オフィスソリューションの提供で日本のビジネスを支えるキヤノンシステムアンドサポート株式会社が、2020年春に向けた新たな役員人事を発表しました。今回の刷新は、2020年3月25日および2020年4月1日付で実施されるものです。企業の未来を占う重要な人事ニュースとして、ビジネスパーソンの間でも注目が集まっています。
特に大きな話題となっているのが、マーケティング統括部門の担当本部長を務めていた井本勝也氏の副社長就任です。SNS上でも「マーケティングのトップが副社長になることで、より顧客目線のサービス展開が加速するのではないか」といった、今後の事業展開に期待を寄せる声が数多く見られました。
企業の意思決定を担う「取締役」には、新たに楢林知樹氏が選出されたほか、石渡幸治氏が取締役兼専務執行役員に指名されています。「執行役員」とは、経営の監督を行う取締役とは異なり、実際の事業運営をスピーディーに引っ張る責任者のことです。今回の配置からは、経営と現場の連携をさらに強固にしたいという、同社の強い意思が読み取れるでしょう。
企業の健全な運営をチェックする「監査役」のポジションにも動きがありました。新たな常勤監査役には顧問だった甲斐田豊光氏がつき、監査役には谷瀬正俊氏がそれぞれ迎えられます。その一方で、これまで同社を支えてきた臼居裕氏、菊地弘良氏、清水正博氏の3名は退任することが決まりました。
さらに、会社の成長戦略を描く企画本部長の田中諭氏が上席執行役員へと昇格します。続いて2020年4月1日には、エリアソリューション事業部近畿営業本部長である柏木久一氏が執行役員に加わる予定です。地域に密着した営業活動の強化が、ここからさらに本格化していくと予想されます。
今回の人事刷新からは、変化の激しいIT・オフィス環境の市場でリーダーシップを維持しようとする、同社の攻めの姿勢がはっきりと伝わってきます。マーケティングや地域営業のプロフェッショナルが重要ポストに就いた新体制が、日本の働き方改革をどのように牽引していくのか、これからの動向に目が離せません。
コメント