静岡茶が主役の冬グルメ!本山製茶「静岡茶鍋」で楽しむ贅沢な“食べるお茶”体験

冬の食卓を彩る定番料理といえば鍋ですが、今までにない斬新な「お茶の鍋」が登場し、大きな注目を集めています。静岡市に拠点を置く広告会社、静岡博報堂のお茶を愛してやまない女性社員たちが結成した「静岡茶ガールプロジェクト」が、その情熱を形にしました。2019年3月に発売され話題を呼んだティーバッグセットに続く、待望の第2弾商品がこの「静岡茶鍋」なのです。

この商品の核となるのは、静岡茶のなかでも最古の歴史を誇るとされる銘茶「本山茶(ほんやまちゃ)」です。本山茶とは、静岡市を流れる安倍川・藁科川の上流域で栽培される格調高いお茶を指します。その貴重な茶葉をペースト状にし、焼津産のカツオ節やサバ節から取った濃厚な出汁を贅沢にブレンドしました。あえて醤油を使わないことで、お茶本来の鮮やかな色彩を最大限に引き出しています。

SNS上では、その驚きのビジュアルに「お鍋が緑色で綺麗!」「お茶と出汁の組み合わせが気になる」といった声が次々と上がっています。200グラム入りのパックを、付属のティーバッグで淹れたお茶で希釈して使うというユニークな調理法も、お茶好きの心をくすぐるポイントでしょう。1袋2〜3人前で税別920円という価格設定も、ちょっとした贅沢や手土産にぴったりだと言えるのではないでしょうか。

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試行錯誤の末にたどり着いた、五感で味わう至高の緑色

開発を担当した西村友理子さんによれば、完成までの道のりは決して平坦ではなかったそうです。当初は単純に緑茶だけで具材を煮込んでみたものの、加熱によって特有の苦味が強く出てしまい、さらに見た目も茶色く濁ってしまうという課題に直面しました。まさに「飲むお茶」と「食べるお茶」の違いを痛感する試行錯誤の連続だったと推察されます。

そんな苦労を経て、出汁の種類や配合を徹底的に見直した結果、加熱しても美しい緑色が持続する「理想の鍋つゆ」が誕生しました。具材には白身魚や豆腐、新鮮な野菜が特にお薦めで、淡白な食材ほどお茶の清涼感ある香りが際立ちます。個人的な見解としては、素材の旨味がお茶の成分であるカテキンと調和し、後味が非常にスッキリと仕上がるのが最大の魅力だと感じます。

2019年12月11日現在、販売を担っているのは製茶問屋の本山製茶です。鍋の締めには、残ったつゆで作る「おじや」が絶品とのことですので、最後の一滴まで静岡の恵みを堪能できるでしょう。伝統ある静岡茶を現代のライフスタイルに合わせてアップデートさせるこの試みは、若い世代がお茶の文化に触れる素晴らしいきっかけになるに違いありません。

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