新潟県に本社を置き、石油ファンヒーターのシェアで国内トップを誇るダイニチ工業が、2019年10月16日に最新の組織改編と人事異動を発表しました。今回の改革は2019年11月16日付で実施される予定となっており、製造現場の最適化を強く推し進める姿勢が鮮明に打ち出されています。
具体的な内容としては、まず「特殊機器組立部」が「特殊機器生産部」へと名称変更されることになりました。これは単に製品を組み立てるプロセスだけでなく、生産工程全体を包括的に管理し、より質の高いものづくりを目指すという決意の表れだと言えるでしょう。
さらに注目すべきは、これまで分かれていた「部品組立部」と「プレス部」が統合され、新たに「部品製造部」が新設される点です。プレス加工とは、金属の板に強い力を加えて金型に沿った形状を作る技術ですが、これを組み立て工程と一元化することで、生産ラインの無駄を削ぎ落とす狙いがあるはずです。
このニュースを受けてSNS上では、「地元の優良企業がさらに進化しようとしている」「効率化によって新製品の開発スピードが上がるのではないか」といった期待の声が寄せられています。製造業において部署の垣根を低くすることは、現場のコミュニケーションを円滑にするため、非常に理にかなった戦略だと私は考えます。
また、今回の組織改編に伴う人事として、新たに誕生する「部品製造部」のプレス担当には長沢幹男氏が就任されます。現場に精通したリーダーが統合された部門を牽引することで、同社の強みである内製化、つまり自社で部品から作り上げる体制がより強固なものになるに違いありません。
コメント