術の森は最高の選択肢の一つとなるはずです。
屋外彫刻公園の完全攻略法【おすすめルート・所要時間】
札幌芸術の森のハイライトの一つが、7.5ヘクタールもの広大な敷地に約74点の彫刻作品が展示されている「野外彫刻公園」です。自然の地形を活かして配置された作品群は、四季折々の風景と見事に調和し、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。この広大な公園をデートで効率よく、そして楽しく攻略するためのポイントをご紹介しましょう。まず所要時間ですが、全ての作品をじっくり見て回るとなると、最低でも1時間半~2時間は必要です。園内は起伏があり、砂利道や階段も多いので、歩きやすい靴は絶対に用意してください。正直、ヒールやサンダルではかなり厳しいでしょう。おすすめのルートとしては、入口で園内マップを入手し、番号順に作品を巡っていくのが基本ですが、時間に限りがある場合や、体力に自信がない場合は、見たい作品を絞って回るのが賢明です。
例えば、ダニ・カラヴァン作の「隠された庭への道」や、展望台からの眺めが良いエリア、あるいはユニークな形の休憩スポットなどを目指して歩くのも良いでしょう。特に「隠された庭への道」は、緑のトンネルを抜けると現れる静謐な空間で、デートにもぴったりの雰囲気です。園内には無料のシャトルバスも運行されていることがあるので、上手に利用すれば体力的な負担を軽減できます。
フォトスポットも満載ですが、個人的なおすすめは、自然の中に溶け込むように設置された作品と一緒に、風景の一部として写真を撮ること。アートと自然、そして二人の姿が一体となった、素敵な一枚が撮れるはずです。無理せず、休憩を挟みながら、二人だけのペースでアート散歩を楽しんでください。
各美術館・工房の特色と見どころ【企画展情報も】
札幌芸術の森には、野外彫刻公園だけでなく、魅力的な美術館や工房も点在しています。アート好きなカップルなら、こちらもぜひ訪れたいスポットです。まず中心となるのが「札幌芸術の森美術館」。ここでは、国内外の現代美術を中心とした様々な企画展が開催されています。訪れる時期によって展示内容が変わるので、事前に公式サイトでどんな企画展が開催されているかチェックしておくのが重要です。話題のアーティストの展覧会や、ユニークなテーマの企画展など、興味を引かれる展示に出会えるかもしれません。
次に「佐藤忠良記念子どもアトリエ」。彫刻家・佐藤忠良の作品を展示するとともに、子ども向けのワークショップなども開催されていますが、大人も楽しめる展示があります。そして、工芸作品好きなら見逃せないのが「工芸館」。ここでは、陶芸、木工、染織など、北海道ゆかりの作家を中心とした工芸作品の展示や、企画展が行われています。
実際に創作活動が行われている「クラフト工房」では、陶芸、木工、染織、版画などの体験プログラムに参加することも可能です(要予約・有料)。二人で一緒に世界に一つだけの作品を作る体験は、デートの素敵な思い出になるでしょう。正直、全ての美術館や工房を一日で回るのは時間的に難しいかもしれません。
事前にどの施設に興味があるか話し合い、目的を絞って訪れるのがおすすめです。企画展の情報をチェックして、お二人の興味に合ったアート体験を楽しんでください。
園内レストラン・カフェ情報&ピクニックスポット
広大な札幌芸術の森を散策していると、お腹が空いたり、ちょっと休憩したくなりますよね。園内には、食事や休憩ができるレストランやカフェ、そしてピクニックに最適なスポットも用意されています。まず、しっかり食事をしたいなら、「札幌芸術の森美術館」に併設されたレストラン「畑のはる」があります。ここでは、地元の食材を使った洋食メニューやパスタなどを、アートな空間で楽しむことができます。窓からの景色も良く、落ち着いた雰囲気でランチやティータイムを過ごせます。
もう少し気軽に利用したいなら、「クラフト工房」近くにあるカフェ「アートカフェ・ラ・フォルケッタ」もおすすめです。軽食やドリンク、スイーツなどが提供されており、テラス席もあります。また、「野外彫刻美術館センター棟」内にもカフェスペースがあり、簡単なドリンクや軽食が購入できます。そして、天気が良い日に特におすすめなのが「ピクニック」です。園内には広々とした芝生エリアや、景色の良い場所にベンチなどが設置されており、お弁当やテイクアウトしたものを持ち込んで楽しむことができます。
園内のレストランやカフェの選択肢はそれほど多くないので、自分たちで好きなものを用意してピクニックする方が、自由度も高く、開放的な気分を味わえるかもしれません。特におすすめのピクニックスポットは、「野外彫刻公園」内の見晴らしの良い場所や、「アートホール」前の芝生広場など。レジャーシートを持参して、アートと自然に囲まれた贅沢なランチタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(11) サッポロファクトリー:歴史的建造物内の複合商業施設

札幌の中心部から少し東側、かつてサッポロビールの工場があった場所に建てられた複合商業施設「サッポロファクトリー」。ここは、歴史を感じさせる赤レンガ造りの建物と、近代的なガラス屋根のアトリウムが融合した、独特の雰囲気を持つスポットです。
デートでの魅力は、ショッピング、グルメ、映画、アミューズメントといった多様な楽しみ方が、一つの場所で完結する利便性の高さにあります。約160もの店舗が集まっており、ファッションや雑貨のお店を見て回ったり、カフェで休憩したり、レストランで食事を楽しんだり、最新の映画を観たりと、天候を気にせず一日中過ごすことができます。
特に印象的なのが、巨大なガラス屋根に覆われた「アトリウム」。明るく開放的な空間には緑や噴水があり、季節ごとのイベントや装飾が施され、歩いているだけでも楽しい気分になります。正直、入っているテナント自体は、他の大型ショッピングモールと比べてものすごく目新しいというわけではないかもしれません。しかし、この歴史的建造物を活かした雰囲気と、広々としたアトリウム空間が、サッポロファクトリーならではの魅力を生み出しているのです。
特に、冬のクリスマスシーズンには、アトリウムに巨大なクリスマスツリーが登場し、イルミネーションと共に幻想的な雰囲気に包まれます。これは一見の価値あり。アクセスも比較的良好で、屋内施設なので雨の日や寒い日のデートにも最適。ぶらぶら歩きながら、二人のペースで楽しめる、使い勝手の良いデートスポットと言えるでしょう。
ショッピング・グルメ・映画館・アトリウムの魅力
サッポロファクトリーの魅力を具体的に見ていきましょう。まず「ショッピング」。ファッションブランドから、インテリア雑貨、アウトドア用品、書籍、お土産物まで、幅広いジャンルのお店が揃っています。特に、北海道ならではのアウトドアブランドの大型店舗などは見応えがあります。二人でお揃いのアイテムを探したり、プレゼントを選んだりするのに最適です。
次に「グルメ」。レストランやカフェ、フードコートなどが充実しており、和食、洋食、中華、エスニック、ラーメン、スイーツまで、様々な選択肢があります。カジュアルなランチから、少しお洒落なディナーまで対応可能です。散策に疲れたら、アトリウムを眺められるカフェで休憩するのも良いでしょう。
そして「映画館」。最新の設備を備えたシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ札幌」があり、話題の映画を快適に鑑賞できます。映画デートの定番スポットとしても人気です。さらに、アミューズメント施設やフィットネスクラブなども併設されています。そして、やはり特筆すべきは「アトリウム」の存在。全天候型で明るく広々としたこの空間は、サッポロファクトリーの心臓部とも言える場所です。季節ごとの装飾やイベントが開催され、訪れるたびに新しい発見があります。
夏にはビアガーデン風のイベント、冬には巨大なクリスマスツリーとイルミネーションなど、年間を通して楽しませてくれます。正直、このアトリウムの雰囲気を楽しむためだけに訪れる価値もあるかもしれません。ショッピング、グルメ、エンタメ、そして心地よい空間。これらが揃っているサッポロファクトリーは、デートのあらゆるニーズに応えてくれる万能スポットなのです。
レンガ館の歴史と見どころ
サッポロファクトリーの中でも、ひときわ歴史と風格を感じさせるのが「レンガ館」です。ここは、1876年(明治9年)に建設された開拓使麦酒醸造所の建物を保存・活用したもので、日本のビール産業発祥の地とも言える貴重な歴史遺産です。赤レンガの外壁や、特徴的な煙突は、当時の面影を色濃く残しており、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。デートで訪れたなら、ぜひこのレンガ館にも足を運んでみてください。内部には、当時のビール造りの様子を伝えるミニ博物館「札幌開拓使麦酒醸造所見学館」があり、無料で自由に見学できます。巨大な仕込釜(ケッセル)や、昔のポスター、資料などが展示されており、サッポロビールの歴史や、この場所が歩んできた道のりを知ることができます。
展示スペースはそれほど広くはありませんが、歴史好きやビール好きのカップルなら興味深く楽しめるでしょう。また、レンガ館には、クラフトビールを楽しめるビアホール「札幌開拓使麦酒・賣捌所」や、お土産ショップなどもあります。ビアホールでは、ここでしか飲めない限定の「開拓使麦酒」を味わうことができます。レトロな雰囲気の中で、美味しいビールを片手に語り合うのも、大人なデートの楽しみ方ですよね。
レンガ館周辺は、夜になるとライトアップされ、昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気に包まれます。歴史を感じる赤レンガを背景に記念写真を撮るのもおすすめです。サッポロファクトリーを訪れた際には、このレンガ館で、札幌の開拓とビール造りの歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
クリスマスシーズンの巨大ツリー情報
サッポロファクトリーが一年で最も輝きを増すのが、冬のクリスマスシーズンです。この時期の目玉は、何と言ってもアトリウムに飾られる巨大なクリスマスツリー!高さ約15mにもなる本物のトドマツを使ったツリーは圧巻の存在感で、毎年多くの人々を魅了しています。このツリーを見るためだけに訪れる人もいるほど、札幌の冬の風物詩となっています。ツリーには無数のオーナメントとイルミネーションが施され、その美しさは息をのむほど。特に、毎日夕方に行われる点灯式は必見です。音楽と共にイルミネーションが様々な色に変化し、アトリウム全体が幻想的でロマンチックな光に包まれます。この点灯式の瞬間は感動的で、見ているだけで幸せな気持ちになれます。デートで訪れるなら、この点灯時間に合わせて行くのがベストでしょう。
ただし、クリスマスが近づくにつれて、アトリウムは大変な混雑になります。特に週末の夕方は、点灯式を見る場所を確保するのも一苦労するほど。人混みが苦手なカップルは、少し早めの時間に行くか、平日の夜を狙うのがおすすめです。
ツリー以外にも、アトリウム全体や施設の外壁などもイルミネーションで飾られ、ファクトリー全体がクリスマスムード一色になります。暖かい屋内から美しいツリーとイルミネーションを眺められるのは、寒い札幌の冬において非常に魅力的。クリスマスシーズンの札幌デートでは絶対に外せないスポットの一つと言えるでしょう。暖かい服装で、光り輝くロマンチックな夜を楽しんでください。
(12) 場外市場:活気あふれる市場でグルメ探訪

札幌で新鮮な海の幸や北海道の味覚を満喫したいなら、「札幌市中央卸売市場 場外市場」は外せないスポットです!ここは、卸売市場に隣接し、一般客向けに新鮮な魚介類や農産物、加工品などを販売するお店や、美味しい食事ができる飲食店が軒を連ねる活気あふれるエリア。
デートで訪れる魅力は、何と言ってもそのライブ感と、美味しいものを発見する喜びにあります。威勢の良い店員さんの声が飛び交い、カニやホタテ、色とりどりの野菜や果物がずらりと並ぶ光景は、見ているだけでもワクワクします。二人で市場をぶらぶら歩きながら、「これ美味しそう!」「あれは何だろう?」なんて会話をするのは、他のデートスポットでは味わえない楽しさです。
そして、市場の最大の魅力はやっぱりグルメ!新鮮なネタを使った海鮮丼やお寿司、その場で焼いてくれる海産物、旬のフルーツなど、北海道の味覚をリーズナブルに、そしてダイレクトに味わうことができます。正直、洗練されたおしゃれなデート、という雰囲気ではありません。むしろ、少し雑多で、活気があって、美味しい匂いに満ちた空間です。
でも、それがまた良い!気取らずに、美味しいものを純粋に楽しみたい、そんなグルメなカップルには最高のデートスポットと言えるでしょう。朝早くから営業しているので、朝食やブランチを楽しむのもおすすめです。お腹も心も満たされる、活気あふれる市場デートはいかがですか?
食べ歩きグルメ【海産物・メロン・惣菜】
場外市場の楽しみは、お店に入ってしっかり食事をするだけではありません。様々な食材が並ぶ市場内を歩きながら、気になるものを少しずつ味わう「食べ歩き」も、デートを盛り上げる最高のスパイスになります!まず外せないのが、店頭で焼いてくれる海産物。ホタテやカキ、ツブ貝などを、醤油やバターで香ばしく焼いてアツアツを提供してくれるお店があります。磯の香りと香ばしい匂いに誘われて、思わず足を止めてしまうはず。二人で一つをシェアして食べるのも良いですね。次に、北海道といえばやっぱり「メロン」!特に夏場(6月~8月頃)には、カットされた夕張メロンなどが店頭に並びます。甘くてジューシーなメロンをその場で味わえるなんて、最高の贅沢ですよね。ソフトクリームにメロンが乗ったものなども人気です。
また、カニの試食をさせてくれるお店も多いです。店員さんとの会話を楽しみながら、美味しいカニを味見させてもらうのも市場ならでは。ただし、試食ばかりで買わないのはマナー違反にならないよう気をつけましょう。他にも、揚げたてのコロッケやかまぼこ、ザンギ(北海道風から揚げ)といったお惣菜、あるいは珍しい海産物の加工品など、見ているだけでも楽しいものがたくさんあります。正直、あれもこれも食べたくなってしまい、お腹がいっぱいになってしまう可能性も(笑)。
食べ歩きを楽しむコツは、無理せず少しずつ、気になるものを二人でシェアすること。そして、食べながら歩くのは避け、お店の前や指定されたスペースで食べるようにマナーを守ることです。五感をフルに使って、市場の活気と美味しいものを満喫してください!
市場の歩き方と楽しみ方のコツ
活気あふれる場外市場をデートで最大限に楽しむためには、いくつかのコツを知っておくと良いでしょう。まず、訪れる時間帯。市場の活気を最も感じられるのは、やはり早朝から午前中にかけてです。多くのお店が朝6時~7時頃から営業を開始し、お昼過ぎには閉まってしまうお店も少なくありません。新鮮な食材を求めるなら、できるだけ早い時間に訪れるのがおすすめです。ただし、正直、朝が苦手なカップルもいますよね。
その場合は、ランチタイムに合わせて訪れ、美味しい海鮮丼などを楽しむというプランでも十分満喫できます。次に服装ですが、市場内は通路が狭い場所や、水で濡れている場所もあるかもしれません。動きやすく、多少汚れても気にならない服装、そして歩きやすい靴がおすすめです。ハイヒールなどは避けた方が無難でしょう。
市場での楽しみ方のコツとしては、積極的に店員さんとコミュニケーションをとってみること。「これ、どうやって食べるのが美味しいですか?」「今が旬なのはどれですか?」などと質問してみると、美味しい情報や面白い話が聞けるかもしれません。市場の人は気さくな方が多いですよ。値切り交渉については、基本的には難しいと考えた方が良いでしょう。特に明示された価格からの大幅な値引きは期待しない方が無難です。
ただし、たくさん購入する場合や、お店の人との会話が弾んだ際には、少しおまけしてくれる…なんてこともあるかもしれません。そして最も重要なのは、市場の雰囲気を二人で楽しむこと!活気、匂い、人の声…五感全体で市場のエネルギーを感じながら、美味しい発見を共有すれば、きっと忘れられないデートになるはずです。
(13) 中島公園:都心にありながら豊かな自然と文化施設

すすきのの南側に広がる「中島公園」。ここは、札幌の中心部にありながら、驚くほど豊かな自然と、歴史的な建造物や文化施設が共存する、魅力あふれる公園です。大通公園が「動」なら、中島公園は「静」といった趣があり、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとしたデートを楽しみたいカップルにぴったり。
園内には大きな菖蒲池があり、その周りを緑豊かな木々が囲んでいます。池のほとりを散策したり、ベンチに座って水面を眺めたりするだけで、心が和むのを感じられるでしょう。春には桜、夏には新緑とボート遊び、秋には見事な紅葉、冬には雪景色と、四季折々の美しい風景が楽しめます。
派手なアトラクションや賑やかなイベントがあるわけではありません。でも、その静かで落ち着いた雰囲気が、二人の会話を深め、穏やかな時間を与えてくれるのです。さらに、園内には国の重要文化財である「豊平館」や、「札幌コンサートホールKitara」、「北海道立文学館」など、文化的な見どころも点在しています。
自然散策と合わせて、アートや歴史に触れる知的なデートを楽しむことも可能です。アクセスも地下鉄駅直結と非常に便利。都会の喧騒からエスケープして、緑の中でリラックスしたひとときを過ごしたい。そんな時に訪れたい、都会の貴重なオアシスのようなデートスポットです。
菖蒲池のボート遊び&豊平館の見学
中島公園のシンボルとも言えるのが、園内の中央に広がる「菖蒲池」です。この池では、例年4月下旬から10月中旬頃まで、手漕ぎボートに乗ることができます(有料)。二人で力を合わせてボートを漕ぎ、水面の上をゆっくり進む時間は、デートならではの特別な体験となるでしょう。池にはカモなどの水鳥もいて、間近でその姿を見ることもできます。周りの緑を水面から眺めるのも新鮮な気分。ボートを漕ぐのが苦手だと、あらぬ方向へ進んでしまったり、少しあたふたしてしまうかもしれませんが、それもまたご愛嬌。笑い合いながら楽しめば、良い思い出になるはずです。ただし、風の強い日や悪天候の日は営業していないこともあるのでご注意ください。そして、菖蒲池のほとりに優雅に佇むのが、国の重要文化財「豊平館(ほうへいかん)」です。明治時代に開拓使直営のホテルとして建てられた、美しいウルトラマリンブルーの外観が印象的な洋館です。
内部も見学可能(有料)で、当時の華やかな雰囲気を残すシャンデリアや調度品、建築様式を見ることができます。特に、赤い絨毯が敷かれた階段や、豪華な装飾が施された大広間は必見。まるで明治時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
歴史や建築に興味がないと少し退屈に感じるかもしれませんが、その美しい空間は一見の価値あり。写真映えもするので、記念撮影にもおすすめです。ボート遊びでアクティブに楽しんだ後に、豊平館でしっとりと歴史に触れる。そんな緩急のあるデートも素敵ですね。
北海道立文学館・渡辺淳一文学館
中島公園は、自然だけでなく文化的な香りも漂う場所です。園内には二つの文学館があり、文学好きのカップルはもちろん、静かで知的な時間を過ごしたい二人にもおすすめです。まず一つ目が「北海道立文学館」。その名の通り、北海道にゆかりのある作家や文学作品に関する資料を収集・展示している施設です。石川啄木、有島武郎、小林多喜二といった著名な作家から、現代の作家まで、幅広い時代の文学に触れることができます。常設展では、北海道文学の大きな流れをたどることができ、企画展では特定の作家やテーマに焦点を当てた展示が行われます。
文学にそれほど詳しくなくても、当時の原稿や書簡、愛用品などを見ていると、作家たちの息遣いが感じられるようで興味深いものです。館内は非常に静かで落ち着いた雰囲気なので、ゆっくりと展示に向き合うことができます。もう一つが、「渡辺淳一文学館」。札幌出身の作家・渡辺淳一の全著作や資料を収蔵・展示しています。代表作『失楽園』や『愛の流刑地』などで知られる渡辺氏の文学世界に浸ることができる空間です。
スタイリッシュな建物の設計は安藤忠雄氏によるもの。文学だけでなく、建築に興味があるカップルも楽しめるでしょう。館内にはカフェも併設されています。どちらの文学館も、派手さはありませんが、知的好奇心を満たし、豊かな時間を提供してくれます。公園散策の途中に立ち寄って、文学の世界に触れてみるのはいかがでしょうか。新たな発見や、二人の会話のきっかけが生まれるかもしれません。
四季のイベント(夏祭り・紅葉ライトアップ等)
中島公園は、普段は落ち着いた雰囲気ですが、季節ごとに開催されるイベント時には、また違った賑わいと魅力を見せてくれます。イベントに合わせてデートプランを組めば、より特別な体験ができるでしょう。まず、夏(例年8月中旬)に開催されるのが「さっぽろ夏まつり 北海盆踊り」。大通公園のビアガーデンと並ぶ、札幌の夏の風物詩の一つです(※近年は大通公園での開催が主ですが、中島公園での関連イベントにも注目)。もし中島公園で盆踊りが開催されるなら、櫓を囲んで踊りの輪が広がり、縁日なども出て、お祭り気分を満喫できます。浴衣を着て訪れるのも素敵ですね。
そして秋、10月中旬から下旬にかけては、園内の木々が見事に色づき、美しい紅葉を楽しめます。特に菖蒲池周辺や、豊平館周辺の紅葉は格別。この時期に合わせて「紅葉ライトアップ」が開催されることもあり(要確認)、夜の公園が幻想的な光に包まれます。昼間とは全く違う、ロマンチックな雰囲気の中で紅葉狩りデートを楽しむことができます。
紅葉シーズンのライトアップはかなり人気があり、多くの人で賑わいます。冬には、園内の木々に雪が積もり、静謐で美しい雪景色が広がります。スノーキャンドルイベントなどが開催される年もあり、冬ならではの温かい光景が見られます。また、園内にある「札幌コンサートホールKitara」では、年間を通して様々なコンサートが開催されています。
音楽好きなカップルなら、公園散策と合わせてコンサートを楽しむのも良いでしょう。イベント情報は変更されることが多いので、訪れる前に札幌市の観光情報サイトなどで最新情報を必ずチェックしてくださいね。
(14) 定山渓温泉:札幌の奥座敷で癒しのひととき

札幌市内中心部から車やバスで約1時間。豊かな自然に囲まれた渓谷に湧き出る「定山渓(じょうざんけい)温泉」は、「札幌の奥座敷」とも呼ばれ、日帰りでも気軽に温泉情緒を味わえる人気のスポットです。都会の喧騒から離れて、自然の中でリフレッシュしたい、温泉で疲れを癒したい、そんなデートを求めるカップルにはまさに最適な場所。緑深い山々、豊平川の清流、そして立ち上る湯けむり…。美しい景色を眺めているだけでも心が安らぎます。
定山渓の魅力は、何と言っても豊富な湯量を誇る良質な温泉。ナトリウム-塩化物泉が中心で、体の芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴です。日帰り入浴を受け入れているホテルや旅館がたくさんあるので、気軽に名湯を楽しむことができます。温泉だけでなく、温泉街を散策するのも楽しみの一つ。無料の足湯が点在していたり、可愛らしいカッパの像があちこちに置かれていたり(定山渓はカッパ伝説があるのです!)、お土産屋さんやカフェを覗いたり…。
温泉街自体はそれほど大きくなく、派手な観光地というわけではありません。でも、そのこぢんまりとした、どこか懐かしい雰囲気が、逆に落ち着いた癒しの時間を与えてくれるのです。豊かな自然の中で温泉に浸かり、美味しい空気を吸って、のんびり散策する。そんなシンプルだけど贅沢な時間を二人で過ごせば、日頃の疲れも吹き飛び、心も体もリフレッシュできるはずです。
無料で楽しめる足湯巡りコース
定山渓温泉の嬉しいところは、気軽に温泉気分を味わえる「無料の足湯」が温泉街のあちこちに点在していることです。日帰り入浴する時間がなくても、あるいは温泉に入った後でも、足湯巡りを楽しむだけで、十分に癒しの時間を過ごせます。タオル一枚持っていけば、手軽に楽しめるのが魅力ですね。いくつか代表的な足湯スポットをご紹介しましょう。まず、定山渓観光案内所の近くにある「太郎の湯」。ここは屋根付きなので、多少の雨や雪でも利用しやすいのがポイントです。次に、温泉街の中心部、月見橋のたもとにある「定山源泉公園」内の足湯。ここは、温泉たまごを作れる「おんたまの湯」も併設されており(たまごは持参するか近くで購入)、足湯に浸かりながら温泉たまごが出来上がるのを待つ、なんて楽しみ方もできます。さらに、少し離れた場所になりますが、「心の里 定山」という施設(※有料ラウンジですが、足湯のみの利用も検討の価値あり)では、美しい庭園を眺めながら複数の足湯を楽しめます。
足湯だけでは全身の疲れを取るのは難しいかもしれませんが、歩き疲れた足を温めるだけでも、かなりリフレッシュ効果があります。何より無料なのが嬉しい!二人で足湯に浸かりながら、のんびりお喋りする時間は、とても穏やかで心地よいものです。温泉街マップなどを参考に、カッパの像を探しながら足湯を巡る「足湯巡りデート」は、定山渓ならではの楽しみ方。ぜひタオル持参で訪れてみてください。
(15) AOAO SAPPORO:都市型水族館で新しい発見

札幌の中心部、狸小路商店街に隣接する新しい商業施設「moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)」内にある都市型水族館「AOAO SAPPORO」。ここは、従来の「水族館」のイメージを覆すような、斬新な展示方法とスタイリッシュな空間が魅力の新しいデートスポットです。
水族館というと郊外にあるイメージが強いですが、AOAO SAPPOROは街ナカにあるため、ショッピングや食事のついでに気軽に立ち寄れるのが最大の利点。館内は「生命のワンダー~見えなかった世界を見つめる~」をテーマに、ペンギンやクラゲ、小型の魚類などを中心とした展示が展開されています。
巨大な水槽やイルカショーがあるような大型水族館ではありません。規模としてはコンパクトですが、その分、一つ一つの展示に工夫が凝らされており、生き物たちの営みを間近で、そして美しく観察できるようになっています。特に、ペンギンの展示方法や、クラゲの幻想的な空間は必見。
館内にはカフェ・バーも併設されており、水槽を眺めながら飲食を楽しむこともできます。夜にはバーとしても営業しており、お酒を飲みながら水族館デートなんていう、大人な楽しみ方も可能。アクセス抜群で、天候に左右されず、おしゃれな空間で生き物たちに癒される。AOAO SAPPOROは、新しいもの好きのカップルや、街ナカで気軽に非日常体験をしたいカップルにぴったりの、注目のデートスポットと言えるでしょう。
ペンギンやクラゲなど注目の展示エリア
AOAO SAPPOROはコンパクトながらも、見どころとなる注目の展示エリアがいくつかあります。まず、多くの人が足を止めるのが、陸地と水中の両方から観察できるペンギンの展示エリア「PENGUINS」。ここでは、キタイワトビペンギンたちが、陸地をピョンピョンと飛び跳ねたり、水中を素早く泳ぎ回ったりする姿を、非常に近い距離で見ることができます。特に、頭上をペンギンが通過するように設計された水槽部分はユニークで、まるで一緒に泳いでいるかのような感覚を味わえます。ペンギンたちの愛らしい仕草には、時間を忘れて見入ってしまうはず。
次に、幻想的な空間が広がるのが「PLANETARY AQUARIUM」。ここでは、ミズクラゲなどが漂う美しい水槽が配置され、照明や音楽と相まって、まるで宇宙空間にいるかのような没入感を体験できます。クラゲのゆったりとした動きと、光の演出が織りなす空間は非常にロマンチックで、デートにもぴったり。写真映えも抜群です。その他にも、六角形の水槽が特徴的な「LIBRARY AQUARIUM」では、世界中の小さな生き物たちを観察できたり、「GREEN ROOM」では緑豊かな空間で珍しい生き物に出会えたりします。
また、「ブルールーム」と呼ばれる大型スクリーンでは、デジタルアートで海の広大さを表現するプログラムが上映されており、これも見応えがあります。規模は大きくありませんが、一つ一つの展示にこだわりが感じられ、生き物たちの新たな魅力に気づかせてくれるでしょう。じっくり観察すれば、きっとお気に入りの生き物が見つかるはずです。
館内カフェ・バーの魅力
AOAO SAPPOROのもう一つの大きな魅力が、館内に併設された「シロクマベーカリー&」です。ここは、ただの休憩スペースではなく、水族館体験をさらに豊かにしてくれるおしゃれなカフェ・バーとなっています。パンとお酒が楽しめる「ベーカリーバル」というコンセプトで、昼間は美味しいパンやコーヒー、軽食などを提供するカフェとして、そして夜(17時以降)は、お酒やそれに合うおつまみなどを提供するバルとして営業しています。最大のポイントは、一部の席からペンギン水槽を眺められること!愛らしいペンギンたちの姿を見ながら、コーヒーを飲んだり、ビールを飲んだりできるなんて、他ではなかなかできない贅沢な体験ですよね。ペンギンが見える席は限られているので、確保できたらラッキーです。メニューも魅力的で、北海道産の小麦を使った美味しいパンはもちろん、クロワッサンを使ったサンドイッチや、オリジナルのソフトドリンク、そして夜にはクラフトビールやカクテルなどが楽しめます。水族館の雰囲気に合わせたオリジナルカクテルなども提供されているかもしれません。
水族館デートの途中で休憩するのはもちろん、夜に訪れて、お酒を飲みながら幻想的な雰囲気の水族館を楽しむという、大人なデートにもぴったりです。水族館の入場券がなくてもカフェ・バーのみの利用も可能だったはずですが、せっかくなら水族館とセットで楽しむのがおすすめです。おしゃれな空間で、美味しいパンやお酒と共に、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
ショッピングモール「moyuk SAPPORO」との連携
AOAO SAPPOROが入っているのは、2023年に開業した新しい商業施設「moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)」の4階から6階部分です。そのため、水族館デートの前後に、このmoyuk SAPPOROでのショッピングやグルメを楽しむことができるのが大きなメリットと言えます。moyuk SAPPOROは、「いつもの毎日がちょっぴり上質に、ちょっぴり幸せに」をコンセプトに、ファッション、雑貨、コスメ、グルメなど、こだわりのショップが集まっています。JRタワーのような巨大モールではありませんが、センスの良いセレクトショップや、話題のカフェ、道内初出店の店舗など、魅力的なテナントが揃っています。例えば、水族館を見る前に、下のフロアでおしゃれな雑貨を探したり、カフェで軽くお茶をしたり。あるいは、水族館を楽しんだ後に、レストランフロアでディナーを楽しむ、といったプランが可能です。
特に、moyuk SAPPOROは狸小路商店街に直結しているため、狸小路での食べ歩きや散策と組み合わせることも容易です。地下鉄「大通駅」やすすきの駅からも地下街(ポールタウン)を通じてアクセスできるため、天候に左右されずに移動できるのも嬉しいポイント。
このように、AOAO SAPPOROは水族館単体としてだけでなく、moyuk SAPPOROという商業施設、そして狸小路や大通・すすきのエリア全体との連携によって、デートプランの幅を大きく広げてくれる存在なのです。水族館とショッピング、グルメをスマートに組み合わせて、充実した街ナカデートを満喫してください。
【目的・好みで深掘り!】札幌デートのテーマ別スポット&アイデア

定番スポットを一通りチェックしたら、次はお二人の「好き」や「今の気分」に合わせて、デートをさらに深掘りしてみませんか?このセクションでは、「グルメを堪能したい!」「ロマンチックな雰囲気に浸りたい」「アクティブに体を動かしたい」「アートや文化に触れたい」「とにかく癒されたい」、そして「ちょっと変わったこだわりデートがしたい!」といった、様々な目的や好みに合わせたデートスポットやアイデアを徹底的にご紹介します。
札幌という街は、本当に多様な魅力を持っているため、どんなカップルのどんなニーズにも応えてくれる懐の深さがあります。正直、選択肢が多すぎて迷ってしまうほどかもしれません。でも、だからこそ、お互いの興味や関心を共有し、一緒にプランを練る時間もまた、デートの醍醐味と言えるでしょう。「今日のデートは、どんなテーマにする?」そんな会話から始まる一日も素敵ですよね。
ここでは、各テーマごとに具体的なスポット例や楽しみ方のコツ、そして「ぶっちゃけ、ここはどうなの?」というリアルな視点も交えながら、お二人にぴったりのデートを見つけるためのお手伝いをします。さあ、定番のその先へ。札幌デートの無限の可能性を探求し、二人だけの特別な思い出を作り上げましょう!
グルメ命!食いしん坊カップルのための札幌グルメデート

