2019年08月12日現在、日本の南の海上で不気味な動きを見せている大型の台風10号。この台風は、まさに夏休みやお盆休みの真っ只中にある日本列島を狙うかのように進路を北へと変えつつあります。11日の午後21時時点では、父島の南西海域を時速15キロメートルという、自転車程度のゆっくりとした速さで北西へ進んでいます。
気象庁の発表によると、今後この台風は13日にかけて日本の南を北西に進み、その後は進路を北寄りに変える見込みです。特に注意すべきは、2019年08月14日から15日にかけての動きです。強い勢力を維持したまま西日本へ接近し、上陸する可能性が非常に高まっており、広い範囲での警戒が不可欠な状況となっています。
お盆のUターンを直撃する恐れとSNSの反応
今回の台風の最大の特徴は、その「大きさ」と「影響の長さ」にあります。台風10号は強風域が非常に広く、中心から離れた場所でも急激な天候の悪化を招く恐れがあります。SNS上では、「せっかくの帰省なのに新幹線が止まったらどうしよう」「Uターンの時期と重なるのが一番困る」といった、お盆の予定変更を余儀なくされる不安の声が多く投稿されています。
また、海でのレジャーを予定していた方々からも、「小笠原諸島ですでに海が荒れ始めている」「連休後半のフェリーが欠航しそう」といった報告が相次いでいます。実際に小笠原諸島では、2019年08月11日夜から12日明け方にかけて猛烈なしけが予想されており、海のレジャーは極めて危険な状態と言えるでしょう。
大雨と「ヘクトパスカル」が示す勢力の正体
気象情報でよく耳にする「ヘクトパスカル(hPa)」という単位は、空気の重さ(気圧)を表すものです。台風10号の中心気圧は965ヘクトパスカル。この数値が小さければ小さいほど、周囲との気圧差が大きくなり、それだけ強力な風を吸い込む「強い台風」であることを意味します。最大瞬間風速は45メートルに達し、これは看板が飛散したり、走行中のトラックが横転したりするほどの威力です。
さらに、東日本と西日本の太平洋側では、2019年08月12日の午後から注意が必要です。台風周辺から流れ込む暖かく湿った空気、いわゆる「湿った舌」のような気流が流れ込むことで、台風本体が近づく前から局地的な大雨をもたらす恐れがあります。2019年08月15日ごろにかけて、西日本を中心に総雨量がかなり多くなることが懸念されています。
編集部からの提言:早めの判断が命を守る鍵に
インターネットメディア編集部としては、今回の台風を「ただの雨」と侮るべきではないと考えています。特に山間部や沿岸部でのレジャーは、2019年08月12日以降は速やかに中止や撤退を判断すべきです。動きが遅い台風は、それだけ同じ場所に雨を降らせ続ける時間が長くなるため、土砂災害や河川の増水が深刻化しやすい傾向にあります。
お盆休みの移動については、新幹線や航空機の計画運休、高速道路の通行止めなどの情報をこまめにチェックしてください。最新の予報では西日本への直撃が現実味を帯びています。状況が悪化してから動くのではなく、2019年08月13日までのうちに食料の確保や避難場所の確認を済ませ、安全な場所で台風をやり過ごす準備を整えましょう。
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