大相撲名古屋場所で波乱!高安が7勝目と引き換えに左肘を負傷、休場危機の背景とファンの声

2019年07月15日、愛知県体育館で開催されている大相撲名古屋場所は8日目を迎え、会場は大きな熱狂と深い懸念に包まれました。この日、唯一の大関として土俵を守る高安関が、白星を挙げると同時に左肘付近を負傷するというアクシデントに見舞われたのです。結びの一番に近い緊張感の中で掴み取った勝ち名乗りでしたが、その代償は決して小さくない様子が伺えます。

対戦相手から強烈な「小手投げ」を食らった際、高安関の左腕に過度な負荷がかかったと推測されています。小手投げとは、相手の差し手を抱え込み、自分の体の方へ引き寄せて投げ飛ばす豪快な決まり手です。勝負が決した直後、土俵上で左肘を右手で強く押さえ、苦悶の表情を浮かべる彼の姿は、観客席にいた多くの相撲ファンに大きな衝撃を与えました。

取組を終えて支度部屋に戻った高安関は、患部を氷で入念に冷やしながら、終始厳しい表情で沈黙を貫いたと伝えられています。田子ノ浦部屋の関係者によれば、2019年07月15日の打ち出し後はすぐに専門的な治療へ向かったとのことです。翌日の9日目に出場できるかどうかについては、当日の朝の容態を確認した上で、慎重に判断を下す方針が示されました。

SNS上では、「高安までいなくなったら大関が全滅してしまう」「無理はしてほしくないけれど、唯一の砦として頑張ってほしい」といった、悲痛な願いやエールが相次いで投稿されています。ファンの間では、今場所の激しさを象徴するような出来事として捉えられており、ハッシュタグ「#sumo」を付けた投稿が、夜遅くまでタイムラインを賑わせ続けている状況です。

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一人大関の重圧と相次ぐ休場の余波

今場所は、8日目から大関の豪栄道関が休場を発表したばかりであり、当初4名いた大関のうち、すでに3名が不在という異例の事態に陥っています。この現状において、土俵下で熱戦を見守っていた藤島審判長も、強い危機感を募らせているようです。「大関が一人になってしまったので、なんとか踏ん張ってもらいたい」と、期待と不安が入り混じった心中を吐露していました。

筆者の個人的な視点としては、看板力士である大関がこれほどまでに負傷に泣かされる状況は、本場所の興行面だけでなく、力士の身体的な限界についても再考を促すシグナルではないかと感じます。責任感の強い高安関のことですから、強行出場を選ぶ可能性も否定できませんが、まずは力士生命を第一に考えた英断を期待したいところでしょう。今はただ、深刻な事態でないことを祈るばかりです。

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