中小型液晶ディスプレイの分野で世界をリードするジャパンディスプレイ(JDI)において、2019年12月11日に新たな人事体制が発表されました。今回のアナウンスによれば、2019年12月16日付でディスプレイソリューションズ事業部の中核を担う重要な役職に、新たなリーダーが配置されることになります。
具体的には、これまで商品部門を担当していた橋本慎也氏が、新たにディスプレイソリューションズ統括部長に就任する運びとなりました。これに伴い、後任の商品担当には原山武志氏が抜擢されており、組織の活性化と戦略の加速を狙った布陣であることが伺えます。
ここで注目したい「ディスプレイソリューションズ事業部」という組織は、単にパネルを製造するだけでなく、特定の用途に合わせた最適な表示技術を提案する、いわばJDIの知恵袋のような部門です。こうしたソリューション提案型のビジネスは、現在の厳しい市場環境を勝ち抜くための生命線と言えるでしょう。
SNS上では、この人事に対して「現場を熟知した商品担当からの抜擢は、実務に即したスピード感のある意思決定に期待が持てる」といった前向きな反応が寄せられています。特に、技術競争が激化する中で、どのような新しい価値を市場に提示できるのか、投資家や業界関係者からの視線も熱くなっています。
編集部としての意見ですが、現在のJDIには単なる「モノづくり」を超えた、顧客の課題を解決する「コトづくり」への転換が不可欠です。今回の人事で商品開発の最前線を知る人物が統括を担うことは、顧客ニーズをよりダイレクトに製品へ反映させる強いメッセージになるのではないでしょうか。
2019年12月16日から始まるこの新体制が、経営再建に向けた大きな原動力となることを期待せずにはいられません。技術力という確かな武器を、新しいリーダーシップがどう研ぎ澄ましていくのか、今後のJDIの動向から目が離せません。
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