テレビ番組の常識を覆し続けるテレビ東京ホールディングスが、新たな一歩を踏み出しました。2019年08月01日、同社はメディアプラットフォーム「note」を運営する株式会社ピースオブケイクとの資本業務提携を正式に発表したのです。この提携により、テレビ東京はピースオブケイクに対して約3%の出資を行い、クリエイターの才能を番組制作に直接取り込む体制を整えました。
今回のパートナーである「note」とは、文章や写真、イラストといった自らの創作物を誰でも手軽に発信し、時には販売することも可能なプラットフォームです。SNS上では「テレ東のセンスとnoteのクリエイティビティは相性が良すぎる」「新しい才能がどんどん発掘されそう」と、早くも期待の声が溢れています。月間1,000万人ものユーザーが訪れる巨大なコミュニティが、いよいよ地上波と本格的に融合する日がやってきました。
デジタルと放送が溶け合う「映像化プロジェクト」の全貌
特筆すべきは、単なる資金提携に留まらない具体的な連動企画です。既に2019年春には、両社と幻冬舎がタッグを組んだ投稿コンテストが開催されており、そこで選出されたコミックやエッセーの映像化が検討されています。プロ・アマを問わず、ネット上で熱狂を生んだ作品がテレビ画面を通じて全国に届けられる仕組みは、従来のオーディションとは一線を画す、極めて現代的なアプローチと言えるでしょう。
さらに注目したいのは、note内での「視聴者の生の声」を番組作りに直接反映させる試みです。放送と通信が融合した新しいコンテンツの共同制作も2019年内にはスタートする予定で、制作過程をnoteで発信し、ファンと一緒に番組を育てていく未来が描かれています。作り手と受け手の境界線が曖昧になることで、より深い共感を生むエンターテインメントが誕生するに違いありません。
編集者の視点から見れば、今回の提携はテレビという既存メディアが「個の時代」に最適化するための英断だと感じます。独自の視点を持つクリエイターが集まるnoteは、いわば宝の山です。そこへ、日本経済新聞社とも提携済みのピースオブケイクが加わることで、情報の信頼性と爆発的な拡散力が両立されます。テレビ東京の「尖った企画力」が、この新しい血を得てどう進化するのか、目が離せません。
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