2020年1月24日、大学入試センターより今年度のセンター試験における「得点調整」を見送るという重要な発表がありました。試験そのものは2020年1月18日と19日に実施されたばかりであり、多くの受験生が結果を心待ちにしている最中の判断となります。
ここで少し「得点調整」という言葉について解説しましょう。これは、選択科目によって試験問題の難易度に差が生じ、平均点に大きな開きが出た場合に、有利・不利が生じないよう点数を補正する制度です。今回は、この措置が適用される基準には至らなかったということになります。
なぜ得点調整は行われなかったのか
地理歴史Bおよび公民の各科目間では、平均点の差が20点未満に収まったことが今回の判断の大きな根拠となりました。一方、理科の専門科目では「地学」と「物理」の間で20点以上の開きが確認されています。しかし、地学の受験者数が1万人に満たなかったため、規定により調整の対象外とされたのです。
この決定に対し、SNS上では受験生たちから「想定内だった」「調整がなくてホッとした」という声が上がる一方で、「地学選択者にとっては厳しい結果ではないか」といった懸念の声も散見されます。得点調整のルールには明確な基準があるとはいえ、受験生一人ひとりの努力を考えると、制度の在り方には常に議論の余地があると感じます。
2020年2月6日には、平均点の最終集計が公式に発表される予定です。試験を終えた受験生の皆さんは、まずは一息つきつつ、今後の動向に冷静に目を向けてみてはいかがでしょうか。私たちも、皆さんの進路が最善の形で開かれることを心より応援しています。
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