旅の始まりや締めくくりを左右する空港へのアクセスに、待望の新しい選択肢が登場しました。新潟市を拠点とする富士タクシーや太陽交通などの運行各社は、2019年11月15日から新潟空港を発着点とする「定額タクシー」のサービスを開始したのです。これまで距離に応じて加算されていた運賃が、特定のエリア間であればあらかじめ設定された固定料金で利用できるようになり、利用者にとっての透明性が大きく向上しました。
今回導入された「定額タクシー」とは、渋滞に巻き込まれたり迂回したりしても運賃が変わらない安心の制度を指します。対象となるのは、新潟空港からおよそ20キロメートルから30キロメートルの圏内に位置する8つのエリアです。具体的には新潟市秋葉区をはじめ、新発田市、阿賀野市、胎内市といった周辺都市が含まれており、これまで公共交通機関の乗り継ぎに苦労していた地域の方々にとって、非常に画期的な移動手段となるでしょう。
気になる料金面では、通常のメーター料金と比較して2割以上も割安に設定されるケースがあるというから驚きです。SNS上でもこのニュースは話題を呼んでおり、「出張時の経費計算が楽になる」「家族旅行で荷物が多い時にこの価格差はありがたい」といった、歓迎の声が目立っています。財布に優しいだけでなく、あらかじめ支払額が確定していることで、到着までメーターを気にせずリラックスして過ごせる点も大きな魅力と言えます。
スマホひとつでスマート予約!利便性を追求した最新システム
このサービスを利用するには、配車アプリとして普及している「Japan Taxi」からの事前予約が必要となります。アプリ上で乗車日時や場所を入力するだけで手続きが完了するため、電話をかける手間もありません。予約の締め切りは乗車予定時刻の3時間前までとなっており、急な予定変更にもある程度対応できる柔軟さを備えています。デジタル技術を活用することで、空港利用者の利便性は格段に高まっていくことが予想されます。
そもそもこの取り組みは、新潟市ハイヤータクシー協会が空港利用者の満足度を高めるために検討を重ねてきたものです。2019年11月15日の運行開始時点では、富士タクシーや太陽交通、太陽交通新潟、NK交通、そして新潟市個人タクシー事業協同組合が名を連ねています。参画する事業者は今後も拡大する可能性を秘めており、新潟県全体の空の玄関口としての機能が、地上交通の充実によってさらに強化されるはずです。
個人的な見解を述べさせていただくと、こうした定額制の導入は地域の観光競争力を高める鍵になると確信しています。特に二次交通、つまり拠点となる空港から最終目的地までの移動手段の確保は、観光客にとって最大の懸念事項です。今回の施策によって「新潟は移動しやすい」というポジティブなイメージが定着すれば、ビジネス客のみならずインバウンドを含む観光需要の掘り起こしに、大きく寄与するのではないでしょうか。
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