2019年12月12日、兵庫県西宮市の球団事務所にて、阪神タイガースの西勇輝投手が来季の契約交渉に臨みました。移籍初年度から獅子奮迅の活躍を見せた西投手は、4年契約の2年目となる2020年シーズンに向け、推定年俸2億円の現状維持でサインを終えています。エースとしての風格が漂うその表情からは、チームを背負う強い覚悟が感じられました。
今季の西投手は、チーム最多となる10勝を挙げる素晴らしいパフォーマンスを披露しました。SNS上では「西が来てくれて本当に良かった」「負けないエースの安定感が凄まじい」といったファンからの絶賛の声が相次いでいます。オリックスからFA(フリーエージェント)で加入し、即座に結果を出すのは容易ではありませんが、彼は見事に虎の守護神としての役割を果たしたと言えるでしょう。
特筆すべきは、今シーズン彼が投げ抜いた172回3分の1という投球イニング数です。これは自己最多を更新する数字であり、先発投手の指標となる「イニングイーター(長い回を投げ切り、中継ぎ陣の負担を減らす投手)」としての実力を証明しました。試合を壊さず、常に一定のクオリティを維持できる技術は、まさにプロの鑑と言わざるを得ません。
来たるべき2020年度の目標として、西投手はさらに高いハードルである「180イニング登板」を掲げています。これはリーグを代表するタフさが求められる数字ですが、彼なら達成してくれるという期待を抱かずにはいられません。本人が語る「優勝のピースになりたい」という言葉には、自分個人の成績以上に、チームを悲願の頂点へと導きたいという熱い想いが込められています。
編集者としての私見ですが、西投手の魅力は数字以上の「安心感」にあると考えます。たとえ調子が悪い日でも、粘り強く試合を作る彼の投球術は、若い投手が多い阪神にとって生きた教科書となっているはずです。2億円という高額年俸も、その貢献度を考えれば納得の金額でしょう。来季、甲子園のマウンドで躍動する彼の姿が、今から待ち遠しくてなりません。
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