老舗百貨店「さいか屋」が経営再建へ!上場廃止の危機を乗り越えるための事業計画改善書を提出

神奈川県を中心に長年愛されてきた老舗デパートのさいか屋が、2019年11月19日に東京証券取引所へと事業計画改善書を提出しました。同社は2019年8月に、株式市場での取引が継続できなくなる「上場廃止基準」に引っかかってしまっていたのです。この危機的な状況から抜け出すための猶予をもらうべく、経営をどう立て直すかの具体的なプランを示した書類の提出が求められていました。

今回の書類提出により、ひとまず2020年5月末まで上場廃止の判断が先送りされることになります。気になる再建プランの中身ですが、経営陣の給与を見直してコストを削減するほか、各店舗での魅力的な催事やイベントを強化することで売上のアップを狙う方針だそうです。インターネット上のSNSでは、「地元の大切な場所だから絶対になくならないでほしい」といった温かいエールが数多く飛び交っています。

その一方で、SNS上には「経営陣はもっと早く対策を打つべきだったのでは」という厳しい指摘も少なからず見受けられるのが現状でしょう。今後の最大のハードルとなるのが、企業の価値を金額で表した「時価総額」のクリアです。猶予期間中に、月間の平均額と月末時点の金額の両方で10億円というボーダーラインを超えなければ、残念ながら株式市場からの退場を余儀なくされてしまいます。

私個人としては、地域に根差した百貨店という存在は、単なる買い物の場を超えたコミュニティの核としての役割を担っていると考えているのです。ネット通販全盛の時代だからこそ、対面ならではの温かい接客や、足を運ぶ楽しさを提供できるリアル店舗の価値は決して色褪せません。さいか屋には、長年培ってきた地域からの信頼という大きな武器があるはずです。このピンチをチャンスに変え、新たな時代にフィットした百貨店へと生まれ変わることを強く期待してやみません。

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