【2019年最新】吉野家が独走!外食・アパレル業界の「業績上振れ」期待銘柄ランキングと投資のポイント

2019年も折り返し地点を過ぎ、小売りや外食チェーンが中心となる2月期決算企業の、2019年3月から2019年5月までの第1四半期実績がようやく出そろいました。世界的な景気減速の懸念や、日本を訪れる外国人観光客による「インバウンド消費」の勢いに陰りが見えるなか、投資家の熱い視線は「どの企業が当初の予想を上回る利益を叩き出すのか」という一点に注がれています。

そこで今回は、2019年7月12日時点での時価総額が500億円以上の企業を対象に、通期の営業利益予想に対する進捗率を徹底調査しました。進捗率とは、年間の目標利益に対して現時点でどの程度稼ぎ出したかを示す指標で、この数字が高いほど後の「上方修正」を期待できる有力候補となります。驚くべきことに、並み居る競合を抑えてランキングの頂点に輝いたのは、あの牛丼の老舗でした。

堂々の第1位にランクインしたのは、牛丼店「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスです。SNS上でも「最近の吉野家はメニューの攻め方が違う」「超特盛やライザップ牛サラダがヒットしているのも納得」といったポジティブな声が溢れており、単なるコストカットではない「攻めの経営」が数字に表れた形といえるでしょう。既存店の好調ぶりが利益を押し上げ、通期目標の達成に向けて視界は極めて良好です。

今回の集計では、業績の悪化を理由に通期予想を下方修正した企業はあらかじめ除外しています。つまり、ここに名を連ねる企業は「守りの強さ」と「攻めの勢い」を兼ね備えた、現在のマーケットにおける精鋭たちに他なりません。特に外食やアパレルセクターが上位を占めており、消費者のニーズを的確に捉えた企業が、マクロ経済の不透明感を跳ね返している様子が鮮明に浮かび上がっています。

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景気減速を跳ね返す企業の共通点と、編集部が注目する投資の視点

編集部の視点から分析すると、上位企業の共通点は「価格競争に巻き込まれない独自の価値提供」にあります。単に安いだけでなく、吉野家のように健康志向やボリューム感といった付加価値を素早く投入できる柔軟性が、今の厳しい市場環境では生き残りの鍵を握るのでしょう。SNSでの拡散力も無視できない要素であり、消費者のリアルな体験がそのまま業績の先行指標となっている点は非常に興味深い現象です。

一方で、2019年10月に控える消費増税などの不確定要素も残されており、投資家としては慎重な見極めも必要となるでしょう。しかし、今回のような進捗率の高い企業は、多少の外部環境の変化にも耐えうる「利益の貯金」を持っているため、下値不安が少ない銘柄として注目に値します。今後はこれらの企業が、いつ、どのようなタイミングで上方修正を発表し、株価に火がつくのかを注視していきたいところです。

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