インクジェットプリンターや3Dものづくりツールで世界をリードするローランドディージー株式会社が、ビジネスのさらなる加速に向けて新たな一歩を踏み出しました。同社は2020年1月15日、間近に迫った2020年2月1日付で実施される重要な役員人事を公表したのです。今回の人事異動は、激変する世界市場での競争力を高めながら、製品の信頼性を強固にする戦略的な布陣への刷新と言えるでしょう。
今回の発表における最大の注目点は、香下隆明氏が新たに執行役員として品質保証部の担当に就任することです。香下氏はこれまで、海外展開の要であるグローバルセールス&マーケティング本部の副本部長として手腕を振るってきました。ここでいう「執行役員」とは、取締役会が決めた方針に沿って実際の業務をスピーディーに執行する、企業の経営幹部を指す重要なポジションです。
世界的なセールスの最前線で培われた香下氏の経験が、今度は「品質保証」というメーカーの命綱とも言える部門に投入されます。品質保証部とは、ユーザーに届く製品が安全で高いクオリティを満たしているかを厳しくチェックし、ブランドの信頼を維持する役割を担っています。顧客のニーズを誰よりも知る人物が品質の責任者となることで、市場の声を反映したものづくりがさらに進化するに違いありません。
さらに、香下氏の後任としてトニー・ミラー氏がグローバルセールス&マーケティング本部の副本部長に加わります。国際的な感覚を持った人材の登用は、同社が海外市場でのシェア拡大を本気で狙っている証拠ではないでしょうか。企業の持続的な成長には、優れた製品力とそれを世界に届ける販売力の両輪が不可欠であり、今回の人事はその理想的なバランスを追求した見事な采配だと私は評価します。
このニュースに対し、SNS上では「海外市場の強化と品質向上を同時に狙う、非常に攻めた人事」「トニー・ミラー氏の起用で、海外マーケティングがどう変わるのか楽しみだ」といった期待の声が寄せられています。ものづくりへのこだわりとグローバル展開を融合させるローランドディージーが、2020年2月1日からの新体制でどのような躍進を見せるのか、今後の展開から目が離せません。
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