スマートフォンの普及が進む中、フリマアプリの最大手であるメルカリが、NTTドコモと強力なタッグを組みました。2019年10月04日、両社は全国のドコモショップにおいて「メルカリ教室」を定期開催することを発表し、大きな注目を集めています。この取り組みは、ドコモが運営するスマホ講座の一環として組み込まれ、アプリのインストールから実際の出品手順までを丁寧にレクチャーする内容です。
今回の施策がターゲットとしているのは、主に60代から70代のシニア世代です。自宅にある不用品を賢く処分したいというニーズは高いものの、操作への不安から一歩踏み出せなかった層にとって、対面で学べる機会は非常に貴重でしょう。SNS上でも「親に勧めてみたい」「ショップで教えてくれるなら安心感がある」といったポジティブな反応が相次いでおり、ITリテラシーの壁を物理的な拠点で解消する試みに期待が寄せられています。
実店舗だからできる!「フリマアプリ」のハードルを下げる教育戦略
そもそも「フリマアプリ」とは、オンライン上で個人が自由に物品を売買できるCtoC(個人間取引)サービスの総称です。メルカリはその代表格ですが、梱包や発送、見知らぬ相手とのやり取りに不安を感じる初心者は少なくありません。2019年10月04日現在の計画では、2020年度中に実施店舗を100拠点まで拡大する方針を掲げており、ドコモの持つ広大な店舗網をフル活用してユーザーの裾野を広げる構えです。
編集者の視点から見れば、この提携は単なる操作説明以上の価値を持っています。実店舗を構えるキャリアショップは、今や地域のデジタルコンシェルジュのような役割を担っており、そこでの学びはユーザーの深い信頼に繋がるからです。シニア層が「売る喜び」を知ることで、スマホ自体の利用頻度が上がり、結果として通信業界全体の活性化にも寄与するのではないでしょうか。メルカリ経済圏がどこまで広がるのか、今後の動向から目が離せません。
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