VRで震度7をリアル体験!飛鳥特装が開発した次世代「地震体験車」が防災教育を変える

2019年10月18日、神奈川県相模原市に拠点を置く特装車両メーカーの飛鳥特装が、最新テクノロジーを駆使した画期的な「地震体験車(起震車)」を発表しました。今回の開発では、VR(仮想現実)コンテンツ制作に定評のあるジョリーグッド社と強力なタッグを組んでいます。従来の起震車は単に揺れるだけのものでしたが、視覚情報が加わることで、その恐怖と臨場感はこれまでにないレベルへと引き上げられました。

ここで注目すべき「VR」とは、専用のゴーグルを装着することで、まるでその場にいるかのような360度の立体的な映像世界に没入できる技術のことです。この技術を活用し、学校や自宅、屋外といった日常の風景を360度カメラで再現しました。利用者は「いつもの場所」で被災するリアルな感覚を味わえるのです。SNS上でも「これなら子供たちも真剣に学べる」「映像があると揺れの感じ方が全く違うはず」と、大きな期待が寄せられています。

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世界を見据えた防災のスタンダードへ

この地震体験車は、最大で震度7という凄まじいエネルギーの揺れを再現することが可能です。映像の展開に合わせて座席や車体が精密に連動するため、視覚と体感のズレが少なく、より深い没入感を得られるでしょう。1台につき4つのVRゴーグルが備えられており、グループでの体験もスムーズに行えます。飛鳥特装は、まずは国内の教育現場を中心に導入を働きかけ、将来的には東南アジアや南米などの地震多発国への展開も視野に入れています。

編集者としての私見ですが、こうした「怖さを正しく知る」ツールこそ、今の日本に必要不可欠ではないでしょうか。数字や言葉だけで震度を理解するのは難しく、実際にその場に放り出されたような感覚を伴う訓練こそが、いざという時の冷静な判断力を養います。飛鳥特装の担当者が語るように、今後は地震だけでなく台風や集中豪雨といった自然災害全般をカバーする「総合防災体験車」へと進化していくことが期待されており、その将来性は極めて高いと言えます。

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