「デートの目的は、美味しいものを食べること!」そんな食いしん坊カップルにとって、札幌はまさに楽園のような場所です。新鮮な海の幸、濃厚なラーメン、奥深いスープカレー、こだわりのジンギスカン、そしてフォトジェニックなシメパフェまで…胃袋を掴んで離さない絶品グルメが、街の至る所に溢れています。札幌グルメデートの魅力は、その選択肢の圧倒的な豊富さと、クオリティの高さにあります。札幌で「食」をテーマにすれば、デートプランは無限に広がると言っても過言ではありません。
朝は市場で活気を感じながら海鮮丼、昼はおしゃれなカフェでランチ、午後は話題のスイーツを堪能し、夜は美味しいディナーと素敵なバーへ…。そんな夢のようなグルメ三昧デートが実現できてしまうのです。ここでは、ランチからディナー、ラーメン、スイーツ、海鮮、肉料理、スープカレー、バーまで、あらゆるジャンルを網羅し、食いしん坊カップルの欲望を120%満たすための情報をお届けします。
行列必至の人気店から、地元民に愛される隠れた名店、そしてデートにぴったりの雰囲気の良いお店まで、幅広くご紹介。美味しいものを一緒に味わう時間は、二人の心を満たし、会話を弾ませ、最高の笑顔を引き出してくれます。さあ、お腹を空かせて、札幌グルメデートの世界へ飛び込みましょう!
ランチ編:おしゃれカフェからガッツリ系まで
札幌でのランチデートは、選択肢が豊富すぎて嬉しい悲鳴を上げてしまうかもしれません。その日の気分や相手の好みに合わせて、お店選びを楽しみましょう。まず、おしゃれな雰囲気でゆっくり会話を楽しみたいなら、カフェランチがおすすめです。特に円山エリアや創成川イーストエリアには、古民家を改装したカフェや、インテリアにこだわったお店、テラス席が気持ち良いお店などがたくさんあります。パスタやキッシュ、ワンプレートランチなど、見た目も美しく、味も確かなメニューが揃っています。人気店は週末のお昼時には混雑することも多いので、予約が可能か確認するか、少し時間をずらすのが賢明です。
一方、「しっかり、がっつり食べたい!」という気分の時には、定食屋さんや洋食店、あるいはスープカレー店なども良いでしょう。札幌には、昔ながらのレトロな雰囲気の洋食店や、ボリューム満点の定食を提供してくれるお店も健在です。ハンバーグやオムライス、生姜焼き定食など、どこか懐かしくて満足度の高いランチが楽しめます。また、ラーメンやスープカレーをランチにするのも札幌ならでは。午後の活動に備えてエネルギーチャージするのにぴったりです。
お店選びのポイントは、やはり相手の好みと、その日のデート全体の流れを考えること。午後にたくさん歩く予定なら軽めに、逆にのんびり過ごすなら少し重めでも良いかもしれません。予算もお店によって様々なので、事前にチェックしておくと安心です。美味しいランチは、午後のデートをさらに楽しくする原動力になりますよ!
ラーメン編:札幌ラーメンをとことん味わう
札幌グルメの代名詞とも言える「札幌ラーメン」。濃厚な味噌味が定番ですが、実は醤油や塩、つけ麺など、個性豊かな美味しいラーメン店が数多く存在します。ラーメン好きカップルなら、札幌滞在中に一度は本場の味を堪能したいところですよね。デートでラーメン?と思うかもしれませんが、美味しいラーメンを二人でフーフーしながら食べるのも、意外と楽しいものです。札幌ラーメンの特徴は、ちぢれた中太麺と、ラードを使った熱々のスープ。そして、もやしや玉ねぎなどの野菜がたっぷり乗っていることが多いのもポイントです。王道の味噌ラーメンを攻めるなら、すすきのにある有名店や、ラーメン横丁などを訪れるのが定番。行列ができているお店も多いですが、並んで食べる価値のある一杯に出会えるはずです。正直、有名店は観光客向けという声もありますが、やはり一度は体験しておきたい味。
最近では、伝統的な味噌ラーメンだけでなく、魚介系のダシを効かせたものや、クリーミーな泡系、あるいは無化調にこだわった優しい味わいのラーメンなども人気を集めています。醤油や塩ラーメンにも、あっさり系からこってり系まで、隠れた名店がたくさん。お店の雰囲気も、昔ながらのカウンター席のみのお店から、カフェのようにおしゃれな内装のお店まで様々なので、デート向きのお店を選ぶことも可能です。
ラーメン情報サイトや口コミを参考に、二人の好みに合いそうなお店を探してみましょう。熱々の一杯をすすれば、心も体も温まり、二人の距離も縮まるかもしれませんよ。
スイーツ編:甘いものは別腹!至福のスイーツタイム
美味しい食事の後は、やっぱり甘いものが食べたくなりますよね。札幌は、スイーツ好きカップルにとっても天国のような街。特に、飲んだ後の「シメパフェ(夜パフェ)」文化が根付いていることでも有名です。もちろん、昼間に楽しめる絶品スイーツも数えきれないほどあります。まず外せないのが、やはり「シメパフェ」。すすきの周辺を中心に、夜遅くまで営業しているパフェ専門店がたくさんあります。フルーツをふんだんに使ったもの、濃厚なチョコレート系、和風テイストのものなど、お店ごとに趣向を凝らした、見た目も美しいパフェがずらり。一杯の値段は安くはありません(1500円~2000円程度が相場)が、その芸術的な美しさと美味しさは、デートの締めくくりを最高にロマンチックにしてくれます。
人気店は深夜でも行列ができることがあるので、時間に余裕を持つか、比較的空いている早い時間帯を狙うのがおすすめです。昼間のスイーツなら、ケーキやタルトが美味しいパティスリー巡りはいかがでしょう。札幌には実力派のパティシエが手がけるお店が多く、レベルの高いケーキを味わえます。イートインスペースがあるお店を選べば、ゆっくりティータイムを楽しめます。
ソフトクリームやジェラートも北海道ならではの美味しさ。新鮮な牛乳を使った濃厚な味わいは格別です。白い恋人パークや場外市場などでも美味しいソフトクリームが食べられます。他にも、こだわりの和菓子屋さんや、パンケーキ専門店、焼き菓子のお店など、選択肢は無限大。甘いスイーツを二人でシェアしながら、幸せなひとときを過ごしてください。
海鮮編:新鮮魚介をリーズナブルに堪能
四方を海に囲まれた北海道の中心都市である札幌。新鮮で美味しい海の幸が集まるのは当然のこと!海鮮好きカップルにとって、札幌でのデートはまさに至福の連続となるでしょう。市場で活気を感じながら食べる海鮮丼やお寿司はもちろん、街ナカの居酒屋やレストランでも、驚くほどクオリティの高い海鮮料理に出会えます。リーズナブルに堪能したいなら、やはり「場外市場」や「二条市場」を訪れるのがおすすめ。卸売市場に近い場外市場は、プロも買い付けに来るほどの鮮度と品揃え。威勢の良い雰囲気の中で食べる海鮮丼は格別です。二条市場は街ナカからのアクセスが良く、観光客にも人気。どちらの市場にも、美味しい海鮮丼やお寿司を提供してくれるお店がたくさんあります。市場のお店は朝早くから営業し、昼過ぎには閉まることが多いので、訪れる時間帯には注意が必要です。
人気店は行列必至。もう少し落ち着いて楽しみたいなら、すすきのや札幌駅周辺の寿司店や海鮮居酒屋が良いでしょう。回転寿司でも、北海道ならではの新鮮なネタが驚くほど安く食べられるお店があります。カウンターのお寿司屋さんは少し敷居が高いかもしれませんが、ランチタイムなら比較的リーズナブルに楽しめることも。
居酒屋では、お刺身の盛り合わせはもちろん、ホッケの開きやカニ料理、ホタテバター焼きなど、北海道らしい一品料理を味わえます。ウニ、イクラ、カニ、ホタテ、エビ、サーモン…考えただけでもよだれが出てきそうですね。札幌の海の幸を、心ゆくまで堪能するグルメデートを楽しんでください。
肉料理編:ジンギスカンからステーキまで
北海道グルメといえば、海鮮だけでなく美味しいお肉も忘れてはいけません!特に、札幌で絶対に味わいたいのが「ジンギスカン」です。独特の形状をした鍋で羊肉(マトンやラム)と野菜を焼いて食べるジンギスカンは、北海道民のソウルフードとも言える存在。デートでジンギスカン?と思うかもしれませんが、美味しいお肉をジュージュー焼きながら、ビールやご飯と共に楽しむ時間は、意外なほど盛り上がります。札幌には、老舗の有名店から、最近人気の生ラム専門店、食べ放題のお店まで、たくさんのジンギスカン店があります。老舗店は昔ながらの雰囲気で、タレに漬け込んだマトンを焼くスタイルが多いです。一方、生ラム専門店では、臭みが少なく柔らかいラム肉を、塩コショウやお店独自のタレで味わえます。
服に匂いがつくのは避けられませんが、それもまたジンギスカンの醍醐味!換気の良いお店を選んだり、消臭スプレーを持参したりするなどの対策はしておくと良いかもしれません。ジンギスカン以外にも、札幌には美味しい肉料理がたくさんあります。北海道産の和牛を使ったステーキや焼肉を提供するお店、あるいはハンバーグや豚丼の人気店なども。
特に、北海道産の牛肉は、その質の高さで近年注目を集めています。記念日などの特別なディナーには、夜景が見えるレストランでステーキコースを楽しむ、なんていうのも素敵ですね。肉好きカップルなら、ジンギスカンをはじめ、札幌ならではの美味しい肉料理をぜひ味わってみてください。スタミナをつけて、デートをさらにエネルギッシュに楽しめるはずです!
スープカレー編:本場の味を食べ比べ
今や全国的に人気となった「スープカレー」ですが、その発祥の地はここ、札幌です!さらっとしたスパイス感あふれるスープに、大きな具材がゴロゴロと入っているのが特徴。ご飯をスープに浸しながら食べるスタイルが一般的です。札幌市内には、数えきれないほどのスープカレー専門店があり、それぞれにスープの味わいやスパイスの配合、具材へのこだわりが異なります。まさに、お店の数だけ個性があると言っても過言ではありません。スープカレー好きカップルなら、本場札幌でその奥深い世界を探求するデートはいかがでしょうか。
お店選びのポイントは、まずスープの種類。あっさり系の「サラサラスープ」か、コクのある「濃厚スープ」か。次に、メインとなる具材。チキンレッグが定番ですが、豚の角煮、野菜、シーフード、ハンバーグなど、お店によって様々です。そして最も重要なのが「辛さ」。多くのお店で辛さを細かく選べるようになっているので、自分の好みに合わせて調整できます。辛さの表記はお店によって基準が違うので、初めてのお店では控えめな辛さから試してみるのが無難かもしれません。人気店はランチタイムを中心に混雑し、行列ができることも少なくありません。
また、スープがなくなり次第終了となるお店もあるので、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。札幌駅周辺、大通、すすきの、円山など、各エリアに人気店が点在しているので、デートプランに合わせてお店を選びやすいのも魅力。二人で違うお店のスープカレーを食べ比べて、お気に入りを見つけるのも楽しいですよ。スパイスの刺激と深い味わいが、デートにアクセントを加えてくれるはずです。
ディナー&バー編:夜の札幌を楽しむ
デートの締めくくりは、美味しいディナーと素敵なバーで、夜の札幌を満喫したいですよね。札幌には、特別な夜を演出してくれるレストランや、ムード満点のバーがたくさんあります。ディナーの選択肢は本当に豊富。記念日や誕生日なら、夜景が見えるレストランでのフレンチやイタリアンのコース料理が定番でしょう。藻岩山の山頂レストラン「THE JEWELS」や、JRタワーホテル日航札幌内のレストランなどは、最高のロケーションと料理で忘れられない夜を約束してくれます。お値段はそれなりにしますが、特別な日には奮発する価値があります。予約は必須、特に窓際の席は早めに押さえましょう。
もう少しカジュアルに楽しみたいなら、すすきのや大通エリアにある隠れ家的なダイニングバーや、おしゃれな居酒屋もおすすめです。北海道産の食材を使った創作料理や、美味しいお酒を、落ち着いた雰囲気の中で楽しめます。個室があるお店を選べば、周りを気にせず二人だけの時間を過ごせますね。
ディナーの後は、バーでしっとりと語り合うのはいかがでしょう。すすきのには、オーセンティックなバーから、カジュアルなショットバー、音楽を楽しめるバーまで、多種多様なバーが軒を連ねています。ホテルの最上階にあるスカイラウンジも、夜景と共にカクテルを楽しめるのでデートにぴったり。バーテンダーさんにおすすめのカクテルを作ってもらったり、珍しいウイスキーを試してみたり…。大人な時間を過ごせます。
ただし、人気店や週末は混み合うこともあるので、事前にチェックしておくと安心です。美味しい食事と素敵なお酒、そして二人の会話があれば、札幌の夜はどこまでも更けていくことでしょう。
ときめき重視!ロマンチック&感動デートスポット

「せっかくのデートだから、思いっきりロマンチックな気分に浸りたい!」そんなときめき重視のカップルにとって、札幌は最高の舞台を用意してくれます。美しい夜景、幻想的なイルミネーション、満天の星空、そして二人きりになれるかもしれない秘密の場所…。札幌には、心を揺さぶり、感動を与え、二人の距離をぐっと縮めてくれるロマンチックなスポットや体験が溢れています。
日常の喧騒を忘れ、まるで映画のワンシーンのような世界に浸れる。それが札幌のロマンチックデートの醍醐味です。ロマンチックな雰囲気作りには、場所選びだけでなく、タイミングや演出も重要になってきます。でも、札幌にはそのための素材が豊富に揃っているのです。
ここでは、「日本新三大夜景」にも選ばれた極上の夜景スポットから、季節を彩るイルミネーション、手が届きそうな星空、そして心をときめかせるムード満点の場所まで、ロマンチックデートを成功させるためのとっておきの情報をお届けします。
大切な人との特別な時間を、忘れられない感動的な思い出にしたい。そんな願いを叶えるためのヒントが、きっと見つかるはずです。さあ、二人だけのロマンチックな物語を、札幌で紡ぎ始めましょう。
決定版!札幌の夜景スポット徹底比較【アクセス・料金】
札幌の夜景は、「日本新三大夜景」に選ばれるほど美しく、ロマンチックデートには欠かせない要素です。市内にはいくつか代表的な夜景スポットがありますが、それぞれに特徴があり、アクセスや料金も異なります。ここでは主要なスポットを徹底比較してみましょう。まずは王道、「藻岩山」。ロープウェイともーりすカーを乗り継いで山頂へ。標高531mからの眺めは圧倒的で、まさに光の絨毯。ロマンチック度は最高レベルですが、アクセスは市街地から少し離れ、往復料金も2100円程度(2025年5月現在、要確認)とやや高め。週末や観光シーズンは混雑必至です。
次に、アクセス抜群なのが「JRタワー展望室 T38」。JR札幌駅直結、地上160mから360度の夜景を楽しめます。料金は1000円程度(要確認)。都市的な夜景で、藻岩山とはまた違った魅力があります。カフェも併設され、天候に左右されないのも強み。ただし、窓ガラスへの映り込みが気になることも。
そして、意外な穴場が「旭山記念公園」。藻岩山の西側に位置し、標高は137.5mとやや低いですが、無料で札幌市街の夜景を一望できます。噴水広場などもあり雰囲気も良好。アクセスはバスか車になりますが、人混みを避けてゆっくり夜景を楽しみたいカップルにおすすめです。
どのスポットも素晴らしいですが、何を重視するかで選択が変わってきます。最高のロマンチック体験なら藻岩山、利便性と手軽さならJRタワー、コスパと落ち着きなら旭山記念公園、といった感じでしょうか。寒さ対策はどのスポットでも必須ですよ!
イルミネーション&ライトアップ最新情報【冬以外も】
キラキラと輝くイルミネーションやライトアップは、デートのロマンチック度を格段にアップさせてくれますよね。札幌といえば、冬の「さっぽろホワイトイルミネーション」が全国的にも有名ですが、実は冬以外にも楽しめる光の演出があるんです。まず、冬の定番「さっぽろホワイトイルミネーション」。例年11月下旬からクリスマス、会場によっては年末年始やそれ以降まで、大通公園やすすきのなどが無数のLEDで彩られます。特に大通会場のオブジェは毎年テーマが変わり、見応え抜群。雪景色とのコラボレーションは息をのむほどの美しさです。期間中は大変な混雑が予想され、寒さも厳しいですが、それを補って余りある感動があります。
次に、「白い恋人パーク」のイルミネーション。こちらも冬期限定(例年11月~3月頃)ですが、洋風の庭園全体が幻想的な光に包まれ、まるでおとぎ話の世界。屋内施設もあるので、寒さをしのぎながら楽しめるのもポイントです。
そして、冬以外でも楽しめる可能性があるのが、定山渓温泉の「定山渓ネイチャー・ルミナリエ」(開催期間は要確認)や、モエレ沼公園の「海の噴水」の夜間ライトアップ(夏季限定)など。また、さっぽろテレビ塔やJRタワーなども年間を通してライトアップされており、夜の街歩きを彩ってくれます。
イベント情報は年によって変更されることが多いので、必ず訪れる前に公式サイトなどで最新情報を確認してください。美しい光の演出が、二人の夜を忘れられないものにしてくれるでしょう。
星空が綺麗に見える場所【市内&近郊】
都会の明かりから少し離れて、二人で静かに満天の星空を眺める…。そんなロマンチックなデートも素敵ですよね。札幌市内やその近郊にも、比較的星空が綺麗に見える場所がいくつかあります。まず、市内中心部からアクセスしやすい場所としては、やはり「藻岩山」の山頂が挙げられます。標高が高く、市街地の光の影響を少し受けにくい方向(南側など)を向けば、街の夜景と共に星空も楽しむことができます。ただし、夜景の明るさもあるので、満天の星空とまではいかないかもしれません。
もう少し本格的に星空観察をしたいなら、市街地から少し離れた場所へ足を延ばすのがおすすめです。例えば、定山渓方面。「豊平峡ダム」周辺などは、街明かりが少なく、空気が澄んでいれば美しい星空が期待できます。ただし、夜間のアクセスや安全には十分注意が必要です。また、石狩方面の海岸沿いや、当別町など、札幌近郊の開けた場所も候補になります。正直、最高の星空を求めるなら、富良野や美瑛、あるいは道東など、もっと光害の少ない地域まで行くのがベストです。
しかし、札幌近郊でも、新月の夜や、流星群の時期などを狙い、天候に恵まれれば、十分に感動的な星空に出会える可能性はあります。重要なのは、①できるだけ街明かりの影響が少ない場所を選ぶこと、②月明かりのない新月期を狙うこと、③目が暗闇に慣れるまでしばらく待つこと、④安全な場所を選ぶこと、⑤そして何より天候に恵まれること。暖かい飲み物やブランケットを用意して、流れ星に願いを込める、そんなロマンチックな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
プラネタリウムで宇宙旅行【施設情報】
天候に左右されず、いつでも満天の星空と宇宙の神秘に触れることができるのが「プラネタリウム」です。ロマンチックな雰囲気に浸りながら、宇宙の壮大さに思いを馳せる時間は、デートにもぴったり。札幌市内には、本格的なプラネタリウムを楽しめる施設があります。代表的なのが、「札幌市青少年科学館」(新さっぽろエリア)のプラネタリウムです。直径18mのドームスクリーンに、最新の光学式プラネタリウムとデジタル式プラネタリウムを組み合わせたハイブリッドシステムで、リアルで美しい星空を映し出します。季節の星座解説プログラムはもちろん、宇宙に関する様々なテーマの番組や、子ども向けの番組も上映されています。
デートで訪れるなら、大人向けの解説プログラムや、ヒーリング系のプログラムなどがおすすめです。美しい星空映像と心地よい音楽に包まれれば、リラックスできること間違いなし。プログラムの内容によっては、少し専門的だったり、眠くなってしまったりする可能性も…(笑)。事前に上映スケジュールとプログラム内容を確認し、二人の興味に合ったものを選ぶのが良いでしょう。
もう一つ、AOAO SAPPORO内にも「ブルールーム」というデジタルアートで宇宙や海を表現する空間がありますが、こちらは純粋なプラネタリウムとは少し異なります。青少年科学館のプラネタリウムは、入場料・観覧料が必要ですが、比較的リーズナブルな価格設定です。雨の日や寒い日のデート、あるいは星空に興味があるカップルには特におすすめ。暗闇の中で隣に座れば、自然と二人の距離も縮まるかもしれませんよ。
ムード満点!二人きりになれる(かもしれない)場所
ロマンチックデートの仕上げは、やっぱり二人きりの時間…。でも、人気のデートスポットはどこも人がいっぱい。札幌で、できるだけ人目を気にせず、ムード満点の時間を過ごせる場所はないのでしょうか?「完全に二人きり」になれる保証のある場所はなかなかありませんが、比較的落ち着いていて、良い雰囲気を楽しめる可能性のあるスポットをいくつかご紹介します。まず、夜景スポットの中でも、比較的穴場とされる「旭山記念公園」。広々とした公園なので、少し奥まった場所のベンチなどを見つければ、落ち着いて夜景を眺めながら語り合えるかもしれません。次に、広大な敷地を持つ「モエレ沼公園」や「札幌芸術の森」。閉園間際や、あまり人が行かないようなエリア(安全には十分注意!)を探せば、静かな時間を過ごせる可能性があります。ただし、広すぎるが故に、二人きりだと少し寂しく感じるかも?
季節限定ですが、平日の夜の「中島公園」の紅葉ライトアップなども、タイミングによっては比較的落ち着いて散策できるかもしれません。意外な穴場としては、ホテルのバーラウンジ。特に高層階にあるバーは、美しい夜景と共に、洗練された空間で大人な時間を過ごせます。席の間隔が広く取られているお店を選べば、周りを気にせず会話に集中できるでしょう。もちろん、それなりに予算は必要ですが…。
そして、究極の二人きり空間は、やはり「個室のあるレストランやダイニングバー」でしょうか。予約が必要ですが、確実にプライベートな空間を確保できます。記念日などには最適ですね。いずれにしても、公共の場で完全に二人きりになるのは難しいもの。周りへの配慮を忘れずに、マナーを守った上で、二人の世界に浸れるような、素敵な場所を見つけてみてください。
アクティブ派集合!体験&アウトドアデート

「じっとしているより、体を動かすのが好き!」「二人で一緒に何かを達成したい!」そんなアクティブ派カップルにとって、札幌とその周辺エリアは、最高の遊び場を提供してくれます。豊かな自然環境を活かしたアウトドアアクティビティから、天候に左右されないインドア体験、そしてエキサイティングなスポーツ観戦まで、選択肢は実に多彩。
アクティブデートの魅力は、何と言っても二人で協力したり、競い合ったり、感動を共有したりする中で、自然と一体感が生まれ、絆が深まることにあります。普段は見られない相手の意外な一面を発見できるかもしれません。アクティブデートは、事前の準備や体力レベルのすり合わせが重要になってきます。
相手がインドア派なのに、いきなりハードな登山に連れて行く…なんてことになったら、楽しいはずのデートが険悪なムードになりかねません。でも、お互いのレベル感を尊重し、しっかりと準備をすれば、爽快感や達成感、そして最高の笑顔が待っているはずです。
ここでは、札幌の雄大な自然を満喫できるアクティビティ、冬ならではの楽しみ、雨の日でもOKなインドア体験、思い出を形に残せるものづくり、そして一緒に熱くなれるスポーツ観戦まで、アクティブ派カップルの心を鷲掴みにするデートアイデアをたっぷりとご紹介します。さあ、いつものデートに新しい風を吹き込んで、二人でアクティブな一日を思いっきり楽しみましょう!
大自然を満喫!公園・山・川のアクティビティ
札幌の魅力の一つは、都市機能と豊かな自然が近接していること。少し足を延ばせば、気軽にアウトドアアクティビティを楽しめる環境が整っています。まず、広大な公園でのアクティビティ。「モエレ沼公園」ではレンタサイクルで園内を駆け巡ったり、「滝野すずらん丘陵公園」では様々な遊具で遊んだり、季節によってはチューリップやコスモス畑を散策したりできます。ピクニックを楽しむのも最高ですね。
もう少し本格的に自然を感じたいなら、低山ハイキングはいかがでしょう。「円山」や「藻岩山」、「旭山記念公園」などは、比較的登りやすく、山頂からは札幌市街の景色を一望できます。新緑や紅葉の季節は特に気持ちが良いですよ。ただし、山登りには適切な装備と準備が必要です。
スニーカー程度で気軽に登れると思っていると痛い目を見ることも…。事前にルートや難易度をしっかり調べ、服装や靴、飲み物などを準備しましょう。川でのアクティビティなら、定山渓エリアがおすすめです。豊平川でカヌーやラフティング、SUP(スタンドアップパドルボード)などの体験ツアーが開催されています(主に夏季)。プロのガイドが付いてくれるので初心者でも安心。二人で力を合わせて川を下る体験は、スリルと爽快感満点です!
これらのアウトドアアクティビティは、天候に左右されやすいのが難点。当日の天気予報は必ずチェックし、無理のない計画を立てることが大切です。北海道の雄大な自然の中で、思いっきり体を動かせば、心も体もリフレッシュできること間違いなしです。
冬を満喫!ウィンタースポーツ&雪遊び
雪国・札幌の冬は、アクティブ派カップルにとって最高の季節!上質なパウダースノーを求めて世界中からスキーヤーやスノーボーダーが集まるこの地で、ウィンタースポーツデートを楽しまない手はありません。札幌市内や近郊には、日帰りでも十分に楽しめるスキー場がいくつもあります。例えば、「さっぽろばんけいスキー場」は市内中心部からのアクセスが良く、ナイター営業もしているので仕事帰りにも立ち寄れるかも?「札幌国際スキー場」は、雪質が良く、コースバリエーションも豊富で、上級者も満足できます。
スキーやスノーボードの経験がなくても大丈夫。多くのスキー場には初心者向けのレッスンや、ウェア・用具のレンタルが充実しているので、気軽にチャレンジできます。二人で一緒に滑れるようになれば、楽しさ倍増ですよね。リフト券やレンタル代、交通費など、それなりに費用はかかります。でも、白銀の世界を滑り降りる爽快感は格別!スキーやスノーボード以外にも、冬ならではの雪遊びはたくさんあります。
「滝野すずらん丘陵公園」では、チューブそりや歩くスキー、スノーシューなどを楽しめます。真っ白な雪の上を歩くスノーシューは、特別な技術もいらず、静かな冬の森を散策できるのでおすすめです。また、少し足を延ばせば、ワカサギ釣り体験ができるスポットも。氷に穴を開けて釣り糸を垂らし、釣れたてのワカサギを天ぷらにして食べる…なんていうのも、北海道ならではの冬の醍醐味です。寒さ対策は万全にして、札幌の冬をアクティブに満喫してください!
天候不問!インドアアクティビティ完全ガイド
「デートの日に雨予報…」「冬は寒すぎて外に出たくない…」そんな時でもアクティブに楽しみたい!というカップルのために、札幌には天候に左右されずに楽しめるインドアアクティビティ施設も充実しています。まず、近年人気が高まっているのが「ボルダリング・クライミングジム」。市内には初心者でも気軽に体験できるジムがいくつかあります。カラフルなホールド(突起物)を使って壁を登っていくボルダリングは、頭も体も使う全身運動。二人で課題に挑戦したり、教え合ったりする中で、自然とコミュニケーションも生まれます。達成感も大きいですよ。
次に、思いっきり体を動かしたいなら「トランポリン施設」や、様々なスポーツやアミューズメントが楽しめる「ラウンドワン」などの複合エンターテイメント施設もおすすめです。トランポリンで高く跳ねたり、スポッチャで色々なスポーツに挑戦したりすれば、ストレス解消にもなり、童心に帰って楽しめるはずです。もう少し落ち着いたアクティビティが良いなら、「ボウリング」や「ダーツ」、「ビリヤード」なども定番ですよね。対戦形式で盛り上がるのも良いでしょう。
ちょっと変わったところでは、「VR体験施設」や「脱出ゲーム」なども、非日常的な体験ができて面白いかもしれません。インドアアクティビティは、アウトドアほどの開放感はありませんが、天候を気にせず確実に楽しめるという大きなメリットがあります。運動不足解消にもなりますしね。二人で相談して、興味のあるインドアアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか。
思い出作り!ものづくり体験スポット
アクティブに体を動かすだけでなく、「二人で一緒に何かを作り上げる」体験も、デートの素敵な思い出になります。札幌市内や近郊には、様々なジャンルのものづくり体験ができる工房や施設がありますよ。形に残るものを作れば、デートが終わった後も、それを見るたびに楽しかった時間を思い出せるはずです。定番人気なのが「陶芸体験」。ろくろを回して粘土から器を作り上げていく工程は、集中力も必要ですが、無心になれて楽しいものです。お互いの作品を見せ合ったり、ペアのカップやお皿を作ったりするのも素敵ですね。焼き上がりまでに時間はかかりますが、待つ時間も楽しみの一つ。
次に、キラキラしたものが好きなら「ガラス工芸体験」や「シルバーアクセサリー作り体験」はいかがでしょう。吹きガラスでグラスを作ったり、トンボ玉を作ったり、あるいはシルバークレイでオリジナルのリングやペンダントを作ったり。プロの指導を受けながら、本格的な作品作りに挑戦できます。ペアリングを手作りするなんて、最高の記念になりますよね。
他にも、「キャンドル作り」や「オルゴール作り」、「食品サンプル作り」など、比較的短時間で気軽に楽しめる体験もあります。札幌芸術の森のクラフト工房や、白い恋人パークのお菓子作り体験なども、このカテゴリーに入りますね。正直、不器用さんにとっては少しハードルが高いかもしれませんが、上手い下手よりも、二人で協力して楽しむことが大切!予約が必要な場合が多いので、事前に調べて計画を立てましょう。世界に一つだけの、二人の共同作品を作ってみませんか?
一緒に熱狂!スポーツ観戦デート【日程・チケット】
スポーツ好きのカップルなら、一緒にスタジアムやアリーナで応援する「スポーツ観戦デート」も最高に盛り上がります!共通のチームを応援したり、あるいは対戦相手のファン同士で火花を散らしたり、普段のデートとは違う興奮と一体感を味わえるのが魅力です。札幌を本拠地とするプロスポーツチームといえば、まずプロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」。2023年に開業した新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」(北広島市)は、野球観戦だけでなく、グルメやエンターテイメントも楽しめるボールパークとして注目されています。アクセスは札幌中心部から少し離れますが、最新鋭のスタジアムでの観戦は特別な体験になるはずです。
次に、Jリーグの「北海道コンサドーレ札幌」。ホームスタジアムは主に「札幌ドーム」です。サッカーならではのスピード感と、サポーターの一体感あふれる応援は、見ているだけでも熱くなります。他にも、プロバスケットボールBリーグの「レバンガ北海道」(ホームは主に北海きたえーる)や、アジアリーグアイスホッケーのチームなど、様々なプロスポーツの試合を観戦することができます。
スポーツ観戦デートを成功させるには、いくつかのポイントがあります。まず、チケットの確保。人気カードはすぐに売り切れてしまうこともあるので、早めに購入しましょう。次に、基本的なルールを知っておくこと。全くルールを知らないと、楽しみも半減してしまいます。事前に少し予習しておくか、詳しい方が相手に教えてあげるのが良いでしょう。そして、応援スタイル。熱狂的なファンが多いエリアもあれば、比較的静かに観戦できるエリアもあります。
二人の温度感に合った席を選ぶのがおすすめです。日程やチケット情報は各チームの公式サイトで必ず確認してくださいね。一緒に応援歌を歌ったり、得点シーンでハイタッチしたり…スポーツ観戦ならではの興奮を、二人で分かち合いましょう!
知的好奇心を刺激!アート・文化・歴史・学びデート

「美しいものを見て感動したい」「新しい知識を得て視野を広げたい」「歴史のロマンに触れたい」そんな知的好奇心旺盛なカップルにとって、札幌は魅力的な発見に満ちた街です。美術館や博物館、歴史的建造物、音楽ホール、そしてちょっとマニアックな学びのスポットまで、二人の知的な探求心を満たしてくれる場所がたくさんあります。
アートや文化に触れるデートは、ただ楽しいだけでなく、お互いの感性や価値観を知る良い機会にもなります。「この作品、どう思う?」「こんな歴史があったんだね」そんな会話を通して、普段とは違う一面を発見したり、深いレベルで共感し合えたりするかもしれません。
相手が全く興味のない分野に無理に連れて行くのはNGですが、お互いの興味が少しでも重なる分野があれば、知的なデートは非常に豊かで満足度の高いものになります。美術館で静かに作品と向き合う時間、歴史的建造物から時代の息吹を感じる瞬間、音楽や演劇に心を揺さぶられる体験…。それらは、きっと二人の心に深く刻まれることでしょう。
ここでは、札幌市内や近郊で楽しめる美術館・博物館巡りから、広大なアート空間の楽しみ方、音楽や演劇鑑賞、歴史散歩、そしてユニークな学びのスポットまで、知的好奇心を刺激するデートアイデアをご紹介します。美しいもの、興味深いもの、そして歴史の重みに触れる中で、二人の心も豊かになっていくのを感じられるはずです。さあ、知的な探求の旅へ、一緒に出かけましょう。
札幌の美術館・博物館めぐり【ジャンル別ガイド】
札幌には、様々なジャンルの美術館や博物館があり、アートや歴史に興味のあるカップルの知的好奇心を満たしてくれます。どんなジャンルに興味があるかによって、訪れるべき場所を選んでみましょう。まず、近代・現代アートが好きなら「北海道立近代美術館」や「札幌芸術の森美術館」がおすすめです。道立近代美術館では、北海道ゆかりの作家の作品や、国内外の優れた近現代美術を鑑賞できます。札幌芸術の森美術館では、主に現代美術の企画展が開催されており、刺激的な作品に出会えるかもしれません。彫刻に興味があるなら、「本郷新記念札幌彫刻美術館」も専門的で面白いでしょう。
次に、北海道の歴史や文化、自然について学びたいなら、「北海道博物館」(札幌市厚別区)や「北海道大学総合博物館」が充実しています。北海道博物館は、アイヌ文化から現代まで、北海道の自然と歴史を総合的に学べる大規模な施設。北大総合博物館は、大学の研究成果に基づいた学術的な展示が魅力です。どちらもかなり見応えがあるので、時間に余裕を持って訪れたいところ。文学に興味があるなら、中島公園内の「北海道立文学館」や「渡辺淳一文学館」へ。静かな空間で、北海道ゆかりの作家たちの世界に浸ることができます。
他にも、「札幌オリンピックミュージアム」でスポーツの歴史に触れたり、「札幌市青少年科学館」で科学の不思議を体験したりするのも良いでしょう。美術館や博物館は、静かで落ち着いた雰囲気なので、ゆっくりと会話を楽しみながら鑑賞できるのがデート向き。企画展の情報は公式サイトで必ずチェックして、二人の興味に合った場所を選んでみてください。
札幌芸術の森を120%楽しむ方法【攻略マップ】
広大な敷地にアートが点在する「札幌芸術の森」は、ただ訪れるだけではもったいない!その魅力を120%引き出し、デートを成功させるための攻略法をご紹介しましょう。まず、重要なのは「目的を絞る」こと。美術館での企画展鑑賞、野外彫刻公園の散策、クラフト体験など、やりたいことがたくさんあると思いますが、一日で全てを完璧にこなすのは至難の業です。欲張ると中途半端になり、疲れてしまうだけかも…。事前に公式サイトで情報をチェックし、「今回は野外彫刻を中心に楽しもう」「この企画展はじっくり見たい」など、メインの目的を決めておくのがおすすめです。
次に、「服装と靴」。園内は広く、特に野外彫刻公園は起伏や未舗装の道もあります。絶対に歩きやすい靴と、動きやすい服装で訪れてください。おしゃれも大事ですが、足が痛くなってしまっては楽しめません。そして、「移動手段の活用」。園内は広いので、無料シャトルバス(運行状況は要確認)や、体力があればレンタサイクル(冬季休業)などを上手に使うと効率的に回れます。
野外彫刻公園の散策は、園内マップを見ながら、気になる作品や景色の良い場所を目指して歩くのが楽しいでしょう。全ての作品を制覇しようとせず、気に入った作品の前でゆっくり時間を過ごしたり、休憩を挟んだりしながら、二人のペースで楽しむことが大切です。ピクニックを楽しむなら、レジャーシートや飲み物、軽食の準備も忘れずに。
最後に、季節ごとの魅力もチェック。新緑、紅葉、雪景色など、訪れる時期によって全く違う表情を見せてくれます。これらのポイントを押さえて、計画的に、そして無理なく、札幌芸術の森でのアートな一日を満喫してください。
音楽・演劇・ライブ鑑賞スポット【ホール・ライブハウス】
アートは見るだけでなく、聴いたり、体感したりするのも素敵ですよね。札幌には、クラシック音楽、演劇、ポップスやロックのライブなど、様々なジャンルのパフォーマンスを楽しめる施設があります。音楽や演劇好きのカップルなら、鑑賞デートもおすすめです。まず、本格的なクラシックコンサートやオペラ、バレエなどを楽しみたいなら、中島公園内にある「札幌コンサートホールKitara」が代表的です。優れた音響設計で知られ、国内外の著名なアーティストによる公演が数多く行われています。大ホールでの荘厳な響きに包まれる体験は、格別な感動を与えてくれるでしょう。演劇やミュージカル、ダンスなどを鑑賞したい場合は、「札幌文化芸術劇場 hitaru」や「かでる2・7 北海道立道民活動センター」などが主な会場となります。
話題の舞台や、地元劇団による公演など、様々なプログラムが上演されています。チケット情報は各施設のウェブサイトやプレイガイドで確認が必要です。人気公演は早めにチケットを確保しましょう。ポップスやロックなどのライブを楽しみたいなら、Zepp Sapporoのような大型ライブハウスから、すすきの周辺に点在する中小規模のライブハウスまで、選択肢は様々です。好きなアーティストのライブに二人で参戦すれば、一体感と興奮で最高の思い出になること間違いなし!
ライブハウスはスタンディングで混雑することも多く、体力が必要な場合もあります。相手の好みや体力も考慮して選びましょう。鑑賞前後の食事やカフェもセットで計画すると、より充実したデートになります。特別な日のデートに、あるいは普段のデートのアクセントとして、心揺さぶられる生のパフォーマンスを体験してみてはいかがでしょうか。
街歩きで発見!歴史的建造物&モニュメント巡り
札幌の街には、開拓時代からの歴史を物語る美しい建造物や、興味深いモニュメントが点在しています。特別な施設に入らなくても、ただ街を歩くだけで、歴史やアートに触れることができるのです。そんな「街歩き発見デート」も、知的な楽しみ方の一つです。まず外せないのは、やはり「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」と「札幌市時計台」。この二つは札幌の象徴であり、美しい建築様式は一見の価値あり。周辺を散策するだけでも、明治時代の雰囲気に触れることができます。大通公園にも、イサム・ノグチの「ブラック・スライド・マントラ」をはじめ、様々な彫刻やモニュメントが設置されています。公園を散策しながら、アート作品を探してみるのも楽しいでしょう。
少し足を延ばして、創成川イーストエリアへ行くと、「二条市場」周辺のレトロな建物や、創成川沿いに整備された「創成川公園」のアート作品などが見られます。また、北海道大学のキャンパス内にも、旧理学部本館(現・総合博物館)をはじめ、歴史を感じさせる校舎がいくつも残っています。ただ歩いているだけでは見過ごしてしまいがちなものも多いかもしれません。事前に少し調べて、「今日はこのエリアの歴史的建造物を巡ってみよう」といったテーマを決めて歩くと、より発見が多くなります。
スマートフォンの地図アプリや、観光案内所で手に入る散策マップなどを活用するのも良いでしょう。疲れたら、近くのカフェで休憩しながら、見つけたものについて語り合うのも素敵です。お金をかけずに、自分たちのペースで楽しめる街歩きデート。札幌の隠れた魅力を、二人で発見してみてください。
ちょっとマニアック?工場見学・社会科見学スポット
いつもと違う、ちょっと変わった知的なデートを楽しみたいなら、「工場見学」や「社会科見学」はいかがでしょう?普段何気なく目にしている製品が作られる過程を見たり、社会の仕組みを学んだりするのは、意外なほど面白く、二人の会話も弾むかもしれません。札幌市内や近郊には、見学を受け入れている工場や施設がいくつかあります。定番なのが、ビール工場見学。「サッポロビール園・サッポロビール博物館」では、日本のビール産業の歴史を学び、ビールの製造工程を見学できます。見学後には、できたてのビールを試飲できるのが最大の魅力!ビール好きカップルにはたまりませんね。他にも、お菓子好きなら「白い恋人パーク」の製造ライン見学も楽しいでしょう。白い恋人が作られていく様子をガラス越しに見ることができます。
少しマニアックなところでは、乳製品メーカーの工場(雪印メグミルクなど)や、パン工場、新聞社の印刷工場などが見学を受け入れている場合があります。また、社会科見学的なスポットとしては、「札幌市下水道科学館」や「札幌市民防災センター」などがあります。下水道の仕組みや防災について、体験的に学べる展示が充実しており、大人でも意外な発見があるかもしれません。工場見学や社会科見学は、予約が必須だったり、開催日が平日に限られていたりする場合が多いです。 専門的な内容に興味がないと退屈してしまう可能性も。事前にしっかりと情報を収集し、二人の興味が一致するか確認することが重要です。普段なかなか見ることのできない「裏側」を覗く体験は、きっと新鮮で知的な刺激を与えてくれるはずです。
パワースポット巡りで運気アップ?【北海道神宮など】
最近、注目を集めている「パワースポット」。科学的な根拠はさておき、神聖な場所を訪れて清らかな空気を感じ、心を落ち着け、そしてちょっぴり運気アップを期待する…そんなデートも、たまには良いかもしれません。札幌市内にも、パワースポットとして知られる場所がいくつかあります。最も有名なのが、円山公園に隣接する「北海道神宮」でしょう。北海道の開拓と発展を見守ってきた総鎮守であり、広大で緑豊かな境内は、訪れるだけで心が洗われるような清々しい空気に満ちています。縁結びや金運、勝負運など、様々なご利益があるとされ、多くの参拝者で賑わいます。
特に、境内にある「開拓神社」は、北海道開拓の功労者を祀っており、強いパワーを持つとされています。ご利益があるかどうかは分かりません(笑)。でも、美しい自然の中で静かに手を合わせ、二人の幸せや将来のことを願う時間は、きっと穏やかで前向きな気持ちにさせてくれるはずです。
他にも、札幌市内には、縁結びにご利益があると言われる「札幌伏見稲荷神社」(赤い鳥居が連なる景色も印象的)や、学問の神様・菅原道真公を祀る「三吉神社」などがあります。パワースポット巡りをする際の注意点としては、やはり敬意を持って訪れること。騒いだり、写真を撮りすぎたりせず、神聖な場所であることを意識しましょう。
おみくじを引いて二人で結果を見せ合ったり、お守りを買ったりするのも楽しいかもしれませんね。効果のほどは別として、パワースポット巡りが、二人の心をリフレッシュさせ、ポジティブなエネルギーを与えてくれるきっかけになるかもしれませんよ。
まったり癒されたい…リラックス&ヒーリングデート

