2019年11月07日、環境保護への意識が世界的に加速する中、大阪市の樹脂製品開発メーカー「アースクリエイト」が注目すべき決断を下しました。使用後に可燃ゴミとして処分可能なプラスチック代替素材「ストーンシート」の自社生産に乗り出すというのです。これまで外部委託に頼っていた体制を一新し、約10億円という巨額の投資を行って岡山県新見市に最新鋭の自社工場を建設することを発表しました。
SNS上では、この「ストーンシート」という聞き慣れない新素材に対し、「プラスチックなのに燃やせるのは画期的だ」「ゴミ分別の悩みが減りそうで期待している」といったポジティブな反応が相次いでいます。海洋プラスチック問題が深刻化する2019年現在、私たちの日常生活に欠かせない包装資材が、環境に優しい素材へと置き換わっていく流れは、多くの消費者から熱烈な支持を持って迎えられているようです。
二酸化炭素を削減!石から生まれた魔法の素材「ストーンシート」とは
ここで、ストーンシートの驚くべき特性を分かりやすく解説しましょう。この素材は、樹脂に対して炭酸カルシウムを50%以上も配合した画期的なものです。主原料が「石(炭酸カルシウム)」であるため、従来のプラスチックと比較して燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に抑えることができます。そのため、自治体のゴミ回収においても「可燃ゴミ」として扱うことが可能になるのです。
企業側にとっても、この素材を導入するメリットは極めて大きいと言えます。まず、安価な炭酸カルシウムを使用しているため、生産コストを低く抑えることが可能です。さらに「容器包装リサイクル法」の負担金も不要となります。これは、プラスチック容器などを製造・利用する事業者が、再利用(リサイクル)のために支払う義務がある費用のことですが、ストーンシートはこの枠組みから外れるため、経済的な利点も備えています。
2021年の完成を目指す!岡山県新見市から広がる環境インフラ
新工場の建設予定地は、岡山県新見市の約5900平方メートルという広大な敷地です。2020年09月に着工し、2021年05月の完成を目指しています。稼働から3年以内には年間2万トンの生産を見込んでおり、供給体制を強化することで「脱プラ」のニーズに即応する構えです。また、生産管理や販路拡大を盤石にするため、りそな銀行と包括連携協定を結んだことも大きな注目を集めています。
すでに実績も積み上がっており、J・フロントリテイリングがハムやソーセージの包装材に採用を決めました。さらに2020年夏のお中元商戦では大手小売店が導入するほか、大手コンビニエンスストアでの採用も内定しています。一メディア編集者の視点として、私はこの「コスト安」と「環境負荷低減」を両立させたストーンシートこそが、理想的なサステナブル素材の決定版になると確信しています。
2019年11月07日というこの日は、日本の製造業が「地球を守る」という崇高な目的と「ビジネスの成長」を完全に一致させた記念すべき日として記憶されるでしょう。岡山から世界へと羽ばたくストーンシートが、私たちのゴミ箱の中身を、そして地球の未来をどのように変えていくのか。アースクリエイトが描く環境革命の第二章から、今後も目が離せそうにありません。
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