パルチザン浅野拓磨、名門マンチェスター・Uに完敗。欧州の壁を痛感した「レベルの違い」とは

セルビアの名門パルチザンに所属する日本代表FW、浅野拓磨選手が2019年11月07日(現地時間)、敵地での欧州カップ戦に臨みました。伝統のスタジアムであるオールド・トラッフォードで、イングランドの雄マンチェスター・ユナイテッドと激突したのです。浅野選手は定位置である左サイドハーフとして先発メンバーに名を連ね、快足を生かしたプレーが期待されていました。

しかし、世界屈指の強豪を相手に試合は苦しい展開を強いられることになります。前半14分には果敢にミドルシュートを放つ場面もありましたが、相手ディフェンスの堅いブロックに阻まれ、得点には至りませんでした。自陣から右タッチライン際を猛烈なスピードで駆け上がるドリブルも披露したものの、決定的なチャンスを作り出すまでには至らず、見せ場を作れないまま終わってしまったのです。

ここで解説しておきたいのが、浅野選手の代名詞である「縦への推進力」です。相手の背後のスペースを突くスピードは欧州でも通用する武器ですが、今回のようにチーム全体が押し込まれる「完敗」の状況では、孤立してしまう場面が目立ちました。パルチザンは0対3というスコアで敗北し、個々の能力だけでなく、チームとしての完成度においても大きな差を見せつけられる結果となっています。

試合後、浅野選手は「圧倒的に相手が上だった。レベルの違いを感じた」と、率直に力の差を認めました。自身の持ち味を出せた場面についても「ああいう個人技は必要だが、あそこもチャンスに持っていけなかった」と厳しく反省する言葉を述べています。SNSでは「浅野のスピードでもユナイテッドの壁は厚かったか」「今の悔しさを糧に、さらに化けてほしい」といった、期待を込めたエールが数多く投稿されています。

編集者としての私見ですが、こうした「完敗」こそが選手を真に成長させる良質な劇薬になるのではないでしょうか。世界トップクラスの強度を肌で感じ、自らの現在地を突きつけられる経験は、国内リーグだけでは得られない貴重な財産です。浅野選手がこの挫折をどう噛み締め、次のステップへと昇華させていくのか。彼の飽くなき挑戦は、まだ始まったばかりだと言えるでしょう。

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