新潟・JA北越後が移動店舗車を導入!支店統合後の地域を支える「走る銀行」が2019年9月20日より運行開始

新潟県新発田市を拠点とするJA北越後が、地域住民の利便性を守るための新たな挑戦に乗り出します。2019年9月20日から、金融窓口の機能を丸ごと詰め込んだ「移動店舗車」の運行がスタートすることになりました。これは、地域の生活インフラを支える農協として、利便性を損なわないための画期的な試みと言えるでしょう。

今回の導入背景には、大規模な組織の効率化が関係しています。2019年9月13日をもって、新発田市内の五十公野、松浦、川東、菅谷、佐々木という5つの支店が惜しまれつつも営業を終了しました。これらの店舗は本店内に新設される「中央支店」へと統合されますが、窓口が遠くなる利用者への配慮として、この車両が各地を巡回する形となります。

移動店舗車とは、文字通り「動く銀行」のような存在です。トラックを特別にカスタマイズした車両には、金融業務に欠かせない専用端末が完備されています。運転手のほかに1〜2名の専門スタッフが乗車し、現金の出し入れや振込作業、通帳の記帳といった手続きをその場で行えるのが大きな魅力です。自宅の近くまで銀行がやってくる感覚は、非常に心強いはずです。

運行スケジュールについては、平日の午前9時45分から午前11時45分までの時間帯が予定されています。かつて支店があった5つのエリアを、1週間に1日のペースで順番に訪問する仕組みです。SNS上では「通帳記帳のために遠くまで行くのは大変だったので助かる」「高齢者にとっては救世主のような存在になりそう」といった、期待と安堵の声が広がっています。

私は、この移動店舗車の導入が、デジタル化が進む現代における「人の温かみ」を残した素晴らしい解決策だと考えています。単なる効率化だけでなく、対面でのやり取りを大切にする姿勢は、地域コミュニティの維持に不可欠です。限られた時間内での運行ではありますが、この「走る窓口」が新発田の皆さんの暮らしを支える新たなシンボルとなることを願ってやみません。

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