千葉市稲毛区の自宅アパートで、胸が締め付けられるような悲しい事件が発生しました。まだ生後4ヶ月という抵抗する術を持たない幼い長男に対して、複数回にわたって殴るなどの暴行を加えたとして、千葉県総務部の職員である石谷健二容疑者が傷害の容疑で再逮捕されたのです。行政の信頼を担う立場にある県職員が、実の我が子を傷つけていたという事実に、社会全体へ大きな激震が走っています。
逮捕容疑の詳細を見ていくと、その残酷さに言葉を失います。石谷容疑者は2019年11月23日ごろから2019年12月2日ごろまでの期間、自宅で長男の頭部を激しく殴打するなどの暴行を働き、頭の骨を折る大けがを負わせた疑いが持たれているのです。この「傷害罪」とは、他人の身体を傷つけ、生理的機能に障害を与える犯罪のことであり、今回はあまりにも幼い乳児への凶行という点で、その悪質性が際立っています。
実は、警察による捜査はこれが最初ではありませんでした。2019年12月6日に、長男の顔面を殴って軽傷を負わせたとして、同容疑者は一度逮捕されていたのです。その後の取り調べや医師の診察によって、赤ちゃんの体に頭部だけでなく肋骨の骨折など、時期の異なる複数の傷跡が次々と見つかりました。千葉地検は2019年12月26日に最初の容疑で起訴しましたが、日常的な虐待の可能性が極めて高いとみて裏付け捜査が進められていたのです。
このショッキングなニュースが報じられると、SNS上では瞬く間に怒りと悲しみの声が広がりました。ネット上では「生後4ヶ月の赤ちゃんを殴るなんて信じられない」「県職員という安定した立場にありながら、なぜこんな残虐なことができるのか」といった、父親としてのモラルを激しく糾弾するコメントが殺到しています。また、周囲がSOSを察知して命を救えなかったのかという、社会的な仕組みへの危機感を募らせる投稿も数多く見られます。
子育てには計り知れないストレスが伴うものですが、だからといって自己防衛のできない乳児に暴力を振るうことは、いかなる理由があっても絶対に許されることではありません。特に公務員という、模範となるべき立場にいる人間がこのような凄惨な事件を起こしたことは、社会的な裏切り行為と言えるでしょう。私たちは今一度、周囲の家庭で孤立している親がいないか、そして子どもたちの小さな悲鳴を見落としていないかを、地域全体で真剣に考えていく必要があります。
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