音楽クリエイターと利用者を繋ぐプラットフォーム「オーディオストック」を運営する株式会社クレオフーガが、2019年12月23日に大きな一歩を踏み出しました。同社はイギリスやスペイン、アメリカを含む海外の同業7社と業務提携を結んだことを発表し、国内の動画制作市場に新たな風を吹き込もうとしています。
今回の提携背景には、日本のテレビ局や広告代理店といったプロの制作現場からの熱烈なリクエストがありました。「世界各地の特色ある音源をもっと手軽に手に入れたい」というクリエイティブな欲求に応えるべく、クレオフーガは国境を越えたネットワークの構築に動いたのです。
SNS上では、この発表を受けて「海外の洗練されたBGMが手軽に買えるのは嬉しい」「著作権の心配をせずに多国籍な音を扱えるのは助かる」といったポジティブな反応が相次いでいます。グローバルな音の素材が、いよいよ日本のクリエイターにとって身近な存在になりつつあります。
言語と通貨の壁を打破する画期的な「ワンストップ調達」
海外の音源を個別に探す際、最大の障害となるのが言葉の壁や複雑な通貨決済、そしてライセンス管理の難しさです。オーディオストックが窓口となることで、ユーザーは日本語のサイト上で、日本円による決済のまま世界トップクラスの音素材を調達できるようになりました。
ここで言う「ワンストップ」とは、探す・買う・使うという一連の流れを一つの窓口で完結させることを指します。煩雑な海外とのやり取りを代行してくれるこの仕組みは、納期に追われる多忙な動画編集者にとって、まさに救世主のようなサービスと言えるでしょう。
提携先はイギリス、ノルウェー、スペイン、アメリカ、フィンランド、カナダ、中国の7か国におよびます。まずは先行して5か国の音源約8万点が追加され、オーディオストックの総取り扱い数は31万点という圧倒的なボリュームに到達しました。
編集者の視点から見れば、今回の提携は単なる楽曲の増加に留まりません。日本国内の感性だけでは生み出せない「現地の空気感」を纏った音素材が手に入ることは、映像作品のクオリティを底上げし、視聴者に与える没入感をより深いものに変えてくれるはずです。
今後、残るカナダと中国の音源も順次ラインナップに加わる予定となっており、オーディオストックは名実ともに世界中の音が集まる「音のハブ」へと進化を遂げるでしょう。日本のクリエイティブが世界基準の音を纏い、さらなる高みへ昇る日が楽しみでなりません。
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