阪神・近本光司が年俸3倍の4500万円で契約更改!新人安打記録更新と盗塁王獲得の裏側

阪神タイガースの希望の星、近本光司外野手が2019年12月6日、兵庫県西宮市の球団事務所にて契約更改交渉に臨みました。提示された金額は、今シーズンの年俸1500万円から一気に3倍へと跳ね上がる4500万円(推定)です。会見場に現れた彼は、自身の努力が正当に評価されたことに対して「素直にうれしい」と語り、終始晴れやかな表情を浮かべていたのが印象的でした。

ルーキーイヤーとなった今シーズン、近本選手はドラフト1位の期待に違わぬ獅子奮迅の活躍を見せてくれました。全142試合に出場し、打率2割7分1厘、9本塁打、42打点という素晴らしい成績を収めています。特に注目すべきは、あの「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄氏が持っていたセ・リーグの新人最多安打記録を61年ぶりに塗り替えた点でしょう。積み上げた159安打という数字は、歴史に名を刻む快挙といえます。

近本選手の最大の武器といえば、誰もが認めるその圧倒的な「足」にあります。今季は36盗塁をマークし、見事にセ・リーグの盗塁王のタイトルを奪取しました。契約更改の席では、かつて阪神で5年連続盗塁王に輝いた伝説のプレーヤー、赤星憲広氏の名前を挙げ「2年連続の盗塁王を狙いたい」と力強く宣言しています。偉大な先輩の背中を追い、さらなる高みを目指す姿勢には頼もしさを感じずにはいられません。

契約更改のニュースが流れると、SNS上ではファンからの祝福の声が溢れかえりました。「1年目からこれだけ夢を見せてくれたら3倍増も納得」「赤星さんの記録を抜くのは近本しかいない」といった熱いコメントが目立ちます。ファンにとっても、彼の年俸アップは自分のことのように喜ばしい出来事だったようです。単に数字を残すだけでなく、中堅手としての広い守備範囲でチームの危機を何度も救った姿が、人々の心を掴んだのでしょう。

ここで少し「契約更改」という言葉について解説しましょう。これはプロ野球選手が翌シーズンの年俸や条件について球団と話し合い、契約を更新する手続きを指します。活躍すれば今回のように大幅な昇給が望めますが、逆に成績が振るわなければ減俸となる厳しい世界です。近本選手の場合、新人王こそ逃したものの、その貢献度はMVP級であったことが今回の推定4500万円という数字によく表れています。

編集者としての私見を述べさせていただけるなら、近本選手の魅力は記録以上に「1番打者としての責任感」にあると感じます。新人ながらチームの切り込み隊長を任され、プレッシャーのかかる場面でも安打を量産し、塁に出れば相手バッテリーを揺さぶり続ける。その献身的な姿勢こそが、低迷していたチームに活力を与えた真の要因ではないでしょうか。記録更新も素晴らしいですが、彼がグラウンドを駆け抜ける姿そのものが、今のタイガースには不可欠なエネルギー源となっています。

来シーズン、近本選手が赤星氏にどこまで迫れるのか、あるいは本塁打数をさらに伸ばして長打力も兼ね備えたリードオフマンへと進化するのか、期待は膨らむばかりです。2019年12月7日現在、彼はすでに次なる戦いを見据えて準備を始めています。黄金時代の再来を予感させる若きスピードスターの快進撃から、今後も一瞬たりとも目が離せそうにありません。

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