【将棋・王位戦】木村一基九段が285手の死闘を制す!豊島将之王位と2勝2敗のタイに、SNSも「中年の星」と大熱狂!

2019年08月20日から21日にかけて、兵庫県神戸市で将棋界の歴史に深く刻まれるであろう壮絶な戦いが行われました。第60期王位戦七番勝負の第4局において、挑戦者である木村一基九段が、豊島将之王位を相手に驚異的な粘りを見せて勝利を収めたのです。

この対局で最も注目すべきは、何といっても285手という異例の長手数でしょう。一般的な将棋の対局は100手から150手前後で決着することが多いため、今回はその倍近い時間が盤上での対話に費やされた計算になります。互いの意地と執念が火花を散らした結果と言えます。

今回の対局で木村九段は「先手」として盤面をコントロールする役割を担いました。先手とは、対局の開始時に最初に駒を動かす権利を持つ側のことで、統計的にはわずかに有利とされています。しかし、対峙するのは最強の一角である豊島王位ですから、一筋縄ではいきません。

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「千駄ヶ谷の受け師」が見せた46歳の執念とSNSの熱狂

インターネット上のSNSでは、夜を徹して勝負の行方を見守るファンから驚きと感動の声が続出しました。「これぞ中年の星」「木村九段の粘り強さに涙が止まらない」といった熱いコメントが相次ぎ、ハッシュタグ「#王位戦」はトレンド入りを果たすほどの盛り上がりを見せています。

終盤はどちらが勝ってもおかしくない、まさに薄氷を踏むような展開が連続しました。一歩間違えれば即座に逆転を許す極限状態の中、46歳のベテランが見せた集中力は、まさに「千駄ヶ谷の受け師」という異名にふさわしい見事な立ち回りであったと私は確信しています。

この勝利によって、対戦成績は2勝2敗の「タイ」に並ぶこととなりました。タイとは勝敗数が同数であることを指しており、これによって七番勝負の行方は全く予測できない状況へと突入しています。若き五冠王である豊島王位を、木村九段がどこまで追い詰めるのか目が離せません。

編集者としての個人的な意見を述べさせていただければ、今回の木村九段の勝利には単なる一勝以上の価値があると感じています。何度もタイトルに手をかけながら届かなかった苦労人が、格上の若手を相手に泥臭く勝ちをもぎ取る姿は、現代社会で戦う多くの大人たちに勇気を与えたはずです。

次なる決戦の場となる第5局は、2019年08月27日、28日の両日に徳島県徳島市で開催される予定です。この勢いのまま木村九段が悲願の初タイトルへ王手をかけるのか、あるいは豊島王位が意地を見せるのか。真夏の徳島が、将棋ファンの熱気で包まれることは間違いありません。

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