東京工科大「LCC」のハンドクリームが完売続出!学生が挑む本格コスメ開発の裏側と人気の秘密

東京都八王子市にキャンパスを構える東京工科大学にて、ある化粧品が大きな注目を集めています。同大学の化粧品研究サークル「LCC」が企画から販売までを手掛けるオリジナルハンドクリームが、驚異的な人気を博しているのです。2016年と2018年に発売されたモデルは、累計1,000個以上が瞬く間に完売しました。これを受け、2019年11月06日現在、保湿力をさらに追求した待望の新作が登場し、さらなる話題を呼んでいます。

このプロジェクトを支えるのは、応用生物学部で化粧品科学を専門に学ぶ約30名の学生たちです。彼らは単なるアイデア出しに留まらず、製造委託先の選定から原料の配合比率、さらには採算コストの交渉まで、実社会のビジネスさながらのプロセスを自ら遂行しました。約10パターンの試作を繰り返し、香りや肌なじみの良さを1年かけて磨き上げたその姿勢は、もはやプロの領域と言っても過言ではないでしょう。

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地元の恵みとプロ視点のこだわりが詰まった贅沢な配合

LCCマーケティング部代表を務める天花寺匠さんは、利益度外視で「お客様の喜び」を最優先したと語ります。配合成分には、八王子市の木であるイチョウの葉から抽出したエキスを採用しました。これに加えて、高い保湿力を誇るオリーブ果実油や、潤いを逃さないグリセリンを贅沢に組み合わせています。グリセリンとは、吸湿性に優れた無色透明の液体で、肌にしっとりとした質感を与える化粧品には欠かせない保湿成分のことです。

SNS上では、この学生たちの熱意に対して「ワンコインでこのクオリティは凄すぎる」「成分へのこだわりがガチすぎて応援したくなる」といった称賛の声が相次いでいます。特に、学びを形にするだけでなく、地域資源を活用する視点を持っている点が高く評価されているようです。専門的な知見を活かしつつ、原価ギリギリまで素材を詰め込む情熱は、既存のメーカーにとっても大きな刺激になるのではないでしょうか。

商品の進化には、実際に使用したユーザーからのリアルな意見が反映されています。主な購入層である40代から50代の女性から寄せられた「全身に使いたい」「香りは控えめが良い」という要望に応え、今回はシャクヤクの穏やかな香りを採用しました。成分仕様も全身に使用できるよう調整されており、消費者のニーズを的確に捉えるマーケティング能力の高さが伺えます。

デザイン学部との連携が生む「映える」パッケージの魅力

機能面だけでなく、視覚的な美しさにも一切の妥協はありません。パッケージデザインは同大学のデザイン学部の学生が担当しており、昨今のトレンドである「インスタ映え」を強く意識した仕上がりになっています。学部の垣根を越えたコラボレーションによって、単なる「大学の記念品」を超えた、手に取りたくなるファッショナブルな商品へと昇華されているのです。

1本60グラムで500円という驚きの価格設定は、学生ブランドならではの魅力と言えるでしょう。2019年11月06日現在は学園祭などでの対面販売が中心ですが、将来的にはインターネット通販の展開も検討されているとのことです。場所を選ばず購入できる日が来れば、その人気はさらに全国区へと広がっていくに違いありません。

一連の活動を通じて、天花寺さんは「多くの関係者と協力して一つのものを作り上げる苦労と学び」を強調しています。若き編集者の視点から見ても、机上の空論ではない「実学」を体現する彼らの挑戦は、教育の理想形の一つだと感じます。情熱と専門性が生み出したこのハンドクリームが、多くの人々の肌と心を潤していく未来が非常に楽しみです。

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