「最近ちょっと疲れてるかも…」「刺激的なデートより、今はとにかく癒されたい」そんな気分の時もありますよね。特に連休明けなどは、心身ともにリラックスしたいと感じる方も多いのではないでしょうか。札幌には、日頃のストレスや疲れを忘れさせてくれる、極上のリラックス&ヒーリングスポットがたくさんあります。
豊かな自然に囲まれた温泉、心地よい温かさに包まれる岩盤浴やサウナ、愛らしい動物たちとの触れ合い、美しい庭園でのんびり散策、そしてプロの手によるマッサージ…。心と体を優しく解きほぐし、穏やかで満たされた気持ちにさせてくれる。それが札幌の癒し系デートの魅力です。
アクティブなデートのような派手さはありません。でも、二人でゆったりとした時間を共有し、心からの安らぎを感じることで、より深いレベルでの繋がりや、お互いへのいたわりの気持ちが生まれるかもしれません。「いつも頑張ってるね」そんな言葉を自然に掛け合えるような、温かいデートが実現できるはずです。
ここでは、札幌市内や近郊で体験できる、温泉、スパ、サウナ、動物カフェ、庭園散策、マッサージなど、様々なタイプの癒しスポットをご紹介します。心身ともにリフレッシュして、明日への活力をチャージしませんか?まったり、ゆったり、そしてじんわりと幸せを感じられる、極上のヒーリングデートへご案内します。
定山渓温泉で過ごす癒し時間【日帰り・宿泊】
札幌の奥座敷「定山渓温泉」は、心身を癒すのに最高の場所です。市内中心部から約1時間というアクセスの良さも魅力。日帰りでも十分楽しめますが、時間に余裕があれば宿泊して、温泉と自然を心ゆくまで満喫するのもおすすめです。日帰り利用なら、多くのホテルや旅館が立ち寄り入浴を受け入れています。それぞれ趣向の異なる大浴場や露天風呂があり、豊平川のせせらぎや四季折々の渓谷美を眺めながら、良質なナトリウム-塩化物泉に浸かれば、体の芯から温まり、日頃の疲れも溶けていくようです。週末や連休中は日帰り入浴も混雑することが多いです。落ち着いて過ごしたいなら、平日の利用や、少し料金が高めでも入浴者数を制限しているような宿を選ぶのが良いかもしれません。宿泊すれば、時間を気にせず何度も温泉に入れますし、美味しい食事や、静かな部屋でのんびり過ごす時間も手に入ります。露天風呂付き客室などを奮発すれば、二人だけのプライベートな空間で、極上の癒しを満喫できるでしょう。
ただし、宿泊となるとそれなりに予算も必要になります。日帰りでも、温泉だけでなく、無料の足湯巡りや、温泉街の散策、カフェでの休憩などを組み合わせれば、充実した癒しデートになります。お二人の時間と予算に合わせて、定山渓での癒しのプランを立ててみてください。豊かな自然と名湯が、疲れた心と体を優しく包み込んでくれるはずです。
カップルで利用できる岩盤浴・サウナ【ととのう体験】
じわじわと体を温め、心地よい汗を流してデトックスできる岩盤浴やサウナ。最近は「ととのう」という言葉も流行し、若い世代にも人気が高まっていますよね。カップルで一緒に利用できれば、リラックス効果と共に、二人の距離も縮まるかもしれません。札幌市内や近郊にも、カップルで利用可能な岩盤浴やサウナ施設がいくつかあります。ただし、注意点も。多くの温浴施設では、岩盤浴エリアは男女共用でも、浴室やサウナは男女別々になっていることが一般的です。そのため、「カップルで一緒にサウナに入る」というのは、貸切風呂や個室サウナなどを備えた特別な施設でない限り、難しい場合が多いです。完全に二人きりで「ととのう体験」を共有したい場合は、選択肢が限られてくるかもしれません。
しかし、男女共用の岩盤浴エリアや休憩スペースが充実している施設を選べば、それぞれがお風呂やサウナを楽しんだ後に、合流して一緒にリラックスタイムを過ごすことは可能です。岩盤浴は、低温でじんわりと汗をかけるので、サウナが苦手な方でも比較的利用しやすいのがメリット。二人で横になって、静かに語り合ったり、うとうとしたり…そんな穏やかな時間を共有できます。
最近では、ロウリュウサービスや、様々な温度設定のサウナ、水風呂、外気浴スペースなどを備えた、サウナに力を入れている施設も増えています。サウナ好きカップルなら、そういった施設を探して訪れるのも楽しいでしょう。利用する際は、施設のルールやマナー(私語を慎むなど)をしっかり守り、周りの方への配慮を忘れないようにしましょうね。
アニマルセラピー!動物カフェ大全【猫・犬・フクロウ・爬虫類?】
可愛い動物たちと触れ合う時間は、何とも言えない癒しを与えてくれますよね。言葉は通じなくても、その愛らしい姿や温もりに触れるだけで、心がほぐれていくのを感じます。札幌市内には、様々な種類の動物たちと触れ合える「動物カフェ」があり、癒しを求めるデートにもぴったりです。定番はやはり「猫カフェ」。気ままに過ごす猫たちを眺めたり、おもちゃで遊んであげたり、運が良ければ膝に乗ってきてくれたり…。猫好きカップルにはたまらない空間です。店内は清潔でおしゃれな雰囲気のお店も多く、ドリンクを飲みながらゆっくり過ごせます。次に、「犬カフェ」。人懐っこいワンちゃんたちと触れ合えば、自然と笑顔がこぼれます。一緒に写真を撮ったり、おやつをあげたり(お店のルールに従って)するのも楽しいでしょう。
もう少し珍しい動物と触れ合いたいなら、「フクロウカフェ」や「小動物カフェ」(ウサギ、ハリネズミなど)も選択肢に。フクロウを腕に乗せる体験ができるお店もあります。そして、さらにマニアックなところでは、「爬虫類カフェ」なんていうのも存在します。ヘビやトカゲ、カメなど、普段なかなか触れる機会のない動物たちと出会えます。
動物カフェは癒される一方で、注意点もあります。動物たちのストレスにならないよう、お店のルール(触り方、写真撮影、飲食など)をしっかり守ることが大前提です。また、動物特有の匂いが気になる場合や、アレルギーがないかも確認が必要です。料金体系は時間制の場合が多いので、その点もチェックしておきましょう。動物たちへの優しさを持って、癒しのひとときを楽しんでください。
花と緑に囲まれて…庭園・植物園でのんびり散策
美しい花々や、青々とした緑に囲まれて、ゆったりと散策する時間も、心を癒す素敵なデートになります。札幌市内や近郊には、手入れの行き届いた美しい庭園や植物園があり、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かなひとときを提供してくれます。まず、アクセスが良い場所としては、「大通公園」や「中島公園」が挙げられます。どちらも中心部にありながら広々としており、季節ごとに美しい花壇や木々を楽しむことができます。ベンチに座って人間観察をしたり、池の水面を眺めたりするだけでも、穏やかな気持ちになれるでしょう。
もう少し本格的に植物を楽しみたいなら、「北海道大学植物園」がおすすめです。広大な敷地内には、北海道の自生植物を中心に、様々な種類の植物が育てられており、温室や博物館も併設されています。緑豊かな園内を散策すれば、森林浴効果も期待できそう。正直、派手さはありませんが、植物好きや、静かな環境で落ち着いたデートを楽しみたいカップルにはぴったりです。少し足を延ばせるなら、「百合が原公園」も素晴らしい場所です。
その名の通り、様々な種類のユリが咲き誇る(見頃は主に夏)ほか、世界の庭園や温室などもあり、見どころが豊富です。広々とした芝生広場でのんびり過ごすのも気持ちが良いでしょう。庭園や植物園デートの魅力は、何と言ってもその穏やかで平和な雰囲気。美しい自然の中で、ゆっくりと会話を楽しみながら歩けば、心が洗われ、リラックスできるはずです。季節ごとの見頃の花を事前にチェックして訪れると、より感動的な景色に出会えるかもしれませんよ。
マッサージ・エステで極上のリラックスタイム
日頃の疲れが溜まっている…そんな時には、プロの手に身を委ねて、心身ともに深くリラックスできるマッサージやエステが最高の癒しになります。二人で一緒に施術を受けられるサロンを選べば、極上のリラックスタイムを共有する、贅沢なデートが実現します。札幌市内には、カップルで利用可能なマッサージサロンやエステサロン、リラクゼーション施設が多数あります。アロママッサージ、タイ古式マッサージ、整体、リフレクソロジー、ヘッドスパなど、施術の種類も様々。お互いの疲れ具合や好みに合わせて、メニューを選ぶと良いでしょう。
例えば、アロママッサージなら、好きな香りのオイルを選んで、優しいタッチで全身をほぐしてもらえます。深いリラックス効果と共に、アロマの香りで心も満たされるはず。タイ古式マッサージは、「二人で行うヨガ」とも言われ、ストレッチを多用しながら全身の凝りをほぐしていきます。少しアクティブな要素もありますが、終わった後の爽快感は格別です。ホテル内に併設された高級スパなどでは、温泉やサウナとエステを組み合わせたプランを提供している場合もあり、より贅沢な時間を過ごせます。
マッサージやエステは、施術者との相性や技術によって満足度が大きく左右されます。また、料金も決して安くはありません。事前に口コミをチェックしたり、お試しコースを利用したりするのも良いかもしれません。カップルで利用する場合は、ペアルーム(二人同時に施術を受けられる部屋)があるかどうかの確認も忘れずに。極上の癒し空間で、日頃の疲れをリセットし、二人で至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
【ニッチなニーズに応える】こだわり派カップルのためのデート

「定番のデートはもう飽きた」「私たちだけの、ちょっと変わったデートがしたい!」そんな、こだわりや共通の趣味を持つカップルにとって、札幌は意外なほど奥深い魅力を持つ街かもしれません。アニメ、鉄道、サウナ、写真、ペット…一見デートとは結びつきにくいようなニッチなテーマでも、探してみると札幌ならではの楽しみ方が見つかるものです。
こだわり派デートの魅力は、なんと言ってもその「特別感」と「共感度の高さ」。二人だけの共通言語で盛り上がったり、マニアックな知識を披露しあったり(ほどほどに!)、他のカップルとは違う、ユニークな体験を共有することで、絆はより一層深まるはずです。
情報収集が少し大変だったり、相手が同じ趣味でないと成立しなかったり、というハードルはあるかもしれません。でも、だからこそ、ぴったりハマった時の喜びは格別!「こんなデートがしたかった!」とお互いに思えるような、満足度の高い時間を過ごせる可能性があります。
ここでは、アニメ・漫画・ゲーム好き、鉄道ファン、サウナー、写真愛好家、そして愛犬家といった、特定の趣味やこだわりを持つカップルに向けて、札幌で実現可能なニッチなデートアイデアをご提案します。周りとはちょっと違う、二人だけの「好き」を追求する、こだわりの札幌デートへ出発しましょう!
アニメ・漫画・ゲーム好き向けスポット【聖地巡礼?】
アニメや漫画、ゲームが大好き!そんな共通の趣味を持つカップルなら、札幌でもその情熱を満たすデートが楽しめます。まず、関連グッズを探すなら、札幌駅周辺や大通エリアのアニメ・コミック専門店が中心となります。「アニメイト札幌」や「ゲーマーズ札幌店」、「らしんばん札幌店」、「メロンブックス札幌店」などが代表的。最新のグッズや同人誌、中古品などを探して見て回るだけでも楽しい時間です。
東京の秋葉原や大阪の日本橋ほどの規模ではありませんが、それでも北海道・東北エリアでは最大級の品揃えを誇ります。二人でお気に入りの作品のグッズを探したり、掘り出し物を見つけたりするのも良いでしょう。また、札幌が舞台となっているアニメや漫画、ゲームの「聖地巡礼」も、ファンにとってはたまらないデートプランです。
例えば、人気漫画『ゴールデンカムイ』には、北海道大学や北海道博物館、開拓の村など、札幌や近郊のスポットが数多く登場します。作品の世界観に浸りながら、ゆかりの地を巡るのは感慨深いものがあるでしょう。他にも、『サーバント×サービス』の舞台とされる区役所(モデルは白石区役所と言われています)や、『最終兵器彼女』に登場する小樽の風景(札幌から日帰り可能)など、探してみると意外な聖地が見つかるかもしれません。
ただし、聖地巡礼をする際は、あくまで一般の施設や場所であることが多いので、住民の方や他の利用者の迷惑にならないよう、マナーを守ることが絶対条件です。コスプレなどでの訪問は控えましょう。二人だけの「好き」を共有し、作品世界への愛を深める、そんなマニアックで楽しいデートを実現してください。
鉄道ファン向け【苗穂工場・博物館・廃線跡?】
鉄道が好き!という共通の趣味を持つカップルなら、札幌でも鉄道ロマンに浸れるデートが可能です。北海道の鉄道の歴史と現在に触れることができるスポットがいくつかありますよ。まず、鉄道ファンなら一度は訪れたいのが「JR北海道 苗穂工場」周辺エリア。ここは、JR北海道の車両工場であり、歴史的な建物や、留置されている様々な車両を見ることができます(工場敷地内への無断立ち入りは厳禁です)。工場の外周から眺めるだけでも、普段見られない車両の姿に興奮するかもしれません。
また、隣接する「北海道鉄道技術館」は、鉄道に関する貴重な資料や模型などが展示されている博物館です。ただし、一般公開日が月に1~2回程度と非常に限られているため、訪れるには事前の確認と運が必要です。正直、アクセスが良い場所とは言えず、公開日も少ないため、ハードルは高めですが、鉄道好きなら訪れる価値はあるでしょう。
もう少し気軽に楽しめる場所としては、「小樽市総合博物館 本館(鉄道・科学・歴史館)」があります。札幌から日帰り圏内の小樽にありますが、ここには北海道で活躍した蒸気機関車「しづか号」をはじめ、多くの歴史的車両が保存・展示されており、見応え十分です。旧手宮線の線路跡を歩くこともできます。
札幌近郊には、かつて存在した「定山渓鉄道」や「夕張鉄道」などの廃線跡が残る場所もあります。線路跡を辿って散策するのは、ノスタルジックで冒険心をくすぐられる体験かもしれません。ただし、私有地や危険な場所には立ち入らないよう、安全には十分注意が必要です。鉄道という共通の趣味を通して、歴史や技術に触れる、そんなマニアックで知的なデートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
サウナ好きカップルのための「サ活」デートプラン
近年、空前のブームとなっているサウナ。「ととのう」感覚を求めて、サウナ巡りを楽しむ「サ活」に励む人も増えていますよね。もし二人ともサウナが好きなら、札幌で極上の「サ活デート」を楽しむのはいかがでしょうか?札幌市内や近郊には、サウナ愛好家(サウナー)たちを唸らせるような、こだわりのサウナ施設がいくつも存在します。定番は、やはり定山渓温泉のホテル・旅館のサウナ。豊かな自然の中で外気浴を楽しめる施設も多く、温泉とセットで最高の「ととのい」を体験できるでしょう。日帰り利用可能な施設も多いですが、週末は混雑することも。市内では、スーパー銭湯やスパ施設にも、本格的なフィンランド式サウナや、オートロウリュ、セルフロウリュが可能なサウナ、そしてしっかり冷たい水風呂を備えた施設が増えています。
カップルで一緒にサウナ室に入れる施設は非常に限られています(貸切サウナなどを除く)。多くの施設では、サウナ・浴室は男女別々。そのため、「サ活デート」のスタイルとしては、それぞれがサウナを楽しんだ後に、休憩スペースや食事処で合流し、「今日のサウナ、最高だったね!」と感想を語り合う、というのが一般的になるでしょう。男女共用の岩盤浴や休憩スペースが充実している施設を選ぶのがポイントです。
最近では、個室タイプのプライベートサウナも登場し始めており、そういった施設なら二人きりでサウナを楽しむことも可能です(料金は高めですが)。サウナデートで最も重要なのは、マナーを守ること。サウナ室内での私語は慎み、汗を流してから水風呂に入るなど、基本的なルールをしっかり守り、お互いも周りの人も気持ちよく過ごせるように心がけましょう。二人で最高の「ととのい」を体験できれば、心も体もスッキリし、より良い関係を築けるかもしれませんよ。
写真好きカップルのためのフォトジェニックスポット巡り
カメラが趣味、あるいはスマートフォンのカメラで素敵な写真を撮るのが好き!そんな写真好きカップルにとって、札幌は魅力的な被写体に溢れた街です。美しい景色、歴史的な建造物、アート作品、おしゃれなカフェ、そして活気ある街並み…。二人でカメラを片手に、最高の瞬間を切り取るフォトウォークデートはいかがでしょうか?定番のフォトジェニックスポットとしては、やはり「モエレ沼公園」のガラスのピラミッドや幾何学的な造形物、「白い恋人パーク」のメルヘンチックな庭園と建物、「赤れんが庁舎」の美しいレンガ造り、「北海道大学」のポプラ並木やイチョウ並木(季節による)などが挙げられます。これらの場所は、どこを切り取っても絵になる美しさがあります。夜景を撮るなら、「藻岩山」や「JRタワー展望室 T38」、「旭山記念公園」などが定番。三脚があると、より綺麗な夜景写真が撮れるでしょう。
街中のスナップ写真を楽しむなら、レトロな雰囲気の「狸小路商店街」や、再開発が進む「創成川イースト」エリア、おしゃれなカフェが点在する「円山」エリアなどが面白い被写体を見つけやすいかもしれません。季節ごとのイベントも絶好のシャッターチャンス。「さっぽろ雪まつり」の雪像、「さっぽろホワイトイルミネーション」の光の祭典、「ライラックまつり」や紅葉シーズンの公園なども、色彩豊かな写真を撮ることができます。
有名スポットは他の観光客も多く、人を入れずに撮るのは難しい場合もあります。そんな時は、あえて人を構図に入れてみたり、ローアングルやクローズアップで狙ってみたりと、工夫次第でオリジナリティあふれる写真が撮れるはずです。お互いに撮り合ったり、同じ被写体を違う視点で撮って見せ合ったりするのも楽しいですよね。札幌の美しい瞬間を、二人だけの特別な一枚に残してください。
ペット同伴OK!ワンちゃんと一緒に行ける場所
「大切な愛犬も一緒にデートを楽しみたい!」そんな愛犬家カップルのために、札幌市内や近郊には、ワンちゃんと一緒に過ごせるスポットも少しずつ増えています。ただし、ペット同伴OKの場所はまだまだ限られており、利用には様々なルールやマナーを守る必要があります。まず、広々とした公園での散歩。札幌市内には、リード着用などのルールを守れば犬の散歩が可能な公園がいくつかあります。「モエレ沼公園」や「滝野すずらん丘陵公園」(一部エリア)、「豊平川河川敷」などは、広々としていてワンちゃんも気持ちよく走り回れるかもしれません(ドッグラン併設の有無は要確認)。ただし、他の利用者の迷惑にならないよう、リードは必ず着用し、フンの始末は責任を持って行いましょう。
次に、カフェやレストラン。テラス席のみペットOKというお店や、小型犬のみ店内OKというお店が少数ですが存在します。「円山」エリアや郊外には、ドッグカフェや、ペット同伴可能なカフェが比較的見つけやすいかもしれません。訪れる前には、必ず電話などでペット同伴の可否や、利用可能な犬種・サイズ、ルール(ケージやマット持参など)を確認することが必須です。無断で連れて行くのは絶対にやめましょう。
また、一部のアウトドア施設や体験農園などでも、条件付きでペット同伴が可能な場合があります。こちらも事前の確認が不可欠です。愛犬とのデートを楽しむためには、①ペットOKかどうかを事前に必ず確認する、②お店や施設のルールを厳守する、③他の利用客への配慮を忘れない(吠えさせない、衛生面に気をつける等)、④ワンちゃんの体調にも気を配る、といった点が非常に重要になります。情報収集は少し大変かもしれませんが、ルールとマナーを守って、愛犬も一緒に楽しめる素敵なデートを実現してくださいね。
【シチュエーション別】どんな時でも最適な札幌デートプラン

デートって、いつも理想的な状況ばかりとは限りませんよね。「楽しみにしていた日に限って雨…」「今月、ちょっとお財布がピンチ…」「記念日だから絶対に失敗したくない!」「車がないけど、郊外にも行ってみたい」「仕事終わりで少ししか時間がない…」など、様々な状況や制約があるはずです。
でも、諦めないでください!どんなシチュエーションだって、工夫次第で最高の思い出に変えられるのが札幌デートのすごいところ。天気や予算、時間、移動手段、そして二人の関係性…それぞれの状況に合わせた最適なプランやアイデアが、この街には必ずあります。「こんな状況じゃ、デートなんて楽しめないかも…」とネガティブになってしまう気持ちもわかります。
でも、そんな時こそ、このセクションがきっと役に立つはずです。雨の日だからこそ楽しめるインドアスポット、お金をかけなくても心満たされる方法、大切な日を彩る特別なプラン、車がなくても札幌を満喫する裏ワザ、限られた時間でも充実させるコツ、そして二人の関係性に合わせたデートの選び方まで…。
あらゆるシチュエーションを想定し、具体的で、時には「ぶっちゃけ、こうするのが良い!」という本音も交えながら、最適なデートプランをご提案します。どんな時だって、二人で一緒にいる時間を大切にしたい。そんな想いを叶えるためのヒントを、ここから見つけてください。
天気なんて関係ない!雨・雪の日最強インドアデートプラン集

デートの日に雨や雪が降ると、なんだか気分も沈みがち…。でも、そんな時こそ発想の転換です!札幌には、悪天候の日でも快適に、そして楽しく過ごせる魅力的なインドアスポットがたくさんあります。むしろ、「雨(雪)だからこそ、今日はインドアデートを満喫しよう!」と前向きに捉えれば、いつもとは違う楽しさが見つかるはずです。
ショッピングモールでぶらぶらしたり、水族館で幻想的な世界に浸ったり、美術館でアートに触れたり、映画館で話題作を観たり、あるいは体験型施設でアクティブに過ごしたり、落ち着いたカフェでまったり語り合ったり…。選択肢は意外なほど豊富です。正直、雨や雪の日は、考えることが同じ人も多く、人気の屋内施設は普段より混雑する傾向にあります。特に週末は覚悟が必要かもしれません。
また、施設間の移動も、傘を差したり、雪道を歩いたりするのは少し億劫ですよね。だからこそ、事前の計画が重要になってきます。ここでは、札幌の雨や雪の日に活躍するインドアスポットを徹底的にリストアップし、それぞれの楽しみ方や、混雑を避けるコツ、そして快適に過ごすための移動方法なども含めてご紹介します。憂鬱な天気なんて吹き飛ばして、二人だけの心地よい空間で、充実したインドアデートを楽しみましょう!
ショッピングモール完全活用術【施設別特徴】
雨や雪の日のデートの強い味方といえば、やはり大型ショッピングモールです。札幌には、それぞれ特色のある魅力的なショッピングモールがあり、一日中いても飽きないほどの充実ぶり。濡れる心配もなく、ショッピング、グルメ、エンタメまで楽しめてしまうのですから、これほど頼りになる存在はありません。まず、JR札幌駅直結の「札幌ステラプレイス」と「大丸札幌店」。アクセス抜群で、ファッションブランドから雑貨、コスメ、レストランまで、トレンド感度の高いショップが集まっています。ウィンドウショッピングだけでも楽しいですし、カフェで休憩するにも困りません。
次に、サッポロビール園に隣接する「サッポロファクトリー」。歴史的なレンガ造りの建物と巨大なアトリウムが特徴的。アトリウムは開放感があり、季節ごとの装飾も楽しめます。映画館も併設されているので、映画デートと組み合わせるのに最適です。
少し郊外になりますが、「イオンモール札幌発寒」や「三井アウトレットパーク札幌北広島」なども広々としており、多様な店舗が入っています。特にアウトレットは、お得にショッピングを楽しみたいカップルにおすすめです。正直、どのモールも週末や悪天候の日は混雑します。特に駐車場は満車になることも。公共交通機関でのアクセスが良いモールを選ぶか、時間に余裕を持って訪れるのが賢明です。
モールの活用術としては、ただお店を見て回るだけでなく、フードコートで気軽にランチしたり、イベントスペースでの催し物をチェックしたり、あるいはあえて人の少ない平日の夜に訪れてゆっくり過ごしたりするのも良いでしょう。施設ごとの特徴を理解して、お二人に合ったモールを選び、快適なインドアデートを楽しんでください。
水族館デートを10倍楽しむ方法【見どころ・コツ】
幻想的な水の世界に癒される水族館デートは、雨の日や雪の日の定番でありながら、いつ訪れても新鮮な感動を与えてくれます。薄暗い空間で、ゆらゆらと泳ぐ魚たちを眺めていると、自然とロマンチックな気分にもなりますよね。札幌には、新さっぽろエリアの「サンピアザ水族館」と、都心部にある「AOAO SAPPORO」という二つの特徴的な水族館があります。サンピアザ水族館は、規模はそれほど大きくありませんが、回遊水槽や、ゴマフアザラシ、ペンギン、コツメカワウソなど、人気の生き物たちが揃っています。どこか懐かしい雰囲気も魅力。一方、AOAO SAPPOROは、新しい都市型水族館で、ペンギンやクラゲの展示に力を入れており、スタイリッシュな空間演出が特徴です。
水族館デートを10倍楽しむコツは、まず「見どころを絞る」こと。全ての水槽を駆け足で見るよりも、お気に入りの生き物や、特に見たい展示の前でじっくり時間を過ごす方が満足度が高まります。次に、「イベント時間をチェックする」こと。餌やりタイムや、飼育員さんの解説などを聞くと、生き物たちの生態についてより深く知ることができ、興味も増します。そして、「会話を楽しむ」こと。「あの魚、面白い形してるね」「ペンギン可愛い!」など、見たものについて素直に感想を言い合うことで、二人の距離も縮まります。
水族館は子供連れも多く、時間帯によっては賑やかすぎることも。比較的空いている平日の午後や、閉館間際などを狙うのも手かもしれません。AOAO SAPPOROなら、夜にバーとして利用できるエリアもあるので、大人な雰囲気で楽しむことも可能です。幻想的な水の世界で、癒しと発見に満ちたデートを満喫してください。
美術館・博物館めぐりモデルコース【雨の日版】
雨や雪の日は、喧騒を離れて、静かにアートや歴史の世界に浸るのも素敵な過ごし方です。札幌には質の高い美術館や博物館が点在しており、知的なインドアデートにぴったり。ここでは、雨の日にスムーズに巡れるモデルコースの一例をご紹介しましょう。例えば、「アート&カルチャー満喫コース」。まずは地下鉄東西線「西18丁目駅」で下車し、「北海道立近代美術館」へ。北海道ゆかりの美術品や国内外の優れたアートを鑑賞します。常設展だけでも見応えがありますが、企画展も要チェック。鑑賞後は、近くのおしゃれなカフェでランチ休憩。その後、再び地下鉄東西線に乗り「円山公園駅」へ。そこからバスまたはタクシーで「本郷新記念札幌彫刻美術館」へ向かい、彫刻の世界に触れる、というのはいかがでしょう。
あるいは、「歴史探訪コース」。地下鉄南北線「北12条駅」で降りて、「北海道大学総合博物館」へ。大学の研究成果や北海道の自然史を学びます。見学後は、キャンパス内のカフェで一休み。その後、札幌駅まで歩くか地下鉄で移動し、駅直結のJRタワーへ。エレベーターで38階に上がり、「JRタワー展望室 T38」から雨に煙る札幌の街並みを眺める…なんていうのも趣があります。
美術館や博物館は、興味がないと退屈してしまう可能性もあります。事前にどんな展示があるか調べて、二人の興味が一致する場所を選ぶことが大切です。また、施設間の移動は地下鉄やバス、タクシーを上手に利用し、できるだけ濡れないように計画しましょう。雨の日だからこそ、いつもは行かないような場所へ足を運び、知的な刺激を受ける。そんな充実した一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
映画館デート【話題作・ミニシアター情報】
雨や雪の日のインドアデートの定番中の定番といえば、やっぱり「映画館デート」ですよね。大きなスクリーンと迫力のある音響、暗闇の中で隣に座るドキドキ感…。映画の世界に没入する時間は、日常を忘れさせてくれますし、観終わった後に感想を語り合うのも楽しいものです。札幌には、最新の設備を備えたシネマコンプレックス(シネコン)から、個性的な作品を上映するミニシアターまで、様々なタイプの映画館があります。話題の超大作やハリウッド映画、人気アニメなどを楽しみたいなら、JR札幌駅直結の「札幌シネマフロンティア」や、サッポロファクトリー内の「ユナイテッド・シネマ札幌」などが代表的です。座席の種類も豊富で、快適な環境で映画を鑑賞できます。
一方、他の人とはちょっと違う、こだわりの映画を観たいというカップルには、ミニシアターがおすすめです。札幌には「シアターキノ」のような、独自の視点でセレクトされた国内外のアート系作品やドキュメンタリーなどを上映する映画館があります。シネコンでは出会えないような、心に深く響く作品に出会えるかもしれません。
ミニシアターは座席数が少なく、設備もシネコンほどではないかもしれませんが、そのアットホームな雰囲気や、作品選びのセンスに惹かれるファンも多いです。映画館デートを成功させるコツは、やはり作品選び。お互いの好みを尊重し、どちらか一方だけが楽しめるような作品を選ばないように気をつけましょう。
事前に予告編をチェックしたり、あらすじを共有したりして、二人で観たい作品を決めるのがベストです。上映時間やチケットの予約も忘れずに。ポップコーンとドリンクを片手に、映画の世界へ旅立ちましょう!
体験型施設でアクティブに過ごす【屋内版】
「雨や雪でも、じっとしているのは嫌!体を動かしたい!」そんなアクティブ派カップルの欲求を満たしてくれるのが、屋内で楽しめる体験型施設です。天候を気にせず、二人で一緒に汗を流したり、何かに挑戦したりする時間は、気分転換にもなり、達成感を共有できます。札幌市内には、様々なインドアアクティビティ施設がありますよ。例えば、最近人気の「ボルダリングジム」。カラフルなホールドを使って壁を登るスポーツで、初心者向けの体験コースを用意しているジムも多いです。頭と体をフルに使い、ゴールを目指す達成感は格別。二人で教え合ったり、応援し合ったりするのも楽しいでしょう。
次に、思いっきり跳ねてストレス発散できる「トランポリン施設」。大人も子供も楽しめる施設が増えています。バランス感覚も養われ、意外と良い運動になります。また、「ラウンドワンスタジアム 札幌北21条店」のような大型複合アミューズメント施設では、ボウリング、カラオケ、ダーツ、ビリヤード、さらには様々なスポーツが楽しめる「スポッチャ」など、一日中いても遊びきれないほどのコンテンツが揃っています。
これらの施設は週末や長期休み期間中は、学生や家族連れでかなり混雑することが予想されます。待ち時間が発生することも覚悟しておきましょう。比較的空いている平日の夜などを狙うのも手かもしれません。ものづくり体験(陶芸、ガラス工芸など)ができる工房も、屋内で集中して楽しめるので雨の日にはおすすめです。事前に予約が必要な場合が多いので、計画的に利用しましょう。体を動かしたり、何かに集中したりすることで、悪天候の憂鬱な気分も吹き飛ばせるはずです!
まったり過ごす【カフェ・ネットカフェ・カラオケ】
「雨や雪の日は、無理にアクティブに動かず、暖かい室内でまったり過ごしたい…」そんな気分の時もありますよね。札幌には、二人だけの空間で、あるいは落ち着いた雰囲気の中で、のんびりと時間を過ごせる場所もたくさんあります。まず定番は、おしゃれな「カフェ」で過ごす時間。札幌には、こだわりのコーヒーが飲めるお店、居心地の良いソファ席があるお店、本がたくさん置いてあるブックカフェなど、個性豊かなカフェが点在しています。窓の外の雨や雪を眺めながら、温かい飲み物を片手に、普段なかなかできないような深い話をしたり、一緒に本を読んだりする時間は、とても豊かで満たされた気持ちにさせてくれます。
長居しやすい雰囲気のお店を選ぶのがポイントですね。次にもっとプライベートな空間を求めるなら、「ネットカフェ(漫画喫茶)」や「カラオケボックス」も選択肢に入ります。ネットカフェには、ペアシートや個室ブースを備えている店舗も多く、漫画を読んだり、映画を見たり、ゲームをしたりと、周りを気にせず二人だけの世界に浸れます。フリードリンクが付いていることが多いのも嬉しい点。カラオケボックスも、防音の個室なので、思いっきり歌ってストレス発散したり、あるいは歌わずにDVD鑑賞や会話を楽しんだりする使い方もできます。
ネットカフェやカラオケは、デートスポットとしてのおしゃれさには欠けるかもしれません。でも、その気軽さとプライベート感は、まったり過ごしたい時には代えがたい魅力があります。料金体系は時間制がほとんどなので、利用時間には注意しましょう。無理せず、肩肘張らず、心地よい空間で、二人だけのまったりとした時間を楽しんでください。
予算重視!無料&格安でも大満足デートアイデア集

