長野県松本市で、新しい働き方やビジネスの創出を後押しする動きが本格化しています。2019年11月、市の全面的なバックアップを受けて誕生したのが、最先端のICTを活用した新ビジネス拠点「サザンガク」です。ICTとは情報通信技術のことで、パソコンやスマートフォンを使ったネットワーク環境を指します。この施設は、自宅以外の場所で柔軟に働くテレワークや、異なる職業の人々が空間を共有するコワーキングスペースとしての機能も備えており、地元の起業家たちの間で早くも大きな注目を集めている状況です。
そんな注目の施設で、入居企業や利用者が新たなアイデアを育むための定期的な交流会が、ついにスタートすることになりました。記念すべき第1回目は、2020年1月21日に開催される予定です。今回は同市に拠点を置き、電子機器の受託生産、いわゆる他社からの依頼を受けて製品を組み立てる業務を手がけるシナノカメラ工業が登壇します。同社はサザンガクのサテライトオフィスと呼ばれる、本社から離れた場所に設置された小規模なオフィスに入居しており、最先端技術を活用した事業を展開している企業です。
今回の交流会では、立体的な物体をつくり出す3Dプリンターを用いた新しいビジネスをテーマに、熱い意見交換が交わされる見込みです。参加費は無料となっており、誰でも気軽に足を運べるのが嬉しいポイントと言えます。入居者同士の交流を深めることで、それぞれの知識や技術を融合させ、これまでにない革新的な事業を生み出すことが期待されているのです。SNS上でも「松本にこんな最先端の場所ができたのは嬉しい」「異業種の繋がりから新しいビジネスが生まれそうでワクワクする」といった期待の声が多数寄せられています。
実はこれまで、松本市ではテレワークを希望する人々を支援する施設整備が遅れていたため、優秀な人材が他の自治体へ流出してしまうという課題を抱えていました。今回のサザンガクの始動は、まさにその課題を解決する起爆剤となるでしょう。地方に居ながらにして最先端のビジネスに挑戦できる環境が整ったことは、地域の経済活性化において非常に意義深い取り組みだと確信しています。今後も定期的に開催されるこの交流会から、どのような革新的なサービスや製品が誕生するのか、今から目が離せません。
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