三重県を拠点とする百五銀行が、私たちの生活をより便利にする画期的な一歩を踏み出しました。2019年12月07日、同行はスマートフォン専用アプリ「百五銀行スマホバンキング」の提供を開始したのです。このアプリを使えば、手元のデバイス一つで口座残高や入出金の履歴を瞬時に確認できるようになります。
これまでは銀行の窓口やATMへ足を運び、記帳を行わなければ最新の残高を知ることはできませんでした。しかし、このデジタル通帳の登場により、場所を選ばずに資産管理が可能となったわけです。SNS上でも「わざわざATMに並ぶ手間が省ける」「スマホで管理できるのは本当に助かる」といった喜びの声が数多く上がっています。
紙の通帳を超えた利便性!10年分の明細が手のひらに
今回のサービス開始に合わせて実装された「通帳機能」では、2019年09月24日以降の取引明細を閲覧できます。さらに注目すべきは今後の拡張性でしょう。2020年春を目途に、過去10年分もの膨大な明細を遡れるようになる計画です。これは、物理的な紙の通帳では数冊分にも及ぶデータ量であり、デジタルならではの強みと言えます。
ただし、一点だけ注意が必要なルールが存在します。このアプリに口座を登録すると、これまで使用していた紙の通帳は利用できなくなる仕組みです。いわゆる「通帳レス」への移行を促すもので、環境負荷の低減や紛失リスクの回避という観点からも、現代のライフスタイルに合致した英断であると私は考えます。
ネットバンキングとは、インターネットを通じて銀行取引を行うサービス全般を指しますが、専用アプリ化されることでログインの手間が軽減され、操作性も格段に向上します。実店舗への来客数が減少傾向にある中で、こうした非対面サービスの充実は、銀行が顧客との繋がりを維持するために不可欠な戦略となるはずです。
進化する機能!2020年度には窓口業務もアプリで完結へ
百五銀行の挑戦はこれだけでは終わりません。2020年度中には、振込や口座開設、さらには住所変更といった「窓口サービス機能」が順次追加される予定です。これにより、平日の日中に銀行へ行くことが難しいビジネスパーソンにとっても、利便性は飛躍的に高まることが期待されるでしょう。
さらに、残高不足で引き落としができない場合などに知らせてくれる「案内・通知機能」の実装も控えています。ついうっかりを未然に防いでくれるこの機能は、ユーザーにとって非常に心強い味方になります。地方銀行において、ここまで包括的なサービスをアプリで提供する例はまだ珍しく、先駆的な試みです。
個人的な見解を述べれば、銀行の価値は「場所」から「体験」へと移行していると感じます。通帳という物理的な束縛から解放されることは、私たちの家計管理に対する意識をよりポジティブに変えてくれるでしょう。デジタル化が進むことで、より一人ひとりに寄り添ったパーソナルな金融サービスが普及することを切に願っています。
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