「デートはしたいけど、今月はお財布がちょっと厳しい…」「お金をかけなくても楽しめるデートってないかな?」そんなカップルの皆さん、ご安心ください!札幌には、お金をかけなくても、あるいはほんの少しの予算でも、十分に心満たされるデートを楽しめるスポットやアイデアがたくさんあります。大切なのは、お金をかけることではなく、二人で一緒に過ごす時間をどう楽しむか、ですよね。
公園でのんびり散策したり、無料の展望台から景色を眺めたり、資料館で知的好奇心を満たしたり、ワンコインで美味しいグルメを発見したり…。工夫次第で、お金をかけなくても豊かで思い出に残るデートは実現可能です。正直、無料や格安のデートには限界もあります。豪華なディナーや特別な体験は難しいかもしれませんし、天候に左右されるプランも多くなります。でも、だからこそ、二人の会話や、ささやかな発見、共有する時間がより大切になってくるのです。「お金がないからデートできない」なんて思わずに、知恵とアイデアで乗り切りましょう!
ここでは、予算を気にせず楽しめる0円スポットから、ワンコインで満喫できるコスパ最強のアイデア、そして少ない予算でも満足度の高いデートプランまで、具体的にお届けします。さらに、お金をかけずに特別感を演出するちょっとした裏ワザもご紹介。賢く節約しながらも、愛情たっぷりの素敵な札幌デートを計画しましょう!
0円で楽しめるスポット完全リスト【公園・展望台・資料館】
お金を全くかけずにデートを楽しむなんて無理?いえいえ、札幌には無料で満喫できる魅力的なスポットがたくさんあるんです!まず、王道はやはり「公園」。広大な「大通公園」や「中島公園」、「モエレ沼公園」、「円山公園」などは、入場無料で四季折々の自然を楽しめます。ただ散策するだけでも気持ちが良いですし、ベンチに座ってお喋りしたり、持参したお弁当を広げたりすれば、立派なピクニックデートになります。
次に「展望スポット」。札幌市役所の展望回廊(利用可能時間は要確認)や、「旭山記念公園」の展望台などは、無料で札幌の街並みを一望できます。夜景の時間帯を狙えば、0円でロマンチックな雰囲気を味わえるかもしれません。ただし、屋外スポットは天候に左右される点と、冬は非常に寒い点は覚悟しておきましょう。
知的なデートを楽しみたいなら、「資料館」や「博物館」の一部も無料で見学できる場合があります。「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」の館内や、「北海道大学総合博物館」などが代表的です。札幌の歴史や文化、自然について学ぶことができ、会話のきっかけにもなります。「札幌市資料館」も、建物自体が歴史的価値があり、無料で見学できるスペースがあります。
無料スポットだけを繋ぎ合わせると、移動費(交通費)はかかる場合が多いです。また、内容は充実していても、有料施設ほどの華やかさはないかもしれません。でも、工夫次第で十分に楽しめるはず。大切なのは、無料であることをネガティブに捉えず、その場所ならではの魅力を二人で見つけ出し、共有すること。お金では買えない、豊かな時間を過ごしてください。
500円以下で楽しめる!コスパ最強スポット&グルメ
ワンコイン、500円。それでデートが楽しめるの?と侮るなかれ。札幌には、500円以下の予算でも、驚くほど満足度の高い体験ができるスポットやグルメが存在します!賢く利用すれば、コスパ最強のデートが実現可能です。まずグルメ編。札幌のソウルフードの一つ、美味しい「パン」はいかがでしょう?市内の人気のパン屋さんなら、500円もあれば、こだわりのパンを2~3個買えるはず。それを公園などでシェアして食べるのも楽しいですね。また、夏限定ですが、大通公園の「とうきびワゴン」の焼きとうきびやゆでとうきびも、ワンコインでお釣りがくる価格帯(変動可能性あり)。北海道の味覚を手軽に味わえます。スイーツなら、ソフトクリームが狙い目。牧場直営のお店や、人気の菓子店などでも、多くの場合500円以下で絶品ソフトクリームが楽しめます。
次にスポット編。札幌市電(路面電車)は、一回の乗車料金が200円程度。レトロな車両に揺られて、車窓からの景色を楽しむ「市電ぶらり旅」も、片道ならワンコイン以下で可能です。気になる停留所で途中下車してみるのも面白いでしょう。また、「札幌市時計台」の入館料も数百円レベル。札幌のシンボルを訪れてみるのも良い経験です。
正直、ワンコインでできることは限られています。でも、例えば「公園散策(無料)+ワンコインスイーツ」のように、無料スポットと組み合わせることで、デート全体の満足度をぐっと上げることができます。小さな予算でも、二人で美味しいものや楽しい体験を共有すれば、きっと心に残るデートになるはず。探し方次第で、コスパ最強の宝物はまだまだ見つかりますよ!
1000円~3000円で満喫!お手軽デートプラン例
一人あたり1000円から3000円くらいの予算があれば、札幌デートの選択肢はぐっと広がります!この価格帯なら、美味しいランチを楽しんだり、ちょっとしたアクティビティを体験したり、有料施設に入ったりと、満足度の高いお手軽デートプランを組むことが可能です。いくつか具体的なプラン例を考えてみましょう。例えば【プランA:おしゃれカフェランチ&アート散策デート(約2500円/人)】。まず、円山エリアのおしゃれなカフェで、1500円程度のランチセットを楽しみます。その後、腹ごなしに円山公園を散策(無料)。そして、近くの「北海道立近代美術館」へ。常設展の観覧料が数百円程度(企画展は別料金、要確認)なので、アート鑑賞をプラスしても予算内に収まるでしょう。
次に【プランB:ラーメン&映画デート(約3000円/人)】。まず、人気のラーメン店で、1000円前後の美味しい札幌ラーメンを堪能。その後、シネマコンプレックスへ移動し、話題の映画を鑑賞します。映画のチケット代が一般料金で2000円程度(2025年5月現在、要確認)なので、合計で約3000円。王道ながら満足度の高い組み合わせです。
さらに【プランC:市電ぶらり&動物園デート(約2000円/人)】。市電の一日乗車券(数百円程度、要確認)を購入し、レトロな車両に揺られて円山公園駅へ。そこから「円山動物園」へ向かいます。入園料が800円(2025年5月現在、要確認)。残りの予算で、動物園内の軽食や、帰りに市電沿線で見つけたカフェで休憩、なんていうのも良いですね。
正直、この予算だと、夜のディナーや高級な体験は難しいかもしれません。でも、ランチや日中のアクティビティを中心に考えれば、工夫次第で十分に充実したデートが可能です。組み合わせを考えるのも楽しいですよ!
ウィンドウショッピングが楽しいエリア&ルート
お金を使わなくても、見ているだけで楽しいのが「ウィンドウショッピング」。札幌には、歩いているだけでもワクワクするような、魅力的なショッピングエリアがたくさんあります。ウィンドウショッピングデートは、お互いの好みを知るきっかけにもなりますし、将来欲しいものについて語り合うのも楽しい時間ですよね。まず定番は、やはり「JR札幌駅直結の駅ビル群(札幌ステラプレイス、大丸札幌店など)」。最新のファッションやコスメ、雑貨などが集まっており、トレンドをチェックするのに最適です。広々としていて通路も歩きやすいので、ぶらぶら見て回るだけでも楽しめます。
次に、札幌駅前通地下広場「チ・カ・ホ」を南へ歩き、「大通エリア」へ。ここには老舗百貨店(丸井今井、三越)や、ファッションビル(札幌PARCOなど)が立ち並びます。地下街(オーロラタウン、ポールタウン)も充実しているので、天候を気にせず楽しめるのもポイント。
さらに南下して「すすきの」方面へ向かう途中にあるのが、「狸小路商店街」。アーケードがあるので雨や雪の日でも安心。約1kmにわたって様々なお店が軒を連ね、レトロな雰囲気と新しいお店が混在していて面白いエリアです。お土産物屋さんや、ちょっと変わったお店などを冷やかしながら歩くのも楽しいでしょう。おしゃれな雰囲気が好きなら、「円山エリア」の裏参道周辺もおすすめです。個性的なセレクトショップや雑貨屋さん、ギャラリーなどが点在しており、ウィンドウショッピングだけでも感性が刺激されます。
魅力的な商品を見ていると、ついつい欲しくなってしまうのがウィンドウショッピングの悩ましいところ(笑)。でも、「今日は見るだけ!」と割り切って、街の雰囲気やお店のディスプレイ、そして二人の会話を楽しむことに集中すれば、お金をかけずに充実した時間を過ごせるはずです。
節約しつつ特別感を出す裏ワザ
予算は抑えたい、でも、せっかくのデートだから少しは特別感も欲しい…。そんなわがままな願いを叶えるための、ちょっとした裏ワザをご紹介しましょう。ポイントは、「お金をかけるところ」と「かけないところ」のメリハリをつけること、そして「手作り感」や「サプライズ感」をプラスすることです。例えば、食事。豪華なディナーは難しくても、ランチだけ少し奮発して、雰囲気の良いお店を選ぶ、というのはどうでしょう?夜よりもランチの方がお得なコースを提供しているお店は多いです。あるいは、食事はリーズナブルに済ませる代わりに、デザートだけは話題のパフェやケーキを食べる、というのも満足度を高める方法です。
また、「手作り」を取り入れるのも効果的。天気の良い日に、手作りのお弁当を持って公園でピクニックデート。お金はほとんどかかりませんが、心のこもったお弁当は、どんな高級レストランよりも相手を喜ばせるかもしれません。あるいは、簡単な手作りのお菓子や、メッセージカードをプレゼントするだけでも、特別感はぐっと増します。
手作りが苦手な人もいますよね。その場合は、「時間」や「場所」で特別感を演出するのも手です。例えば、普段は行かないような早朝に待ち合わせして、市場で活気を感じながら朝食を食べる(これは格安!)。あるいは、無料の夜景スポットで、温かい飲み物を用意して、二人だけの時間を過ごす。ちょっとした「非日常感」が、デートを特別なものにしてくれます。さらに、小さなサプライズを用意するのも良いでしょう。
相手が好きだと言っていた小さなお菓子を帰り際に渡すとか、事前にリサーチしておいた隠れ家的なカフェに連れて行くとか…。大切なのは、金額ではなく、相手を想う気持ちと、ちょっとした工夫。それさえあれば、節約デートだって、最高の思い出になるはずです。
大切な日に…記念日・誕生日向けスペシャルデートプラン

一年に一度の記念日や誕生日。それは、二人の絆を確かめ合い、感謝の気持ちを伝え合う、とても大切な日ですよね。そんな特別な日には、普段のデートとは一味違う、記憶に残るスペシャルな時間を過ごしたいもの。札幌には、そんなハレの日を彩るための、最高のロケーション、グルメ、そして体験が揃っています。美しい夜景を望むレストランでのディナー、日常を忘れさせてくれるホテルでの贅沢な滞在、二人だけの特別な体験…。考えるだけでワクワクしてきませんか?
特別なデートには、それなりの準備と予算が必要になります。「相手を最高に喜ばせたい!」という気持ちが強いほど、そして「絶対に失敗したくない!」という思いが募るほど、プレッシャーを感じてしまうこともあるかもしれません。でも、大丈夫。大切なのは、高価なものを贈ることや、豪華な場所へ行くことだけではありません。
一番重要なのは、「相手に喜んでほしい」という気持ちを込めて、心を尽くして計画し、実行することです。あなたのその想いが伝われば、どんなプランだって最高のプレゼントになるはずです。ここでは、プロポーズにも使えるような最高のロケーションから、失敗しないレストラン選びのコツ、心に残るプレゼントやサプライズのアイデア、そして非日常を味わえるホテルステイや特別なアクティビティまで、記念日・誕生日デートを成功させるための具体的なプランとヒントをたっぷりご紹介します。
最高のプランニングで、大切な一日を、二人にとって忘れられない、キラキラ輝く宝物のような思い出にしましょう。
プロポーズにも?最高のロケーション&演出アイデア
人生の一大イベント、プロポーズ。あるいは、それに準ずるような大切な想いを伝える瞬間。そんなシチュエーションには、最高のロケーションと、心に残る演出が不可欠ですよね。札幌には、二人の未来を誓うのにふさわしい、ロマンチックな場所がたくさんあります。まず、王道中の王道は、やはり「藻岩山」の山頂展望台。札幌の宝石のような夜景をバックに、永遠の愛を誓う…。これ以上ないほどロマンチックなシチュエーションです。「幸せの鐘」を鳴らしてから、というのも定番の演出ですね。ただし、正直、ここは定番すぎて周りの目も気になりますし、冬は極寒です。次に、「JRタワー展望室 T38」。こちらも美しい夜景が望めますし、屋内なので天候や寒さを気にせず、スマートに演出できるのが魅力。カフェスペースの窓際などをさりげなく確保できれば最高ですね。レストランでディナーを楽しんだ後に、という流れもスムーズです。
もう少しプライベート感を重視するなら、「高級ホテルのレストラン」の個室や、景色の良い部屋での「インルームダイニング」も選択肢に入ります。周りを気にせず、二人だけの空間で、落ち着いて想いを伝えることができます。演出としては、美しい花束や、メッセージを添えたデザートプレートを用意してもらうのが定番ですが、効果的。あるいは、思い出の曲をさりげなく流してもらったり、プレゼントにメッセージを忍ばせたり…。
凝りすぎたサプライズは、相手によっては引かれてしまう可能性もゼロではありません。大切なのは、奇抜さよりも、誠実な気持ちと、相手の性格や好みを考慮した演出です。場所選びも演出も、あくまで「相手がどう感じるか」を最優先に考えて、最高の瞬間を作り上げてください。健闘を祈ります!
失敗しない記念日レストラン選び【予約・予算・雰囲気】
記念日デートのハイライトといえば、やはり特別なレストランでのディナーですよね。しかし、お店選びは意外と難しく、ここで失敗するとせっかくの記念日が台無しになってしまう可能性も…。失敗しないためのレストラン選びの重要なポイントは、「予約」「予算」「雰囲気」の3つです。まず「予約」。これは絶対に必須です!人気店や景色の良い席は、数週間前、場合によっては数ヶ月前から予約で埋まってしまうことも珍しくありません。「行けばなんとかなるだろう」という考えは捨て、計画が決まったらすぐに予約を入れましょう。その際、記念日であることを伝え、可能であれば窓際の席や静かな席をリクエストしてみるのも良いでしょう。
アレルギーや苦手な食材があれば、それも忘れずに伝えてください。次に「予算」。記念日だからといって、無理をしすぎるのは禁物です。コース料理の料金だけでなく、ドリンク代やサービス料なども含めて、おおよつの総額を把握しておきましょう。正直、高ければ良いというものでもありません。予算内で、二人が心から満足できるお店を選ぶことが大切です。
そして最も重要なのが「雰囲気」。お店の格式(ドレスコードの有無など)、客層、内装、照明、音楽、スタッフのサービス…これらが二人の好みや、その日の気分に合っているかどうかが鍵となります。夜景が見えるロマンチックなフレンチ、落ち着いた和食の個室、活気のあるイタリアン…どんな雰囲気で過ごしたいかを考え、お店のウェブサイトや口コミ、写真などをしっかりチェックしましょう。「相手がどんな雰囲気を喜びそうか」を想像することが、最高のレストラン選びに繋がります。
記憶に残るプレゼント選び&サプライズ演出
記念日や誕生日には、心のこもったプレゼントや、ちょっとしたサプライズで、相手をさらに喜ばせたいですよね。でも、何を贈ればいいのか、どうやって驚かせればいいのか、悩んでしまう人も多いはず。記憶に残るプレゼント選びのコツは、「相手のことをどれだけ想っているか」が伝わるかどうか、です。高価なブランド品も素敵ですが、それ以上に、相手の好みや、普段の会話の中で欲しがっていたもの、あるいは二人の思い出に関連するものなどを選ぶと、より心のこもったプレゼントになります。例えば、手作りのアルバムや、二人の名前や記念日を刻印したペアアクセサリー、相手の好きなキャラクターのグッズ(ただしセンスが問われます!)、あるいは「物」ではなく、旅行や特別な体験をプレゼントするのも良いでしょう。
プレゼント選びは本当に難しい!相手の好みを外してしまうリスクも常に伴います。迷った時は、さりげなく相手に探りを入れたり、共通の友人に相談したりするのも手です。サプライズ演出については、あまり大掛かりなものよりも、さりげない演出の方が、相手にプレッシャーを与えず、喜ばれることが多いかもしれません。
例えば、レストランでデザートプレートにメッセージを入れてもらう、帰り際に小さな花束を渡す、ホテルの部屋にちょっとした飾り付けをしておく、など。重要なのは、サプライズの内容よりも、そのために準備してくれた時間と気持ちです。ただし、サプライズが苦手な人もいるので、相手の性格を見極めることも大切。プレゼントもサプライズも、「自己満足」にならないよう、常に相手の気持ちを第一に考えて、最高の笑顔を引き出す演出を心がけてください。
ちょっと贅沢なホテルステイ&スパ体験
記念日や誕生日に、日常から離れて特別な時間を過ごしたいなら、「ちょっと贅沢なホテルステイ」は最高の選択肢の一つです。美しい客室、上質なサービス、美味しい食事、そしてリラックスできるスパ…。ホテルという非日常空間で過ごす時間は、二人の気分を高め、忘れられない思い出を作ってくれるでしょう。札幌市内には、記念日ステイにふさわしいラグジュアリーホテルや、特色あるホテルがいくつかあります。例えば、「JRタワーホテル日航札幌」は、高層階からの眺望が素晴らしく、洗練された空間とサービスが魅力。スパやレストランも充実しています。「クロスホテル札幌」は、デザイン性が高くおしゃれな雰囲気で、特に若いカップルに人気。こちらも展望大浴場があります。定山渓温泉まで足を延ばせば、露天風呂付き客室を備えた高級旅館や、自然に囲まれたリゾートホテルなど、さらに選択肢が広がります。
ホテルステイはそれなりに費用がかかります。特に高層階の部屋やスイートルーム、露天風呂付き客室などはかなりの奮発が必要です。しかし、記念日限定の宿泊プラン(シャンパンやケーキ付きなど)や、スパとセットになったプランなどを利用すれば、お得に贅沢気分を味わえることも。スパ体験も、二人で一緒に受けられるカップルトリートメントを用意しているホテルもあります。
アロママッサージやフェイシャルなどで、日頃の疲れを癒し、リラックスする時間は至福のひととき。ホテル選びの際は、部屋の雰囲気や眺望、レストラン、スパの内容、そして予算を総合的に考慮し、二人の理想に合った場所を選びましょう。予約は早めが鉄則です!
オーダーメイド体験・特別なアクティビティ
「物」のプレゼントも良いけれど、二人だけの「体験」を共有することも、記念日を特別なものにする素晴らしい方法です。札幌には、オーダーメイド感覚で楽しめる体験や、普段なかなかできないような特別なアクティビティがあります。例えば、「ものづくり体験」。シルバーアクセサリー工房で、二人だけのペアリングやペアネックレスを手作りするのはいかがでしょう?プロの指導を受けながら、デザインから考え、形にしていく工程は、まさにオーダーメイド感覚。世界に一つだけの特別な記念品になります。他にも、ガラス工芸体験でオリジナルのグラスを作ったり、陶芸体験でお揃いの器を作ったりするのも素敵です。
もう少しアクティブな体験なら、「ヘリコプター遊覧飛行」なんていう非日常体験も。上空から札幌の街並みや夜景を眺める体験は、一生の思い出に残るはず。ただし、これはかなりの高額になりますし、天候にも左右されます。乗馬体験や、カヌー・ラフティング体験(夏季・定山渓など)、あるいはプライベートな空間で楽しめる料理教室なども、二人で協力しながら楽しめる特別なアクティビティと言えるでしょう。
これらの体験は、相手の好みや興味に合わないと、せっかくの企画も空振りに終わってしまう可能性があります。事前に相手の反応を探ったり、いくつかの選択肢を提示して選んでもらったりする方が安全かもしれません。また、予約が必要なものがほとんどなので、早めの手配が必須です。既製品では得られない、二人だけのオリジナルな体験を通して、記念日をさらに特別な一日にしてください。
風を感じて!札幌発・感動ドライブデートコース

気の向くままに、二人だけの空間で、美しい景色を求めて走る…。ドライブデートは、そんな自由さと開放感が最大の魅力ですよね。札幌を起点にすれば、少し足を延ばすだけで、海、山、湖、田園風景など、北海道ならではの雄大な自然や、魅力的な街並みに出会うことができます。車窓からの景色を楽しみながら、好きな音楽を聴き、途中で気になるカフェや道の駅に立ち寄り、目的地を目指す。そのプロセス自体が、最高のデート体験になります。
公共交通機関ではアクセスしにくい絶景スポットへ行けるのも、ドライブデートならではの特権です。正直、ドライブデートには、運転の疲れや、特に観光シーズンの渋滞リスク、目的地の駐車場の確保、そして北海道ならではの広大さゆえの移動時間の長さなど、考慮すべき点も少なくありません。特に冬場の雪道運転は、本州の感覚とは全く異なり、細心の注意と準備が必要です。
でも、それらを差し引いても、二人だけのプライベートな空間で気兼ねなく過ごせる時間や、計画通りにいかないハプニングさえも「それもまた一興」と楽しめる自由さは、何物にも代えがたい魅力があります。「次はどこへ行こうか?」なんて相談しながらハンドルを握る時間は、きっと二人の絆を深めてくれるはずです。
ここでは、札幌発で楽しめる、半日のお手軽コースから、定番の1日コース、そして季節ごとのおすすめコースまで、感動間違いなしのドライブデートコースをご提案します。さらに、ドライブをより楽しくする立ち寄りスポットや、安全に楽しむための注意点もご紹介。さあ、エンジンをかけて、最高の景色と自由を求めて、感動のドライブデートへ出発しましょう!
【半日コース】近郊お手軽ドライブ(石狩・当別方面など)
「あまり時間は取れないけど、ちょっとだけドライブ気分を味わいたい」「長距離運転は苦手…」そんなカップルには、札幌近郊への半日お手軽ドライブがおすすめです。札幌市内から30分~1時間程度で行ける範囲にも、意外と魅力的なスポットがあるんですよ。例えば、札幌の北西に位置する「石狩方面」へのドライブはいかがでしょう。札幌中心部から比較的短時間で、雄大な石狩川の河口や、日本海を望む景色に出会えます。特に、夕日の時間帯に訪れると、海に沈む美しい夕陽を眺めることができ、ロマンチックな雰囲気に。夏場は海水浴場も賑わいます。途中、「道の駅 石狩 あいろーど厚田」に立ち寄れば、地元の特産品を買ったり、海を見渡せるレストランで食事をしたりすることも可能です。あるいは、札幌の北東に位置する「当別町方面」へのドライブもおすすめです。
広々とした田園風景が広がり、北海道らしいのどかな景色に癒されます。おしゃれなカフェやパン屋さん、農産物直売所などが点在しているので、それらを目的地にして巡るのも楽しいでしょう。「ふとみ銘泉 万葉の湯」などで日帰り温泉を楽しむことも可能です。
正直、半日コースだと、行ける範囲や見られる景色は限られます。「もっと遠くまで行きたかったな」と少し物足りなさを感じるかもしれません。でも、移動時間が短い分、運転の負担も少なく、気軽にリフレッシュできるのが最大のメリット。あまり計画を詰め込まず、気になった場所にふらっと立ち寄るような、ゆるいドライブを楽しむのに最適です。ドライブデート初心者や、ちょっとした気分転換におすすめのコースです。
【1日コース】定番・小樽 / 支笏湖・洞爺湖方面
札幌発のドライブデートで、まず候補に挙がる定番コースといえば、やはり「小樽」と「支笏湖・洞爺湖方面」でしょう。どちらも北海道を代表する観光地であり、それぞれに異なる魅力でデートを彩ってくれます。まず「小樽コース」。札幌から高速道路を使えば約40分~1時間程度とアクセスも良好。ノスタルジックな雰囲気が漂う小樽運河沿いの散策は、デートの王道ですよね。ガラス工房やオルゴール堂、スイーツ店などが立ち並び、見どころがたくさんあります。新鮮な海の幸を味わえる寿司店や海鮮丼のお店も豊富。ただし、正直、小樽は非常に人気の観光地なので、特に週末や観光シーズンは国内外からの観光客で大変混雑します。運河周辺の駐車場探しも一苦労することも。人混みが苦手なカップルは、少し覚悟が必要かもしれません。
次に「支笏湖・洞爺湖方面コース」。札幌から支笏湖までは約1時間半、洞爺湖までは約2時間半~3時間程度かかります。支笏湖は、その驚異的な透明度を誇る美しいカルデラ湖。湖畔を散策したり、遊覧船に乗ったり、周辺の温泉(支笏湖温泉)で日帰り入浴を楽しんだりできます。洞爺湖は、有珠山や昭和新山といった火山活動の痕跡を間近に見られるダイナミックな景観と、湖畔に広がる温泉街が魅力。こちらも遊覧船や温泉が楽しめます。支笏湖・洞爺湖コースは、北海道らしい雄大な自然を満喫できるのが最大の魅力ですが、移動距離が長くなるため、日帰りの場合は少し駆け足になる可能性があります。
特に両方を一日で回るのはかなりハード。どちらか一方に絞るか、途中で一泊するプランも検討すると良いでしょう。どちらの定番コースも、それぞれに魅力と注意点があります。二人の好みや体力、時間に合わせて選び、充実した一日を過ごしてください。
【1日コース・夏】絶景!富良野・美瑛ラベンダー&丘めぐり
夏の北海道ドライブデートで、多くのカップルが憧れるのが、息をのむほどの絶景が広がる「富良野・美瑛」方面へのドライブでしょう。紫色の絨毯のように広がるラベンダー畑(見頃は主に7月)や、パッチワークのように美しい丘陵地帯、そして雄大な十勝岳連峰の眺め…。その景色は、まさに「これぞ北海道!」という感動を与えてくれます。人気のラベンダー畑「ファーム富田」をはじめ、「四季彩の丘」や「ぜるぶの丘」などの美しい花畑、そして「青い池」や「白ひげの滝」といった神秘的なスポットも必見です。おしゃれなカフェやレストラン、雑貨屋さんも点在しており、立ち寄りスポットも豊富。正直、その景色は最高にロマンチックで、写真映えも抜群です。しかし、良いことばかりではありません。
まず、札幌からの距離。富良野・美瑛エリアまでは、高速道路を使っても片道2時間半~3時間以上かかります。日帰りだと、往復だけで5~6時間以上運転することになり、現地での滞在時間は意外と短くなります。まさに弾丸ツアー覚悟です。そして、最大の難関が「夏の観光シーズンの大混雑」。特にラベンダーが見頃を迎える7月中旬~下旬の週末は、道路も駐車場も観光スポットも、どこもかしこも大渋滞&大混雑。人気スポットでは写真を撮るのも一苦労するほどです。
人混みが苦手なカップルには、この時期の富良野・美瑛ドライブはあまりおすすめできないかもしれません。もし行くなら、平日を狙う、早朝に出発する、主要スポットを避けて穴場を探す、などの工夫が必要です。あるいは、思い切って現地で一泊するプランを立てるのが、ゆったりと絶景を楽しむための最善策かもしれません。美しい景色には代償も伴う、ということを念頭に置いて、計画を立ててください。
【1日コース・秋】紅葉ドライブ(定山渓・ニセコ方面など)
秋の北海道は、燃えるような紅葉が山々を彩り、ドライブデートには最高の季節の一つです。札幌を起点とした紅葉ドライブなら、まず候補に挙がるのが「定山渓温泉」方面。札幌市内から約1時間とアクセスも良く、温泉街周辺や、少し足を延ばした「豊平峡ダム」、「札幌国際スキー場」のゴンドラ(秋季運行時)などから、美しい紅葉を楽しむことができます。温泉と紅葉狩りをセットで楽しめるのが最大の魅力ですね。もう少し足を延ばして、本格的な紅葉と絶景を求めるなら、「ニセコ方面」へのドライブもおすすめです。札幌からは約2時間半~3時間程度。羊蹄山を望むパノラマラインなどのドライブコースは、まさに絶景の連続。ニセコアンヌプリのゴンドラに乗って山頂からの紅葉を楽しむのも良いでしょう。周辺にはおしゃれなカフェやレストラン、温泉施設も充実しています。
その他にも、支笏湖周辺や、道東方面へ向かう途中の日勝峠なども紅葉の名所として知られています。正直、紅葉シーズンの人気スポットは、週末を中心にかなりの渋滞が発生します。特に定山渓温泉周辺や、ニセコへ向かう道路は混雑必至。駐車場も満車になることが多いので、早めの出発や、時間に余裕を持った計画が不可欠です。
また、紅葉の見頃はその年の気候によって変動します。訪れる前に、紅葉情報をチェックするのを忘れずに。山間部は天候が変わりやすく、朝晩は冷え込むこともあるので、服装にも注意が必要です。渋滞や混雑は覚悟の上で、美しい秋色の景色の中をドライブすれば、きっと心に残る感動的なデートになるはずです。
ドライブ中の立ち寄りスポット【絶景カフェ・道の駅・グルメ】
ドライブデートの楽しみは、目的地に着くことだけではありません。その道中に、素敵な場所に立ち寄ることも、大切な思い出作りの一部ですよね。札幌近郊や、人気のドライブコース沿いには、魅力的な立ち寄りスポットがたくさんあります。まず、景色が良い場所にある「絶景カフェ」。海が見えるカフェ、山の緑に囲まれたカフェ、田園風景を望むカフェなど、ロケーション自慢のお店が点在しています。美味しいコーヒーやスイーツと共に、美しい景色を眺めながら二人で過ごす時間は、ドライブの疲れを癒し、ロマンチックなひとときを演出してくれます。人気のある絶景カフェは、週末などは混雑して待ち時間が発生することも。時間に余裕がない場合は、テイクアウトを利用するなどの工夫も必要かもしれません。
次に、ドライブの定番スポット「道の駅」。北海道内には個性豊かな道の駅がたくさんあり、地元の特産品や農産物の販売、ご当地グルメが味わえるレストランや軽食コーナー、そしてきれいなトイレや休憩スペースが整備されています。その土地ならではの珍しいものを見つけたり、美味しいソフトクリームを食べたり、お土産を探したり…。道の駅は、ドライブ中の休憩だけでなく、ちょっとした観光スポットとしても楽しめます。
ついつい長居してしまいがちなので、時間配分には注意しましょう。その他にも、評判のパン屋さん、牧場直営のジェラートショップ、眺めの良い展望台、隠れ家的な温泉など、ドライブコース沿いには魅力的な誘惑がたくさんあります。事前にリサーチして立ち寄り候補をいくつか決めておくのも良いですが、あえてノープランで、道中で気になった場所にふらっと立ち寄ってみるのも、ドライブデートならではの楽しみ方かもしれませんね。
冬のドライブ注意点&おすすめコース
冬の北海道、特に札幌近郊でのドライブデートは、美しい雪景色を楽しめる可能性がある一方で、**正直に言って、本州の雪道とは比較にならないほどの危険が伴います。**軽い気持ちで計画するのは絶対に避けるべきです。まず、大前提として「スタッドレスタイヤ」は必須中の必須。これなしでの冬道走行は自殺行為に等しいです。レンタカーを借りる場合も、必ずスタッドレス装着を確認しましょう。そして、最も怖いのが「路面状況」。一見乾いているように見えても、凍結している「ブラックアイスバーン」は非常に滑りやすく、スリップ事故の原因になります。
また、吹雪による「ホワイトアウト」は、一瞬で視界がゼロになり、方向感覚を失う極めて危険な状態です。雪道での急ブレーキ、急ハンドル、急加速は厳禁。車間距離を十分に取り、スピードを落として、慎重すぎるくらいの運転を心がけてください。正直、地元の人でも冬道の運転は怖いと感じることが多いです。運転に自信がない場合や、悪天候が予想される場合は、無理せずドライブを中止する勇気も必要です。
それでも冬にドライブを楽しみたい場合の、比較的リスクの少ないおすすめコースとしては、交通量が多く除雪が比較的しっかりしている主要国道や高速道路を利用するルートを選ぶこと。例えば、札幌から高速道路で「小樽」へ行く程度なら、天候が安定していれば比較的安全かもしれません。ただし、高速道路でも吹雪による通行止めは頻繁に発生します。あるいは、定山渓温泉へのアクセス道路も比較的除雪されていますが、油断は禁物です。
冬のドライブでは、常に最新の天気予報と道路交通情報をチェックし、万が一に備えて防寒具や非常食、携帯トイレなどを準備しておくことも重要です。安全第一で、無理のない計画を立ててください。
免免許がなくても大丈夫!公共交通機関フル活用デート

「車がないから、札幌デートは中心部だけかな…」「免許がないと、行きたい場所に行けないかも…」そんな風に思っていませんか?だとしたら、それは大きな誤解です!札幌は、地下鉄、市電(路面電車)、バス、そしてJRといった公共交通機関が充実しており、これらを上手に活用すれば、免許がなくても十分に魅力的で、バラエティ豊かなデートを楽しむことができるのです。
むしろ、車がないからこそのメリットもたくさんあります。まず、運転の疲れや駐車場の心配から解放されます。そして、昼間から気兼ねなくお酒を楽しむことだって可能です。移動中に窓の外の景色を眺めたり、二人でゆっくり会話を楽しんだりできるのも、公共交通機関デートならではの魅力でしょう。環境に優しいという側面もありますね。
正直に言えば、デメリットがないわけではありません。乗り換えが面倒だったり、待ち時間が発生したり、時間や行き先に制約が出たり、ラッシュ時には混雑したり、荷物が多いと移動が少し大変だったり…。特に郊外へ行く場合は、本数が少なくて計画が立てにくい、なんてこともあります。でも、それらの点を理解した上で、事前にしっかりと計画を立て、便利なきっぷなどを活用すれば、ストレスなく快適なデートが実現可能です。
ここでは、札幌の公共交通機関をフル活用して、車なしでも最高の思い出を作るための具体的な方法やモデルコース、そしてちょっとした裏ワザまで、詳しくご紹介していきます。さあ、時刻表を片手に(あるいはスマホアプリで!)、身軽でスマートな札幌デートへ出発しましょう!
地下鉄乗り放題きっぷ活用モデルコース
札幌市内の移動で最も頼りになるのが、南北線・東西線・東豊線の3路線が走る「札幌市営地下鉄」です。主要な観光スポットや繁華街の多くは地下鉄駅の近くにあり、これだけでもかなり広範囲のデートスポットをカバーできます。そんな地下鉄デートをさらにお得に、そして効率的に楽しむために活用したいのが「地下鉄専用1日乗車券(ドニチカキップなど)」です。大人1名あたり数百円(料金は変動可能性あり、土日祝日・年末年始限定のドニチカキップはさらにお得)で、その日一日、地下鉄が乗り放題になります。正直、元が取れるかどうかは、その日の移動回数次第。だいたい3~4回以上乗り降りする予定があるなら、購入を検討する価値はあるでしょう。毎回切符を買う手間が省けるのもメリットです。
この乗り放題きっぷを活用したモデルコースの一例をご紹介しましょう。【午前】地下鉄南北線で「中島公園駅」へ。緑豊かな中島公園を散策し、豊平館などを見学。【昼】南北線で「すすきの駅」または「大通駅」へ移動し、ランチ。ラーメンやスープカレーなど、選択肢は豊富です。【午後】東西線に乗り換えて「円山公園駅」へ。円山動物園や、おしゃれなカフェが集まる裏参道エリアを散策。【夕方~夜】東西線で「大通駅」へ戻り、さっぽろテレビ塔に登って夜景を鑑賞、あるいは大通公園周辺や狸小路でディナーやショッピングを楽しむ。…といった具合に、地下鉄だけで様々なエリアを巡ることが可能です。
ただし、地下鉄は当然ながら地下を走るので、移動中に景色を楽しむことはできません。また、駅によっては階段の上り下りが多い場所もあるので、歩きやすい靴は必須です。乗り換えも、慣れないと少し迷うかもしれませんが、案内表示をしっかり見れば大丈夫。お得なきっぷを片手に、アクティブな地下鉄デートを楽しんでください!
レトロ可愛い!市電(路面電車)沿線ぶらり旅
札幌の街をコトコトと走る「市電(路面電車)」。これは、単なる移動手段としてだけでなく、それ自体がデートの目的にもなる、とっても魅力的な乗り物です。レトロな車両(もちろん新型車両もありますが!)に揺られながら、車窓から移り変わる札幌の街並みを眺める時間は、どこかノスタルジックで、ゆったりとした気分にさせてくれます。2015年にループ化(環状運転)が実現し、すすきの~西4丁目間が繋がったことで、さらに利便性が向上しました。市電沿線には、魅力的なデートスポットがたくさん点在しています。例えば、「ロープウェイ入口」停留場で降りれば、藻岩山ロープウェイの山麓駅へアクセスでき、夜景デートへの接続もスムーズ。「中央図書館前」や「電車事業所前」あたりで降りて、少し歩けばおしゃれなカフェが見つかるかも。「すすきの」や「狸小路」停留場は、繁華街へのアクセスに便利。「中島公園通」停留場からは、中島公園も徒歩圏内です。一日乗車券(こちらも数百円程度、要確認)を利用すれば、気軽に乗り降りを繰り返して、気になった場所を巡る「ぶらり旅デート」が楽しめます。
市電は地下鉄に比べてスピードが遅く、時間がかかります。急いで移動したい場合には不向きです。また、道路状況によっては遅れることもありますし、通勤・通学時間帯や、観光客が多い時期には車内が混雑することも。でも、そののんびりとしたスピード感が、逆にデートの雰囲気を和ませてくれるとも言えます。車窓からの景色が良い区間(特に山鼻エリアなど)を選んで乗るのも良いでしょう。いつもと違う目線で札幌の街を眺めながら、レトロで可愛い市電デートを楽しんでみませんか?
バスで行ける郊外スポット攻略法
地下鉄や市電ではカバーしきれない、少し郊外にある魅力的なデートスポットへ行くには、「路線バス」が重要な移動手段となります。「モエレ沼公園」や「札幌芸術の森」、「白い恋人パーク」、「滝野すずらん丘陵公園」など、車がないと行きにくいと思われがちな人気スポットも、実はバス路線が通っているのです。バスデートの魅力は、地下鉄では見られない地上の景色を眺めながら移動できること、そして目的地によってはドアツードアに近いアクセスが可能な場合があることです。しかし、正直に言って、札幌の路線バスを使いこなすのは、観光客や普段利用しない人にとっては、少しハードルが高いかもしれません。まず、路線が非常に多く、複雑で分かりにくいこと。どのバス停から何番のバスに乗れば良いのか、事前にしっかり調べる必要があります。スマートフォンの乗り換え案内アプリや、バス会社のウェブサイトを活用しましょう。
次に、時刻表の確認が必須であること。特に郊外へ向かう路線は、1時間に1本以下という場合も珍しくありません。乗り遅れると、大幅な時間のロスになってしまいます。また、道路状況(特に冬場の積雪や渋滞)によっては、バスが遅延することも日常茶飯事。時間に余裕を持った計画が不可欠です。そして、運賃の支払い方法。現金だけでなく、SAPICAなどの交通系ICカードが使える場合が多いですが、整理券の取り忘れや、降車時の支払い方法など、慣れないと少し戸惑うかもしれません。
これらの点をクリアすれば、バスは郊外デートの強い味方になります。目的地までのバス路線と時刻表を完璧に調べ上げ、ちょっとした冒険気分でバスに乗り込む。そんな計画性と実行力が試される(?)バスデートも、達成感があって面白いかもしれませんよ。
JRで少し遠出する日帰りデート(小樽・岩見沢など)
札幌市内だけでなく、もう少し足を延ばして近郊の街へ日帰りデートを楽しみたい!そんな時には、「JR北海道」が便利です。札幌駅を起点に、様々な方向へ路線が延びており、電車に揺られてちょっとした小旅行気分を味わうことができます。日帰りデートの定番といえば、やはり「小樽」でしょう。札幌駅から快速エアポートを利用すれば約30~40分。レトロな街並み、小樽運河、ガラス工房、オルゴール堂、そして美味しいお寿司やスイーツ…。見どころ満載で、一日中楽しめます。ただし、観光シーズンは非常に混雑します。
次に、札幌から東へ約40分ほどの「岩見沢」はいかがでしょう。美しいバラ園(いわみざわ公園)や、農業が盛んな地域ならではのグルメ、そして駅舎自体がグッドデザイン賞を受賞した複合施設になっているなど、意外な魅力があります。札幌の北東、約30分の「江別」も、レンガ造りの建物が多く残る街並みや、おしゃれなカフェ、やきもの市(夏季)などで注目されています。
もう少し足を延ばせるなら、南へ約1時間半の「苫小牧」でホッキ貝などの海の幸を味わったり、北へ約1時間半の「美唄」で炭鉱遺産に触れたりするのも面白いかもしれません。JRでの日帰りデートは、目的地によっては運賃がそれなりにかかります。また、快速列車以外は時間がかかったり、本数が少なかったりする路線もあるので、時刻表の確認は必須です。札幌駅での乗り換えも、ホームが広くて少し分かりにくい場合があるかもしれません。
でも、車窓からの景色を眺めながら、二人で旅の計画を話したり、うとうとしたり…。そんな電車の旅ならではの時間が、デートを特別なものにしてくれるはずです。いつもと違う街の空気に触れる、プチトリップデートを楽しんでみてください。
時間帯別おすすめデート

