ゴルフ愛好家の皆さんに朗報です。東急不動産は2019年11月21日、東京都渋谷区から千葉県にあるゴルフ場までを定額で結ぶ、画期的な相乗り送迎サービスの実証実験を開始したと発表しました。この試みは、次世代の移動革命として注目される「MaaS(マース)」を街づくりに活用する先駆的な一歩となるでしょう。
今回対象となるのは、千葉県大網白里市に位置する「季美の森ゴルフ倶楽部」の利用者です。2019年11月から2020年01月31日までの期間、専用アプリで予約を行うだけで、指定の場所までタクシーが迎えに来てくれる仕組みが整えられました。重いキャディバッグを抱えて電車を乗り継ぐ苦労から、ついに解放される時が来たのです。
ここで注目したいのが「MaaS」という言葉です。これは「Mobility as a Service」の略称で、バスや鉄道、タクシーなどの多様な移動手段を一つのサービスとして統合し、予約から決済までをシームレスに行う概念を指します。東急不動産はこの技術を駆使し、郊外リゾートへのアクセスをよりスマートにデザインしようと試みています。
相乗りが生み出す新しいゴルフの楽しみ方
運行の鍵を握るのは、相乗りマッチングアプリを手掛ける「NearMe」の最新技術です。最大5名程度の利用者を効率的にピックアップするルートをAIが瞬時に選定します。料金は目的地まで一律3,980円という驚きの設定となっており、お財布に優しいだけでなく、送迎車を利用することでプレー後の「至福の一杯」も心置きなく楽しめます。
SNS上では「これなら運転の疲れを気にせず全力でプレーできる」「都心に住む車を持たないゴルファーには神サービス」といった期待の声が続々と上がっています。移動そのものをサービス化することで、ゴルフというレジャーの敷居が大きく下がることは間違いありません。個人の負担を減らしつつ、効率的な移動を実現するこの形は非常に合理的です。
実証実験の第2段階として、2020年02月01日からはゴルフ場に隣接する「季美の森団地」の住民を対象とした地域内移動支援も予定されています。鉄道各社がしのぎを削るMaaS市場において、不動産デベロッパーならではの視点で「住まいと遊び」を繋ぐ東急不動産の挑戦は、私たちのライフスタイルをより豊かなものへと変えてくれるはずです。
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