横浜市が放つ「キッズ消防隊」の物語!119番の日に発売される防災絵本が親子で学べると話題に

2019年11月09日の「119番の日」に合わせて、横浜市から非常にユニークな取り組みが発表されました。地元の消防署と保育園がタッグを組んで誕生した人気キャラクター「キッズ消防隊」を主役に据えた、本格的な防災絵本がいよいよ店頭に並びます。

この作品のタイトルは『みんな森の仲間とオオカミのサイレン』で、価格は税別1400円となっています。物語の舞台は、個性豊かな動物たちが暮らす森。平和な日常に突如として襲いかかる火災の脅威に対し、勇敢な消防隊がどのように立ち向かっていくかが描かれているのです。

特筆すべきは、物語の原作を現役の消防職員が自ら手がけている点でしょう。現場を知り尽くしたプロだからこそ描ける、火の恐ろしさや消火活動のリアリティが物語に深みを与えています。SNS上では「プロが作る絵本なら説得力が違う」と、早くも保護者の間で注目が集まっています。

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地域が一体となって作り上げた「命を守る」ための贈り物

今回のプロジェクトは単なる自治体の企画に留まりません。地元の印刷会社が制作を全面的にバックアップし、子育てに奮闘する現役の消防団員たちもアイデアを出し合うなど、まさに「横浜の総力」を結集して完成に至りました。

物語の中では、火を消し止めるシーンだけでなく、ちょっとした不注意から起きてしまう失火が大火事に繋がるリスクについても、子供に分かりやすく表現されています。自ら火を出さない「予防」の観点と、地域で助け合う「共助」の大切さが、自然と胸に響く構成となっているのです。

ここで言う「共助」とは、災害時に公的な支援(公助)が届くまでの間、近隣住民同士が協力して救助や消火にあたることを指します。この考え方を幼少期から絵本を通じて学べるのは、防災教育として非常に画期的で、これからの時代に必要不可欠な視点だと言えるでしょう。

また、巻末には家庭内でのチェックポイントや防火用品を解説した付録も充実しています。2019年11月09日より、横浜を拠点とする有隣堂の各店舗やオンラインショップで展開されます。親子で防災意識を高めるきっかけとして、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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