デートの時間は、朝から晩まで、あるいはほんの数時間しかない場合など、様々ですよね。限られた時間を最大限に楽しむためには、その時間帯に合った場所選びや過ごし方を考えることが大切です。
例えば、清々しい朝の空気の中でスタートする「朝活デート」、忙しい合間を縫って楽しむ「ショートデート」、一日のクライマックスを彩る「夜デート」、そして…もしかしたら「深夜デート」?札幌には、それぞれの時間帯に合わせた魅力的なデートの選択肢があります。朝早くから活動すれば、一日を有効に使えますし、昼間の喧騒を避けて静かに過ごせる場所もあります。短い時間でも、工夫次第で濃密なひとときを過ごせますし、夜には夜景だけでなく、美味しいディナーやバーなど、大人な楽しみ方が待っています。
時間帯によっては選択肢が限られることもあります。特に早朝や深夜は、開いているお店が少なかったり、公共交通機関が動いていなかったり…。でも、だからこそ、その時間帯ならではの特別な過ごし方を見つける楽しみもあるのです。
ここでは、朝、昼(短時間)、夜、そして深夜という時間帯別に、おすすめのデートスポットやプラン、そして注意点などを詳しくご紹介します。「今日は何時から会える?」その答えに合わせて、最高のデートプランを組み立てていきましょう!
朝活・モーニングデートにおすすめのスポット
一日の始まりを二人で爽やかに迎える「朝活・モーニングデート」。早起きは少し大変かもしれませんが、清々しい空気の中でのデートは、いつもと違う新鮮な気分を味わわせてくれます。昼間の混雑を避けられるというメリットもありますね。札幌で朝活デートを楽しむなら、まずおすすめなのが「市場での朝ごはん」。場外市場や二条市場は朝早くから活気があり、新鮮な海鮮丼やお寿司を朝食としていただくのは最高の贅沢です。威勢の良い市場の雰囲気に、眠気も吹き飛ぶはず。ただし、朝が苦手な相手を無理やり連れて行くのは禁物です。次に、こだわりの「モーニングが楽しめるカフェ」を探すのも良いでしょう。
札幌市内には、美味しいコーヒーと共に、トーストやサンドイッチ、パンケーキなどのモーニングセットを提供しているカフェが点在しています。特に、自家焙煎のコーヒー店や、ベーカリーに併設されたカフェなどは狙い目。朝の柔らかな光の中で、ゆっくりと会話を楽しむ時間は格別です。札幌では朝早くから営業しているおしゃれなカフェは、都心部に比べるとまだ少ないかもしれません。事前に営業時間をしっかり確認することが重要です。
また、朝の「公園散歩」も気持ちが良いものです。中島公園や円山公園、豊平川河川敷などを、人が少ない時間にのんびり歩けば、リラックスした気分になれます。朝の澄んだ空気の中で、季節の移ろいを感じるのも素敵ですね。早起きして、いつもより少しだけ特別な一日のスタートを切ってみませんか?
サクッと1~2時間で楽しめるショートデートプラン
「仕事の合間に少しだけ」「次の予定まで時間が空いた」…そんな、限られた時間でも楽しめるのが「ショートデート」の魅力。たとえ1~2時間という短い時間でも、工夫次第で充実したひとときを過ごすことは可能です。大切なのは、ダラダラせずに、その時間内で何をするか、目的を明確にすること。札幌でショートデートを楽しむなら、まず便利なのが「駅ビルや地下街のカフェ」。JR札幌駅や大通駅周辺には、アクセスが良く、気軽に立ち寄れるカフェがたくさんあります。美味しいコーヒーを飲みながら、近況報告をしたり、次のデートの計画を立てたりするだけでも、立派なデートになります。次に、短時間で非日常感を味わえる「展望台」。JRタワー展望室 T38なら、札幌駅直結でアクセス抜群。エレベーターでさっと上がって、地上160mからの景色を眺めるだけでも、気分転換になります。滞在時間は30分~1時間もあれば十分でしょう。
あるいは、「デパ地下散策」も意外と楽しいかもしれません。大丸札幌店や丸井今井、三越などのデパ地下には、美味しそうなスイーツやお惣菜がたくさん並んでいます。見ているだけでも楽しいですし、気に入ったものを少し買って、次の予定の合間に食べる、なんていうのも良いですね。
正直、1~2時間では、行ける場所やできることはかなり限られます。移動時間も考慮すると、あまり遠出はできません。でも、「短い時間でも会いたい」という気持ちが伝われば、それだけで相手は嬉しいはず。無理に何かをしようとせず、二人で顔を見て話せる時間を大切にする。それがショートデート成功の秘訣かもしれませんね。
夜景だけじゃない!夜デートの楽しみ方【21時以降OK】
札幌の夜デートといえば、美しい夜景が定番ですが、楽しみ方はそれだけではありません!特に、仕事終わりなどで合流するのが21時以降になる場合でも、まだまだ楽しめるスポットや過ごし方があるのです。もちろん、夜景は外せません。「藻岩山」や「JRタワー展望室 T38」などは、比較的遅くまで営業しているので(要確認)、ロマンチックな夜景を堪能できます。ただし、最終入場時間には注意が必要です。夜景以外で定番なのが、やはり「ディナー&バー」。すすきの周辺には、遅くまで営業しているレストランやダイニングバーがたくさんあります。美味しい料理とお酒を楽しみながら、一日の疲れを癒し、ゆっくり語り合う時間は最高ですよね。予約しておくとスムーズです。そして、札幌の夜の文化といえば「シメパフェ」!飲んだ後や食事の後に、美しいパフェで一日を締めくくるのが札幌流。
すすきの周辺には、深夜まで営業しているパフェ専門店が多く、夜遅くても甘い幸せを味わえます。正直、21時以降となると、美術館や博物館、ショッピングモールなどの多くは閉まっています。選択肢の中心は、どうしても「食」や「お酒」に関連する場所が多くなりがちです。でも、それ以外にも、例えば「カラオケボックス」や「ダーツバー」、「ネットカフェ」などは深夜まで営業している店舗が多いので、二人でワイワイ楽しんだり、まったり過ごしたりするのも良いでしょう。
また、天気が良ければ、ライトアップされた「さっぽろテレビ塔」や「赤れんが庁舎」周辺を散策するだけでも、夜ならではのロマンチックな雰囲気を味わえます。終電や終バスの時間はしっかり確認しつつ、札幌の夜を安全に楽しんでくださいね。
まさかの!?深夜デート向けスポット(ほぼないけど…)
「終電を逃してしまった!」「どうしても、もう少しだけ一緒にいたい…」そんな状況で迎える札幌の深夜。さて、一体どこへ行けばいいのでしょうか?正直に申し上げて、札幌で「深夜デート」に適したスポットは、ほぼ皆無に等しいと言っても過言ではありません。24時間営業のファミリーレストランや牛丼チェーン店などはありますが、デート向きの雰囲気とは言い難いでしょう。カラオケボックスやネットカフェ(漫画喫茶)は、深夜まで、あるいは24時間営業している店舗もあります。個室空間で過ごせるので、始発までの時間を潰したり、仮眠を取ったりするには選択肢となり得ます。
ただし、これも「デート」と呼ぶには少し寂しいかもしれませんし、深夜の利用は客層も様々なので、安全性にも気を配る必要があります。ドライブができる状況であれば、深夜の静かな街を走ったり、少し郊外の街灯の少ない場所へ行って星空を眺めたり…ということも考えられますが、深夜の運転は危険も伴いますし、騒音などで近隣に迷惑をかけない配慮も必要です。
ぶっちゃけ、札幌の深夜は、健全なカップルがデートを楽しむための場所は、ほとんどないというのが現実です。無理に深夜デートをしようとするよりも、安全に帰宅する方法(タクシーなど)を考えるか、あるいは事前に終電・終バスの時間をしっかり確認し、計画的にデートを終えるのが最も賢明な選択と言えるでしょう。
もし、どうしても深夜まで一緒にいたい特別な事情がある場合は、ホテルのデイユースプランなどを事前に調べておく、という手もあるかもしれませんが、これも計画性が必要です。深夜デートは、安全と周囲への配慮を最優先に考えてくださいね。
カップルの関係性別おすすめデート

一口にカップルと言っても、その関係性や歩んできた時間は様々ですよね。付き合いたてのドキドキと緊張感、安定期ならではの心地よさ(と、時折訪れるマンネリ感…?)、青春真っ只中の学生時代、落ち着きと余裕が出てくる大人の関係、そして、会える時間を何よりも大切にしたい遠距離恋愛…。それぞれのステージによって、デートに求めるものや、心地よいと感じる過ごし方は、きっと違うはずです。
だからこそ、デートプランを考える上で、「今の私たちに合ったデートって何だろう?」と、二人の関係性を見つめ直してみることは、とても大切なのです。相手の好みはもちろん、お互いの今の気持ちや状況に寄り添ったプランを選ぶことで、デートはより深く、意味のあるものになります。
相手の気持ちを完全に理解するのは難しいかもしれません。でも、「私たちの関係性なら、きっとこんなデートが楽しめるはず!」と想像力を働かせ、心を込めて計画する。そのプロセス自体が、二人の絆をより強く結びつけてくれるのではないでしょうか。
ここでは、付き合いたて、マンネリ打破、学生、大人、そして遠距離恋愛という、代表的なカップルの関係性別に、札幌でのおすすめデートスポットやプラン、そして気をつけるべきポイントなどを、時には「ぶっちゃけ、こういう時ってこうだよね…」という本音も交えながら、具体的にご紹介していきます。お二人の関係性にぴったりのデートを見つけて、さらに素敵な関係を築いていってくださいね。
付き合いたてカップル向け【初々しさ満喫プラン】
付き合いたての頃って、何もかもが新鮮で、ドキドキして、でも同時に「何を話せばいいんだろう…」「相手にどう思われるかな…」なんて、ちょっとした緊張感もありますよね。そんな初々しい時期の札幌デートは、あまり気負わず、自然と会話が生まれるような、そしてお互いのことを少しずつ知っていけるようなプランがおすすめです。まず、定番中の定番ですが、「円山動物園」や「白い恋人パーク」のような、分かりやすくて可愛らしいスポットは間違いが少ないでしょう。動物の仕草に一緒に笑ったり、お菓子の世界にワクワクしたりする中で、自然と会話も弾み、緊張もほぐれていきます。また、景色が良い場所もおすすめ。
「藻岩山」や「JRタワー展望室 T38」からの眺めは、会話が途切れても気まずくなりにくく、美しい景色を共有することで、ロマンチックな雰囲気も生まれます。おしゃれな「カフェ」でのランチやお茶も、付き合いたてデートの鉄板。ただし、あまりにも静かすぎるお店だと、沈黙が怖く感じてしまう可能性も…。適度に周りの声がある、居心地の良いカフェを選ぶのがポイントです。
付き合いたての頃は、相手の好みがまだ完全には分からないもの。あまりマニアックな場所や、長時間拘束されるようなプランは避け、比較的短時間で、かつ選択肢が多い(例えば、ショッピングモールでぶらぶらするなど)デートの方が、お互いに負担が少ないかもしれません。
無理にリードしようとしすぎず、相手の反応を見ながら、一緒に楽しめることを見つけていく。そんな初々しいプロセス自体を楽しんでください。大切なのは、背伸びせず、等身大の自分で相手と向き合うことです。
マンネリ打破!刺激と発見のデートアイデア
付き合いが長くなってくると、安定した心地よさがある一方で、「最近デートがワンパターンかも…」「なんだかドキドキ感が足りないな…」なんて、マンネリを感じてしまうこともありますよね。そんな時は、いつものデートに新しい風を吹き込んで、刺激と発見に満ちた一日を過ごしてみませんか?札幌には、マンネリ打破にぴったりの、非日常的な体験や、新たな挑戦ができるスポットがたくさんあります。例えば、二人で一緒に「ものづくり体験」に挑戦するのはいかがでしょう?陶芸やガラス工芸、シルバーアクセサリー作りなど、共同作業を通して、普段とは違うコミュニケーションが生まれたり、相手の意外な才能を発見したりできるかもしれません。完成した作品は、二人の新しい思い出の品になりますね。あるいは、少しスリリングな「アウトドアアクティビティ」に挑戦してみるのも効果的。
定山渓でのカヌーやラフティング(夏季)、冬ならスキーやスノーボードなど、一緒にドキドキ感を味わうことで、関係性にも新たな刺激が生まれるはずです。ただし、体力レベルや好みを事前にしっかり確認することが重要。正直、マンネリ打破を狙ったプランが、必ずしも相手に響くとは限りません。「え、なんでこんなこと…」と引かれてしまうリスクもゼロではないのです(笑)。
大切なのは、押し付けにならないように、相手の反応を見ながら、二人で楽しめる「新しい何か」を見つけようとすること。いつもは行かないようなジャンルのレストランを開拓してみる、普段は乗らない市電に乗って気ままに旅してみる、あるいは、ちょっとしたサプライズを用意してみる…。そんな小さな変化の積み重ねが、マンネリ感を吹き飛ばし、二人の関係に新鮮な輝きを取り戻してくれるはずです。勇気を出して、新しい扉を開けてみましょう!
学生カップル向け【コスパ&青春満喫】
若さとエネルギーに溢れる学生カップル!デートも思いっきり楽しみたいけれど、正直、お財布事情はちょっと厳しい…そんな状況、よく分かります。でも大丈夫!札幌には、お金をかけなくても、学生ならではの楽しみ方ができるスポットやアイデアがたくさんあります。キーワードは「コスパ」と「青春」!まず、学割が使える施設は積極的に活用しましょう。映画館や美術館、博物館、動物園など、多くの施設で学生割引が設定されています。学生証は常に携帯しておくのが鉄則です。無料スポットも学生デートの強い味方。「大通公園」や「中島公園」でピクニックやバドミントンを楽しんだり、「モエレ沼公園」で自転車を借りて走り回ったり(レンタサイクル代はかかりますが)、「北海道大学」のキャンパスを散策して学生気分を味わったり…。
お金をかけずに、若さを活かして楽しめる場所はたくさんあります。グルメだって、コスパ重視で楽しめます。学食に潜入してみる(一般利用可能な場所に限る)、ラーメンやスープカレーの人気店でランチする(ディナーより安いことが多い)、あるいは、デパ地下やスーパーで美味しそうなものを買ってきて、公園で食べる「青空ごはん」も最高に青春っぽいですよね!食べ歩きが楽しい「狸小路商店街」や「場外市場」なども、少ない予算で色々味わえておすすめです。
高級レストランやブランドショップでのデートは難しいかもしれません。でも、学生時代にしかできない、背伸びしない、等身大のデートには、特別な輝きがあります。お金がないことを嘆くのではなく、限られた予算の中で、いかに二人で工夫して楽しむか。そのプロセス自体が、最高の思い出になるはずです。今しかできない、キラキラした青春デートを満喫してください!
30代・40代・50代~大人のための上質デート
社会人として経験を積み、少しずつ心にも経済的にも余裕が出てくる30代、40代、50代…。そんな大人のカップルには、若い頃とはまた違った、上質で落ち着いたデートを楽しみたいですよね。札幌には、そんな大人たちの期待に応えてくれる、洗練された空間や、質の高いサービス、そして深い味わいを提供してくれる場所がたくさんあります。キーワードは「上質」「落ち着き」「本物」。まず、食事。賑やかな居酒屋も良いけれど、たまには雰囲気の良いレストランで、美味しい料理とワインをゆっくりと味わいたいもの。夜景が見えるフレンチや、隠れ家的な和食の名店、あるいはホテルのメインダイニングなど、大人の舌と感性を満たしてくれるお店を選びましょう。バーでしっとりと語り合う時間も、大人ならではの楽しみ方です。
次に、過ごす空間。美術館で静かにアートと向き合ったり、コンサートホールで生の音楽に感動したり、あるいは歴史的建造物を訪れてその重みに触れたり…。知的好奇心を満たし、豊かな気持ちになれる場所がおすすめです。慌ただしくスポットを巡るのではなく、一つの場所でゆったりと時間を過ごすことを意識すると良いでしょう。ホテルステイやスパで、日常の喧騒から離れて極上のリラックスタイムを過ごすのも、大人ならではの贅沢な癒し方です。
若い頃のように、徹夜で遊んだり、体力勝負のアクティビティに挑戦したりするのは、少しキツくなってくるお年頃かもしれません(笑)。無理のないスケジュールで、心身ともにリラックスでき、かつ上質な満足感を得られるようなデートプランを考えることが大切です。お互いを尊重し、穏やかで満たされた時間を共有する。そんな大人のための札幌デートを、心ゆくまでお楽しみください。
遠距離恋愛カップル向け【札幌滞在満喫プラン】
普段は離れて暮らしているからこそ、会える時間は何よりも貴重で、最高の思い出を作りたい…。そんな遠距離恋愛カップルにとって、札幌でのデートは、限られた時間の中でいかに二人の距離を縮め、愛情を確かめ合い、そして「札幌らしさ」を満喫するかが鍵となります。プランニングのポイントは、「凝縮」と「二人だけの時間」。まず、限られた滞在時間(例えば週末1泊2日など)を最大限に活かすために、移動効率の良いプランを立てることが重要です。JR札幌駅や大通周辺を拠点に、地下鉄や市電を上手に使って、効率よくスポットを巡りましょう。欲張って予定を詰め込みすぎると、移動だけで疲れてしまうので注意が必要です。次に、「札幌らしさ」を感じられる体験を盛り込むこと。美味しい海鮮丼やラーメン、スープカレーを食べる、美しい夜景を見る、北海道大学のキャンパスを散策する、白い恋人パークを訪れる…など、ベタでも良いので「札幌に来た!」と実感できるような体験を共有することで、特別な思い出になります。
そして何よりも大切なのが、「二人だけの時間」をしっかりと確保すること。観光スポット巡りも良いですが、ホテルの部屋でゆっくり話したり、おしゃれなカフェでまったり過ごしたり、公園のベンチで寄り添ったり…。普段なかなかできない、何気ない時間を大切にすることで、心の距離はぐっと縮まります。
遠距離恋愛は、会えない時間の寂しさや、交通費・宿泊費の負担など、大変なことも多いですよね。だからこそ、会えた時の喜びはひとしお。その貴重な時間を、最高の形で過ごせるように、事前にしっかりとコミュニケーションを取り、二人が心から楽しめるプランを一緒に作り上げることが大切です。次に会える日までのエネルギーをチャージできるような、愛情いっぱいの札幌デートを実現してくださいね。別れ際の寂しさは…頑張って乗り越えましょう!
【季節を遊びつくす】春夏秋冬・札幌デートの魅力と最新情報

札幌の魅力は、なんと言ってもそのはっきりとした四季の移ろいにあります。春には生命の息吹を感じる花々が咲き誇り、夏には爽やかな緑と開放的な空気が満ち、秋には街全体が燃えるような紅葉に染まり、そして冬にはすべてが真っ白な雪に覆われる幻想的な世界が広がります。
季節が変わるごとに、街の表情はがらりと変化し、それに合わせてデートの楽しみ方も無限に広がっていくのです。同じ場所でも、訪れる季節によって全く違う感動を与えてくれる。それが、札幌デートが何度でも新鮮で、飽きることがない理由なのかもしれません。このセクションでは、そんな札幌の春夏秋冬、それぞれの季節にぴったりのデートスポットやイベント、グルメ、そして過ごし方のアイデアを、最新情報(2025年~2026年を見据えて)も交えながら詳しくご紹介していきます。
季節ごとの注意点や、「正直、この時期はここが大変かも…」といったリアルな情報もお伝えしつつ、各シーズンの魅力を最大限に引き出すためのヒントを探っていきましょう。お二人の大切なデートが、その季節ならではの彩りに満ちた、忘れられない思い出となるように。さあ、札幌の美しい四季を巡るデートの旅へ、一緒に出かけましょう!
春(3月~5月):雪解けと新しい始まりの季節

長い冬が終わり、札幌にもようやく訪れる春。3月から5月にかけてのこの時期は、雪解けの水の音、日に日に暖かくなる陽射し、そして少しずつ芽吹く緑や花々が、新しい季節の到来と生命の息吹を感じさせてくれる、希望に満ちた季節です。
デートにおいても、冬の寒さから解放され、心がうきうきと弾むような、そんな新鮮な気持ちで楽しめる時期と言えるでしょう。街を歩けば、まだ少し肌寒い日もありますが、柔らかな春の日差しは心地よく、公園での散策や、テラス席のあるカフェでのんびり過ごすのも気持ちが良いものです。
そして何より、春の札幌デートのハイライトは、やはり「花」。梅や桜、そして札幌の木でもあるライラックなどが次々と開花し、街を美しく彩ります。お花見デートは、この時期ならではの特別な楽しみですよね。正直、札幌の春は、天候が不安定な日も多く、時には雪が降る「なごり雪」に見舞われることもあります。
また、雪解けが進む時期は、道路や歩道が水浸しで歩きにくい…なんていう現実も。気温差も激しいので、服装選びには少し注意が必要です。でも、そんな少し気まぐれなところも春の魅力。厳しい冬を乗り越えたからこそ感じられる、春の訪れの喜びを、大切な人と分かち合う。そんな温かくて優しい気持ちになれるのが、春の札幌デートの素敵なところなのです。新しい始まりの季節に、二人の関係も新たな一歩を踏み出してみませんか?
桜・梅・ライラック開花予想&名所【お花見情報】
長い冬が明けた札幌で、待ちわびた春の訪れを告げるのが美しい花々です。本州より少し遅れてやってくる札幌のお花見シーズンは、短いながらも格別な喜びがあります。まず、梅の開花は例年4月下旬頃から。札幌市内では、「平岡公園」の梅林が有名です。約1200本もの紅梅・白梅が一斉に咲き誇る様は見事で、園内は甘い香りに包まれます。次に、桜。札幌の桜の開花は例年ゴールデンウィーク前後、4月下旬から5月上旬頃が見頃となります。定番のお花見スポットといえば、やはり「円山公園」。隣接する北海道神宮の桜(主にエゾヤマザクラ)と共に、多くの花見客で賑わいます。公園内でのジンギスカンも、札幌のお花見の風物詩ですが、正直、場所取りは大変ですし、煙や匂いが気になる方もいるかもしれません。
もう少し落ち着いて楽しみたいなら、「中島公園」や「モエレ沼公園」の桜もおすすめです。そして、札幌の春を象徴する花が「ライラック」。札幌の木にも指定されており、5月中旬から下旬にかけて、大通公園をはじめ市内の各所で、白や紫の可愛らしい花を咲かせます。特に「大通公園」で開催される「さっぽろライラックまつり」は、ワインガーデンなども登場し、多くの人で賑わいます。開花時期は、その年の気候によって変動します。
「開花予想」はあくまで目安と考え、満開を狙うのはなかなか難しいもの。最新の開花情報をこまめにチェックするのが重要です。また、札幌の春はまだ肌寒い日が多いので、お花見デートの際は、暖かい服装と、温かい飲み物やブランケットなどを用意していくことを強くおすすめします。美しい花々のもとで、春の訪れを二人で祝いましょう。
春限定グルメ&スイーツ【いちご・アスパラ】
春は、雪の下で眠っていた大地が目覚め、みずみずしい旬の恵みが登場する季節でもあります。札幌の春デートでは、この時期ならではの美味しいグルメやスイーツを味わうのも大きな楽しみの一つです。まず、春の味覚の代表格といえば「アスパラガス」!北海道産のアスパラガスは、太くて甘みが強く、シャキシャキとした食感がたまりません。特に、朝採れの新鮮なアスパラガスは格別。レストランでは、アスパラガスを使ったパスタやサラダ、天ぷら、あるいはシンプルにグリルしたものなど、様々な料理でその美味しさを堪能できます。旬の時期は短いですが、この時期に札幌を訪れるなら絶対に味わってほしい逸品です。
次に、春のフルーツの女王「いちご」。札幌近郊にはいちご狩りが楽しめる農園もあり、アクティブなデートとしても人気です(要予約)。もちろん、市内のカフェやパティスリーでも、旬のいちごをたっぷり使ったパフェやタルト、ケーキなどが登場します。見た目も可愛らしく、甘酸っぱい味わいは春の気分にぴったりですよね。他にも、春にはフキノトウやウド、行者ニンニクといった「山菜」も旬を迎えます。天ぷらや和え物などで、ほろ苦い大人の味わいを楽しむのも乙なものです。
レストランによっては、春限定のコースメニューや、旬の食材を使った特別メニューを提供している場合もあります。スイーツに関しても、桜や抹茶を使った春らしい色合いや風味のものが登場します。デパ地下のスイーツコーナーを覗いてみるのも楽しいでしょう。旬の味覚は、その時期にしか味わえない特別なもの。春の訪れを、美味しいグルメとスイーツで感じてみてください。
GW(ゴールデンウィーク)イベント&穴場スポット
春の大型連休、ゴールデンウィーク(GW)。札幌も、この時期に合わせて様々なイベントが開催されたり、観光スポットが本格的にシーズンインしたりと、街全体が活気づきます。デートプランを立てるのにも絶好の機会ですが、同時に一年で最も混雑する時期の一つでもあります。まず、GW期間中は、例年、桜の見頃と重なることが多いです。そのため、「円山公園」などの桜の名所は、お花見客で大変な賑わいを見せます。場所取りも困難で、ゆっくり静かにお花見を楽しむのは難しいかもしれません。大通公園では、「さっぽろライラックまつり」がGW後半から始まる年もあります。こちらも多くの人で賑わいます。
また、定山渓温泉など近郊の観光地へ向かう道路は、渋滞が発生しやすくなります。GW期間中の札幌デートは、「混雑」との戦いになることを覚悟しておく必要があります。人気スポットやレストランは、事前の予約が必須レベル。交通機関も混み合います。もし人混みを避けたいなら、「穴場スポット」を探すのも一つの手ですが、GW期間中は穴場と言われる場所でも、それなりに人が訪れている可能性が高いです。比較的狙い目なのは、オープンしたばかりの施設や、まだあまり知られていないカフェ、あるいは早朝の時間帯を狙って行動することでしょうか。
「モエレ沼公園」や「滝野すずらん丘陵公園」など、敷地が広大な公園なら、多少人が多くても、場所を選べばのんびり過ごせるかもしれません。あるいは、思い切って札幌市内から少し離れた、あまり観光地化されていない郊外へドライブしてみるのも良いでしょう。GWデートを成功させるコツは、混雑を前提とした上で、無理のない計画を立て、時間に余裕を持つこと。そして何より、混雑さえも二人で楽しむくらいの気持ちでいることかもしれませんね。
春におすすめのアクティビティ&服装
雪解けが進み、日差しが暖かくなる札幌の春は、屋外でのアクティビティを再開するのにぴったりの季節です。冬の間、屋内にこもりがちだった分、外に出て体を動かせば、気分もリフレッシュできますよ。春におすすめのアクティビティとしては、まず「公園散策&ピクニック」。雪が完全に消えた芝生の上を歩いたり、レジャーシートを広げてお弁当を食べたりするのは、シンプルながらも最高の過ごし方です。「大通公園」や「中島公園」、「モエレ沼公園」などが定番。
次に、「サイクリング」。モエレ沼公園などではレンタサイクルがあり、広大な敷地を自転車で巡るのは爽快です。豊平川の河川敷にもサイクリングロードが整備されています。また、気候が良ければ「軽いハイキング」も楽しめます。「円山」や「旭山記念公園」などは、初心者でも比較的登りやすく、新緑の中を歩くのは気持ちが良いものです。ただし、雪解け直後の山道はぬかるんでいたり、まだ雪が残っていたりする場合があるので、足元には十分注意が必要です。
そして、春は「ドライブ」にも良い季節。雪道の心配がなくなり、窓を開けて走るのが心地よいですね。近郊の石狩方面へ海を見に行ったり、当別方面の田園風景を楽しんだりするのもおすすめです。
さて、春の札幌デートで最も注意したいのが「服装」です。この時期は、日中と朝晩、あるいは日向と日陰での気温差が非常に大きいのが特徴。暖かい日差しに油断していると、夕方には急に冷え込むことも。正直、「何を着ていけばいいか分からない!」と悩む人も多いはず。正解は「重ね着」です。脱ぎ着しやすいカーディガンやパーカー、薄手のジャケットなどを羽織り、インナーで調整できるようにしておくのがベスト。ストールやスカーフなども体温調節に役立ちます。足元も、雪解け水で濡れる可能性を考え、防水性のある靴だと安心です。天候が変わりやすいことも考慮し、折りたたみ傘もあると便利。準備をしっかりして、快適な春のアクティビティデートを楽しんでください。
夏(6月~8月):爽やかな風と活気あふれる季節

