2020年2月1日、日用品卸大手の株式会社あらたが、来る2020年4月1日付で実施する人事異動の内容を明らかにしました。今回の人事のポイントは、さらなる事業拡大を見据えた経営陣の強化と、適材適所の配置転換にあると言えるでしょう。経営環境が激しく変化する中で、どのような布陣で臨むのか、業界内外からも注目が集まっています。
経営体制の強化と適材適所の再編
まず注目すべきは、表利行氏の昇格です。これまでの専務執行役員から副社長執行役員へと就任し、取締役営業本部長としてさらなる重責を担うことになりました。あわせて、常務執行役員の小野雄三氏がロジスティクス管掌に就任することも発表されています。ロジスティクスとは、製品の調達から配送、消費者に届くまでの物流の流れを最適化する仕組みのことであり、現代の卸売業において、この領域の強化は極めて重要な経営判断といえます。
また、相原成男氏が人事本部長兼人事として、CSR本部長を兼任することにも期待が高まります。CSRとは企業の社会的責任のことですが、単に利益を追求するだけでなく、環境や社会貢献に配慮した経営が求められる現代において、人事とCSRがタッグを組む体制は、組織としての健全な成長を促す鍵となるはずです。
今回の人事発表をSNSで目にしたユーザーからは、「ベテラン陣が経営の中枢を固めることで、さらなる安定と成長が期待できるのではないか」といった前向きな意見が多く見受けられました。一方で、若手や中堅層の登用が今後どう進むのかに関心を寄せる声もあり、多くの人が、株式会社あらたのこれからの動向を注視しているようです。
さらに、商品本部や経営戦略本部といった各部門においても、畑中秀太氏や瓜生善郎氏、東風谷誠一氏らが常務執行役員に昇格しており、現場の知見と経営層の視座を融合させようという強い意欲を感じます。支社長レベルの異動も広範囲にわたっており、組織の活性化に向けた組織改編が着実に進んでいる印象です。
6月下旬には小野雄三氏の取締役退任も予定されていますが、今回の人事を通じて、次世代に向けた盤石な体制が整いつつあるのではないでしょうか。激戦区とも言える卸売業界において、あらたがどのような新しい価値を創造していくのか、今後もその一挙手一投足から目が離せません。
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