プロ野球ファンの胸を高鳴らせる最高の舞台、SMBC日本シリーズ2019がいよいよ2019年10月19日に福岡・ヤフオクドームで幕を開けます。セ・リーグを制し、7年ぶり23度目の日本一を狙う巨人と、パ・リーグの絶対王者として3年連続10度目の頂点を突き進むソフトバンクが激突します。両チームが日本シリーズで顔を合わせるのは、実に19年ぶりの出来事となります。
かつて長嶋茂雄監督と王貞治監督が火花を散らした2000年の「ON対決」は、今も語り継がれる伝説の一戦です。当時の熱気を知る原辰徳監督は、ヘッドコーチとしてその場に立ち会っていました。名将たちの負けん気がぶつかり合う姿を間近で見てきた指揮官は、今回の対戦をその歴史の「継承」と位置づけており、堂々と戦い抜く決意を漲らせています。
SNS上では「ついにこのカードが来たか!」「令和最初の日本シリーズにふさわしい」といった期待の声が溢れかえっています。特に、今シーズン限りで現役引退を表明している阿部慎之助選手の動向には大きな注目が集まっていました。そんなファンの熱視線に応えるかのように、原監督は前日記者会見で「明日はスタメンでいきます」と異例の事前公表を行いました。
エース山口俊と千賀滉大が激突!予告先発で見える短期決戦の行方
第1戦のマウンドに上がるのは、今季15勝を挙げた巨人の山口俊投手と、13勝をマークしたソフトバンクの千賀滉大投手です。今回採用された「予告先発」とは、試合前日に登板投手をあらかじめ公表する制度のことで、ファンにとっては試合前の推理を楽しむ要素となります。両エースによる手に汗握る投げ合いが、シリーズ全体の流れを左右するでしょう。
原監督は、短期決戦を「少々の逆風が吹いても受け止め、順風に戻す粘り強さが必要」と語り、どっしりと構えています。対するソフトバンクの工藤公康監督は、かつて巨人の選手として原監督の指導を仰いだ間柄であり、互いの手の内を知り尽くした「師弟対決」という側面も持ち合わせています。知略と情熱が交錯する采配バトルからも目が離せません。
私は、このシリーズの鍵は原監督の「胆力」にあると考えています。阿部選手のスタメンを早々に明かすという、相手を揺さぶる心理戦を含めた大胆な采配は、チームに大きな勇気を与えるはずです。2019年10月19日の夜から始まるこの戦いは、どちらかが4勝を手にするまで続きます。東京ドームとヤフオクドームを舞台にした、野球史に刻まれる熱い日々が始まります。
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