待ちに待った夏の到来!長い冬と少し気まぐれな春を経て、6月から8月にかけての札幌は、一年で最も開放的で活気にあふれる季節を迎えます。本州のような蒸し暑さとは無縁の、カラッとした爽やかな空気(もちろん、年によっては暑い日もありますが!)。日差しは強くても、木陰に入れば涼しい風が吹き抜ける…。この過ごしやすい気候こそが、夏の札幌デート最大の魅力と言えるでしょう。
短い夏を思いっきり楽しもう!と、街全体がエネルギーに満ち溢れ、大通公園のビアガーデンをはじめ、YOSAKOIソーラン祭りや花火大会など、心躍るイベントが目白押しです。公園の緑は一層濃くなり、郊外へ足を延ばせば、ラベンダー畑や美しい丘陵地帯など、北海道ならではの雄大な景色が広がります。
過ごしやすいとはいえ油断は禁物。日中の日差しはかなり強く、紫外線対策は必須です。また、朝晩は意外と冷え込むこともあるので、服装には少し注意が必要。そして、人気のイベントや観光地は、やはり多くの人で賑わいます。でも、そんな活気も夏の醍醐味!開放的な気分で、アクティブに、そしてロマンチックに。短い札幌の夏だからこそ、一日一日を大切に、二人で最高の思い出を作りたいですよね。
ここでは、そんな輝く季節、夏の札幌デートを120%満喫するための情報とアイデアをたっぷりお届けします。爽やかな風を感じながら、活気あふれる街へ繰り出しましょう!
大通ビアガーデン完全ガイド【攻略法・おすすめ】
夏の札幌の風物詩といえば、何と言っても「さっぽろ大通ビアガーデン」!例年7月中旬から約1ヶ月間、大通公園の西5丁目から西11丁目あたりまでが、国内最大級、約1万3千席もの巨大なビアガーデンに変身します。青空の下、あるいは夜風に吹かれながら、キンキンに冷えたビールと美味しいおつまみを楽しむ時間は、まさに至福のひととき。デートで訪れれば、開放的な雰囲気も手伝って、会話も弾み、二人の距離も自然と縮まるはずです。会場は、サントリー、アサヒ、キリン、サッポロといった大手ビールメーカーごとにエリアが分かれており、それぞれ趣向を凝らしたビールや料理を提供しています。世界のビールを集めたエリアや、ドイツビールとドイツ料理が楽しめるエリアなどもあり、どこに入るか迷うのもまた楽しい時間。夏の札幌の一大イベントだけあって、特に週末や夜の時間帯は、とてつもない混雑に見舞われます。人気エリアの席を確保するのは至難の業。
攻略法としては、まず「平日の早い時間帯(夕方前など)を狙う」こと。これが最も席を確保しやすい方法です。あるいは、「比較的空いているとされるエリア(メーカーや場所による)を狙う」のも手。予約を受け付けている席(団体向けが多いですが)もあるので、事前に確認してみる価値はあります。また、大人数でなければ、相席をお願いしてみるという手も。トイレも混雑するので、早めに行っておくのが吉。
予算は、ビール1杯とおつまみ数品で、一人あたり2000円~3000円程度見ておくと良いでしょう。喧騒が苦手なカップルには少し厳しいかもしれませんが、この活気と熱気こそが夏!札幌の短い夏を象徴するイベントを、ぜひ二人で体験してみてください。
夏祭り&花火大会カレンダー【最新情報】
夏の札幌は、ビアガーデンだけでなく、街を熱くするお祭りや、夜空を彩る花火大会など、心躍るイベントが盛りだくさん!これらのイベントに合わせてデートを計画すれば、忘れられない夏の思い出が作れること間違いなしです。まず、初夏の札幌を代表するのが、例年6月上旬に開催される「YOSAKOIソーラン祭り」。大通公園をメイン会場に、全国から集まった踊り子たちが、エネルギッシュで独創的な演舞を披露します。その熱気と迫力は圧巻!見ているだけで元気がもらえます。沿道で観覧するのも良いですが、桟敷席(有料)を確保すれば、より快適に楽しめます。
次に、お盆の時期(例年8月中旬)に開催されることが多いのが「さっぽろ夏まつり 北海盆踊り」。近年は大通公園がメイン会場となっていますが、大きな櫓を囲んで「子供盆おどり唄」や「北海盆唄」に合わせて踊る光景は、どこか懐かしく、風情があります。飛び入り参加も可能なので、二人で一緒に踊りの輪に加わってみるのも楽しいかもしれません。
そして、夏の夜空を彩る「豊平川花火大会(道新・UHB花火大会など)」。例年7月下旬頃に開催されることが多く、豊平川の河川敷から打ち上げられる数千発の花火が、札幌の夜景をバックに咲き誇ります。正直、観覧場所の確保はかなり大変です。河川敷の有料席もありますが、無料エリアは早い時間から多くの人で埋め尽くされます。少し離れた場所(中島公園の一部や、穴場スポットなど)から眺めるという手もありますが、迫力は劣るかもしれません。
これらのイベント情報は、開催日程や内容が変更されることが多々あります。必ず事前に公式サイトや観光情報サイトで、最新の情報を確認するようにしてください。夏の特別な夜を、二人で満喫しましょう!
涼を求めて…避暑地&クールダウンスポット
夏の札幌は本州に比べて過ごしやすいとはいえ、日中は気温が上がり、日差しも強くなります。そんな時は、暑さを忘れて快適に過ごせる「涼」スポットへエスケープ!二人で涼みながらデートを楽しむのも、夏の賢い過ごし方です。まず、手軽に涼めるのが、デパートやショッピングモール、美術館、博物館、映画館といった「屋内施設」。冷房が効いた快適な空間で、ショッピングを楽しんだり、アートに触れたり、映画の世界に浸ったり…。特に、札幌駅周辺のJRタワーや、大通・すすきのエリアの地下街(オーロラタウン・ポールタウン)は、外の暑さを気にせず移動や買い物ができて便利です。水族館(AOAO SAPPORO、サンピアザ水族館)も、涼しい館内で幻想的な水の世界を楽しめるので、夏のデートにぴったり。
もう少し自然の中で涼みたいなら、郊外へ足を延ばしてみましょう。「定山渓温泉」方面は、豊かな緑と川のせせらぎがあり、市街地よりも気温が低いことが多いです。足湯に浸かったり、渓流沿いを散策したりするだけでも涼を感じられます。「滝野すずらん丘陵公園」には、水遊びができる「アシリベツの滝」周辺や、涼しい森の中の散策路があります。
また、「モエレ沼公園」の「モエレビーチ」(水遊び場)も夏限定の人気スポット。正直、人気の避暑地や水遊びスポットは、夏休み期間中などは家族連れなどで混雑することも。また、自然の中は虫が多いというデメリットもあります。虫よけ対策は忘れずに。ドライブがてら、標高の高い峠道(中山峠など)へ行き、涼しい風に吹かれながら景色を楽しむのも良いでしょう。暑さから逃れて、二人だけの涼しくて快適な時間を過ごせる場所を見つけてみてください。
夏限定グルメ【とうきび・メロン・ソフトクリーム】
夏の北海道・札幌は、美味しい旬の味覚が目白押し!この時期にしか味わえない、フレッシュでみずみずしいグルメを堪能するのも、夏デートの大きな楽しみの一つです。まず、夏の札幌の代名詞とも言えるのが「とうきび(とうもろこし)」!大通公園の名物「とうきびワゴン」(例年4月下旬~10月上旬頃)で売られている、焼きとうきびやゆでとうきびは必食です。醤油の香ばしい匂いが食欲をそそる焼きとうきび、素材本来の甘さが際立つゆでとうきび、どちらも絶品。二人でシェアして食べるのがおすすめです。歯に挟まりやすいのが玉にキズですが(笑)、それもご愛嬌。
次に、高級フルーツの代名詞「メロン」。特に夕張メロンは有名ですよね。旬は主に6月~8月頃。場外市場やデパートなどで、カットされたメロンをその場で味わえることもあります。芳醇な香りととろけるような甘さは、まさに至福の味。少し奮発して、メロンを丸ごと使った贅沢なパフェなどをカフェでいただくのも最高です。
そして、暑い夏に欠かせないのが「ソフトクリーム」!北海道は酪農王国だけあって、新鮮で濃厚な牛乳を使った美味しいソフトクリームが至る所で楽しめます。牧場直営のお店や、人気の菓子店、道の駅など、お気に入りの味を見つける「ソフトクリーム巡り」デートも楽しいかもしれません。バニラだけでなく、メロン味やラベンダー味など、北海道らしいフレーバーも豊富です。
他にも、夏野菜を使った冷製パスタや、爽やかなフルーツを使ったゼリーやシャーベットなど、夏限定のメニューがたくさん登場します。旬の味覚を味わい尽くして、夏のエネルギーをチャージしましょう!
夏の服装&持ち物【紫外線・冷房対策】
夏の札幌デートを快適に楽しむためには、服装と持ち物の準備が意外と重要です。「北海道だから涼しいだろう」と油断していると、思わぬところで困ってしまうかもしれません。まず服装ですが、日中はTシャツや半袖シャツ一枚で過ごせる日が多いですが、ポイントは「朝晩の気温差」と「屋内の冷房」です。札幌の夏は、日差しが出ている間は暑くても、日が暮れると急に気温が下がり、肌寒く感じることが少なくありません。また、デパートや地下鉄、カフェなどの屋内は、冷房がかなり効いている場合があります。正直、「寒い!」と感じることも。そのため、必ずカーディガンやパーカー、薄手のジャケットなど、簡単に脱ぎ着できる羽織りものを一枚持っていくことを強くおすすめします。これが夏の上手な札幌デートの鍵と言っても過言ではありません。ボトムスは、動きやすいパンツやスカートで良いでしょう。足元はサンダルでも大丈夫ですが、たくさん歩く予定があるならスニーカーの方が安心です。
次に持ち物。夏の日差しは想像以上に強いので、「紫外線対策」は必須です。日焼け止めはもちろん、帽子やサングラス、日傘などがあると良いでしょう。特に屋外で過ごす時間が長い場合は忘れずに。また、汗を拭くためのタオルやハンカチ、水分補給のための飲み物も必要です。意外と忘れがちなのが「虫よけ」。公園や自然が多い場所へ行く場合は、持っていくと安心です。
そして、急な雨に備えて「折りたたみ傘」もあると完璧。これらの準備をしっかりしておけば、気温の変化や強い日差し、冷房の効きすぎなどにもスマートに対応でき、一日中快適にデートを楽しむことができるはずです。準備万端で、最高の夏の思い出を作ってくださいね!
秋(9月~11月):紅葉と実りの美しい季節

爽やかで活気あふれる夏が過ぎ去り、札幌に訪れるのは、しっとりと落ち着いた空気に包まれる美しい秋。9月から11月にかけてのこの季節は、街全体が赤や黄色に染まる息をのむような紅葉、澄み渡る空気、そして「食欲の秋」を満たしてくれる豊かな実りが、デートを一層魅力的に彩ってくれます。日中の日差しはまだ暖かくても、朝晩の空気はひんやりと引き締まり、どこかセンチメンタルな気分を誘う…。そんな独特の季節感が、二人の距離をそっと近づけてくれるかもしれません。
秋の札幌デートのハイライトは、何と言っても「紅葉」。市内や近郊の公園、山々が鮮やかに色づき、まるで絵画のような景色が広がります。紅葉狩りに出かけ、その美しさを二人で共有する時間は格別です。また、秋は収穫の季節でもあります。じゃがいもや玉ねぎ、かぼちゃ、きのこ、そして鮭など、北海道が誇る旬の味覚が勢ぞろい!美味しいものを堪能するグルメデートには最高の時期と言えるでしょう。
さらに、「芸術の秋」という言葉があるように、落ち着いた気候の中で、美術館を訪れたり、音楽に耳を傾けたりするのも素敵です。正直、秋の天気は変わりやすく、後半になるとぐっと冷え込み、時には初雪が舞うこともあります。日中と朝晩の寒暖差も大きいので、服装選びには注意が必要です。
でも、そんな少し切ない季節の移ろいを感じながら、美しい景色や美味しい味覚、そして豊かな文化に触れる時間は、きっと二人の心に深く刻まれるはず。実りの秋に、二人の関係もさらに豊かに実らせてみませんか?
紅葉名所&見頃時期【市内・近郊】
秋の札幌デートで絶対に外せないのが、燃えるように美しい紅葉狩りです。市内や近郊には、素晴らしい紅葉スポットがたくさんありますが、ここでは特におすすめの名所をランキング形式(順不同ですが!)でご紹介しましょう。見頃時期は例年10月中旬から下旬頃が中心ですが、場所やその年の気候によって変動するので、最新情報のチェックは欠かせません。まず、定番中の定番は「定山渓温泉」。温泉街周辺はもちろん、少し足を延ばした「豊平峡ダム」の紅葉は圧巻の美しさです。遊覧船や電気バスから眺める景色も最高。ただし、正直、紅葉シーズンの週末は、アクセス道路が大渋滞し、駐車場も満車になることが多く、かなりの混雑を覚悟する必要があります。
次に、市内中心部からアクセスしやすいのが「中島公園」や「円山公園」。池の水面に映る紅葉や、歴史的建造物と紅葉のコントラストが美しいです。気軽に散策しながら紅葉を楽しめます。「北海道大学のイチョウ並木」も外せません。約380mにわたって続く黄金色のトンネルは、息をのむほどの絶景。例年10月下旬から11月上旬が見頃で、ライトアップ(北大金葉祭期間中など)も幻想的です。こちらも大変な人気スポットなので、混雑は必至。
穴場を狙うなら、「平岡樹芸センター」の「ノムラモミジ」のトンネルや、「芸術の森」の広大な敷地内の紅葉もおすすめです。いずれのスポットも、見頃の時期は短い上に、天候にも左右されます。「紅葉予想」を参考にしつつも、過信は禁物。訪れる際は、暖かい服装を忘れずに。
そして、混雑を避けるなら平日の午前中などが狙い目です。美しい紅葉を背景に、二人だけの特別な秋の思い出を作ってくださいね。
さっぽろオータムフェスト徹底攻略【グルメ情報】
「食欲の秋」を札幌で満喫するなら、絶対に外せないビッグイベントが「さっぽろオータムフェスト」です!例年9月上旬から下旬(または10月上旬)にかけて、大通公園を会場に開催されるこの食の祭典は、北海道各地の旬の味覚が一堂に会する、まさにグルメ天国。ラーメン、海鮮、肉料理、野菜、スイーツ、そして道産ワインや日本酒まで…北海道の「美味しい!」がこれでもかと集結します。会場は大通公園の丁目ごとにテーマが分かれており、事前に公式サイトで会場マップと出店情報をチェックし、お目当てのグルメがある会場を狙って行くのが効率的です。このイベントは毎年ものすごい人気で、特に週末や夜の時間帯は、会場内が大混雑します。人気店のブースには長い行列ができ、テーブル席を確保するのも一苦労。そして、提供される料理の値段は、正直言って屋台価格というか、ややお高めな設定が多いです。予算は少し多めに見積もっておくのが良いでしょう。
攻略法としては、まず「平日の昼間を狙う」のが最も混雑を避けやすい方法。また、「複数人で行って手分けして料理を買いに行く」のも効率的です。現金しか使えないブースもある可能性があるので、ある程度の現金は用意しておくと安心。持ち帰り可能なメニューもあるので、会場で食べるのが難しい場合は、テイクアウトして近くの別の場所で楽しむという手もあります。
混雑や価格設定など、いくつか注意点はありますが、北海道の旬の味覚を一度に楽しめるこのイベントは、食いしん坊カップルにとっては最高のデートスポット。お腹を空かせて、北海道の秋の恵みを満喫してください!
秋の味覚狩り&グルメスポット【鮭・きのこ・じゃがいも】
秋の北海道は、まさに味覚の宝庫!スーパーやレストランで旬の味覚を味わうのも良いですが、せっかくなら自分たちで収穫する「味覚狩り」に挑戦してみるのも、アクティブで楽しいデートになります。札幌近郊には、秋に様々な味覚狩りが楽しめる農園や果樹園があります。例えば、秋のフルーツの代表格「リンゴ」や「ブドウ」狩り。余市町など、少し足を延ばせば、広大な果樹園で甘くて美味しい果物を自分の手で収穫できます(要予約、時期確認)。その場で食べるもぎたての味は格別!また、秋といえば「じゃがいも」や「玉ねぎ」、「かぼちゃ」などの根菜類も旬を迎えます。畑で芋掘り体験などをさせてくれる農園もあります。土に触れ、収穫の喜びを分かち合う体験は、きっと新鮮な思い出になるでしょう。ただし、正直、これらの味覚狩りスポットは、札幌市内からは少し離れた郊外にあることが多く、車がないとアクセスが難しい場合があります。
また、予約が必要だったり、天候によって開催状況が変わったりするので、事前の確認は必須です。味覚狩り以外にも、秋の味覚を楽しむ方法はたくさんあります。市場を訪れれば、旬を迎えた「鮭」や「サンマ」などがずらりと並びます。また、レストランでは、「きのこ」を使ったパスタやグラタン、あるいは秋鮭のちゃんちゃん焼きなど、秋限定のメニューが登場します。
カフェでは、栗やかぼちゃを使ったモンブランやタルトなどのスイーツも楽しめますね。旬の食材は、栄養価も高く、何より美味しい!秋の豊かな恵みを、様々な形で味わい尽くすグルメデートを楽しんでください。
芸術の秋!アートイベント&美術館企画展
過ごしやすい気候の秋は、心静かに芸術に触れるのにも最適な季節。「芸術の秋」という言葉があるように、この時期は札幌市内でも様々なアートイベントが開催されたり、美術館で注目の企画展が行われたりすることが多いです。知的な刺激を求めるカップルにとって、秋のアートデートは豊かな時間をもたらしてくれるでしょう。まずチェックしたいのが、各美術館の「企画展情報」。「北海道立近代美術館」や「札幌芸術の森美術館」、「札幌宮の森美術館」などでは、秋に合わせて国内外の著名なアーティストの展覧会や、興味深いテーマに基づいた企画展が開催されることがあります。現代アート、日本画、写真、デザインなど、ジャンルも様々。事前に公式サイトで情報をチェックし、二人の興味に合う展覧会を見つけて訪れるのがおすすめです。
企画展によっては当たり外れがあると感じることもあるかもしれませんが、新しい発見や感動に出会えるチャンスでもあります。また、秋には「さっぽろアートステージ」のような、市内各所で音楽や演劇、アート展示などが楽しめる複合的なアートイベントが開催されることもあります。街を散策しながら、様々なアートに触れることができるかもしれません。
さらに、「札幌芸術の森」では、紅葉とアートのコラボレーションを楽しむことができます。美しい紅葉に彩られた野外彫刻公園を散策したり、美術館でゆっくり作品を鑑賞したり…。秋の芸術の森は、格別な雰囲気があります。アート鑑賞の後は、おしゃれなカフェで感想を語り合うのも素敵ですね。落ち着いた秋の日に、二人で感性を磨き、心を満たすアートな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
秋の服装&気温差対策
秋の札幌デートで、快適に過ごすために最も重要なことの一つが「服装選び」です。9月から11月にかけての札幌は、季節の移り変わりが早く、日中と朝晩、あるいは日ごとの気温差が非常に大きいのが特徴。油断していると、思わぬ寒さに震えたり、逆に日中の日差しで汗ばんだり…なんてことになりかねません。「今日の札幌、何着ていけば正解?」と頭を悩ませる時期でもあります。9月上旬はまだ夏の暑さが残る日もありますが、中旬以降は急速に秋めいてきます。日中は長袖シャツや薄手のニットで過ごせても、朝晩はジャケットやカーディガンなどの羽織りものが欲しくなるでしょう。10月に入ると、日中でも肌寒さを感じることが増え、トレンチコートや薄手のダウンジャケットなど、しっかりとしたアウターが必要になってきます。特に紅葉狩りなどで山間部へ行く場合は、平地よりもさらに気温が低いことを想定しておく必要があります。
そして11月。下旬になると、もう冬の気配が濃厚になり、最高気温が一桁になる日も珍しくありません。コートはもちろん、マフラーや手袋、帽子などの冬小物も必要になってきます。初雪が降る可能性も十分にあります。秋の服装選びの最大のポイントは、やはり「重ね着(レイヤリング)」です。気温の変化に対応できるよう、脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう。インナー、シャツやニット、そしてアウターと、組み合わせで調整できるようにしておくのがベスト。
また、急な雨や、後半には雪に備えて、防水性のある靴や、折りたたみ傘があると安心です。足元が冷えやすい方は、厚手の靴下なども有効。天気予報をこまめにチェックし、適切な服装で、気温差に負けずに快適な秋のデートを楽しんでくださいね。
冬(12月~2月):白銀の世界と光のファンタジー

札幌の冬(12月~2月)は、すべてが真っ白な雪に覆われ、凛とした空気に包まれる、幻想的で特別な季節です。
街全体が白銀の世界へと姿を変え、キラキラと輝くイルミネーションや、世界的に有名な「さっぽろ雪まつり」が、冬の夜をロマンチックに彩ります。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツはもちろん、雪景色の中での温泉や、体の芯から温まる美味しいグルメも、この季節ならではの大きな魅力。二人で寄り添って歩けば、吐く息の白ささえも愛おしく感じられるかもしれません。
札幌の冬は厳しいです。気温は氷点下が当たり前、時にはマイナス10度以下になることも。雪道の歩きにくさ、交通機関の遅延、そして想像を超える寒さは、十分な備えがないとデートを楽しむどころではなくなってしまいます。でも、だからこそ、しっかり防寒対策をして、冬ならではの美しい景色や体験を共有できた時の感動は、他の季節では味わえない特別なものになるはずです。寒さの中で感じる人の温かさや、室内に入った時のホッとする感覚も、冬の記憶を深く刻みます。
ここでは、そんな冬の札幌デートを最高に楽しむための情報をお届けします。白銀の世界で繰り広げられる光のファンタジーと、心温まる体験を、大切な人と一緒に満喫しましょう。
さっぽろ雪まつり【会場別見どころ・楽しみ方】
冬の札幌を代表する一大イベントといえば、やはり「さっぽろ雪まつり」!例年2月上旬に開催され、国内外から多くの観光客が訪れます。雪と氷で作られた芸術作品が街を彩る光景は圧巻で、デートで訪れれば、そのスケールと美しさに感動すること間違いなしです。雪まつりの会場は主に3つ。それぞれの特徴を知って、効率よく楽しみましょう。まず、メイン会場となるのが「大通会場」。大通公園の西1丁目から西12丁目にかけて、大小様々な雪像が立ち並びます。特に、陸上自衛隊などが制作する巨大な大雪像は、その精巧さと迫力に圧倒されます。夜にはライトアップやプロジェクションマッピングなども行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気に。この大通会場は期間中、ものすごい人混みになります。特に週末や夜は、前に進むのも大変なほど。そして、極寒です!防寒対策は万全に。
次に、「すすきの会場」。ここでは、氷彫刻コンクールの作品を中心に、透き通るような美しい氷像が展示されます。ネオン輝くすすきのの街並みと氷像の組み合わせが独特の雰囲気を醸し出し、夜に訪れるのがおすすめです。こちらもかなりの混雑が予想されます。
そして、少し離れた場所にあるのが「つどーむ会場」。こちらは、雪の滑り台やスノーラフトなど、実際に雪と触れ合って遊べるアクティビティが充実しています。お子様連れに人気ですが、大人も童心に帰って楽しめるはず。ただし、都心部からのアクセスはシャトルバスなどを利用する必要があり、少し時間がかかります。
雪まつりを楽しむコツは、防寒対策を完璧にすること、歩きやすく滑りにくい靴を選ぶこと、そして混雑を覚悟すること。温かい飲み物で体を温めながら、世界に誇る雪と氷の祭典を二人で満喫してください。
ホワイトイルミネーション&クリスマスマーケット情報
さっぽろ雪まつりより一足早く、札幌の長い冬の夜をロマンチックに彩ってくれるのが、「さっぽろホワイトイルミネーション」と「ミュンヘン・クリスマス・イン・さっぽろ」です。これらは、冬のデートを幻想的な雰囲気で包み込んでくれる、見逃せないイベントです。まず、「さっぽろホワイトイルミネーション」。例年11月下旬からクリスマス頃まで(会場によっては年末年始やそれ以降まで点灯)、大通公園を中心に、札幌駅前通や南一条通などが、数十万個ものLED電球で美しく装飾されます。雪が降り積もった木々にイルミネーションが灯る光景は、まるで宝石をちりばめたかのようで、寒さも忘れるほどの美しさ。大通会場では、毎年テーマの異なる大きなオブジェが登場し、絶好のフォトスポットになります。
次に、「ミュンヘン・クリスマス・イン・さっぽろ」。こちらは、札幌の姉妹都市であるドイツ・ミュンヘン市の協力のもと、例年11月下旬からクリスマスまで、大通公園2丁目会場で開催されるクリスマスマーケットです。会場にはヒュッテ(木の小屋)が立ち並び、クリスマス雑貨やオーナメント、ドイツ料理(ソーセージやプレッツェルなど)、そして温かいグリューワイン(ホットワイン)などが販売されます。本場ドイツのクリスマスマーケットの雰囲気を味わいながら、二人で温かいワインを飲んだり、可愛い雑貨を探したりするのは、とてもロマンチックな体験です。
どちらのイベントも、特に週末やクリスマス直前は大変混雑します。ホワイトイルミネーションは、点灯直後や、少し遅い時間帯を狙うと、比較的ゆっくり見られるかもしれません。クリスマスマーケットも、平日の昼間などがおすすめです。防寒対策は必須中の必須!美しい光と温かい雰囲気に包まれて、心温まる冬のデートを楽しんでください。
冬のアクティビティ完全ガイド【スキー以外も充実】
冬の北海道といえばスキーやスノーボードが定番ですが、「もっと気軽に雪を楽しみたい」「スキーはちょっと苦手…」というカップルもいるはず。ご安心ください!札幌近郊には、スキー以外にも冬ならではのアクティビティを楽しめる場所がたくさんあります。まずおすすめなのが「スノーシュー」や「歩くスキー」。特別な技術は不要で、ふかふかの新雪の上を歩いたり、静かな冬の森を散策したりできます。「滝野すずらん丘陵公園」や「中島公園」、「モエレ沼公園」など、広い公園で体験できることが多いです。冬の澄んだ空気の中で、二人でゆっくり自然を感じるのは最高に気持ちが良いですよ。
次に、もっと手軽に雪遊びを楽しみたいなら、「チューブそり」はいかがでしょう。「滝野すずらん丘陵公園」などには、専用のコースがあり、大人でも思わず歓声を上げてしまうほどのスピード感とスリルを味わえます。また、氷上のアクティビティとしては、「スケート」も定番。札幌市内には、冬季限定で屋外スケートリンクが登場することもあります(例:大通公園など、要確認)。二人で手をつないで滑れば、自然と距離も縮まるかも?
そして、北海道ならではの体験といえば「ワカサギ釣り」。札幌近郊の凍結した湖や川で、氷に穴を開けて釣り糸を垂れます。釣れたてのワカサギをその場で天ぷらにして食べるのは格別!ただし、正直、釣れるかどうかは運次第ですし、氷上は想像以上に寒いので、防寒対策と忍耐力が必要です。
これらのアクティビティは、用具のレンタルが可能な場合が多いですが、事前に確認しておきましょう。服装は、スキーウェアのような防水・防寒性の高いものがベストです。雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり…そんなシンプルな雪遊びも、二人でやれば最高の思い出になりますよ!
寒さを吹き飛ばす!あったかグルメ&温泉
厳しい寒さが続く札幌の冬。デートで冷え切った体を温めるには、やっぱり「あったかグルメ」と「温泉」が欠かせません!美味しいものを食べて、温かいお風呂に浸かれば、寒さなんて吹き飛んで、心も体もポカポカに満たされるはずです。まず、冬に食べたくなる札幌グルメの代表格といえば、熱々の「札幌ラーメン」。特に濃厚な味噌ラーメンは、体の芯から温めてくれます。フーフーしながら食べる一杯は、冬の寒さの中でこそ、より一層美味しく感じられるものです。
次に、スパイスの力で体を温める「スープカレー」。様々なスパイスが効いた熱々のスープカレーを食べれば、額に汗がじんわり。辛さを調整できるお店が多いので、好みの辛さで温まりましょう。また、冬は「鍋物」も美味しい季節。もつ鍋や海鮮鍋、あるいはジンギスカン鍋なども、二人で鍋を囲めば、身も心も温まりますね。カフェで頼むなら、温かい「ホットチョコレート」や「チャイ」、「ホットワイン(グリューワイン)」なども、冷えた体を優しく温めてくれます。
そして、究極の温まりスポットといえば、やはり「温泉」。札幌の奥座敷「定山渓温泉」まで足を延ばせば、雪景色を眺めながら露天風呂に入るという、最高の贅沢を味わえます。日帰り入浴でも十分にリフレッシュできますよ。市内にも、天然温泉を楽しめるスーパー銭湯やスパ施設があります。
温泉や人気のグルメ店は、冬の週末なども混雑することがあります。でも、寒さの中で味わう温かいグルメや、温泉の心地よさは格別。デートプランの中に、これらの「あったか要素」を上手に組み込んで、厳しい冬を乗り切るエネルギーをチャージしましょう!
絶対必須!冬の服装&防寒対策【靴選びも重要】
ここまで何度も触れてきましたが、冬(12月~2月)の札幌デートで最も重要かつ絶対に軽視してはいけないのが、「服装と防寒対策」です。「ちょっと寒いだろうな」くらいの感覚で訪れると、痛い目を見るどころか、体調を崩したり、場合によっては危険な状況に陥ったりする可能性すらあります。本州の冬とは寒さのレベルが全く違うことを、まず肝に銘じてください。気温は氷点下が当たり前、日中でもマイナス気温、夜や早朝はマイナス10度以下になることも珍しくありません。服装の基本は、とにかく「保温性」と「重ね着」。アウターは、保温性の高いロング丈のダウンコートや、中綿入りのスキーウェアのようなものが理想的です。その下に、フリースやセーター、保温性の高いインナー(ヒートテックなど)を重ね着します。ボトムスも、厚手のパンツの下にタイツやレギンスを履くなど、下半身の防寒も忘れずに。
そして、小物類が非常に重要!耳がちぎれそうなくらい痛くなるので、「帽子(耳まで隠れるもの)」は必須。首元を温める「マフラーやネックウォーマー」、「手袋(防水性のあるものがベター)」も絶対に必要です。特に重要なのが「靴選び」。雪道や凍結した路面(アイスバーン)は非常によく滑ります!普通の靴やヒールは絶対にNG。靴底が深く溝が刻まれた、滑りにくい冬用のブーツ(防水・防寒機能付き)を用意してください。靴裏に装着する滑り止め(アイスバンドなど)も有効です。
さらに、「使い捨てカイロ」をポケットや靴の中に忍ばせておくと、心強い味方になります。おしゃれよりも機能性・安全性を最優先するべきです。でも、最近はおしゃれな防寒アイテムもたくさんあります。しっかり準備をして、寒さに負けずに、安全で快適な冬の札幌デートを楽しんでくださいね!
【エリア別徹底ガイド】札幌市内&近郊デートスポット完全マップ

札幌と一言で言っても、そのエリアごとに街の雰囲気や魅力は驚くほど異なります。アクセス抜群で何でも揃う中心部もあれば、おしゃれなカフェが集まる洗練されたエリア、豊かな自然に囲まれた郊外、そして歴史を感じさせるエリアや再開発で注目を集めるエリアも…。
どこでデートするかによって、その日の過ごし方や気分も大きく変わってきますよね。「今日のデートはどんな雰囲気にしたいかな?」「アクセスしやすい場所がいいな」「ちょっと足を延ばして自然を感じたいな」そんな風に、エリアという切り口からデートプランを考えてみるのも、札幌デートを成功させるための一つの方法です。
このセクションでは、札幌市内を12のエリアに分け、さらに近郊エリアも加えて、それぞれのエリアの特徴、代表的なデートスポット、おすすめの過ごし方などを徹底的にガイドします。正直、「このエリアってデートに向いてるの?」と思うような場所もあるかもしれません。でも、どんなエリアにも、探してみればきっと魅力的なデートのヒントが隠されているはずです。
各エリアの良いところも、そして「ぶっちゃけ、ここはちょっと…」という点も(笑)、リアルな視点でお伝えしていきます。さあ、このエリア別ガイドを参考に、お二人の好みや目的にぴったりのエリアを見つけて、最高の札幌デートを実現してください!
(1) 札幌駅・大通エリア:札幌の中心!アクセス抜群の万能エリア

札幌デートのスタート地点として、あるいはメインステージとして、まず外せないのがこの「札幌駅・大通エリア」です。JR、地下鉄、バスといったあらゆる交通機関が集まるターミナルであり、アクセスは文句なしの抜群さ。そして、このエリアには、デートに必要なものが全て揃っていると言っても過言ではありません。
JRタワーをはじめとする駅ビル群(札幌ステラプレイス、大丸札幌店など)や、大通エリアの百貨店(丸井今井、三越)、ファッションビル(札幌PARCOなど)では、最新のファッションから雑貨、コスメまで、ショッピングを思う存分楽しめます。地下街(オーロラタウン・ポールタウン、チ・カ・ホ)も充実しているので、天候を気にせず快適に移動やウィンドウショッピングができるのも大きな魅力です。
グルメに関しても、話題のカフェから老舗レストラン、ラーメン店、スープカレー店、居酒屋まで、選択肢は無限大。ランチにもディナーにも困ることはまずないでしょう。もちろん、観光スポットも豊富。「さっぽろテレビ塔」、「大通公園」、「札幌市時計台」、「赤れんが庁舎」といった札幌のシンボルが徒歩圏内に集まっています。JRタワー展望室 T38からの眺望も素晴らしいですね。
このエリアは常に多くの人で賑わっており、特に週末や観光シーズンは大変な混雑となります。人気店は行列必至ですし、落ち着いた雰囲気を求めるには少し騒がしいかもしれません。また、「ザ・観光地」的なお店も多いかもしれません。しかし、その利便性と選択肢の多さは圧倒的。どんなタイプのカップルでも、どんな目的のデートでも、まずこのエリアを拠点に考えれば間違いがない、まさに札幌デートの万能エリアと言えるでしょう。
(2) すすきのエリア:ネオン輝く夜の街&グルメ天国

日本有数の歓楽街として知られる「すすきの」。煌びやかなネオンサインが輝き、夜遅くまで多くの人々で賑わうこの街は、特に夜のデートを盛り上げてくれる刺激的なエリアです。すすきのデートの最大の魅力は、やはりその「夜」と「食」。日が暮れると、街は一気に華やかな表情に変わり、非日常的な雰囲気に包まれます。観覧車「ノリア」から夜景を眺めたり、ネオン街を二人で歩くだけでも、なんだかワクワクしてきませんか?
そして、すすきのは北海道屈指のグルメタウンでもあります。新鮮な海鮮を味わえる寿司店や海鮮居酒屋、本格的なジンギスカン店、そして札幌ラーメンの名店などが、狭いエリアにひしめき合っています。夜のデートなら、美味しいディナーを楽しんだ後に、オーセンティックなバーでしっとり語り合ったり、あるいは札幌名物の「シメパフェ」専門店で、美しくて美味しいパフェを堪能したりするのが定番コース。選択肢が多すぎて、お店選びに迷ってしまうほどです。
すすきのは歓楽街という側面も持っているため、夜は客引きなども多く、場所によっては少し騒がしい、あるいは治安が気になるエリアもあるかもしれません。デートで訪れるなら、メインストリート沿いや、比較的落ち着いた雰囲気のお店を選ぶのが良いでしょう。
また、昼間のすすきのは、夜の華やかさとは打って変わって、意外と静かな表情を見せます。昼間に訪れるなら、狸小路商店街での食べ歩きやショッピングと組み合わせるのがおすすめです。夜の刺激と美味しいグルメを求めるカップルにとって、すすきのは忘れられない夜を提供してくれるはずです。
(3) 円山エリア:おしゃれで洗練された落ち着きエリア

札幌中心部から地下鉄東西線でわずか数駅。円山公園駅周辺に広がる「円山エリア」は、都心に近いながらも、緑豊かな自然と、おしゃれで洗練された雰囲気が漂う、大人なデートにぴったりのエリアです。
このエリアの魅力は、なんと言ってもその落ち着いた空気感と、センスの良いお店の多さ。「円山公園」や、パワースポットとしても知られる「北海道神宮」があり、豊かな自然の中でリラックスした時間を過ごせます。特に、春の桜や秋の紅葉の時期は格別な美しさです。「円山動物園」もこのエリアの代表的なスポット。動物たちに癒されるデートも良いですね。
そして、円山エリアのもう一つの顔が、「おしゃれな街」としての側面。特に「裏参道」と呼ばれる通り周辺には、こだわりのコーヒーが飲めるカフェ、美味しいパン屋さん、隠れ家的なレストラン、ハイセンスな雑貨屋さんやセレクトショップなどが点在しています。ウィンドウショッピングを楽しみながら、気になるカフェでゆっくりお茶をする…そんな、ゆったりとした時間を過ごすのに最適です。
円山エリアは全体的に物価が少し高めな印象があります。おしゃれなカフェやレストランも、中心部に比べると価格設定が高めかもしれません。また、坂道が多いエリアでもあるので、散策には歩きやすい靴が必須です。しかし、その洗練された雰囲気と、自然と都市機能が程よく融合した環境は、他にはない魅力を持っています。落ち着いた空間で、質の高い時間を過ごしたい。そんな大人カップルや、おしゃれな雰囲気が好きなカップルに、自信を持っておすすめできるエリアです。
(4) 創成川イーストエリア:再開発で注目のレトロ&モダンエリア

札幌中心部の東側、創成川を挟んで広がる「創成川イーストエリア」。かつては問屋街や古い商店が多かったこのエリアですが、近年再開発が進み、歴史的な建造物をリノベーションしたおしゃれなカフェやショップ、個性的な飲食店などが次々とオープンし、注目を集めています。札幌の歴史と新しいカルチャーが融合する、レトロでありながらモダンな雰囲気が、このエリアの最大の魅力です。
デートで訪れるなら、まず「二条市場」周辺を散策するのがおすすめ。活気ある市場の雰囲気と、その周辺に点在する新しいお店とのギャップが面白いです。市場で新鮮な海鮮を味わった後に、近くのおしゃれなカフェでコーヒーを飲む、なんていうのも乙な楽しみ方。創成川沿いには「創成川公園」が整備されており、アート作品を眺めながらの散策も気持ちが良いです。夜にはライトアップされることも。
また、このエリアには、こだわりの個人経営のお店が多いのも特徴。隠れ家的なビストロや、自家焙煎のコーヒースタンド、ユニークな雑貨店など、探検気分でお気に入りのお店を見つける楽しみがあります。正直、まだ開発途上の部分もあり、エリア全体として洗練されきってはいないかもしれません。夜は人通りが少なくなり、少し暗く感じる場所もあるでしょう。最寄り駅(大通駅やバスセンター前駅)から少し歩く場合もあります。
しかし、その「未完成」な感じや、新旧が混在する独特の雰囲気が、逆に魅力とも言えます。定番のデートに飽きたカップルや、新しいもの好き、隠れ家探しが好きなカップルにとって、創成川イーストエリアは、刺激的な発見に満ちたデートを提供してくれる可能性を秘めた、今まさに注目のエリアなのです。
(5) 桑園・苗穂エリア:JR沿線の隠れた魅力エリア
札幌駅の西側に位置する「桑園(そうえん)」エリアと、東側に位置する「苗穂(なえぼ)」エリア。どちらもJR函館本線の駅があり、札幌駅へのアクセスは良好ですが、いわゆる「デートスポット」として真っ先に名前が挙がるエリアではないかもしれません。どちらかというと、住宅地や、工場、商業施設などが混在する、地元の人々の生活圏といった趣が強いエリアです。しかし、だからといってデートに向かないわけではありません。むしろ、中心部の喧騒から離れて、落ち着いた時間を過ごしたいカップルや、隠れた魅力を探すのが好きなカップルにとっては、面白い発見があるかもしれません。桑園エリアには、「イオン札幌桑園ショッピングセンター」があり、日常的な買い物や食事、映画鑑賞などが可能です。
また、「札幌競馬場」(開催期間は限定)もこのエリアにあり、競馬好きならデートの選択肢に入るでしょう。周辺には、意外とおしゃれなカフェやパン屋さんが隠れていたりもします。苗穂エリアは、JR北海道の「苗穂工場」があることで知られています。鉄道ファンにとっては興味深い場所ですが、一般向けのデートスポットは限られます。近年、苗穂駅周辺の再開発が進み、新しい商業施設やマンションなどが建設され、少しずつ街の表情が変わりつつあります。
これらのエリアだけで一日デートを完結させるのは難しいかもしれません。でも、例えば桑園のイオンで映画を見た後に、周辺のカフェでまったりする、あるいは苗穂駅周辺の新しいお店を開拓してみる、といった楽しみ方は可能です。中心部の混雑を避けたい時や、地元感を味わいたい時に、あえて訪れてみるのも一興。肩肘張らない、日常に近い感覚でのんびり過ごしたいカップルには、意外な穴場となるかもしれません。
(6) 中島公園・豊平川南エリア:自然と文化が融合するエリア

