通信ソフト開発の旗手として知られるサイバーコム株式会社が、2019年10月1日付で新たな経営体制へと舵を切ることが明らかになりました。今回の人事異動では、現場の最前線で実績を積んできた実力派が執行役員へと昇進します。布目暢之氏が執行役員管理本部事業推進の重責を担うほか、ICT事業本部システム事業部部長を務める岡崎敦氏も新たに執行役員に名を連ねる形となりました。
特筆すべきは、2019年10月31日をもって取締役である菊地直毅氏が退任するという点です。経営の中核を支えてきたメンバーの交代は、組織に新しい風を吹き込む大きな転換点となるでしょう。SNS上では「老舗のソフトウェアハウスが本気で組織の若返りを図っているのではないか」といった期待の声や、今後の株価や事業展開に注目する投資家の書き込みが散見され、市場の関心の高さが伺えます。
効率化を加速させる「技術・管理」の統合と組織のシナジー効果
今回の発表において、人事と同様に重要なのが2019年10月1日に実施される大規模な機構改革です。これまで独立していた「技術本部」が、バックオフィス機能を担う「管理本部」へと統合されることになりました。一般的に管理本部とは、人事や総務、財務などを通じて会社全体を支える心臓部を指します。そこに技術的な知見を集約させることで、よりスピーディーな経営判断が可能になるはずです。
この改革には、開発現場のニーズを直接経営に反映させるという、サイバーコムの強い意志が感じられます。技術と管理が手を取り合うことで、リソースの最適配置やコスト削減といった相乗効果が期待できるでしょう。私個人としては、縦割り組織の壁を取り払うこの試みこそが、変化の激しいIT業界で生き残るための正解だと確信しています。今後、同社がどのような革新的サービスを生み出すのか目が離せません。
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