化粧品や日用品の卸売大手として市場を牽引する株式会社PALTACが、2020年4月1日および2020年6月23日付の重要な役員人事を発表しました。今回の刷新は、目まぐるしく変化する流通業界での競争力を高め、基盤をより強固にするための戦略的な布陣といえます。SNSでも「これからの物流やシステムがどう変わるのか楽しみ」「ベテランの配置転換で安定感が増しそう」といった期待の声が寄せられており、業界内外から大きな注目を集めているようです。
まず2020年4月1日付の変更では、取締役兼専務執行役員の田代雅彦氏が物流・情報システム統括本部長から監査へと就任します。監査とは、企業の業務執行や会計が適正に行われているかを厳しくチェックする非常に重要な役割です。さらに、財務本部長だった森谷晃佳氏が管理担当へ、総務本部長を務めていた磯部良平氏が東京支社管理統括部長兼LC事業本部管理統括部長へと、それぞれ同職のまま新たな任務に就くことになりました。
また、秘書室長だった専務執行役員の辻本欽則氏が経営企画室管掌となり、同役員の伊東宏武氏がMK担当へ配置されます。この「MK」とはマーケティングを指しており、市場のニーズを掴むための要のポジションです。その後任として、東京支社MK事業部長だった常務執行役員の伊東章文氏がMK事業本部長に就任します。企業の舵取りを行う重要ポストの顔ぶれが変わり、新たな風が吹き抜けるのではないでしょうか。
さらに、執行役員から常務執行役員へと昇格するメンバーも多数発表されました。SCM(サプライチェーン・マネジメント)本部長の村井浩氏がハバクリエーションの社長を兼任するほか、店舗支援本部長の関光彦氏、情報システム本部長の前田政士氏、営業本部長の山田恭嵩氏、名古屋支社長の芦原英生氏、営業本部副本部長の村尾直人氏が昇格します。SCMとは、商品の原材料調達から消費者に届くまでの全プロセスを最適化する高度な仕組みのことです。
総務分野では、執行役員総務本部副本部長だった藤原昭彦氏が常務執行役員総務本部長へとステップアップします。同時に、北海道支社長の沢田直樹氏と物流本部長の野瀬賢二氏が新たに執行役員に選任されました。このほか、情報システム本部副本部長に川上孝氏と井上一博氏が就き、中四国支社管理には宮本道夫氏が、総務本部副本部長には太田勝也氏が着任するなど、各部門のバックアップ体制が大幅に強化される見込みです。
続いて2020年6月23日付の人事では、常務執行役員経営企画室長の嶋田政治氏と、浅田克己氏が取締役に新しく就任する予定となっています。一方で、それまで取締役兼専務執行役員だった田代雅彦氏と磯部良平氏は、それぞれ常務執行役員の監査、および東京支社管理統括部長兼LC事業本部管理統括部長となり、取締役の松本隆氏が退任されます。経営の意思決定層がスリム化され、迅速な判断ができる体制へ移行する狙いが伺えます。
編集部の視点として、今回の人事はPALTACが強みとする「物流」と「ITシステム」、そして「マーケティング」の三柱をさらに強固にする強力なメッセージだと感じます。現場を熟知した実力派のリーダーたちを常務執行役員へと引き上げることで、現場の指揮系統を活性化させる素晴らしい采配ではないでしょうか。サプライチェーン全体の効率化が急務とされる現代において、この新体制がどのような革新をもたらすのか、今後の展開に胸が高鳴ります。
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