すすきのの南側に位置し、広大な敷地を誇る「中島公園」とその周辺、そして豊平川の南側に広がるエリア。ここは、都心にありながら豊かな自然と、コンサートホールや文学館などの文化施設が調和した、落ち着きと潤いに満ちたエリアです。
デートの魅力は、何と言ってもその「癒し」と「文化的な香り」。中島公園内には大きな菖蒲池があり、ボート遊び(季節限定)を楽しんだり、池の周りを散策したりするだけでも心が和みます。園内には国の重要文化財「豊平館」や、美しい音響で知られる「札幌コンサートホールKitara」、そして「北海道立文学館」などがあり、自然散策と合わせて文化的な体験ができるのが大きな特徴です。
春の桜、初夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい風景が楽しめるのも魅力。特に秋の紅葉は見事で、ライトアップされる期間もあり、ロマンチックな夜の散策も楽しめます。豊平川沿いも、整備された河川敷が広がり、散歩やサイクリングに最適。夏には花火大会の会場にもなります。
このエリアはすすきのの喧騒とは対照的に、非常に静かで落ち着いた雰囲気です。夜は人通りが少なくなり、場所によっては少し暗く感じるかもしれません。また、おしゃれなカフェやレストランの数は、円山エリアなどに比べると限られます。しかし、その落ち着いた環境こそが、ゆったりとした大人のデートや、人混みを避けて静かに過ごしたいカップルには最適なのです。自然の中でリラックスしたり、文化的な刺激を受けたり…。心豊かな時間を過ごせる、都会の貴重なオアシスと言えるでしょう。
(7) 北区(北大周辺・麻生・新琴似):学生街と住宅地の魅力

札幌市の北部に広がる「北区」。ここは、広大なキャンパスを持つ「北海道大学」周辺の活気ある学生街の雰囲気と、地下鉄南北線「麻生駅」周辺の商業エリア、そして落ち着いた住宅地が広がる「新琴似」など、多様な顔を持つエリアです。
デートスポットとして考えると、やはり中心となるのは「北海道大学」とその周辺でしょう。美しいポプラ並木やイチョウ並木(季節による)、歴史的な建造物、総合博物館など、キャンパス内は見どころが多く、散策するだけでも知的な気分に浸れます。周辺には、学生向けのリーズナブルな定食屋さんやカフェ、古本屋さんなどが点在し、若々しい活気を感じられます。
地下鉄麻生駅周辺は、北区の交通の要衝であり、飲食店や商業施設が集まっています。特に夜は居酒屋などが賑わいを見せます。新琴似方面は、基本的には住宅地が広がりますが、大きな公園があったり、地元の人々に愛される隠れた名店があったりするかもしれません。正直なところ、北区全体として見ると、おしゃれなデートスポットが豊富というわけではありません。北大周辺以外は、どちらかというと地元の人々の生活に根差したエリアという印象が強いでしょう。
デートのためにわざわざ遠くから訪れる、というよりは、北大に用事があるついでに周辺を散策したり、あるいはこのエリアに住んでいるカップルが、近場で気軽にデートを楽しんだりするのに適しているかもしれません。しかし、学生街ならではの安くて美味しいグルメを発見したり、麻生でディープな飲み屋さんを開拓したり、あるいは「百合が原公園」(東区との境に近いですが)まで足を延ばして美しい花々を楽しんだり…と、探してみれば北区ならではのデートの楽しみ方も見つかるはずです。
(8) 東区(モエレ沼・丘珠):広大な公園と空港のあるエリア

札幌市の北東部に位置する「東区」。このエリアのデートスポットとして、まず圧倒的な存在感を放つのが、世界的彫刻家イサム・ノグチが設計した「モエレ沼公園」です。広大な敷地にアートと自然が融合したこの公園は、訪れるだけで非日常的な感覚を味わえ、デートにも最適。ガラスのピラミッドや海の噴水、モエレ山からの眺めなど、見どころも多く、レンタサイクルで園内を巡ったり、ピクニックを楽しんだりすれば、一日中過ごせるでしょう。
東区には「サッポロさとらんど」という農業体験型のテーマパークや、「百合が原公園」といった大規模な公園もあります。さとらんどでは動物とのふれあいやバター作り体験などができ、百合が原公園では世界の庭園や季節の花々(特にユリやライラック)を楽しめます。自然や動物との触れ合いが好きなカップルには魅力的なエリアと言えます。
さらに、東区には「丘珠空港(札幌飛行場)」もあります。小さな空港ですが、展望デッキから飛行機の離着陸を眺めるのは、意外とロマンチックかもしれません。正直なところ、東区はこれらの大きな公園や空港を除くと、広大な住宅地や工業地帯が広がるエリアであり、デート向けの商業施設やおしゃれなカフェなどは、他の区に比べて少ない印象です。
モエレ沼公園をはじめとする主要スポットは、都心部からのアクセスがバスや車頼りとなり、少し不便さを感じるかもしれません。特に冬場の移動は大変です。しかし、その広々とした土地を活かしたスケールの大きな公園や、飛行機という非日常的なモチーフは、他にはない東区ならではの魅力。ドライブデートの目的地として、あるいは人混みを避けてのびのびと過ごしたい日に、訪れてみる価値は十分にあるエリアです。
(9) 白石・厚別(新さっぽろ):東部の拠点都市エリア

札幌市の東部に位置する「白石区」と「厚別区」。このエリアの中心となるのは、JRと地下鉄が乗り入れ、大規模な商業施設が集まる「新さっぽろ駅」周辺です。駅直結の「サンピアザ」、「デュオ」、「イオン」、「カテプリ」といったショッピングセンターには、ファッション、雑貨、グルメ、映画館などが揃っており、天候を気にせず一日中デートを楽しむことができます。
特に、「サンピアザ水族館」や「札幌市青少年科学館」(プラネタリウム併設)は、新さっぽろならではのデートスポットとして人気。知的な好奇心を満たしたり、可愛い生き物に癒されたりと、充実した時間を過ごせるでしょう。また、少し足を延ばせば、「厚別公園競技場」があり、スポーツ観戦デートも可能です。
白石区には、「札幌コンベンションセンター」があり、様々なイベントや展示会が開催されることも。イベントに合わせて訪れるのも良いかもしれませんね。正直、新さっぽろ駅周辺以外は、広大な住宅地や流通団地などが広がり、デートスポットとして特筆すべき場所は多くありません。札幌中心部からも、JRや地下鉄で20分~30分程度と、少し距離があります。
わざわざ都心からデートのために訪れる、というよりは、このエリアに住んでいるカップルや、水族館や科学館、あるいは特定のイベントを目的に訪れるのに適したエリアと言えるでしょう。しかし、新さっぽろ駅周辺の利便性は高く、必要なものは一通り揃っています。人混みを避けて、駅周辺でコンパクトにデートを完結させたい、という場合には、意外と穴場かもしれません。
(10) 豊平・清田:ドームや自然に恵まれたエリア

札幌市の南東部に広がる「豊平区」と「清田区」。このエリアの象徴的な存在といえば、やはり「札幌ドーム」でしょう。プロ野球(日本ハムファイターズの本拠地ではなくなりましたが、イベント等で使用される可能性あり)やサッカーJリーグ(北海道コンサドーレ札幌)の試合、大規模なコンサートなどが開催され、イベント時には多くの人で賑わいます。スポーツ観戦やライブが好きなカップルにとっては、最高のデートスポットとなり得ます。ドーム内には展望台やキッズパークなどもあり、イベントがない日でも楽しめる施設となっています。
このエリアは自然にも恵まれており、「羊ケ丘展望台」は札幌を代表する観光名所の一つ。「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」で有名なクラーク博士像が立ち、広大な牧草地と札幌市街の景色を一望できます。ジンギスカンを食べられるレストランや、足湯もあります。ただし、正直、ここはかなり定番の観光地なので、デートとしては少しベタすぎるかもしれません。
清田区方面には、「平岡公園」(梅林が有名)や「平岡樹芸センター(有明の滝)」など、美しい自然を楽しめる公園もあります。特に平岡樹芸センターは、紅葉の名所としても知られています。アクセスは、札幌ドームや羊ケ丘展望台へは地下鉄東豊線「福住駅」からバスや徒歩となります。清田区方面は、バスや車でのアクセスが中心となり、都心部からは少し距離があります。
全体的に住宅地が広がるエリアであり、デートスポットが豊富というわけではありませんが、札幌ドームでのイベントや、羊ケ丘展望台からの景色、そして豊かな自然に触れることを目的に訪れるには良いエリアでしょう。
(11) 南区(定山渓・真駒内・芸術の森):自然豊かなリゾート&アートエリア

札幌市の面積の約6割を占めるという広大な「南区」。ここは、札幌の奥座敷「定山渓温泉」をはじめ、「札幌芸術の森」、「真駒内公園(まこまないこうえん)」、そして「滝野すずらん丘陵公園」など、豊かな自然とアート、そしてリゾート気分を満喫できる、魅力的なスポットが数多く存在するエリアです。
デートで訪れるなら、まず「定山渓温泉」で日帰り入浴や足湯巡り、温泉街散策を楽しむのが定番。豊かな自然の中で温泉に浸かれば、心身ともにリフレッシュできます。次に、「札幌芸術の森」。広大な敷地に美術館や野外彫刻公園が点在し、アートと自然を一日がかりで堪能できます。知的なデートや、散策好きのカップルにおすすめ。「真駒内公園」は、かつて札幌オリンピックのメイン会場となった場所で、広々とした敷地内には競技場や屋外彫刻、豊かな緑があり、散策やピクニックに最適です。
「滝野すずらん丘陵公園」は、国営公園ならではの広大な敷地と充実した設備が魅力。四季折々の花畑や、大型遊具、アシリベツの滝、冬にはスキーやチューブそりなどが楽しめ、アクティブなデートにぴったりです。正直、南区はとにかく広く、各スポットが点在しているため、エリア内の移動や都心部からのアクセスには、車がないとかなり不便です。公共交通機関(主にバス)もありますが、本数が少なかったり、時間がかかったりすることも。
自然が豊かなだけに、冬は雪深く、アクセスが一層困難になる場合があります。熊の出没情報にも注意が必要です。しかし、その不便さを補って余りあるほどの、雄大な自然と、質の高いアート、そして癒しの温泉がここにはあります。時間に余裕を持って、自然の中でゆったりとしたデートを楽しみたいカップルにとって、南区は最高の選択肢となるでしょう。
(12) 手稲・西区:山と住宅街が広がるエリア

札幌市の北西部に位置する「手稲区」と「西区」。このエリアは、札幌の街並みを見下ろす「手稲山」の麓に広がり、豊かな自然と住宅地が中心のエリアです。デートスポットとして最も有名なのは、やはり「サッポロテイネ」スキー場でしょう。札幌市内中心部からのアクセスも比較的良く、初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースが魅力。
冬にはスキーやスノーボードデートの定番スポットとなります。山頂からは石狩湾や札幌市街を一望でき、その景色も素晴らしいです。スキーシーズン以外でも、ゴンドラが運行されている時期があり、山頂からの景色を楽しむことができます。また、手稲山には登山道もあり、体力に自信のあるカップルなら登山デートに挑戦するのも良いかもしれません。西区には、「白い恋人パーク」があります(中央区との境に近いですが)。お菓子のテーマパークとして、メルヘンチックなデートを楽しめます。
農試公園(のうしこうえん)のような広々とした公園もあり、散策やピクニックに適しています。正直なところ、手稲区・西区は、これらの特定のスポットを除くと、基本的には住宅地が広がるエリアであり、デート向けの商業施設やおしゃれなカフェなどが豊富にあるわけではありません。都心部からのアクセスも、JRや地下鉄(東西線)、バスを利用することになり、少し時間がかかります。特に手稲山の麓などは、車がないとアクセスが難しい場所もあります。
しかし、手稲山から望む景色や、白い恋人パークの楽しさ、そして住宅地ならではの落ち着いた雰囲気の中に隠れたカフェなどを探す楽しみもあります。スキー・スノーボード好きのカップルや、人混みを避けて落ち着いた時間を過ごしたいカップルにとって、魅力的な選択肢となり得るエリアです。
(13) 札幌近郊エリア:日帰りドライブにおすすめ

札幌市内だけでも十分にデートは楽しめますが、時間に余裕があれば、車で少し足を延ばして「札幌近郊エリア」へ出かけてみるのもおすすめです。北海道ならではの雄大な景色や、港町の風情、美しい湖など、札幌市内とはまた違った魅力に出会うことができます。日帰りドライブデートの定番といえば、やはり「小樽」。札幌から高速で約40分~1時間。ノスタルジックな運河、ガラスやオルゴールの街並み、美味しいお寿司やスイーツなど、見どころ満載で、何度訪れても新しい発見があります。
次に、支笏洞爺国立公園に属する「支笏湖」。札幌から約1時間半。日本有数の透明度を誇る湖は神秘的で美しく、湖畔でのんびり過ごしたり、カヌー体験をしたり、温泉に入ったりと、自然を満喫できます。同じく国立公園内の「洞爺湖」も人気。札幌からは約2時間半~3時間。火山活動が生んだダイナミックな景観と、湖畔の温泉街、そしてロングラン花火(夏季)が魅力です。夏の絶景を求めるなら「富良野・美瑛」へ。ラベンダー畑やパッチワークの丘の景色は感動的ですが、札幌からは片道3時間近くかかり、夏のシーズンは大混雑するので、日帰りはかなりハードです。
近郊エリアへのドライブは、移動時間が長くなることが多く、運転の負担も大きくなります。また、人気の観光地はどこも混雑が予想されます。それでも、札幌市内では味わえないスケールの大きな自然や、それぞれの街が持つ個性的な魅力に触れることができるのは、大きな喜びです。事前にしっかりとルートや立ち寄りスポットを計画し、時間に余裕を持って、安全運転で、思い出に残るドライブデートを楽しんでください。北海道の広大さを、ぜひ肌で感じてみてくださいね。
【最新速報!】札幌デート注目情報

これまでの情報で、今の札幌デートの魅力は十分にお分かりいただけたかと思います。でも、デートのプランを立てるなら、やっぱり「これから」の情報も気になりますよね!札幌という街は常に進化を続けており、新しいスポットが誕生したり、注目のイベントが開催されたりと、デートシーンも日々変化しています。
このセクションでは、少し未来に目を向けて、注目しておきたい札幌デートの最新情報やトレンド予測をお届けします。ただし、正直に申し上げて、未来のことは誰にも分かりません! ここでご紹介する情報は、現時点での噂や計画段階のもの、あるいは例年の傾向からの予測などが含まれます。オープン予定が延期になったり、イベント内容が変更になったりする可能性も十分にあります。ですから、あくまで「今後の楽しみな情報」として捉えていただき、詳細や確定情報については、必ずご自身で公式サイトなどをチェックするようにしてください。
それでも、これから札幌でどんな新しいデートが楽しめるようになるのか、どんなトレンドが生まれるのか、想像を膨らませるのはワクワクしますよね!この情報が、お二人の未来のデートプランを考える上での、ちょっとしたヒントやきっかけになれば幸いです。
ニューオープン&リニューアル予定スポット
札幌の街は、今も様々な場所で再開発が進んでおり、新しい商業施設やホテル、あるいは既存施設の大型リニューアルなどが計画されています。昨今、デートスポットとして注目を集めそうな動きはあるのでしょうか?まず、札幌駅周辺エリアでは、北海道新幹線の札幌延伸(2030年度末予定)を見据えた再開発が進行中です。これに伴い、駅ビルのさらなる拡張や、新しい商業施設、ホテルの建設計画などが噂されています。もし実現すれば、駅周辺のデートの選択肢がさらに豊かになることは間違いありませんね。
すすきのエリアでも、老朽化したビルの建て替えや再開発の動きが見られます。新しいランドマークとなるような複合施設や、魅力的な飲食店が入る可能性も。大通やすすきの周辺では、常に新しいカフェやレストラン、ショップがオープンしています。SNSなどをこまめにチェックしていると、話題の新店情報をいち早くキャッチできるかもしれません。既存の施設のリニューアルにも注目です。例えば、美術館や博物館が大規模な改修を行ったり、公園施設がリニューアルオープンしたりする可能性もあります。
ただし、これらの情報はあくまで現時点での予測や計画段階のもの、あるいは噂レベルのものも含まれます。 正式なオープン時期や内容は、今後の発表を待つしかありません。期待していた計画が変更になったり、オープンが大幅に遅れたりすることもよくあります。過度な期待はせず、最新情報を気長に待ちましょう。新しいスポットが登場すれば、デートのマンネリ打破にも繋がるはず。アンテナを張っておく価値は十分にありますよ!
開催決定!注目の大型イベント&フェスティバル
札幌のデートシーンを彩る上で欠かせないのが、年間を通して開催される様々なイベントやフェスティバルです。まず、例年通りであれば開催が期待される定番の大型イベントがあります。秋には、北海道の食が一堂に会する「さっぽろオータムフェスト」。冬には、街を光で彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」と、ドイツの雰囲気を楽しめる「ミュンヘン・クリスマス・イン・さっぽろ」、そして世界中から観光客が集まる「さっぽろ雪まつり」。春には「さっぽろライラックまつり」、夏には「YOSAKOIソーラン祭り」や「さっぽろ大通ビアガーデン」、「豊平川花火大会」など。これらのイベントは、札幌の四季を象徴する風物詩であり、デートプランの大きな目玉となります。
また、札幌ドームや北海きたえーる、Zepp Sapporoなどの会場では、人気アーティストのコンサートやライブ、スポーツのビッグマッチなどが開催される可能性もあります。これらの情報は、アーティストの公式サイトや、各施設のイベントスケジュールなどで発表されます。さらに、札幌芸術の森や各美術館での特別企画展、札幌コンベンションセンターなどでの大規模な展示会や見本市なども、内容によってはデートの目的地となり得るでしょう。
ただし、これらのイベントの開催有無、日程、内容は、社会情勢や主催者の都合などにより、変更または中止となる可能性が常にあります。 特に近年は、予期せぬ事態でイベントが影響を受けることも少なくありません。「開催されるだろう」と安易に思い込まず、必ず公式サイトなどで最新の確定情報を確認することが何よりも重要です。お目当てのイベントが無事に開催されることを願いつつ、こまめに情報をチェックしましょう!
札幌デートの最新トレンド予測
これからの札幌デートは、どんなスタイルが主流になっていくのでしょうか?時代の流れや人々の価値観の変化と共に、デートのトレンドも少しずつ変わっていきます。昨今注目されそうな、札幌デートの最新トレンドをいくつか予測してみましょう。まず一つ目は、「体験重視・コト消費」の流れ。ただモノを買ったり景色を見たりするだけでなく、二人で何かを一緒に体験することに価値を見出すカップルが増えそうです。例えば、ものづくり体験(陶芸、アクセサリー作りなど)、アウトドアアクティビティ(カヌー、スノーシューなど)、料理教室、あるいは謎解きゲームやVR体験など、五感を使って楽しめるデートの人気が高まるでしょう。
二つ目は、「パーソナライズ・カスタマイズ」。画一的なデートではなく、自分たちの好みや価値観に合わせて、よりパーソナルなプランを組む傾向が強まりそうです。隠れ家的なお店を開拓したり、ニッチな趣味を共有したり、あるいはオーダーメイドの体験を取り入れたり…。SNSなどで情報収集し、二人だけのオリジナルなデートを作り上げるカップルが増えるかもしれません。
三つ目は、「ウェルネス・癒し」。日々のストレスから解放され、心身ともにリラックスできるデートへの関心が高まるでしょう。温泉やサウナ、スパ、ヨガ、自然散策、アニマルセラピーなど、心と体を労わるようなデートプランが注目を集めそうです。
四つ目は、「サステナビリティ・エシカル消費」。環境に配慮したお店を選んだり、地元の食材を使った料理を楽しんだり、公共交通機関を利用したりと、社会的な価値観を反映したデートスタイルも意識されるようになるかもしれません。
トレンドは常に移り変わるものですし、流行を追いかけることだけが全てではありません。でも、こうした新しい流れを知っておくことで、デートの選択肢が広がり、より時代に合った、そして二人にとってより満足度の高い過ごし方を見つけるヒントになるはずです。
【プラン作成の決定版】札幌デートモデルコース集

さて、これまで札幌の魅力的なデートスポットを、定番から目的別、シチュエーション別、季節別、エリア別、そして最新情報まで、様々な角度からご紹介してきました。「情報が多すぎて、結局どうやってプランを立てればいいの…?」「おすすめの組み合わせを知りたい!」そんな声が聞こえてきそうです。ご安心ください!
このセクションでは、これまでの情報を総まとめし、具体的なデートプランとして「モデルコース」を多数ご提案します。プランニングが苦手な方や、時間がない方にとって、きっと力強い味方になるはずです。半日でサクッと楽しめるお手軽コースから、丸一日かけて札幌を満喫するコース、予算やカップルのタイプ、季節に合わせたコース、さらには近郊への足を延ばす1泊2日コースまで、あらゆるニーズに応えられるよう、多彩なバリエーションを用意しました。
もちろん、これらのコースはあくまで一例です。そのまま真似するだけでも十分に楽しめますが、お二人の好みや興味に合わせて、自由にアレンジしていただくのがベスト。正直、完璧なモデルコースなんて存在しません。大切なのは、このコースを参考にしながら、二人だけのオリジナルなプランを作り上げていくプロセスそのものです。最後のヒントも参考にしながら、最高の札幌デートプランを完成させてくださいね!
半日(3~4時間)お手軽コース【テーマ別5選】
「午前中だけ時間が空いた」「仕事終わりに少しだけ会いたい」そんな、限られた時間でも札幌デートを楽しみたい!というカップルのために、約3~4時間でサクッと満喫できるお手軽なモデルコースを、テーマ別に5つご紹介します。移動時間も考慮して、比較的コンパクトに回れるプランを考えてみました。【①王道満喫コース】JR札幌駅スタート→JRタワー展望室 T38で景色を堪能(約1時間)→チ・カ・ホを歩いて大通へ→さっぽろテレビ塔周辺を散策&記念撮影(約1時間)→大通駅周辺のカフェで休憩(約1時間)。アクセス抜群で札幌のシンボルを巡る定番コースです。
【②おしゃれカフェ巡りコース(円山エリア)】地下鉄円山公園駅スタート→裏参道周辺のおしゃれなカフェを2軒ほど巡る(各1時間程度)→円山公園を少し散策(約30分)。落ち着いた雰囲気でまったり過ごしたいカップル向け。
【③グルメつまみ食いコース(市場)】場外市場または二条市場スタート→市場内を散策し、海鮮丼や食べ歩きグルメを楽しむ(約2~3時間)。朝食やブランチにおすすめ。
【④アートに触れるコース】地下鉄西18丁目駅スタート→北海道立近代美術館で気になる展示を鑑賞(約1.5~2時間)→近くのカフェでアート談義(約1時間)。知的な時間を過ごしたい二人へ。
【⑤白い恋人パーク満喫コース】白い恋人パークスタート(アクセス時間は含まず)→パーク内の庭園散策、製造ライン見学、カフェで限定スイーツを楽しむ(約3~4時間)。メルヘンな世界観に浸りたいなら。
半日コースだと、どうしても行ける場所やできることは限られます。「もう少し居たかったな」と感じることもあるかもしれません。でも、短い時間だからこそ、目的を絞って集中して楽しむことができます。時間を有効活用して、濃密なデートを楽しんでくださいね。
丸一日(8時間)満喫コース【王道・グルメ・アクティブ・アート・癒し】
丸一日、約8時間を使って札幌デートを満喫するなら、どんなプランが考えられるでしょうか?ここでは、代表的なテーマ別に、充実した一日を過ごせるモデルコースをご提案します。移動時間や休憩時間も考慮した、少しゆとりのあるプランです。【①王道観光満喫コース】午前:JR札幌駅→赤れんが庁舎→時計台→大通公園・テレビ塔。昼:大通周辺でランチ。午後:地下鉄で円山公園駅へ→円山動物園。夕方:市電+シャトルバスで藻岩山へ→夜景鑑賞。札幌の主要観光スポットを効率よく巡る、まさに王道プラン。
【②グルメ満喫コース】午前:場外市場で海鮮朝食&散策。昼:すすきのに移動し、人気店でスープカレーランチ。午後:円山エリアのおしゃれカフェでスイーツタイム。夕方:札幌駅ビルでデパ地下グルメを物色。夜:すすきのでジンギスカンディナー、締めにシメパフェ!食いしん坊にはたまらない一日。
【③アクティブ満喫コース】午前:モエレ沼公園でレンタサイクル&散策(アクセス時間は別途)。昼:公園内でピクニックランチ。午後:市内に戻り、ボルダリングジムでアクティブ体験。夜:スポーツバーで観戦しながらディナー。体を動かしたい二人へ。
【④アート&カルチャー満喫コース】午前:札幌芸術の森で野外彫刻公園と美術館を鑑賞(アクセス時間は別途)。昼:園内レストランでランチ。午後:市内に戻り、北海道大学総合博物館を見学。夕方:札幌コンサートホールKitaraやライブハウスで音楽鑑賞(公演時間による)。感性を刺激する一日。
【⑤癒しまったりコース】午前:定山渓温泉へ移動(アクセス時間は別途)→日帰り温泉でリラックス。昼:温泉街のカフェでランチ。午後:札幌市内に戻り、中島公園を散策、ボート遊び(季節による)。夕方:アニマルカフェで動物に癒される。夜:おしゃれなバーでしっとりと過ごす。正直、丸一日コースは充実している反面、詰め込みすぎると疲れてしまう可能性もあります。
体力レベルや興味に合わせて、スポットを取捨選択したり、休憩時間を長めに取ったりするなど、無理のないように調整することが大切です。最高の思い出に残る、充実した一日を過ごしてください!
予算別モデルコース【3000円・5000円・1万円】
デートプランを考える上で、やっぱり気になるのが「予算」ですよね。どれくらいお金をかければ楽しめるのか、予算内でどんなことができるのか…。ここでは、一人あたりの予算を「3000円」「5000円」「1万円」と設定し、それぞれの予算内で最大限札幌デートを満喫できるモデルコースをご提案します。もちろん、交通費やお土産代などは別途考える必要がありますが、デート中の主な費用(食事、入場料など)の目安として参考にしてください。【3000円コース:コスパ重視!公園&お手軽グルメ満喫】午前:大通公園を散策(無料)。昼:狸小路商店街でワンコイン程度の食べ歩きランチを楽しむ。午後:中島公園へ移動し、菖蒲池周辺を散策(無料)、もしボートに乗りたければ追加料金(数百円)。夕方:札幌市電に乗って街並みを眺める(1回乗車数百円)。このプランなら、交通費を工夫すれば3000円以内に収まる可能性大。正直、豪華さはありませんが、札幌の自然や街の雰囲気を十分に楽しめます。
【5000円コース:定番スポット&ちょっとグルメ】午前:円山動物園(入園料800円程度)で動物に癒される。昼:円山エリアのおしゃれカフェで1500円程度のランチ。午後:地下鉄で大通へ移動。さっぽろテレビ塔に登る(入場料1000円程度)。夕方:大通公園を散策し、シメにすすきので1500円程度のシメパフェを堪能。人気スポットとグルメをバランス良く楽しめます。
【1万円コース:景色とグルメで少し贅沢に】昼:JRタワーホテル日航札幌などのレストランで、景色を楽しみながら3000円~4000円程度のランチコース。午後:JRタワー展望室 T38(入場料1000円程度)で絶景を満喫。その後、駅ビルでウィンドウショッピング。夜:すすきのエリアで、5000円程度の少し良いディナー(海鮮やジンギスカンなど)を楽しむ。贅沢な気分を味わえるプランです。予算に合わせて無理なく楽しむことが大切。お金をかける場所とかけない場所、メリハリをつけるのが満足度を高めるコツですよ。
カップルのタイプ別モデルコース【付き合いたて・マンネリ打破・大人】
二人の関係性によって、心地よいデートの形は変わってきますよね。ここでは、「付き合いたて」「マンネリ打破」「大人カップル」という3つのタイプ別に、おすすめの札幌デートモデルコースをご提案します。【付き合いたて:初々しさ満喫!定番&会話重視コース】午前:白い恋人パークでお菓子作り体験(共同作業で距離が縮まる!)。昼:パーク内のカフェでランチor市内に戻っておしゃれカフェへ。午後:円山動物園で可愛い動物を見ながら自然に会話。夕方:藻岩山の夜景でロマンチックな締めくくり。定番スポットを中心に、会話が生まれやすい場所を選ぶのがポイント。正直、まだ緊張する時期なので、あまり長時間黙り込んでしまうような場所は避けた方が無難かも。
【マンネリ打破:刺激と発見!非日常体験コース】午前:定山渓温泉へプチトリップ。カヌー体験や果物狩り(季節による)など、いつもと違うアクティビティに挑戦。昼:温泉街でランチ&足湯。午後:札幌芸術の森へ移動し、広大な野外彫刻公園を探検気分で散策。夜:普段は行かないようなジャンルの隠れ家レストランを開拓。非日常的な体験や、新しい場所への挑戦が、関係性に新鮮な風を吹き込みます。ただし、相手が乗り気かどうかの確認は忘れずに!
【大人カップル:上質空間でゆったり満喫コース】昼:北海道立近代美術館で静かにアート鑑賞。その後、円山エリアの落ち着いたレストランで少し贅沢なランチ。午後:北海道大学キャンパスを散策し、総合博物館やカフェで知的な時間を過ごす。夜:すすきののオーセンティックなバーで美味しいカクテルを嗜む、あるいはホテルのスカイラウンジで夜景を楽しむ。質の高い空間とサービス、そしてゆったりとした時間の流れを重視したプランです。体力的な負担も考慮しましょう。
あくまでこれらは一例です。お二人の関係性に合った心地よいペースで、デートを楽しんでくださいね。
季節別モデルコース【春夏秋冬のベストプラン】
四季の変化が明確な札幌では、季節ごとに全く異なる魅力的なデートが楽しめます。ここでは、春夏秋冬それぞれの季節のベストプラン(一例)をご紹介します。その時期ならではの景色やイベント、味覚を盛り込んだコースです。【春:花と新緑!お花見&爽やか散策コース】午前:円山公園&北海道神宮で桜(または梅)のお花見散策。昼:円山エリアのカフェでランチ。午後:大通公園へ移動し、ライラックまつり(5月下旬頃)を楽しむ、または公園でのんびり。夕方:さっぽろテレビ塔から春の街並みを眺める。春の訪れを感じる爽やかなプラン。ただし、春はまだ肌寒い日が多いので服装に注意!
【夏:開放感!ビアガーデン&アクティブコース】午前:モエレ沼公園でレンタサイクル&水遊び(モエレビーチ)。昼:公園内でピクニックランチ。午後:市内に戻り、大通公園のビアガーデン(7月中旬~8月中旬頃)で乾杯!夕方:豊平川花火大会(7月下旬頃)を観覧、またはすすきのでシメパフェ。短い夏をアクティブに満喫!暑さ対策とイベントの混雑対策は必須。
【秋:紅葉と味覚!絶景&グルメ満喫コース】午前:定山渓温泉へドライブ(またはバス)。豊平峡ダムなどで紅葉狩り。昼:温泉街で秋の味覚ランチ(きのこ料理など)。午後:札幌市内に戻り、北海道大学のイチョウ並木を散策。夕方:さっぽろオータムフェスト(9月頃)で北海道グルメを食べ歩き。美しい景色と美味しいものを堪能。紅葉時期の渋滞には注意。
【冬:幻想世界!イルミ&雪まつり満喫コース】昼:白い恋人パークでイルミネーション(日没前から)と館内を楽しむ。夕方:大通公園へ移動し、さっぽろホワイトイルミネーションとミュンヘン・クリスマス・イン・さっぽろ(11月下旬~12月)を鑑賞。夜:すすきの会場の氷像を見て、温かいラーメンで体を温める。または、さっぽろ雪まつり(2月上旬)の各会場を巡る。極寒なので防寒対策は完璧に!
正直、どの季節も天候に左右されますし、イベント時期は大変混雑します。最新情報を確認し、無理のない計画で、その季節ならではの札幌デートを楽しんでください。
札幌市内+近郊 欲張り1泊2日モデルコース【定山渓/小樽】
せっかく札幌に来たなら、市内だけでなく近郊の魅力的なエリアにも足を延ばして、欲張りに楽しみたい!そんなカップルにおすすめなのが、札幌市内観光と、人気の近郊エリア(定山渓温泉または小樽)を組み合わせた1泊2日のモデルコースです。移動時間も考慮しつつ、両方の魅力を満喫できるプランを考えてみました。【定山渓温泉と癒しの1泊2日コース】<1日目>午前:札幌市内観光(時計台、赤れんが庁舎など)。昼:札幌駅周辺でランチ。午後:路線バスまたは車で定山渓温泉へ移動(約1時間)。温泉宿にチェックインし、温泉街散策や足湯を楽しむ。夜:宿でゆっくり温泉と夕食を満喫。<2日目>午前:宿で朝食後、温泉や周辺散策。カヌー体験(夏季)なども。昼:温泉街のカフェでランチ。午後:札幌市内に戻り、お土産探しや、最後に空港へ向かう。温泉と自然で徹底的に癒されたいカップルにおすすめ。
【小樽ノスタルジーと札幌満喫1泊2日コース】<1日目>午前:JRで小樽へ移動(約30~40分)。小樽運河散策、ガラス工房、オルゴール堂などを巡る。昼:小樽で新鮮な寿司や海鮮丼のランチ。午後:堺町通りでお土産探し&スイーツタイム。夕方:札幌へ戻り、ホテルにチェックイン。夜:すすきのでディナー&シメパフェ。<2日目>午前:札幌市内観光(大通公園、テレビ塔など)。昼:札幌ラーメンやスープカレーのランチ。午後:円山動物園や白い恋人パークなど、好みのスポットへ。夕方:空港へ。見どころ満載でアクティブに楽しみたいカップル向け。正直、1泊2日だと意外と時間はあっという間に過ぎてしまいます。あまり多くの場所を詰め込みすぎると、移動ばかりで疲れてしまう可能性も。
どちらのコースを選ぶにしても、事前にしっかりと計画を立て、予約(特に宿や人気のレストラン)は早めに行うことが重要です。費用もそれなりにかかるので、予算も考慮しましょう。札幌とその近郊の魅力をぎゅっと凝縮した、充実の2日間を過ごしてください!
あなただけのオリジナルプラン作成のヒント
ここまで様々なモデルコースをご紹介してきましたが、最高のデートプランとは、結局のところ「お二人にとって最高のプラン」に他なりません。誰かの真似ではなく、自分たちの好みやペース、そして関係性にぴったり合った、世界に一つだけのオリジナルプランを作り上げることこそ、デートプランニングの醍醐味であり、成功への近道と言えるでしょう。では、どうすればそんなオリジナルプランが作れるのでしょうか?いくつかのヒントをお伝えします。まず、一番大切なのは「相手の好みを知る努力をする」こと。普段の会話の中で、相手が何に興味を持っているか、どんなことが好きで、逆に何が苦手なのか、さりげなくリサーチしましょう。「最近〇〇が気になるんだよね」「今度△△へ行ってみたいな」といった相手の言葉は、最高のヒントになります。
次に、「情報収集は幅広く、でも鵜呑みにしない」こと。このブログ記事をはじめ、ガイドブック、旅行サイト、SNSなど、情報はたくさんあります。色々な情報を集めるのは良いですが、全てを鵜呑みにせず、あくまで参考程度に留めましょう。口コミなども、人によって感じ方は様々です。そして、「プランは詰め込みすぎず、余裕を持つ」こと。行きたい場所がたくさんあっても、時間に追われてバタバタするデートは疲れるだけ。移動時間や休憩時間も考慮し、ゆとりのあるスケジュールを心がけましょう。
計画通りにいかないのがデートの常です。道に迷ったり、お店が混んでいたり、天気が急に変わったり…。そんな「ハプニング」も、「それもまた良い思い出だね」と笑って楽しめるような、心の余裕を持つことが大切です。完璧なプランを目指すのではなく、二人で一緒に試行錯誤しながら、その瞬間瞬間を楽しむこと。それこそが、最高のオリジナルプランを作り上げる秘訣なのかもしれません。
【これで完璧!】札幌デート準備&お役立ち情報大全

