2019年5月29日付の訃報は、日本の財界を長きにわたり支えてこられた重鎮、波形邦夫(なみがた・くにお)氏が5月26日にご逝去されたことを伝えました。享年89歳、死因は肺がんだったとのことです。波形氏は、総合商社の雄である三菱商事の元取締役を務められ、日本の高度経済成長期から国際的なビジネスの舞台で手腕を発揮された方であります。
波形氏のご逝去の報は、多くの経済関係者や三菱商事のOBに静かな衝撃をもって受け止められたことでしょう。SNS上では、直接的なコメントは少ないものの、「また偉大な方が一人旅立たれた」「日本の商社マンの歴史を築いた方だ」といった、故人の功績を偲ぶ声が寄せられていました。ご遺族や関係者にとっては、突然の訃報だったに違いありません。
葬儀は、ご逝去から間もない5月30日午前10時30分から、横浜市磯子区のセレモホール新杉田にて執り行われることが決まりました。喪主は長男の邦彦氏が務められるとのことです。企業としての連絡先は、同社の秘書室となっています。
コラムニストとしての私の思いですが、総合商社の「取締役」という地位は、日本の国益や産業の未来を背負い、世界を舞台に激しい交渉を重ねる、極めて重責なポストです。波形氏が残された足跡は、間違いなく今日の三菱商事の基盤を築く一助となりました。功績を静かに見送るという今回の形は、氏の生前のご人柄を偲ばせるものでしょう。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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