日本の冬が世界中の旅人を魅了していますが、2019年12月18日に発表された最新のランキングにより、今最も熱い視線を浴びている場所が明らかになりました。楽天トラベルの調査によると、2019年の訪日外国人観光客による宿泊予約の伸び率で、新潟県が堂々の全国トップに輝いたのです。
今回の集計は、2019年1月1日から2019年12月31日までの予約実績に基づいています。新潟県の予約人泊数は前年比で85.2%増という驚異的な数値を叩き出しました。SNS上では「ついに新潟の雪質の良さが世界に見つかった!」「ご飯も美味しいから納得の結果」といった喜びの声が溢れています。
躍進の大きな原動力となったのは、圧倒的なスノーアクティビティへの需要でしょう。ここで言う「人泊数(じんはくすう)」とは、宿泊人数に宿泊数を掛け合わせた専門的な指標であり、観光地の活気を示す重要なバロメーターとなります。この数値が急上昇した背景には、上越や魚沼といった世界屈指の豪雪地帯が持つポテンシャルがあります。
スキーの聖地が牽引する新潟観光の底力
具体的なエリアを見ていくと、苗場や越後湯沢などの有名スポットを含む地域が前年比で約2.1倍という驚異的な伸びを記録しました。さらに妙高や糸魚川を擁する上越エリアも約2倍の予約が入っており、パウダースノーを求める海外のスキーヤーやスノーボーダーから熱烈な支持を得ている様子が伺えます。
一方で、県庁所在地である新潟市の伸び率は38.1%増に留まり、スノーリゾートエリアと比較するとやや落ち着いた印象を受けます。私はこの結果を見て、都市部の観光資源にも磨きをかける余地がまだ残されていると感じました。雪山だけでなく、湊町としての歴史や食文化をいかに発信していくかが今後の鍵となるはずです。
新潟県に続き、2位には72.2%増の岐阜県、3位には64.7%増の山形県がランクインしており、2019年は地方の雪国がインバウンド(訪日外国人客)の主役となりました。日本が誇る四季の美しさが、デジタル時代の拡散力によって世界中に浸透し始めている証拠と言えるのではないでしょうか。
コメント