さあ、ここまで札幌の魅力的なデートスポットやプランをたっぷりとご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?行きたい場所、やりたいことがたくさん見つかって、ワクワクしているかもしれませんね。
でも、ちょっと待ってください!最高のデートを実現するためには、行き先を決めるだけでは不十分。事前の準備や、いざという時のための情報収集も、実はとっても大切なのです。「予約が必要なお店だったのに、満席で入れなかった…」「服装を間違えて、寒くて(暑くて)デートどころじゃなかった…」「スマホの充電が切れて、連絡が取れなくなった…」「道に迷って、時間をロスしてしまった…」そんな残念な事態を避けるために、この最終セクションでは、札幌デートを成功に導くための、ありとあらゆるお役立ち情報をギュッと詰め込みました。
予約のコツから、失敗しない服装選び、必須&便利な持ち物リスト、賢い予算管理術、複雑な交通機関の攻略法、そしてデート中の「困った!」を乗り切るための解決マニュアル、さらには二人の会話をもっと盛り上げるための豆知識まで。正直、準備って少し面倒に感じるかもしれません。でも、このひと手間が、当日のスムーズさ、快適さ、そして何より二人の笑顔に繋がるのです。
この情報大全を読めば、もう札幌デートの準備は完璧!自信を持って、最高の思い出作りに臨んでくださいね。
予約必須リスト&スマートな予約テクニック
札幌デートを計画する上で、意外と見落としがち、でも非常に重要なのが「予約」です。特に、人気のレストランや体験施設、あるいは特定の時間帯(週末のディナータイムなど)は、予約なしで訪れても満席・満員で、せっかくのデートプランが台無しになってしまう…なんて悲劇も起こりかねません。そうならないために、どんな場合に予約が必要で、どうすればスマートに予約できるのか、そのテクニックを知っておきましょう。まず、予約がほぼ必須と考えられるのは、記念日ディナーで利用するような高級レストランや、夜景が見える席、個室のあるお店など。これらの人気店・人気席は、数週間前、場合によっては数ヶ月前から予約で埋まることもあります。正直、思い立ってすぐ予約、というのは難しい場合が多いです。計画が決まったら、とにかく早めに動くのが鉄則!
次に、お菓子作り体験(白い恋人パークなど)や、ものづくり体験(陶芸、ガラス工芸など)、あるいはカヌー体験などのアクティビティ。これらも定員が決まっているため、事前予約が必要な場合がほとんどです。当日空きがあれば参加できる可能性もありますが、期待しない方が良いでしょう。ホテルや旅館の宿泊はもちろん、日帰り温泉プランやスパなども、事前に予約しておくとスムーズです。
スマートな予約テクニックとしては、まず「ネット予約」を活用すること。多くのレストランや施設が公式ウェブサイトや予約サイトから24時間予約を受け付けています。電話が繋がりにくい時間帯などを気にせず予約できるので便利です。ただし、席の細かいリクエストなどは、電話の方が伝わりやすい場合もあります。電話予約の場合は、お店の比較的空いている時間帯(ランチとディナーの間など)を狙うのがマナー。
予約時には必ず「予約内容(日時、人数、コースなど)」と「キャンセルポリシー」を確認しましょう。やむを得ずキャンセルする場合は、できるだけ早く連絡を入れるのが鉄則です。人気スポットを確実に押さえるために、予約は計画的に、そしてスマートに行いましょう!
失敗しない服装選び【男女別・季節別・シーン別コーデ例】
デートの服装って、悩みますよね。「おしゃれしたいけど、TPOに合ってるかな?」「相手にどう見られるかな?」そして札幌デートで特に重要なのが、「気候に合った服装か?」という点です。札幌は四季がはっきりしており、特に春と秋は寒暖差が激しく、冬は本州とは比べ物にならないほど厳しい寒さに見舞われます。服装選びを間違えると、デートを楽しむどころではなくなってしまう可能性も…。ここでは、失敗しないための服装選びのポイントを、男女別、季節別、そしてシーン別にご紹介します。【季節別ポイント】《春(3-5月)》雪解けと新緑の季節ですが、まだまだ肌寒い日が多く、朝晩は冷え込みます。重ね着が基本!薄手のコートやジャケット、カーディガンなどで調整を。《夏(6-8月)》日中は暑くなりますが、湿度が低く爽やか。ただし朝晩は涼しいことも。半袖+羽織りものがベスト。紫外線対策も忘れずに。《秋(9-11月)》紅葉が美しい季節ですが、急速に寒くなります。9月は長袖+羽織りもの、10月はジャケットやコート、11月は冬支度が必要です。寒暖差対策が鍵。《冬(12-2月)》氷点下が当たり前!最大限の防寒対策を。保温性の高いダウンコート、重ね着、帽子、手袋、マフラーは必須。靴は滑らない冬用ブーツ一択!
【シーン別ポイント】《カジュアルデート(公園散策、ショッピングなど)》動きやすさ重視。デニムやチノパン、スニーカーなどが基本。ただし、清潔感は忘れずに。《きれいめデート(おしゃれカフェ、美術館、レストランなど)》少しだけきちんと感を意識。男性ならジャケット、女性ならワンピースやブラウス+スカートなどがおすすめ。ただし、決めすぎると浮いてしまう場合も。《アクティブデート(アウトドア、体験など)》汚れてもよく、動きやすい服装。速乾性のある素材や、ストレッチの効いたものが良いでしょう。靴はスニーカーやトレッキングシューズなど、目的に合わせて。
【男女共通の正直なアドバイス】札幌の気候は甘くありません!特におしゃれを優先しすぎて薄着になるのは絶対にNG。機能性(防寒、防水、動きやすさ)を重視しつつ、その中で最大限のおしゃれを楽しむ、というバランス感覚が大切です。相手に「寒くない?大丈夫?」と心配させてしまうような服装は避けたいですよね。清潔感を保ち、TPOをわきまえ、そして何より自分自身が快適に過ごせる服装を選びましょう。
持ち物チェックリスト【基本+推奨アイテム】
デート当日、「あれを持ってくればよかった!」と後悔しないために、事前の持ち物チェックは意外と重要です。特に札幌は、気候の変化が激しかったり、移動距離が長くなったりすることも多いので、備えあれば憂いなし。ここでは、札幌デートに持っていくべき「必需品」と、あると便利な「推奨アイテム」をリストアップ的にご紹介します。忘れ物がないか、出発前にしっかり確認しましょう!
必需品リスト
まずは、これがないと始まらない!絶対に忘れてはいけない必需品リストです。①お財布:現金とクレジットカード、必要であれば身分証明書も。キャッシュレス決済が進んでいますが、小さなお店や市場などでは現金しか使えない場合もあるので、ある程度の現金は持っておくと安心です。
②スマートフォン:連絡手段としてはもちろん、地図アプリ、乗り換え案内、お店の検索、写真撮影など、今やデートの必須ツール。充電が十分にあるかも確認しましょう。
③家の鍵・車の鍵:基本中の基本ですが、意外と忘れがち。
④ハンカチ・ティッシュ:身だしなみの基本ですね。
⑤交通系ICカード(SAPICA、Suicaなど):地下鉄やバス、市電に乗る際に非常に便利。チャージ残額も確認しておきましょう。
⑥常備薬:普段服用している薬がある場合は忘れずに。頭痛薬や胃腸薬なども、持っていると安心かもしれません。
⑦(必要な場合)コンタクトレンズ・メガネ:視力が悪い方は必須ですね。
⑧(感染症対策として)マスク:状況に応じて必要になる場合があります。これらは、どんなデートでも基本となる持ち物です。正直、「これくらい大丈夫だろう」と油断していると、いざという時に困ることも。当たり前のことですが、出発前に指差し確認するくらいの気持ちでチェックしましょう!
あると便利なアイテム(季節・場所別)
必需品に加えて、持っていくとデートがより快適になったり、ピンチを救ってくれたりする「あると便利なアイテム」もご紹介します。季節や行き先に応じて、必要なものを選んでみてください。【全シーズン共通】①折りたたみ傘:札幌の天気は変わりやすいので、晴れていても持っていると安心です。②エコバッグ:お土産を買ったり、荷物が増えたりした時に役立ちます。③ウェットティッシュ・除菌グッズ:食事の前や、ちょっとした汚れを拭くのに便利。④絆創膏:靴擦れや、ちょっとした怪我をした時に。⑤小さなゴミ袋:出先でゴミ箱が見つからない場合に。
【春・秋】①羽織りもの(ストール、カーディガンなど):寒暖差対策に必須。②マスク(予備):風邪予防や、人混みでのエチケットとして。]
【夏】①日焼け止め・帽子・サングラス・日傘:紫外線対策は万全に!②汗拭きシート・制汗剤:暑さ対策とエチケット。③虫よけスプレー:公園や自然が多い場所へ行く場合に。④扇子やハンディファン:暑さ対策に。
【冬】①使い捨てカイロ(貼るタイプ・貼らないタイプ):最強の防寒アイテム!複数持っていくのがおすすめ。②リップクリーム・ハンドクリーム:乾燥対策に。③マスク(防寒・乾燥対策にも):冷たい空気を吸い込むのを和らげます。④予備の手袋・靴下:濡れてしまった時のために。
【その他】①レジャーシート:公園などでピクニックする際に。②双眼鏡:展望台や自然観察に。③ガイドブックや地図:スマホの充電切れに備えて。正直、あれもこれもと持っていくと荷物が重くなってしまいます。デートプランや天候に合わせて、本当に必要なものを見極めて、スマートに持ち歩くのがポイントです。
モバイルバッテリー・カメラ等のデジタル関連
現代のデートにおいて、スマートフォンはもはや必需品を超えた「命綱」とも言える存在。連絡手段、情報収集、地図、決済、そして思い出の記録まで、あらゆる場面で活躍します。だからこそ、そのスマホのバッテリー切れは、デートにおける最大のピンチの一つと言っても過言ではありません。そこで絶対に持っておきたいのが「モバイルバッテリー」です。特に、地図アプリを頻繁に使ったり、たくさん写真を撮ったりすると、スマホのバッテリーは想像以上に早く消耗します。モバイルバッテリーがあれば、外出先でも安心してスマホを充電でき、連絡が取れなくなったり、情報が得られなくなったりする不安から解放されます。モバイルバッテリー自体を充電し忘れる、といううっかりミスもあるので、前日の充電確認は忘れずに!容量も、スマホを1回以上フル充電できるくらいの余裕があると安心です。
次に「カメラ」。スマートフォンのカメラ性能も向上していますが、やはり本格的なカメラで撮る写真は格別です。写真好きのカップルなら、ミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラを持参して、二人の思い出をより美しく記録するのも素敵ですよね。ただし、カメラ本体だけでなく、予備のバッテリーやメモリーカードも忘れずに。せっかくのシャッターチャンスに、「バッテリー切れ」「容量不足」なんてことになったら悲しすぎます。また、自撮り棒やミニ三脚なども、二人での記念撮影に役立つ場合があります。
デジタルガジェットは、デートをより便利に、そして豊かにしてくれますが、それに頼りすぎるのも考えもの。バッテリー切れなどのトラブルに備えつつ、時にはスマホやカメラから目を離して、目の前の景色や相手との会話を大切にすることも忘れないでくださいね。
予算管理術【デート費用相場&節約のコツ】
楽しいデートには、残念ながらお金がかかるもの。でも、計画的に予算を管理し、賢く節約すれば、お財布に優しく、かつ満足度の高いデートを実現することは可能です。まず、札幌デートの費用相場ですが、これはプラン内容によって大きく変動します。例えば、ランチデートなら一人あたり1500円~3000円程度、ディナーデートなら3000円~1万円以上、丸一日遊ぶなら交通費や入場料なども含めて5000円~1万円以上、といった感じでしょうか。もちろん、無料スポットを中心に楽しめば、もっと費用を抑えることも可能です。大切なのは、まず「二人で予算について話し合う」こと。お金の話は少ししにくいかもしれませんが、「今回は一人〇〇円くらいで楽しもうか」と事前に共通認識を持っておくことで、後々の気まずさや不満を防ぐことができます。見栄を張って無理をするのは禁物です。
予算が決まったら、それに合わせてプランを立てます。節約のコツとしては、まず「無料スポットを上手に活用する」こと。公園、無料展望台、資料館などをプランに組み込みましょう。「食事代を工夫する」のも効果的。ランチは少し奮発しても、ディナーはリーズナブルなお店を選ぶ、あるいは手作りのお弁当を持参するなど、メリハリをつけるのがポイントです。「交通費を節約する」には、地下鉄や市電の一日乗車券を活用したり、徒歩や自転車での移動を取り入れたりするのが良いでしょう。「お得なクーポンや割引を利用する」のも賢い方法。観光施設の割引券や、飲食店のクーポンなどを事前にチェックしておきましょう。
ただし、節約ばかりを意識しすぎると、デートの楽しさが半減してしまう可能性も。お金をかけるべきところ(例えば、記念日のディナーや、どうしても行きたい場所の入場料など)はしっかりかけ、節約できるところで賢く節約する。そんなメリハリのある予算管理で、お財布にも心にも優しいデートを実現してくださいね。割り勘にするか、どちらかが多めに払うかなども、事前に話し合っておくとスムーズかもしれません。
札幌市内交通ガイド【完全版】
札幌デートをスムーズに楽しむためには、市内の交通事情を理解し、上手に移動手段を選ぶことが不可欠です。札幌には、地下鉄、バス、市電(路面電車)、JR、タクシー、そして近年ではカーシェアリングなど、様々な交通手段があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知り、目的地やプラン、予算に合わせて最適な方法を選びましょう。中心部の移動であれば、地下鉄や市電、徒歩で十分にカバーできますが、郊外のスポットへ行く場合はバスやJR、あるいは車が必要になることも。また、天候(特に冬の雪)によって交通機関の運行状況が影響を受けることも少なくありません。正直、乗り換えが面倒だったり、バスの時間が読めなかったり、駐車場が見つからなかったり…と、移動に関するストレスがデートの雰囲気を壊してしまう可能性もゼロではありません。
だからこそ、事前の情報収集と計画が重要になるのです。このガイドでは、札幌市内の主要な交通機関について、路線や乗り方、料金といった基本情報から、お得なきっぷの活用法、レンタカーや駐車場の情報、そしてタクシーや配車アプリの使い方まで、デートに役立つ情報を網羅的にご紹介します。これを読めば、あなたも札幌交通マスター!スマートな移動で、ストレスフリーな快適デートを実現しましょう。
地下鉄・バス・市電【路線図・乗り方・料金】
札幌市内の公共交通機関の主力となるのが、地下鉄、バス、そして市電(路面電車)です。まず「地下鉄」は、南北線・東西線・東豊線の3路線があり、札幌駅、大通、すすきのといった中心部はもちろん、円山、新さっぽろなど主要なエリアを結んでいます。運行本数も多く、時間も比較的正確なので、市内移動の軸として最も頼りになる存在です。乗り方は、券売機で切符を買うか、SAPICA(サピカ)やSuicaなどの交通系ICカードをタッチするだけ。料金は区間によって異なりますが、初乗りは210円程度(2025年5月現在、要確認)です。
次に「バス」。JR北海道バス、じょうてつバス、北海道中央バスなどが市内各所を網羅しており、地下鉄では行けない郊外のスポット(モエレ沼公園、芸術の森など)へアクセスするのに不可欠です。乗り方は、後ろ(または中)ドアから乗車時に整理券を取り、降車時に運賃箱に整理券と現金を入れるか、ICカードをタッチします。正直、路線が非常に複雑で、時刻表通りに来ないことも多いのが難点。事前に路線と時刻表をしっかり調べておく必要があります。料金も区間制が基本です。
そして「市電」。レトロな雰囲気で人気の路面電車は、すすきのから西4丁目を結ぶループ状の路線を走っています。沿線には藻岩山ロープウェイ入口や中島公園などがあります。料金は均一料金(200円程度)。乗り方はバスと似ています。時間はかかりますが、街並みを眺めながらのんびり移動するのに最適です。路線図や時刻表、最新の料金は、各交通機関のウェブサイトや、駅・バス停の案内、乗り換え案内アプリなどで必ず確認するようにしましょう。
お得なきっぷ・ICカード活用法
札幌の公共交通機関を賢く利用するなら、お得なきっぷやICカードの活用は欠かせません。まず、地下鉄をたくさん利用する予定があるなら、「地下鉄専用1日乗車券」が便利です。平日は大人830円、土日祝日と年末年始はさらにお得な「ドニチカキップ」が大人520円で購入できます(2025年5月現在)。正直、元が取れるかどうかは移動回数次第。だいたい平日なら4回以上、土日祝なら3回以上乗るならお得になります。毎回切符を買う手間が省けるのもメリット。市電にも「どサンこパス」という土日祝限定の1日乗車券(大人370円程度、要確認)があります。市電沿線をぶらり旅するデートには最適ですね。そして、札幌圏の公共交通機関で広く使えるのが、交通系ICカード「SAPICA(サピカ)」です。地下鉄、バス、市電で利用でき、乗車時に運賃の10%がポイントとして貯まるのが最大のメリット(JRでは利用不可)。ポイントが運賃相当額に達すると自動的に運賃として使われます。SuicaやPASMOなど、全国相互利用可能な他の交通系ICカードも、地下鉄、バス、市電、JRなどで利用できますが、SAPICAのようなポイントは付きません。
短期の旅行者であれば、手持ちのSuicaなどを使うのが一番手軽かもしれません。しかし、ポイント還元を重視するなら、あるいは頻繁に札幌を訪れるなら、SAPICAを作る価値はあるでしょう。SAPICAは地下鉄駅の券売機などで購入・チャージが可能です。ただし、チャージ残額不足で改札を通れない、なんていう恥ずかしい事態にならないよう、残額はこまめに確認しましょうね!
レンタカー・カーシェア・駐車場情報【エリア別】
郊外のスポットへ足を延ばしたり、荷物が多かったり、あるいは公共交通機関の時間を気にせず自由に移動したい場合には、やはり車が便利です。札幌市内には、多くのレンタカー会社があり、新千歳空港や札幌駅周辺などで手軽に借りることができます。最近では、より短時間から利用できる「カーシェアリング」のステーションも増えてきており、ちょっとした移動に活用するのも良いでしょう。ただし、車を利用する場合に頭を悩ませるのが「駐車場」の問題です。札幌中心部(札幌駅・大通・すすきの周辺)は、駐車場の数は多いものの、料金が非常に高いのが現実。1時間あたり400円~600円以上かかることも珍しくありません。また、人気の商業施設やイベント会場周辺では、満車になっていることも頻繁にあります。正直、中心部でのデートに車を利用するのは、駐車料金と駐車場探しのストレスを考えると、あまりおすすめできない場合もあります。
一方、円山エリアや郊外のスポットでは、無料駐車場が完備されている施設も多いですが、人気スポットではやはり混雑することも。事前に目的地の駐車場の有無や料金、混雑状況などを調べておくことが重要です。駐車料金を少しでも抑えたい場合は、中心部から少し離れた場所のコインパーキングを探したり、最大料金設定のある駐車場を利用したりするなどの工夫が必要です。
冬場の運転は前述の通り非常に危険が伴います。雪道運転に慣れていない場合は、レンタカーの利用は慎重に判断してください。4WD車を選ぶ、保険内容を確認するなど、安全への配慮は最大限に行いましょう。
タクシー・配車アプリの上手な使い方
荷物が多い時、疲れている時、終電・終バスを逃してしまった時、あるいは目的地が駅から微妙に遠い時など、タクシーは便利な移動手段となります。札幌市内では、流しのタクシーも比較的捕まえやすいですし、主要な駅やホテルの前にはタクシー乗り場があります。初乗り運賃は670円程度から(2025年5月現在)。深夜(22時~翌5時)は割増料金になります。最近では、「GO」などのタクシー配車アプリも札幌で広く利用できるようになっており、現在地までタクシーを呼んだり、事前に行き先を伝えたり、キャッシュレス決済ができたりと、非常に便利です。特に、流しのタクシーが捕まりにくい場所や時間帯(雨の日や深夜など)には重宝します。タクシーは公共交通機関に比べて料金が高くなります。短距離でも千円札が飛んでいくことは覚悟しましょう。また、運転手さんによっては、道に詳しくなかったり、接客態度に差があったりすることも…。配車アプリを使えば、ある程度評価の高い運転手さんに当たる可能性は高まりますが、それでも相性はあります。
配車アプリを利用する場合の注意点としては、時間帯や場所によっては、すぐに車が見つからない(配車されない)場合があること。特に悪天候時やイベント終了後などは、需要が集中して捕まりにくくなります。時間に余裕を持って配車を依頼するのがおすすめです。また、迎車料金がかかる場合もあります。タクシーや配車アプリは、ここぞという時の「切り札」として、あるいはグループでの移動などで、上手に活用するとデートの快適性をぐっと高めてくれるでしょう。
デート中の「困った!」解決マニュアル
どんなに完璧に計画を立てたつもりでも、デート中には予期せぬ「困った!」が発生することがあります。天気が急に変わったり、行きたかったお店が満席だったり、二人の意見が食い違ったり、あるいはどちらかの体調が悪くなったり…。そんな時、どう対応するかで、その後のデートの雰囲気が大きく変わってしまいますよね。パニックになったり、イライラしたり、気まずい沈黙が流れたり…なんてことになったら最悪です。正直、トラブルは起こるもの、とある程度覚悟しておくことが大切かもしれません。そして、そんな「困った!」状況に陥った時に、いかに冷静に、そしてスマートに対応できるかが、二人の関係性の成熟度を測るバロメーターにもなり得ます。
重要なのは、問題を一人で抱え込まず、二人で協力して解決策を見つけようとすること、そして何よりも相手への思いやりを忘れないことです。このマニュアルでは、デート中によくありがちな「困った!」状況別に、具体的な解決策や心構え、そして役立つ情報などをご紹介します。
これを読めば、もしもの時にも慌てず、ピンチをチャンスに変えることができる…かもしれません。備えあれば憂いなし。スマートな対応で、どんな状況でも最高のデートにしましょう!
天気急変時の代替プラン
楽しみにしていた屋外デートの日に、まさかの天気急変!予報になかった雨や雪が降ってきた…なんてことは、特に天候が変わりやすい札幌では十分に起こり得ます。そんな時、「せっかく計画したのに…」と落ち込む気持ちも分かりますが、そこでデートを諦めてしまうのはもったいない!大切なのは、すぐに気持ちを切り替えて、悪天候でも楽しめる「代替プラン(プランB)」にスムーズに移行することです。そのためには、デートプランを立てる段階で、あらかじめ雨の日や雪の日でも楽しめるインドアスポットをいくつか候補として考えておくことが重要です。
例えば、屋外での公園散策を予定していたなら、近くの「ショッピングモール」に変更して、ウィンドウショッピングやカフェを楽しむ。あるいは、「美術館」や「博物館」、「水族館」など、じっくり時間を過ごせる屋内施設へ行くのも良いでしょう。「映画館」で話題作を観るのも定番ですが、確実な選択肢です。もしアクティブなデートを計画していたなら、「ボルダリングジム」や「ラウンドワン」などの屋内アクティビティ施設に切り替えるという手もあります。
正直、急なプラン変更は、相手も戸惑うかもしれません。「雨(雪)になっちゃったけど、代わりに〇〇へ行くのはどうかな?」と、相手の意向も確認しながら、前向きに提案することが大切です。そして、代替プランの場所が混雑している可能性も考慮に入れておきましょう。
臨機応変に、さらにプランCを考えられるくらいの柔軟性があるとベストです。天気はコントロールできませんが、デートの楽しみ方はコントロールできるはず。天気急変も、二人で乗り越える小さな冒険と捉えて、楽しんでしまいましょう!
行きたいお店が満席・定休日だった時
「このお店、絶対行きたかったのに…満席(または定休日)だった!」ランチやディナーで楽しみにしていたお店に入れないと、がっかりしてしまいますよね。特に、お腹が空いている時だと、イライラしてしまうこともあるかもしれません。でも、そんな時こそ冷静な対応が求められます。まず、やってはいけないのが、その場で不機嫌になったり、相手を責めたりすること。お店の状況はコントロールできませんし、誰のせいでもありません。大切なのは、すぐに気持ちを切り替えて、次のアクションを考えることです。スマートな対応としては、まず「じゃあ、別のお店を探そうか!」と前向きに提案すること。
そして、すぐにスマートフォンなどを取り出して、近くにある別のお店を検索し始めましょう。その際、「何か食べたいものある?」「イタリアンとかどうかな?」など、相手の希望も聞きながら探すのがポイントです。いくつか候補が見つかったら、「こことここ、どっちが良いかな?」と相談して決めると良いでしょう。
正直、お目当てのお店に入れなかったショックは大きいかもしれませんが、もしかしたら新しく見つけたお店の方が、予想以上に素敵だったり、美味しかったりする可能性だってあります。あるいは、もし時間に余裕があるなら、「少し時間を潰して、もう一度来てみようか?」と提案するのも手ですが、確実に入れる保証はありません。定休日だった場合は、もう完全に諦めるしかありませんね…。
こういった事態を避けるためには、やはり事前の「予約」や「営業時間の確認」が最も重要です。でも、もしそうなってしまっても、落ち込まずに、新しいお店との出会いを楽しむくらいのポジティブさで乗り切りましょう!
意見が分かれた時の対処法
デートプランを立てている時や、デートの最中に、「どこへ行きたいか」「何をしたいか」「何を食べたいか」などで、二人の意見が分かれてしまうことって、ありますよね。どちらも譲らず、平行線のまま…なんてことになると、せっかくのデートの雰囲気が悪くなってしまいます。そんな時、どうすればスマートに解決できるのでしょうか?まず、大前提として、「相手の意見を尊重する」姿勢が大切です。「なんでそっちが良いの?」「私は絶対こっちが良い!」と感情的に自分の意見を押し付けるのではなく、「なるほど、あなたはそう思うんだね」「そういう考えもあるね」と、まずは相手の意見を受け止めることから始めましょう。その上で、なぜ自分はそう思うのか、理由を冷静に説明します。
そして、お互いの意見の良い点、妥協できる点を探りながら、「じゃあ、今回はあなたの意見を優先しようか。その代わり、次は私の行きたいところに付き合ってね」といった形で譲り合ったり、「両方の良いとこ取りができるような、第三の案はないかな?」と一緒に考えたりするのが建設的です。例えば、「私はカフェに行きたいけど、あなたはラーメンが食べたい」という状況なら、「先にラーメンを食べて、その後におしゃれなカフェでお茶するのはどう?」といった提案が考えられますよね。
どちらかが一方的に我慢するような形になると、後々不満が残ってしまう可能性もあります。できるだけ、お互いが納得できる着地点を見つける努力が大切です。それでもどうしても決まらない場合は、「じゃんけんで決めようか!」なんて、遊び心で解決するのもアリかもしれません(笑)。意見が分かれるのは、お互いが自分の考えを持っている証拠。それを乗り越えることで、二人の理解はさらに深まるはずです。
体調が悪くなった時の休憩スポット・薬局情報
デート中に、自分や相手の体調が急に悪くなってしまう…そんなアクシデントも起こり得ます。頭痛、腹痛、めまい、あるいは急な発熱など。そんな時は、無理せず、すぐに休憩したり、必要なケアをしたりすることが最優先です。まず、体調が悪くなったことを正直に相手に伝える勇気を持ちましょう。「ちょっと気分が悪くて…」「少し休んでもいいかな?」と、我慢せずに伝えることが大切です。相手も、無理している姿を見るより、正直に言ってくれた方が安心するはずです。そして、すぐに安全で落ち着ける休憩場所を探しましょう。
札幌市内で休憩できる場所としては、まず「カフェ」が挙げられます。椅子に座って温かい飲み物を飲めば、少し落ち着くかもしれません。個室やソファ席があるカフェなら、よりリラックスできるでしょう。「デパートやショッピングモール」の休憩スペースやベンチも利用できます。ただし、周りが騒がしい場合もあります。「ネットカフェ」の個室ブースなども、横になって休みたい場合には選択肢になります。
もし薬が必要な場合は、「ドラッグストア(薬局)」を探しましょう。札幌中心部には、ツルハドラッグ、サッポロドラッグストアーなどの大手チェーン店がたくさんあります。薬剤師さんに相談すれば、症状に合った薬を選んでもらえます。夜間や休日に開いている薬局は限られるので、事前に調べておくと安心です。
デート中に体調が悪くなるのは辛いですが、そんな時こそ相手への思いやりが試されます。体調が悪い方を気遣い、無理をさせず、必要であればデートを早めに切り上げる判断も必要です。「大丈夫?」と優しく声をかけ、寄り添ってあげる姿勢が、二人の絆を深めることにも繋がるでしょう。
もっと楽しむための豆知識&会話のネタ
デート中の会話って、盛り上がる時もあれば、ふとした瞬間に途切れてしまって、「何か話さなきゃ…」と焦ってしまうこともありますよね。そんな時、ちょっとした「豆知識」や「会話のネタ」を知っていると、会話のきっかけになったり、デートがより深みを増したりするものです。札幌という街は、豊かな自然だけでなく、開拓からのユニークな歴史や、面白い文化、そして地元の人しかしらないような隠れた魅力がたくさんあります。それらを知っておけば、デート中に「へぇ、そうなんだ!」と二人で驚いたり、感心したり、笑い合えたりする瞬間が増えるかもしれません。
ただし、注意したいのは、知識をひけらかすような話し方にならないこと。クイズ大会をするわけではありませんからね!あくまで、会話を楽しく、豊かにするための「スパイス」として、さりげなく活用するのがスマートです。「知ってる?」と得意げに話すのではなく、「こんな話を聞いたんだけど…」と共有するようなスタンスが良いでしょう。
ここでは、札幌デートがもっと楽しくなるような、意外な歴史トリビアや、地元民ならではの穴場情報(あくまで噂レベルかもしれませんが!)、そして二人の距離を縮める会話術や質問例などを、ご紹介します。これらの豆知識やネタを、デートの引き出しにいくつか用意しておけば、会話に困った時や、デートをもう一段階盛り上げたい時に、きっと役立つはずです。さあ、札幌の奥深い魅力を探求し、二人の会話をもっと豊かに彩りましょう!
札幌の意外な歴史・トリビア
普段何気なく歩いている札幌の街にも、実は面白い歴史や、意外なトリビアがたくさん隠されています。そんな豆知識をデート中にさりげなく披露できれば、「物知りだね!」と感心されたり、会話のきっかけになったりするかもしれませんよ。いくつか例をご紹介しましょう。例えば、札幌のシンボル「札幌市時計台」。あの鐘の音、実は「日本の音風景100選」にも選ばれている、とても貴重な音色だってご存知でしたか?しかも、今でも錘(おもり)式で動いている、現役の塔時計としては日本最古級なのだとか。次に「大通公園」。東西に長く伸びるこの公園、実はもともと公園として計画されたのではなく、明治時代に都市計画で作られた大規模な防火帯(火防線)が、後に公園として整備されたという歴史があります。言われてみれば、道路のようにまっすぐですよね。
そして、札幌一の歓楽街「すすきの」。その名前の由来は、開拓当初、このあたり一面がススキ野原だったから…というのは有名な話ですが、実は遊郭があった歴史も持っています。今はその面影はほとんどありませんが、地名の由来を知ると、街の見え方も少し変わってくるかもしれませんね。
「狸小路商店街」も、140年以上の歴史を持つ北海道で最も古い商店街の一つ。名前の由来には諸説ありますが、かつて狸が出没したとか、あるいは化かすのが上手い(?)女性たちがいたから、なんて話もあります。
これらのトリビアがデートで必ずしもウケるとは限りません。相手が歴史に興味がなさそうなら、無理に話す必要はありません。でも、訪れた場所に関連するちょっとしたエピソードを知っていると、デートがより味わい深くなるはず。「へぇ、知らなかった!」と相手が興味を示してくれたら、そこから会話が広がるかもしれませんね。
地元民しかしらない?穴場情報
ガイドブックやウェブサイトには載っていない、地元の人ならではの「穴場情報」。そんな情報を知っていたら、デートでちょっと自慢できるかもしれませんよね。でも、「地元民しかしらない真の穴場」なんてものは、そう簡単には見つからないものですし、もし見つけても、あまり広めたくないのが人情かもしれません(笑)。また、穴場情報は噂レベルだったり、情報が古くなっていたりする可能性もあります。ですから、ここでご紹介するのは、あくまで「そういう視点もあるかも?」というヒント程度に受け取ってくださいね。例えば、絶景スポット。有名な展望台以外にも、特定のビルのレストランやカフェから、意外なほど綺麗な夜景が見える、なんていう場所があるかもしれません。あるいは、特定の季節、特定の時間にだけ現れる美しい景色(朝靄がかかった公園とか、夕日に照らされる特定の建物とか)を知っている人もいるでしょう。グルメに関しても、行列のできる有名店だけでなく、地元の人々に長年愛されている、安くて美味しい定食屋さんや、隠れ家的な雰囲気のバー、特定の曜日だけオープンするパン屋さんなど、探せば色々と見つかるかもしれません。
こうした穴場情報を見つける一番の方法は、やはり地元に住んでいる友人に聞いたり、あるいは勇気を出して、地元の人が集まりそうなお店の店主さんなどに話しかけてみたりすることかもしれません。あるいは、SNSなどでハッシュタグ検索を駆使して、リアルな口コミを探すのも手です。
ただし、穴場だと思って行ってみたら、意外と普通だった…なんてこともよくあります。過度な期待はせず、「見つけたらラッキー!」くらいの気持ちで、二人だけの秘密の場所を探す冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。
デートが盛り上がる会話術・質問例
素敵なデートスポットやプランも大切ですが、やっぱりデートを最高に楽しくするのは、二人の「会話」ですよね。でも、「何を話せばいいか分からない…」「会話が途切れて気まずい…」なんて悩みを抱えている人も少なくないはず。ここでは、デート中の会話をスムーズにし、お互いのことをより深く知り、二人の距離を縮めるための、ちょっとした会話術と質問例をご紹介します。まず大切なのは、「聞く姿勢」。相手の話に興味を持って耳を傾け、適切な相槌や質問を返すこと。これが基本中の基本です。「うんうん」「それでどうなったの?」「すごいね!」といった共感や関心を示す言葉は、相手に安心感を与え、話しやすい雰囲気を作ります。
次に、「オープンクエスチョン」を心がけること。「はい・いいえ」で答えられる質問(クローズドクエスチョン)だけでなく、「どうしてそう思うの?」「〇〇について、もっと詳しく教えてくれる?」といった、相手が自由に答えられる質問を投げかけることで、会話が広がりやすくなります。
また、「自己開示」も大切。自分の考えや感じたこと、好きなことなどを適度に話すことで、相手も心を開きやすくなります。ただし、自分の話ばかりにならないように注意!そして、時には「ユーモア」も忘れずに。クスッと笑えるような話題や、ちょっとした冗談は、場の雰囲気を和ませてくれます。
質問例としては、「今日の中で一番楽しかったことは何?」「もし魔法が使えたら、何したい?」「子供の頃、どんなことに夢中だった?」「最近ハマってることってある?」など、相手の価値観や内面に触れるような質問を、タイミングを見計らってしてみるのも良いでしょう。
会話術のテクニックばかりを意識しすぎると、不自然になってしまいます。一番大切なのは、テクニックよりも、相手に興味を持ち、理解しようとする誠実な気持ちです。リラックスして、自然体で、二人の会話を楽しんでくださいね。沈黙も、時には心地よいものですから。