日本のオートメーション業界を牽引してきたアズビル株式会社(旧株式会社山武)において、多大なる貢献を果たされた元代表取締役社長の小野木聖二氏が、2019年10月21日に病気のため、73歳でこの世を去られました。同社の成長期を支えたリーダーの訃報に、業界内では深い悲しみが広がっています。
小野木氏は、計測と制御の技術を軸に、建物の空調管理や工場の自動化を推進する「オートメーション」の普及に尽力されました。ここで言うオートメーションとは、機械が自律的に状況を判断して動作する仕組みのことで、現代のスマートビルディングや製造現場には欠かせない基盤技術となっています。
インターネット上では、氏の訃報を受けて「今の快適なオフィス環境があるのは、山武時代の技術革新があったからこそ」「若くして亡くなられたのが惜しまれる」といった、功績を称える声が数多く寄せられています。SNSでも、かつての部下や取引先から、その誠実な人柄を懐かしむ投稿が相次ぎました。
私個人の見解としましては、企業名が「山武」から「アズビル」へとブランド刷新される過渡期において、氏が示した明確なビジョンこそが、現在のグローバルな躍進を支えていると感じます。技術者としての知見と経営者としての決断力を併せ持った、稀有な人物であったと言わざるを得ません。
葬儀については既に執り行われましたが、後日「お別れの会」が開催される予定とのことです。現時点では2019年11月06日の発表通り、具体的な日程や場所については未定となっており、詳細は同社の秘書室が窓口となって案内される見通しとなっています。
時代の節目に立ち、日本の産業界を静かに、しかし力強く支え続けた小野木聖二氏。氏が情熱を注いだ「人を中心としたオートメーション」という理念は、これからもアズビルの製品やサービスの中に息づき、私たちの暮らしを豊かにし続けてくれるに違いありません。
コメント