2019年11月07日、アラブ首長国連邦のドバイにてパラ陸上の世界選手権が華やかに開幕しました。その初日から、日本中に勇気を与える素晴らしいニュースが飛び込んできています。女子400メートル(視覚障害T13)決勝に挑んだ22歳の期待の星、佐々木真菜選手(東邦銀行)が、58秒38という見事なタイムで4位入賞を果たし、来年に控えた東京パラリンピックの代表内定を勝ち取ったのです。
今回の内定は、マラソン種目を除いた陸上競技において日本勢で第1号となる快挙であり、彼女にとっては念願のパラリンピック初出場となります。規定により、今大会の各種目で4位以内に入った選手の国や地域に出場枠が割り振られますが、日本パラ陸連のルールでは、その枠を自ら獲得した選手がそのまま代表に選ばれる仕組みとなっています。プレッシャーのかかる大舞台で、自らの力で夢を現実に引き寄せた姿には胸を打たれるでしょう。
ここで専門用語についても触れておきましょう。佐々木選手が出場した「視覚障害T13」というクラスは、視覚障害の中でも比較的症状が軽い選手が対象となります。一方、男子1500メートルで予選を突破した和田伸也選手(長瀬産業)らが競う「T11」は、全盲またはそれに近い重度の障害を持つクラスです。こうした細かな区分けによって、すべてのアスリートが公平に競い合える環境が整えられているのがパラ競技の大きな特徴といえます。
SNS上では「佐々木選手、内定第1号おめでとう!」「ドバイの地で22歳が快挙を成し遂げたのは本当に誇らしい」といった祝福のメッセージが溢れかえっています。また、男子の和田選手が4分13秒07という日本新記録を叩き出したことに対しても、「新記録での予選突破は熱すぎる」「明日の決勝も全力で応援する」といった期待の声が続々と投稿されており、現地の熱気が日本へもダイレクトに伝わっているようです。
編集者としての私見ですが、若き才能である佐々木選手が「日本代表第1号」という称号を手にしたことは、チームジャパン全体に計り知れない勢いをもたらすと確信しています。勝負の世界では、最初の成功がその後の連鎖を生むものです。自国開催という一生に一度のチャンスを前に、彼女が流した汗と努力が報われた事実は、後に続く選手たちにとって何よりの道標となるに違いありません。
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