黄金の輝きに金メダルへの願いを込めて!津市・辰水神社に巨大な干支オブジェ「ジャンボ干支」が登場

三重県津市美里町家所に鎮座する辰水神社にて、2020年の幕開けを祝う干支の「子(ね)」をモチーフにした巨大なオブジェがお披露目されました。この「ジャンボ干支」と呼ばれる恒例の飾りは、新年を控えた2019年12月31日にはすでに境内に据え付けられ、初詣に訪れる家族連れや参拝客を温かく出迎えています。見上げるほどに大きなネズミの姿は、新しい一年の始まりにふさわしい活気と驚きを地域に与えているようです。

今回のオブジェは高さ約3メートル、重さは約200キログラムという圧倒的なスケールを誇ります。地元住民の有志で結成された「ふるさと愛好会」の皆さんが、鉄製の骨組みに発泡スチロールを丁寧に貼り合わせ、眩いばかりの金色に塗り上げて制作しました。干支(えと)とは、古来より暦や方角を表す12種類の動物「十二支」を指しますが、ネズミはその筆頭であり、子孫繁栄や商売繁盛の象徴として親しまれている縁起の良い存在なのです。

特に注目したいのは、2020年に開催される東京五輪・パラリンピックを意識した豪華な演出でしょう。黄金に輝くネズミの右手には聖火リレーのトーチが掲げられ、傍らに添えられた門松の竹の切り口は、なんと五輪マークの形に細工されています。愛好会代表を務める増井公生さんは、日本の選手たちが一つでも多くの金メダルを獲得できるようにとの切実な願いを、この黄金の色彩に託したと熱く語ってくださいました。

会場を訪れた子供たちからも歓喜の声が上がっています。千葉県船橋市から帰省中に訪れた4歳の杉山心映ちゃんは、その迫力に目を輝かせながら「大きくてびっくりした」と純粋な喜びを口にしていました。SNS上でも「これを見ると新年が来た実感が湧く」「金運が上がりそうな見事な輝き」といった投稿が相次いでおり、地域の枠を超えて多くの人々の心をポジティブなエネルギーで満たしている様子が伺えます。

私自身の視点から言わせていただければ、こうした手作りの巨大オブジェが長年続いている背景には、単なる恒例行事以上の「郷土愛」が詰まっていると感じます。プロの作品ではないからこそ、地域の人々が総出で知恵を絞り、五輪という国家的イベントを応援しようとする健気な姿勢には胸を打たれるものがあります。2月末まで展示予定のこのネズミは、まさに地域の情熱と世界への希望を繋ぐ架け橋と言えるのではないでしょうか。

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