西新宿のランドマークとして知られる新宿ワシントンホテル本館にて、2019年09月16日より、自走式ロボットを活用した革新的なルームサービスが本格始動しました。今回主役を務めるのは、愛らしい名前が印象的なデリバリーロボット「S-mile(スマイル)」です。この試みは、宿泊ゲストに最先端のテクノロジーを肌で感じてもらい、滞在をより思い出深いものにするために企画されました。
実はこのロボット、2019年04月に導入されて以来、これまではタオルや歯ブラシといったアメニティーの補充をメインに活動していました。しかし、実際に利用したお客様からの「もっと色々なものを運んでほしい」という熱い要望を受け、ついに飲食物のデリバリーにも対応することになったのです。人手を介さず、ロボットが健気に廊下を進む姿は、SNS上でも「未来的で可愛い」「対面不要なのが気楽」と大きな反響を呼んでいます。
この「自走式ロボット」とは、あらかじめインプットされた地図情報や搭載されたセンサーを駆使し、障害物を避けながら自らの判断で目的地まで移動する賢いマシンのことです。スタッフがロビーで商品を積み込み、ルームナンバーを入力するだけで、ロボットは一人でエレベーターに乗り込みます。宿泊客と同じ空間を共有しながら、センサーで目的のフロアを正確に認識して降りる仕組みには、日本の技術力の高さが凝縮されていると言えるでしょう。
お届けするメニューのラインナップも、非常に魅力的なセレクションとなっています。定番のソフトドリンクやスナック菓子はもちろん、晩酌に欠かせない缶詰のおつまみも充実しています。特に注目したいのが、東京産のクラフトビールです。ホテルというプライベートな空間で、地元の味を最新のロボットが運んできてくれるという演出は、旅の醍醐味を存分に引き立ててくれるに違いありません。
インバウンド需要が高まる昨今、このサービスは訪日外国人観光客からも高い関心を集めています。日本土産として人気の高い美容フェースパックや、癒やしのひとときを演出する入浴剤もロボットが届けてくれます。私個人の意見としては、単なる省人化(効率化)のためだけでなく、こうした遊び心のある演出こそが、選ばれるホテルになるための重要な鍵だと確信しています。
2019年09月16日時点でのこの取り組みは、宿泊業界におけるデジタルトランスフォーメーションの先駆けとなるでしょう。ロボットとの触れ合いは、特にお子様連れの家族や海外ゲストにとって、帰国後に誰かに話したくなるような特別なエピソードになるはずです。新宿の夜、ドアをノックするのは人間ではなく、笑顔を運ぶロボットかもしれません。そんな近未来の日常を、ぜひ現地で体験してみてください。
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